沖縄県は6日、新型コロナウイルスに感染した2人が死亡したと発表した。関連死者は計74人となった。また、新たに39人が新型コロナに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が二桁になるのは72日連続で、累計感染者数は4574人になった。
在沖米軍関係は日曜日のため報告がなかった。
5日の県発表では、直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は22・38人で全国4番目の多さだった。最多は大阪府の29・83人、次いで北海道の26・52人、東京都22・49人と続いた。
県は4日、新型コロナウイルス対策の「集中実施期間」(11月20日~12月11日)の感染状況や病床占有率などについて、中間報告を発表した。新型コロナ病床の占有率は2週間で20ポイント上昇。新型コロナ以外の病床利用率は92%になるなど、病床が逼迫(ひっぱく)する県の厳しい医療状況が浮き彫りになっている。