DVされて離婚したら、生まれたばかりの娘を児童相談所に連れて行かれた話

DV旦那との結婚~娘と一緒に暮らせるまでの記録。ヘビーな話をライトに書いていきます。一番最初の記事を読むと諸々わかりやすいです。

前科のついた元旦那

こんにちは。

菜々です。

 

すっかり暑くなりましたね。

でも今年は海開きも花火もないので、特にいいとこなしの夏です。悲しい。

 

 

というわけで、前回は、元旦事件のその後について書きました。

今回はそこから飛んで、二度目の被害届を出した時の話をします。

 

 

結論から言いますと、この二度目の被害届により、元旦那は傷害罪として前科がつきました。

 

 

元旦事件から三、四か月経った春先のことです。

 

 

 

この日も、喧嘩の原因はもう覚えてません。

 

でも確か、この直前に起きた喧嘩か何かで私が病院に行くのでついてこいみたいなことだった気もします。

 

自分のしたこととして責任を取らせたかったので、病院までちゃんとついてくるよう言ったんですが、それを嫌がって行く行かないでまた喧嘩になったような。

 

 

まあともかく、この日も喧嘩をし、路上でも揉め、煙草なんかを投げつけられたりとかひどい喧嘩をしました。

あ、火傷とか残る怪我はなかったので安心してください。

 

で、なんか元旦那もとち狂って、もう「自殺するから」みたいなことを言い出したんですよね。確か。

 

正直、こんだけ暴力しといて何言ってんだ状態だったし、元旦那がそもそもネガティブな人間なので「はいはいはい、わかったわかった」くらいで応じてたんですよ。

 

そしたらまあ、「俺は本気だぞ」みたいなことを言うので、「じゃどうやって死ぬの?」って訊いたら「電車に飛び込む」って言うので、やってみればいいじゃない、と。

(死ぬときまで人に迷惑かける方法選ぶなぁ……とは思ってましたが、どうせ結局しないと思ってたので流しました。)

 

 

で、早朝から駅まで行く元旦那についてって、「やるならどうぞ。責任持って見届けるよ」ってことでホームで元旦那を見守ってました。

 

何本も電車は過ぎていきましたが、当然元旦那は飛び込まず。

 

で、「死ぬんじゃなかったの?」みたいなことを聞くと、「お前はやっぱり俺に死んでほしいんだな!止める気もないだろ!」とか言い出したんですよ。

 

 

 

めんどくせ~~~~~~~~~~~。

 

 

 

SNSで「もぅ死にたい。。」とかつぶやいてる女子中学生と同じレベルのことを、いい年こいた成人男性が朝っぱらから言ってるわけです。

 

いやいや、死ぬのなんてやめなよって言ったけど、私と結婚し続けるくらいならもう死んでやるとかモラハラまがいの脅しをしたのはあなただよ?

って言っても、「うるせえ!俺のことなんてどうでもいいくせに!」みたいなことしかもう言わない。めんどくせぇ~。

 

 

いやね、この頃、元旦那も正直鬱病だったんだと思いますよ。

だから暴力振るわれても暴言吐かれても「これは病気のせい、生活が落ち着けば治るはず」って言い聞かせてなるべく寄り添ってあげていました。

 

でもね、今だからこそわかりますが、私だって鬱病持ちだけど、それを理由にして人に暴力振るったりひどいこと言ったりなんてしないです。

仮に言ってしまったとしても、少ししたら「さっきはごめんね」ってちゃんと言う。

 

それができないのは病気のせいでもなんでもなくて、単に元旦那の人間性が終わっていたと話なんですが。

 

 

ちなみに、「もう死にたい」とか「今から死ぬ」って友人から言われたらそれはもう必死に止めます

元旦那に関しては、上でも書きましたが、「お前と夫婦続けるくらいなら死ぬ」みたいなモラハラを先にかまされたので、「あーはいはいはい、そうですか」って答えただけで。

 

 

でまあ、結局逆ギレしながら元旦那は駅から出て行き、その後家にも戻らず放浪し始めたので、その時点で近くの交番に行きました

 

モラハラについては本当に思い出すだけで気持ち悪くなるレベルの暴言なので、このブログではあまり詳しく書かないことにしていますが、さらっと言うと「ああ、お前日本人じゃねえから日本語わかんねえんだな」とか「頭に性病持ってんだな、かわいそかわいそ」とのレベルです。

(ちなみに私、ハーフです。ただ母からして日本生まれなので、私も母も全然日本人と同じ生活ですし、片言とかでもないです。それをわかってのこの発言。)

 

DVというより正直こういうモラハラのが毎回すごく許せなくて、この日も駅に行くまでかなりのことを言われてたので、怒り収まらず交番へ駆け込んだって感じですね。

 

 

 

で、今度こそもう引っ込めませんということで、この日、二度目の被害届を出しました

 

結婚してこういうことが多くなってから私も知ったんですが、被害届を出したからっていって全員が逮捕されるわけじゃないんですよね。

逮捕されるのは、「逃亡のおそれがあるとき」と「証拠隠滅のおそれがあるとき」なんです。

 

DV被害の時は、加害者が再び家に戻ってくるおそれがあるときなんかも加味して考えてはくれるみたいですけどね。

でもやっぱ、基本は被害者側が加害者の知らない場所に避難するよう言われます。

 

 

元旦の一度目の被害届の時は、まあ元旦那は実家にいることもはっきりしてるし、隠滅するような証拠もないということで在宅捜査というものになっていました。

元旦那は実家にいたまま、警察が裁判所に出す書類とかを作ることですね。

 

 

でもこの時ばかりはもう二回目ということで、元旦那は逮捕されました

 

このへんの詳しいいきさつは私もわからなくて、実家に帰ったらしい元旦那のところに刑事さんが行ってくださったのか、それとも出頭みたいな感じで元旦那が自ら警察に呼び出されて来たのか。

 

でも、ともあれ、被害届を出して数日~一週間くらいで、「旦那さん、逮捕しましたので」って刑事さんから連絡がありました。

 

 

それからは当然元旦那本人とも義母とも連絡は取りません。

その代わり、弁護士から連絡が来ました。

 

逮捕されると誰にでも自動でつく国選弁護士というのがいるんですが(基本ここにお金はかかりません)、おそらくこの時、元旦那のこと大好きな義母はわざわざ私選を雇ったと思われます。

 

私たちの生活のためのお金とかはまったく貸してくれなかったのに、息子が逮捕されたとなったら瞬時に私選弁護士雇うんだな、とこの時もすごく呆れてた記憶があります。

 

 

で、その弁護士から、「30万円で示談にしてくれないか」ということを訊かれました。

 

この時私もまだ別れるか別れないかの決断がついていなくて、いろいろ考えている最中でした。

 

で、考えた結果、私が答えたのはこうです。

 

 

「30万円で示談にしたら、また許してもらえたと思うだろうから考えてない。ただ、これまでのすべての暴力・暴言に対しての慰謝料として300万でなら応じる」

 

 

ここ、説明しますね。

 

今回元旦那は逮捕されましたが、刑事事件って、「その日起こった一つの事件」に対しての被害届なんですよ。

つまり、今までどれだけDVモラハラを受けたかはまったく関係なくて、あくまで「今日されたこと」に対しての刑とか罰金なんですね。

つまり元旦殴られたこととかは、この被害届に関しては一切無関係です。

 

それをお金として請求するとなると、警察から相談履歴とかを取り寄せて、民事事件として新たに裁判を起こし直さなくちゃならない。

 

それが面倒だったので、今日含めこれまでのことをすべて水に流す代わりに300万寄越せという交渉をしたわけです。

 

 

ただ、この交渉は、決裂に終わりました。

 

 

元旦那はそれとこれとは別だろうみたいな話になったので、じゃあ私も示談はしませんという結論になり、元旦那は傷害罪として前科持ちへ。

30万円ほどの罰金を払ったらしいです。ちなみに、これも親が払ってます。

(ちなみにこの罰金というのは国に払うものなので、私には一銭も入ってきませんよ!)

 

ていうか、罰金30万円なら、私にはもっと高い金額払わなきゃ示談の意味ないですよね。

どうせ30万払うことは変わりないから、ついでに示談にしてもらお☆ってことでしょ。

 

こっちが法の知識ないからって足下見られてたなーと思います。

このへん、みなさんも気をつけてくださいね。弁護士雇うのもタダじゃないのでためらう気持ちはわかりますが、やっぱ素人だけで弁護士と戦うのは無茶あります。

法テラスとか利用することもできるので、離婚とかで向こうが弁護士立てたら立て返すことをオススメします。慰謝料請求と同時に、弁護士費用の請求もするといいかも。

 

 

 

これ、結局私には一銭も残らないんだから示談にしとけばよかったんじゃ?って思う人もいるかもしれません。

 

でも私はこの時示談にしなくて本当によかったなーと思ってます。

 

いずれ記事が進めば触れると思いますが、現状を先に言うと、私結局、慰謝料も養育費も一切なしで離婚してるんです。

その理由についてはいずれお話ししますね。

 

じゃ尚更もらっといた方がよかったんじゃ……ってなると思うんですが、そうでもないんです。

 

 

なぜなら私、結局この時は離婚してませんから。

 

この後もこの元旦那と生活しているので、30万もらってたところで、その後の生活で溶けてたと思うんですよね。

いや、確実に。

だってこの時、お互いクレジットカードの借金が100~200万ずつありましたから。

 

 

 

この時の示談金も、離婚の時の慰謝料も養育費ももらってない私ですが、どうせ溶かされてたであろう30万円を断ったおかげで、元旦那に「前科」という消えない傷を残せました

 

元旦那も義両親も、水商売を嫌ったり、世間体をすごく気にするタイプです。

なので今後元旦那本人も何度も言うんですが、前科がついたということをすごくすごく気に病んでます。

 

それだけはもう一生消えることはないし、たかが30万円でそれをチャラにしなくてよかったな、と思いますね。

お金はいつか払われなくなるけど、この時断っていたおかげで、元旦那は一生「妻を殴った前科者」として生きていくわけですから。

 

 

そんな復讐心みたいなことよりお金のが大事だろ!って人もいるだろうし、否定はしません。

でもこのあと生活保護に入ったりするので、やっぱり、私の手元にはほぼ確実に残らなかったと思います。

なので、私はこの選択でよかったなーと思ってます。

 

 

というわけで、旦那に前科がついた話でした。

でも驚きなことに、まだまだ離婚しませんし、妊娠はこのあとなんですよね。

バカじゃねぇのか、と自分で自分にめちゃめちゃ思ってるので言わないでください。(笑)

 

前科持ちの加害者と被害者が夫婦を続けるってなかなかトリッキーですよね。よく考えれば。

 

 

 

とまあ、こんなところで今日は終わろうと思います。

 

次回は、前科がついた元旦那とどのようにして結婚生活を続けたのかを書いていこうと思います。

 

 

読んでくださりありがとうございました。

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義母に私の母を罵られた話

こんにちは。

菜々です。

 

今日、めっちゃ暑いですね。

急に梅雨明けてびっくりした。

 

 

というわけで、前回は初めて被害届を出した時のことを書きました。

年明け早々なかなかでしょう。ふふふ。

 

で、二回目被害届を出した時の話をすると書いたんですけど、その前に大事なことを書くのを忘れていました。すいません。

 

 

この元旦を境に、私の母と義母が決定的に決裂したという話。

 

また義母の話かよと思われた方はすいません。

でも世の中、毒義母に悩んでる方も多いと思うので……たぶん……。

 

 

 

まず、少し前に義両親について書いたんですが、その時少し触れた「初めてのDVのあとに初めて両家族揃って話をした」ということ。

こんな嫌な両家顔合わせがあるか。

 

この時までは、まあとりあえず、表面ばかりは平和に保っていたんですよ。親同士も。

 

 

でもその後の、この元旦で、マジで両家が終わりました。

 

 

 

その理由。

 

元旦、ぶん殴られ私は警察を呼び、元旦那は実家へ逃げ帰り、それを知った私の母は当然大激怒です。

 

自分で書くのもあれですが、私仮にも一人娘だし、しかも婆ちゃんちに集まる予定だった一年の始まりの日に、また殴った挙げ句逃亡したわけです。元旦那は。

 

そりゃ母親としてはキレますよ。

私だって自分の娘がそんな目に遭ってたらキレる。

 

 

そのくせ元旦那はもうLINEとか私をブロックしてきてるし(夫婦がブロックでどうにかなると思ってんのか?)、電話も出ないしなので、私の母は向こうの実家に電話したわけです。

 

で、私の母は元々気が強い性格なので、「おたくの息子どうなってんの」みたいなことを向こうの義母に怒鳴ったらしいんですよ。

いつまでも親が矢面立ってないで息子出せ、みたいなこと言って元旦那とも話したらしい。

 

 

で、正直ここから先は、私のいないところで行われた電話なので、真偽はわかりません。

 

でも、このことで、私は義母に「あなたのお母さんは頭がおかしいと思う。私が何をしたわけでもないのに、ずっと怒鳴ってくる。息子のやったことは私には関係がないから怒鳴られる筋合いがない。録音したからいずれ訴える」みたいなことを言われました。

 

 

 

 

 

 

は?

 

 

 

 

 

もう呆れ果てて私から言うことはないです。

 

やらかした息子はしっかり保護しておいて、都合のいい時だけ「親は関係ない」を貫くその姿勢、反吐が出る。

 

 

 

 

なんかもう、これ以上言うこともないので、とりあえず元旦のことはこれでおしまいです。

 

私が元旦那より何より義母が嫌いだった理由もわかってもらえたかと思います(それに頼る元旦那も等しくヤバイんですが)。

 

 

 

 

最後にもう一つだけ、義母の愚痴。

 

息子の殴ったこととかは一切謝らないし「きちんと施設とか病院で矯正させる」みたいなことも言わなかった義母ですが、私の障害に関しては、こう言いました。

 

 

 

「病気を自分でコントロールできないなら、あなたみたいな人は結婚しちゃダメなんじゃないの?」

 

 

 

 

もうほんとに私から言うことはありません。

 

現場からは以上です。

 

 

 

思い出しては本当に腹が立つので元旦について書き足しましたが、次回は予定していた二度目の被害届の話をしようと思います。

 

 

読んでくださりありがとうございました。

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一度目の被害届を出した、元旦

こんにちは。

菜々です。

 

前回、初めてDVを受けた時のことを書きました。

ぶっちゃけ書いてても見ててもあんまりいい気分にはならない話だと思うので、ここからは少しスピーディに進めたいと思います。

 

 

そんなこんなで、喧嘩とDVが繰り返され始めた結婚生活。

それでも私は彼のことが好きだったし、実家に帰っては戻ってくる元旦那を毎回受け入れていました。

 

ただ、衝撃的だったのが、1月1日にぶん殴られた時のこと。

前日の大晦日まで普通に仲良くしてて、一緒にテレビ見ながらお雑煮とかも食べてて、このまま穏やかに年が越せるなぁと思っていた矢先です。

 

しかも結婚生活中、一番ひどい暴力でした。

 

この喧嘩の原因なんですが、これが今思い返しても腹立つんですよね。

 

 

元旦であるこの日、元々私たちは私方のお婆ちゃんちに行く約束をしてたんです。

向こうはお婆ちゃんちとかが遠方なのと、この時点で私と義両親の仲は微妙でしたから、旦那方の方には行かなくていいって話になったので。

 

方や私は毎年お婆ちゃんちに行くのが恒例みたいなものだったので、母にも、「今年は旦那連れて行くね」って言ってたし、もちろん旦那にも「元旦は一緒にうちの婆ちゃんち行こうね」って言ってたんです。

 

 

なのに、当日いざ起きると、前日夜更かししていたのを理由に「眠い」とかって行くのを渋りだした。

 

まあぶっちゃけ、彼、人見知りでもあるのでそもそも行きたくはなかったんでしょうね。

それは知ってたし、向こう方の実家に行くのとかって誰だって緊張するし嫌じゃないですか。でも結婚したんだから、それを「嫌だから」なんて理由で拒否できないでしょ、と。

 

でもそれをやってのけるのこそが、DVモラ。

 

 

起きるなり、「そもそもお前はうちに来ないのに」とか「嫌だって言ってたじゃん」とかぐちゃぐちゃ文句を言ってるわけですよ。

 

いや、「私もそっちに挨拶行こうか?」とは言ったよ、と。

それを断ってきたのはあんたじゃん、と。

 

 

 

年明け早々、眠いからって理由で今更ぐだぐだ言い始めて準備もしない元旦那に、すごいイライラしたんです。

で、耐えかねて、「うるさいな、収入もほとんどないくせに」みたいなことをつい言い返してしまったんです。

 

言い訳をしておきますが、急にこんなことを言ったわけではなく、それの前にまた向こうが「水商売やってる奴なんかうちに挨拶に行かせたくない」とかめちゃくちゃなモラハラをしてきたので言い返したまでです。

 

 

ほとんどこの頃の喧嘩はお金がないことによるものだったから、仕事サボっといて何を偉そうにしてんだ、って常に思ってはいたんです。

でも口に出したらもっと怒るんだろうなぁと思ってたから控えてた。

 

でもこの日、うっかり言ってしまった。

 

 

 

その瞬間、顔面ド真ん中、撃ち抜かれました。

 

拳で。

 

 

鼻血、すごい出た。

 

 

 

前回書いたとおり、私は離人症により自分に対する危機感が薄いので、その時思ったのは「鼻とか曲がってたらこいつに整形費用すごい請求しなきゃなぁ」とか「窓に飛び散った鼻血、これもどうせ私が拭くんだろうなぁ」とかでした。

 

 

 

それからまた彼は実家に逃げ帰った気がします。

殴ったらそのあと謝るでもなく「顔も見たくねえわ、もう離婚するから!じゃあな!」とか言い捨ててすぐママに電話して迎えに来てもらうのが彼なので。

 

とりあえず私は自分の母にまた殴られたよーってことと、だから今日もう行けないかもっていう連絡をしました。

 

母、もちろん元旦那に大激怒です。

元々何回もDVあるのを知ってるし、年明けから何してんだっていうのと、女の顔殴るって何考えてんのっていうのとで。

 

 

 

で、結論から言うと、この日初めて警察に被害届を出しました

 

 

 

さすがの私も、血が出るまで殴られたのは初めてだったし、それも一年のはじまりからかっていうのと、「元旦の挨拶が嫌」ってだけでここまでする元旦那に呆れたんですよね。

 

もう何回も警察は呼んでましたから、担当刑事さんが「ようやくか」みたいな感じで調書とか取ってくれて。

 

 

でも、これもまた結論から言いますが、この被害届を取り下げてしまったんです。私。

 

 

 

いつものパターンで、実家に帰った元旦那から「ごめん」みたいなLINEが来て家に戻ってきてっていうのを経て、許してしまった。

 

今なら許さなきゃよかったなぁって思えるんですけどね。

ていうか、書いてて今、ほんとに腹立つんですけども。当時はね、怒りつつも毎回許してしまってた。

 

なんだかんだ好きだったし、いつか治ってくれるんじゃないかみたいな期待があったんですよ。

まぁ治らないんですけど。

 

 

 

思うに、DVとか暴言とか、治す人は一回や二回で自分で治す気がするんですよね。

人にどんだけ諭されたってなんだって、治らないやつは治らない。

 

ていうか私も頭ではわかってたんですけどね、DVとかモラハラってそう簡単に治らないって。

いくらネットで調べても「基本治りません」って書いてあるし。

 

 

でもたぶんこれ、DVとか受けてる人みんながみんな思っちゃうと思うんですけど、「でもうちの人は治るかもしれない」っていう期待を捨てられずにいる。

 

特に「私が頑張ればどうにかなるかも」って、自分の頑張りが足りないふうに思ってしまう。

 

 

違うんですよね。

被害者の私たちの頑張りが足りないとか、そんなわけはねぇ。

 

反省して、自分でどうにかしようとする気概がない人間は、おそらく無理。一生。

 

 

 

 

なんかここまで書いてて、これが結婚してまだ半年とかのことだからすごいなって思ってます。

濃密といえば聞こえはいいけど、毎日耐え忍ぶように生活してて、とりあえず今日は穏やかに済んだなーって思って生きてるから、日々が長い。

 

離婚してからの半年、早い早い。

毎日ゆっくり暮らせることの大切さたるや。

 

 

 

DVとかモラハラで言われたこととか思い返してると普通にしんどくて、書き続けていくことに一抹の不安ですが、なんとか完走したいです。

これからを元気に生きるために、全部出しきりたい。

 

というわけで、次回は、2回目の被害届を出した時の話をします。

 

 

 

読んでくださりありがとうございました。

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最初のDV

こんにちは。

菜々です。

 

昨日すごいばたばたしてて更新できなかったです。

すいません。

 

 

さて、前回と前々回で、旦那の性格と義両親への愚痴を書いていきました。

今日は時間軸を戻して、妊娠前までの生活を書いていきます。

 

 

 

以前書いたとおり、結婚してすぐ元旦那が働かなくなりました。

そして当然、それを原因に喧嘩が起き始めます

 

でもすぐにDVが起きたわけではなくて、最初は口喧嘩でした。

それでもかなり強い言葉は言われていた気がしますが。

 

元旦那って、そもそもがゲーマーで、怒ると口が悪いんですよね。

すぐ「うわ死ね」とか「カスじゃん」とか言う。オンラインゲーマーに多いです、こういう言葉遣い。

(ゲームのすべてやゲーマーを批判するものではありません。私もゲーマーです。ただ、気をつけない言葉が悪くなりやすい環境だ、という話です。)

 

 

一番最初に手を上げられたのは、結婚して二、三ヶ月経った頃だったと思います。

 

喧嘩の原因とか、どういう流れで殴られたのかとかは正直もう覚えていないんですけど、衝撃的だったのは、私その時気絶しました

 

 

 

一発パンチ!とかそういう可愛いやつではなかった。

 

 

 

まあまあボコボコにされたのち、首絞められて気絶したんですよね。初回で

 

で、向こうも焦ったのかわからないんですが、でもまだキレてはいたらしく、手近にあった酒を頭からぶっかけられて起きました

 

 

気絶って、起きると一回大混乱するんですよね。

 

寝て起きた時ですら、外が暗いと「えっ今何時?!」とか、知らないとこで起きたら「ここどこだっけ?!」ってなるじゃないですか。

それが気絶ともなると、本当に大混乱です。

 

自分は誰なのかとか、自分が何歳でどういう人間なのかとか、全部わからなくなります。

一瞬、言葉も忘れるので、「あー」とか「うー」とかしか言えない。

ほんと、この世界に生まれたてみたいになる。

 

 

そこから人生の記憶が一気にブァッと流れ込んできて我に返るんですが、そんなもんぶちこまれたら、大混乱です。

あとついでに言うと、酒ぶっかけられてるからアルコール臭もすごいし。粘膜痛いし。

 

目の前にいるまだ怒ってる元旦那のことも、喧嘩してたことなんか一瞬全部忘れてます。

なので、生まれたてさながらの私は、ようやくその人が知ってる人だってことがわかって、大号泣です。

誰もいない世界で、はじめて人に会えたみたいな感覚。

 

私、ぶっちゃけ、いろいろ人生あったので気絶はこれで初めてじゃなかったんですが、元旦那はさすがに初めてだったんでしょうね(当たり前です)。

 

私のその幼児退行にびびりまくって、まだちょっと引っ込み付かずに怒ってはいるけど、とりあえずシャワー室にぶちこまれて、頭からシャワーをかけられ。

まだ全然混乱してるので、私は号泣してて。

 

で、シャワーを終わってびしょびしょの服を脱がされ、全裸でベッドにいたその時。

 

 

 

ピンポーン。

 

 

 

 

 

警察、来ました。

 

 

 

 

あまりの大声だったのと、この時一回マンションの外に出て揉めてもいたので、「女の人の悲鳴が聞こえる」ってことで近隣の方が通報してくれたようです。

 

これ、ありがたいので、ぜひみなさんしてください。

 

これから先、私は自分で呼べるようになりましたが、呼べない人もいるし、自分で呼ぶと警察来るまでの間にもっとひどい目に遭ったりもしくは逃げられちゃったりするので。

 

 

で、まあ、玄関先で元旦那が応対して「ちょっと夫婦喧嘩で」とか言ってたんですが、当然「じゃ奥さん出してください、安全確認のためなので」ってなるじゃないですか。

 

私、髪とかびしょ濡れの全裸なわけです。

 

「いや、ちょっと……」みたいに元旦那がなって、俄然警察が怪しむ。そりゃそうだ。

 

で、まあ着替えさせられて玄関先に出たわけですが、髪濡れてるしまだ混乱が収まってなくてぼんやりしてるしで、さらに警察が怪しむ。

 

 

 

でもすいません、このあとどういう会話をしたかとか、正直あんま覚えてないんです。

ほんとにぼんやりしてたから。

 

でもはっきりわかるのは、この時は被害届とかは出さなかったってこと。

ていうかむしろ、「出しますか?」って言われて、「えっまさか!」みたいな感じでした。

 

この時一回目だったし、別れたいとかも思ってなかったしで、「そんなことするわけないじゃん!」って思ってました。

 

殴られた!むかついた!信じらんない!とか、そういう気持ちあんまりなかったんですよね。この頃。

 

 

 

少し脱線するかもですが、離人症っていう一つの病の話をします。

wikipediaまんま貼り付けますね。

 

離人症(りじんしょう、英: Depersonalization)とは、自分が自分の心や体から離れていったり、また自分が自身の観察者になるような状態を感じること。 その被験者は自分が変化し、世界があいまいになり、現実感を喪失し、その意味合いを失ったと感じる。」by wikipedia

 

 

これ、私あるんですよ。

なのでDVされてもあんまりむかついたりしなくて、「あー殴られたなぁ」っていう他人事みたいな感覚にしかなれなくて。

 

「殴るようなやつはダメ」っていう常識はあるので、やばい奴だなぁとはうっすら思うけど、感情ベースでいくとそんなに気にしてなかった。

まあそれがあれば一回目ないしせめて二回目のDVで別れてた気がしますが……。

 

 

 

ともあれ、これのせいで、自分が殴られることにいまいち危機感とか怒りを覚えられず、今後もずるずると続くわけです。

 

とりあえず、初回のDVはこんなでした。

書いてて普通にやばいな……って今なら思えます。安心してください。(何に?)

 

 

次回は、ここから少しスピーディに進めて、被害届を出した時の話をしようと思います。

 

 

読んでくださりありがとうございました。

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深夜二時、PS4を持ってママと共に実家に帰る元旦那

こんにちは。

菜々です。

 

前回、DV元旦那が重度の両親依存であったことを書きました。

今回は、義両親について、少しだけ掘り下げて書ければと思います。

延いては元旦那の特徴離婚に至った理由にも繋がります。

 

 

いろいろと言いたいところではあるんですが、まず時系列でいきましょう。

 

私と義母が初めて会ったのは、結婚直後

 

 

え?って思う方、いたと思います。

 

そうです、結婚前、私は義両親に会っていませんでした。

 

ていうか、義父に関しては、結婚が決まったあともしばらくするまで会ってません。

 

 

 

言い訳をします。

私が避けていたわけではないんです。

 

元旦那が、会わせなかった。

 

一応私も結婚前言ったんですよ。

挨拶とか行くよって。

 

いいよそんなの、って向こうが断ってきたんですよね。

 

その時べつに悪意があったわけではないんでしょうが(当時の主張いわく「俺が決めた女に口出ししないと思うから」でしたが結果メッッッチャ口出ししてくる)、とにかく、この時会ってれば気づけたんですかね。

……いやたぶん無理かな。当時バカだったし。

 

 

まあ、とにかく、結婚後です。

 

その時とあるイベントでたまたま私の母も来ていて、偶然、私と私の母、元旦那と彼の母の四人がそろったわけです。

ちゃんと会食の約束とかをしたわけではなく。

 

 

その時はもちろん普通に和やかに挨拶しあったんです。

 

ですが。

 

 

後日、私の母から、「おかしくない?」って言われました。

 

私の母いわく、

 

 

「あの時、義母、『何かあればすぐうちに返してくれて結構ですから、こんなバカ息子』って言ったんだよね。おかしくない?」

 

 

と。

 

 

一見、普通の謙虚な一言に聞こえたし、その時は私も何も思わなかったです。

でもよくよく母が言ってることを聞いてると、確かにとも思えてきた。

 

 

普通、若い男女が結婚してるんだから、義母が言えるのは「二人で頑張ってね、でも何かうちのが迷惑なことしたらすぐに相談してね」なはずだ、と。

 

それを、「何かあればすぐ返せ」なのは、めちゃくちゃ息子を取り返したがってる親バカじゃん、と。

 

 

今後この義母と付き合い続けていくうち、私の母の言うことが正しいなと理解していきました。

 

前回も少し触れましたが、義両親が元旦那にしていたことは洗脳だと私は思っています。

普通なら笑い話で済むはずの「うちのバカ息子」がこの義両親と元旦那に関しては、これもまた一つの洗脳ワードだったんですよね。

 

 

なぜか。

 

私の母の言うとおり、普通、自分の子どもが至らないことをしたら「すぐに言ってね、叱るから」になるはずが、この義母、「なんかあったらうちに返してね」なわけです。

 

バカ息子と言いながら、ダメなところを治させるんじゃなくて、なにかあるたび家の中に閉じ込めて他人と関わらせないようにするっていう解決法。

 

 

永遠に治らないよね、それ。

 

 

 

あと、人間って擦り込まれる生き物なので、「お前はダメだ」「どうせ何をしてもダメだ」って言われ続けてると、ほんとにそうなっちゃうんですよ。

 

そうか、どうせ自分なんか何やってもダメだからもういいや……って治そうとする気もなくなっていく。

まさに元旦那のことなんですが。

 

 

逆に言うと、「おまえはすごい!」「なにやっても上手いね!」って褒めるとなんでもチャレンジする人になれるし、「いつもあなたは人に優しいね!」って言い続けてると自然に人に優しい人になります

部下を育てる時なんかにいいらしいので、ぜひ。

 

ちょっと話が逸れました。

 

 

この義母と元旦那の歪んだ関係は、結婚中もろにずっと続いてました。

 

これ、人に言うとほんとにびっくりされるんですけど、元旦那、私のこと殴ったあと実家に帰るんです

 

私が、じゃないですよ。

向こうが。

 

 

もっと言うなら、殴ったあと、元旦那、ママに電話して車で迎えに来てもらうんですよね。

 

で、ママの車で、大好きなゲーム機だけ持って実家に帰る。

 

 

 

元旦那もそりゃ腹立つんですが、ここでいつも思ってたのが、義母です。

 

 

なぜ来る。

 

 

 

で、ですよ。

 

いっそね、「いや私は息子大好きだから呼ばれれば来るわよ!」くらい言いきってくれるんなら気持ちいいからもうアリです。

たぶんウケちゃう。そうなんだ~やばいな~!って。

 

 

でも、初めて元旦那が私に手を上げて、向こうの義両親と私の母と五人で話したことがあったんです。

(ちなみにこの時初めて義父を見ました。これまで会ったことも話したこともない。)

 

この時の喧嘩の原因は、前々回の記事で書いたお金のなさでした。

なので、義両親に「お金を少し借りられないか」ということも合わせて話したんですね。

 

そしたら、まあお金ないわけじゃないし貸してもいいんだけど云々述べたのち、向こうの主張は、「子どものやったことは子どものやったことで、親は関係がないからお金を貸す義理はない」だったんです。

 

それはごもっとも。

勝手に結婚して勝手にお金ないって言って勝手に金貸してくれとか言ってるわけですからね。

そりゃそうだ、とその時は納得したんですよ。

 

 

でもそれを言うなら「子どもが勝手にやった喧嘩」なのに深夜二時に息子の電話一本で一時間半かけて迎えに来てしまうのは、なんでなん???????

 

 

まあ義母は義母でね、「ほっといたら菜々ちゃんがもっと危ないから」とか「二人とも今お金ないならネカフェに泊まらせるのも無駄なお金になっちゃうだろうし」とかいろいろ言ってはいましたが。

 

ならこのあと引きずってでも連れてきて、話し合わせればいいじゃないですか。

 

大抵の場合、「本人がまだ会いたくないって言ってるから……」とかで元旦那に連絡をさせもしない。

(元旦那、すぐかっとなってブロックしてくるんですよね。結婚してるのに。だから義母に連絡取るけど元旦那に取り次がないっていう。)

 

 

結局のところ、義母って、私みたいな女が大嫌いだったんだと思う。

派手で水商売とかしてて気が強くてっていう私のこと、なんなら、「あんたのせいでうちの息子はつい暴力しちゃうんでしょ?」くらいに思ってた。絶対。

 

だからなんかあればすぐに息子を取り返すつもりだったんだろうなぁ。

 

喧嘩後実家に連れ帰るとか息子と会わせないとか、別れるための援助はいくらでもしてくれるけど、結局最後の最後までお金を貸してくれたり相談に乗ってくれたことはなかった。

 

 

 

義両親というか義母のこと、書いてるだけで今でも若干気分悪くなるくらい嫌いです。

ぶっちゃけ。

 

元旦那より義母が嫌いすぎて、もうこの義母に関わりたくなさすぎて離婚を決めました。マザコン元旦那だから結婚が続く限り義母との関係も絶対切れないし。

 

 

まあなにはともあれ、前回と今回の記事で何が言いたかったかっていうと。

 

元旦那はママ依存だし、それのせいで、なにかあればすぐ人に責任転嫁したり、自分がうまくいかないことを他人のせいにする人間になったと思う。

 

「だって自分はママが太鼓判を押すダメ人間で、もうどうしようもなくて、だから治す気もないし、そんなダメな自分を責めるまわりが悪い」から。

 

 

改めて見ると、どうしようもねえな…………。

 

 

 

というわけで、元旦那と大嫌いな義両親の話でした。

だいぶ胸糞悪かったと思いますが、今後基本こういうヤバい話が続きます。

どうぞ見捨てずにお付き合いください。

 

次回からは、また時間軸を戻して、結婚直後から妊娠までを書いていきます。

 

 

読んでくださりありがとうございました。

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DVから逃げられない方程式

こんにちは。

菜々です。

 

今日も今日とて、ヘビーな話をライトに書いていきます。

 

 

前回結婚したてですぐに仕事に行かなくなった元旦那の話を書きました。

その理由が責任転嫁かつ甘ったれであることも。

 

今回はなんで彼がそうなったのか、私なりの考察を書いていこうと思います。

 

これから書くものに当てはまる男がいたら、それはうちの元旦那に似たDVモラハラとかの可能性があるので気をつけてください。

 

 

ていうかもう、特徴というか、ぶっちゃけDVよりモラハラより直接の離婚原因だったかもしれないやつ。

 

無自覚ドマザコンでした。

 

 

 

今判明してるだけでも、DVでモラハラでほぼ無職でマザコンっていう、改めて書いてるとロイヤルストレートフラッシュのダメ男でした。

 

 

 

でもみなさん、マザコンっていうとどういうのを想像します?

 

デートにママを連れてくるとか、常にママにお伺いを立てるとか、そういうの想像しますよね。たぶん。

 

でもうちのは、いわゆるそういう、ステレオタイプのマザコンではなかったです。

 

じゃどういうタイプだったか。

 

 

元旦那の口癖、「親が反対してるなら駄目に決まってる。俺らより生きてる人間がそう言うんだから間違いない」です。

 

一見、目上の人とか親に尊敬の念を抱いてる人に聞こえちゃうじゃないですか。

 

でも、私の母の言うこととかは、「お前の母親の考えはわかった。でも俺はそう思わないから従わない」なんですよね。

 

 

いや、もう、何、お前の家族はすべて正しいの?

そういう、なにかの権力者?

 

 

 

自分の親の言うことが第一。それが正しい。

それにそぐわない他人の考えは「へー、そういう考えもあるんだ。俺には関係ないけど」で一蹴。

 

元旦那のこの偏った考えが、私が最終的に離婚を決意した理由でした。

 

 

元旦那もそうなんだけど、そんな偏った思考を持つ息子をよしとする、義両親。

その存在が私には耐えられませんでした。

 

義両親についてはまた次回以降にも書かせてください。

愚痴が山ほどあるので。(笑)

 

 

とりあえず、この、「親がすべて正しい」という思考。

 

これ、DVモラハラに関係なく、たまに同じ考えの人を見ます。

特に箱入りで育った一人っ子なんかに。

 

 

ちなみに私も一人っ子ではあります。

ただ、小学校後半頃から父親が帰ってこなくなり帰ってくれば母親にDV、そして私が中学生の時破産し離婚しているので、ほぼ母子家庭です。

(ここもまあまあ人によってはヘビーだと思うんですけど、ブログの主旨ではないので流して書きました。まあまあ元の家庭環境も複雑だったんだな、程度の認識をしていただければ大丈夫です。)

 

なので私の場合ほぼ母と二人で生きてきましたし、母も結構気分屋で自分勝手というか、お酒を飲んで私に怒ったり泣いたりするなかなかの人かつ放任主義だったので、「親が全部正しい」思考とはかけ離れてて。

 

むしろ親に反発しまくって生きてきたくらいなので。

 

ただ、今、自分が娘を生んで、母親のしんどさがわかるようになって、母親にはすごく感謝してるし仲良しなのでそこに関しては心配しないでください。

母親と一緒に暮らせない理由はまた別にあります。

 

 

ともあれ、たまーに「お母さんがダメっていうからやめておこうかな」とか、「いったん両親に訊いてみるね」とか、そういう人を見ます。

 

もちろん悪いことじゃないです。全然。

親を悲しませたくない、心配させたくないって気持ちはむしろ素晴らしいです。

 

 

でも。

 

 

 

 

親だって、ただの一人の人間だから。

 

 

 

 

絶対に正しいわけじゃないし、いくら経験があるとはいえ、それは「たった一人」の自分の経験に基づくアドバイスなはず。

 

参考として意見を訊くのはもちろんそうしたほうがいいです。

 

でも、それをそのとおりにしなきゃいけないわけでは絶対にない

と、私は思います。

 

 

意見を聞いて、それでもなおやりたいこととか思うところがあるなら、自分の思うように進んだらいいと思うんですよね。

 

だって親も自分も、結局は「一人の人間」でしかないから。

一人の人間が悩んで出した結論に、正しいも正しくないもないんじゃないかな

 

 

 

というようなことを、当時元旦那にも言ってはいました。

一応頭では理解したらしいですが、結局、実践はしてくれなかったですね。

 

 

それは何故か。

 

彼、少しかわいそうだなと思うのが、お父さんは言うこと聞かないと全然拳でしつけるタイプで、方やお母さんはぶつくさ言いながらいつも息子のやりたいようにさせてやるっていうタイプなんです。

 

 

両親で綺麗に飴と鞭をされてるんですよ。

 

 

人間って、こういうことされると、逃げられないんですよね。

小賢しく心理学の用語で言うと「ダブルバインド」ってやつです。

 

父親には生意気言うとすぐに殴られて怖いから逆らえない、でも母親には我儘言うとなんだかんだ聞いてもらえるから大好き。

家の中に「恐怖」と「依存」があったら、そりゃ、離れられない。

 

 

なので義両親のやってること、私は「洗脳」って思ってました。

 

 

 

あとこの恐怖と依存による洗脳

そうです、まさに私も食らったDVモラハラから逃げられない方程式です。

 

 

こうやって悪いことって連鎖していくんだな、と身をもって感じました。

 

 

 

もちろん、私も自分の娘に対してこれからいろいろ心配があって、あれこれ口を出しちゃうことでしょう。

でも仮に娘が「お母さんがそう言うなら……」みたいな理由で決断しようとしてたら、止めます。 

 

私の意見を聞いた上で、どうするかは自分で決めろ、人任せにするな」って言い続けるのを忘れないようにしたい。

 

 

 

 

とりあえず今日言いたかったこと。

 

 

親はすべて正しいわけでも、完璧なわけでもない。

親も結局はただの一人の人間。

 

 

それをきちんと理解してないと、一生、親子で共依存しあいます。きっと。

 

 

というわけで、無意識に父親の顔色を常に伺い、何か嫌なことがあるとすぐ母親に助けを求める、両親依存のマザコン元旦那の話でした。

 

 

元旦那と義両親について、次回また少しだけ書いて、その次から結婚生活の話に戻そうかなと思います。

 

 

読んでくださりありがとうございました。

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結婚一ヶ月、仕事に行かなくなった元旦那

こんにちは。

菜々です。

 

さて、前回、付き合って一ヶ月で結婚したってところまで書きました。

 

あ、ちなみに前回書き損ねていたんですが、一ヶ月でどう結婚したの?ってところ。

簡単です。

 

プロポーズ?

されてません。

 

普通にただ、「結婚して!!!!」って喚いてたら「べつにいいよ」って言われたので、籍入れました。

以上です。

 

 

ただ、ですね。

前回の最後に書いたとおり、このときすでに問題は起きてました

 

一ヶ月でポンと結婚するような私たちですから、計画性なんてものはもちろんなく、結婚資金がどうとかそんなこともなんも考えてなかったわけです。

 

ていうか、付き合ったその段階で、一人暮らしをしている私のマンションに元旦那が転がり込む形で即同棲を開始していたんです。

 

 

え、そんなことして向こうの仕事とかは?って思いますよね。

 

そのとおりです。

 

 

元旦那、その頃、ほぼ仕事してませんでした

 

 

 

 

この頃元旦那は何の仕事をしてたかというと、彼、実家が家業を持ってるのでそれを手伝う形で働いてました。

肉体労働系なので、実家からそのまま父親の運転する車に乗って現場に行くっていう仕事スタイルです。

 

で、私はというと、当時水商売をしていました。

もちろん生活は昼夜逆転です。

 

どちらかといえば朝早く出て夕方には帰ってくる肉体労働の元旦那と、夕方に起きて夜に出かけ深夜か朝方に変える水商売の私。

 

そんな二人がどう暮らしていたのか。

 

 

はい、元旦那が仕事ほとんど行かなくなりました

 

 

なぜそんなことになるのか、説明させてください。

 

私は元々水商売なので、週の出勤日数が少なかったんです。

週5~6出てバリバリ稼ぐというよりは、週3~4働いて生活費だけを確保するっていうのがその頃の自堕落な私の仕事スタイルだったので。

 

それに対して、元旦那は、もちろん毎日仕事です。

それどころか、良くも悪くも家業なので、固定の休みがなく、土日関係なく働いてました。

業務上、雨が降ったら休みとか、あとは事前に言えばそこが休みになるとかそういうスタイルで。

 

しかも、今までは起きてそのまま車に乗り込むだけで現場だったところを、私のところに転がり込んできたので、私の家から自分で現場に行くようになりました。

 

それをね、嫌がったんです

すんごい勢いで

 

 

当時の言い分をほぼそのまま書くと、

 

「今までほぼ寝てても車にさえ乗ればあと移動中は寝られてたのに、なんで自分で起きて自分で移動しなきゃなんねぇんだよ、クソめんどくせぇよ」

 

だそうです。

 

 

 

だいたいの社会人って、それが当たり前なんだよなぁ……。

 

 

しかも横にいる私は、実家にいるママとかとは違って、自分の起きる朝は寝てるじゃないですか。いや私からしたらわりとまだ寝たばっかりの時間ですからね。

 

それを見て、「なんで俺だけ朝早く起きて仕事行かなきゃなんねーんだ」ってなって、元旦那、見事に二度寝です。

 

 

自分で書いてて、今なら思います。

 

そんなやつと結婚すんなよ」って。

 

 

でもね、当時は付き合いたてでまだまだなんでも許せちゃう時期だったから。

夕方起きて「また行ってないじゃん!」って一応怒りはするんですが、「隣にお前いたら行きたくなくなっちゃうんだもん」っていいように言われると、私バカだから、「そっか……」ってなっちゃってたんです。

 

バカでしょ。

 

 

これ、悪びれもしてなかったらさすがにやばいなぁ、ヒモだなぁ、とか思えたんですけど、一応本人後悔はしてるんですよ。

一緒にいるためには働かなきゃいけないってのも理解はしてる。

 

でもなんていうかな、結局、目先の欲求にすごく弱い人だった。

 

朝早く寝なきゃいけないってわかってるし、明日こそって思ってたはずなのに、結局ゲームを夜遅くまでやる。

じゃもう眠くたって明日は起きなきゃって思いながら寝たはずだけど、いざ朝になると眠くて二度寝する。

 

 

このあたりから喧嘩も増えてました。もちろん。

 

若干余談ですけど、私、「今度遊ぼうねー!」とか言いながら、「いつ?」って訊くと「んーまだわかんないからまたわかったら連絡するね!」とかいうの、すっっっっっごい嫌いなんですよ。

 

いやいや行く気ないなら社交辞令で誘ってくれなくていいから、って。

 

 

で、話を戻して元旦那。

 

 

お金がないとか働かないとか以前に、やるやる言いながら結局やらない人間がすごく嫌なので、それが何よりイライラしたんです。

 

だから極論、「もう仕事行きたくねーから明日も寝る!」って宣言された方がマシだったかもしれない。

なんだこいつとは思うけど、潔くて笑っちゃう。

 

明日こそ行くよとか、大丈夫だよゲームしてたって明日は起きられるよとか、ぐちゃぐちゃ言いつつ結局毎日同じ失敗を繰り返してることが、なんていうかもう、頭悪いの?って。

そういうイライラでした。

 

 

この頃ね、二人合わせて、10万も稼いでたか怪しいです。

 

仮にも社員(?)で働いてるのに、元旦那、五万円前後しか持って帰ってこない月とかありました。

 

そのくせね、元旦那、水商売とか嫌いなんです。

だから喧嘩をすると、ことあるごとに、「水商売やってるお前は楽でいいよな」「なんで俺より働いてないお前に仕事行けとか言われなきゃならねぇんだよ」とか言われました。

 

「いや、少なくても、それこそ水商売だから時給が高くて、結果あなたと同じだけ稼いでるんだからそこに関して比較するのはおかしくない?」って言っても、聞きゃしない。

 

これ、もし同じ日数働いたとしても、今度は「同じように頑張ってんのになんで俺だけ少ないんだよ」的な文句を言うのは目に見えてましたし。

 

 

この時から正直モラハラの影は見えてたよなぁと今となっては思います。

 

ただこの頃はDVもなかったし、ラブラブ期でしたから喧嘩をしたってまだちゃんとお互い謝れてたので、まあなんとかなるかなと期待してたんです。

 

まだお互い21歳とかだったし、私は19から一人暮らししてるけど、彼は一人暮らし経験もないし、こんなもんなのかなぁみたいな。

 

 

 

そんなわきゃない

 

何歳だってちゃんと働く人は働くし、少なくとも、自分が寝坊したり給料が少ないことを他人のせいにしない

 

 

よく考えれば私だってべつに寝坊を他人のせいにしたことなんかなかったです。当時だって。

前日遅くまでお酒を飲んじゃったのも、ゲームをしちゃったのも、全部自分がそうしたくてそうしたんじゃんって理解してた。

当たり前なんですけど。

 

 

 

それはもう、若いからとか一人暮らし経験ないからとかじゃなくて、人間性だよなぁ……と今ならわかるんですけどね。

 

このへんの責任転嫁かつ自分に甘く文句たれなところは、一切直りませんでした。

 

 

みなさんは彼氏とか旦那さんとか、このへんしっかり見といてください。

私みたいにならないために

 

 

次回は、彼がなんでまたこんな甘ったれなのか、私なりの考察というか理由を書いていこうかなと思います。

 

 

読んでくれてありがとうございました。

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