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主演・福士蒼汰!BS時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」12月11日スタート!

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⇒「明治開化 新十郎探偵帖」番組ホームページ公開中!

BS時代劇
明治開化 新十郎探偵帖

明治版シャーロックホームズによる、
明治に入り乱れる人間の愛憎に迫る新型サスペンス時代劇登場!

明治初期。世が文明開化に色めきたつ頃、時代が大きく変貌を遂げ、人の価値観も大きく変わり、時代の風に乗れたものと、時代に取り残されたものがハッキリと目に見えた時代に奇妙な事件が多発する。そこに現れるのは、警視庁からの信望厚い洋行帰りの特命探偵・結城新十郎(ゆうき しんじゅうろう)。事件の真相をズバズバ指摘する。勝海舟の元剣術の教え子で、難事件を推理することが大好きな泉山虎之介(いずみやま とらのすけ)はいつも小バカにされ、師匠と慕う海舟の大頭脳と心眼を当てにして泣きついてくる。
そんな二人&勝海舟の周りには、芸者出身で肝っ玉おっ母の勝海舟の妻・民や、新十郎に惚れ込む大政商(せいしょう)の娘・梨江(りえ)、戯作者の花迺屋因果(はなのや いんが)、新十郎を煙たがる警視庁大警視・速水星玄(はやみ せいげん)など個性的な人々が集まってくる。彼らに助けられながら、謎解きが進むにつれて立ち現れる、新しい明治の時代に人々が抱える不安や愛憎。そして新十郎、梨江、虎之介たちは、事件を通じて西郷隆盛(さいごう たかもり)、大久保利通(おおくぼ としみち)など多くの時代の要人たちと渡り合い成長していく。


■脚本/小松江里子
明治維新は日本の新たな時代の幕開けでした。それまでの侍の世を根こそぎ変え、市井の人々のくらしの価値観もまた大きく変えていったのです。金と欲が絡み合い、善と悪が交差し陰謀が渦巻く世の中へと。
そこに登場するのが、明治のシャーロックホームズこと、新十郎です。西欧の知識を身に着け、「something strange」何かがおかしいと直感するひらめきを武器に次々と不可解な難事件を解決していきます。ステッキを片手に気障な仕草で、時には優雅に時には激しく、堕落した人間の本性までも暴き出し、心の闇に迫っていきます。そんな新十郎の探偵帖を楽しんでいただければと思っています。


■演出/笠浦友愛
「開化の闇に挑むヒーロー」
伊藤博文が実際に開いたという仮装パーティで起きる殺人事件が物語の幕開けです。明治開化の申し子のような洋装の新十郎が、維新が招いた黒い欲望や隠れた悲劇を鋭く暴いていくギャップがスリリングです。勝や西郷にも臆せず渡り合う不敵な福士蒼汰さんと、内田理央さん演じるじゃじゃ馬ヒロインがかつての西部劇のようにキャラ立ちしていて、高橋克典さん演じるちょっとトボケた勝海舟も味わい深いです。時代の大きな変わり目にダイナミックに切り込んで、スカッとして最後はグッとくる斬新なエンターテインメントをお楽しみください。


■制作統括/内藤愼介
戦後75年、2020年の現代、コロナにより人の「価値観」が大きく変わろうとしています。
制作にあたり、原作者である坂口安吾氏のご子息であられる綱男さんにお会いし色々とお話をお聞きした時、このドラマの根幹が見えてきました。原作が書かれたのは終戦直後、描かれているのは、世の中の「価値観」が一気に変わった終戦75年前の明治維新後の日本の変化です。人は、想像を超える変化が起こった時、時にとんでもない行動を起こす。しかし、混迷の時だからこそ「価値観」を持って行動することが大切。コロナで2か月、撮影が延びたことで、主人公・新十郎を演じる福士蒼汰さんはじめ出演者の皆さんの演技にも少し変化が出てきています。そこの所も、どうぞご期待下さい。


■主題歌:ナオト・インティライミ「オモワクドオリ」

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<プロフィール>
世界66カ国を一人で渡り歩き、各地でLIVEを行い、世界の音楽と文化を体感。2010年にメジャーデビュー。2012年にはNHK紅白歌合戦に初出場を果たす。2019年「Naoto」名義での世界デビューを果たす。

<コメント>
時代が大きく変わっていく「明治」という時代背景にまずワクワクしました。そして、日本のシャーロック・ホームズこと「新十郎」が斬っていく事件に、さらにワクワクドキドキが募りました。「オモワクドオリ」が皆様にとって、この物語をより一層ワクワクさせる要素になったら心からうれしく思います。


【登場人物紹介】


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結城新十郎
福士蒼汰
警視庁の特命探偵。洋行帰りのハイカラ青年だが窮屈な務めは大嫌いで、論理と事実&西洋の科学的知識を重視する知性派。父がもともと幕府の重臣で明治維新の最中に薩長軍に親や親戚を殺され、新十郎は安全のために渡米する。岩倉使節団で海外派遣中の大久保利通と出会い帰国。


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加納梨江
内田理央
大政商・加納五兵衛の娘。父が事件で殺され、新十郎がその事件の真相を解明。その時から新十郎のことを慕うようになる。時に加納家の巨大な財力を用いて新十郎を助ける。超お嬢様育ちでプライドが高い。家柄や財力で物事を見るが、新十郎の知性、虎之介の人情に触れ、次第に価値観が広がってゆく。

 

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泉山虎之介
矢本悠馬
勝家の隣の町道場を営む剣術使い。勝海舟の剣術の弟子で海舟を尊敬している。剣術に生き、一本気でおっちょこちょいだが憎めない。推理は大好きだがいつも見当はずれ。新十郎のよき相棒となり、事件現場はいつも一緒に行動することに。人情、根性、男気を信念に生きる。

 

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速水星玄
勝村政信
権威主義的な堅物であるが、なかなかの策士の一面も。改変されてまもない警察組織の権威作りに躍起。薩摩出身で西郷隆盛を尊敬している。幕臣の子弟である新十郎のことは嫌いだが、その力は認めている。

 

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花逎屋因果
中村靖日
維新前は、旗本。維新後は洋風酒場を経営。店は従業員であるお滝に任せ戯作者の道を選ぶ。勝家に入り浸り、情報通で新十郎と虎之介の捜査に協力を買って出る。

 

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大久保利通
篠井英介
薩摩出身で、西郷の盟友。新政権の担い手であるが、冷酷。国家の大事を図るためには、旧主の恩義や旧友との友情を顧みない鉄の意志を持つ。米国で新十郎と出会い、特命探偵として、日本に呼び戻す。

 

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西郷隆盛
鶴見辰吾
勝海舟と共に江戸の無血開城を実現させるが、明治政府に対する士族の不満を一身に引き受け西南戦争を引き起こし死す。勝海舟と深い信頼で結ばれていたことがわかってゆく。

 

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勝民
稲森いずみ
元深川芸者で、勝の糟糠の妻。勝に対してはカカア天下で歯に絹着せない物言い。しかし人情味にあふれ、どんな人も見捨てず、ついつい面倒を見てしまう。新十郎に対しても、母のように優しく見守る。一方、昔から海舟の弟子として勝家に出入りする虎之介に対しては少しあたりがキツイ肝っ玉おっかあさん。

 

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勝海舟
高橋克典
新十郎の身の上を知りながら自宅に下宿させている。言わずと知れた、明治維新の立役者。江戸城を無血開城させ、侍の時代から明治へと時代を変えた当事者として西郷隆盛と志を分かち合いつつ、新政府による新しい世の有り様を憂いている。新十郎&虎之介に推理のアドヴァイスをする。


【各話のあらすじ】

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■第1回「仮装会殺人事件」
(12月11日[金] 放送予定)
新しい文明開化の世、大政商人・加納家にて政府要人が集まる仮装会の最中、主人の加納五兵衛(モロ師岡)が、妻・アツ子(花總まり)の前で殺害される。外国の大使を巻き込む殺人事件、一つ間違うと国際問題にもなりかねない。そこで洋行帰りの特命探偵・結城新十郎(福士蒼汰)に白羽の矢が立つ。自称相棒の泉山虎之介(矢本悠馬)と共に捜査が始まる。事件の犯人として加納家の一人娘・梨江(内田理央)が疑われる…。


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■第2回「死神人力車」
(12月18日[金] 放送予定)
豪商・神田邸に謎の人力車が大きな行李を届け去る。中に入っていたのはなんと神田の妻・ヒサ(青木さやか)の絞殺死体。特命探偵・結城新十郎(福士蒼汰)とその相棒・泉山虎之介(矢本悠馬)は殺されたヒサの行動、そして周囲の人間関係を調べてゆくが、浅草の女奇術師・夢の助(真飛聖)が率いる飛龍座という芝居小屋が浮上する。偶然にも勝海舟(高橋克典)の妻・お民(稲森いずみ)も、ヒサが殺された当日、飛龍座にて奇術を観劇していた…。

 

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■第3回「万引き一家」
(12月25日[金] 放送予定)
老舗問屋・浅井家の女主人・スギ(若村麻由美)が万引きをしていると噂が立っていた。そんな中、浅井家の主治医・花田医師(神尾佑)の死体が発見される。花田の息子・心平は浅井家の令嬢・キク(堀田真由)と婚約中で、ひょんなことから結城新十郎(福士蒼汰)に調査の依頼が舞い込んでくる。キクの友人である加納梨江(内田理央)も協力する中、半年前に起こった浅井家の元主人・権六の惨殺事件の容疑がかかる庭師の梶谷に疑いがかかる…。

 

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■第4回「リンカーンの影」
(1月8日[金] 放送予定)
特命探偵・結城新十郎(福士蒼汰)たちが入り浸る洋風酒場の主人で錦絵新聞の書き手である花迺屋因果(中村靖日)が行方不明となり捜査を依頼される。新十郎は、海外視察から帰国した大久保利通(篠井英介)に呼ばれ、捜査を断ってしまう。代わりに泉山虎之介(矢本悠馬)が加納梨江(内田理央)と共に調べに乗り出すが、そこに世良田摩喜太郎(浅利陽介)を主宰とする林肯会という謎の政治結社が浮かび上がり、虎之介と梨江は因果を探しに林肯会を訪ねる…。


BS時代劇「明治開化 新十郎探偵帖」

【放送予定】
2020年12月11日(金)~2021年2月5日(金)
[BSプレミアム・BS4K] よる8時~8時43分(毎週金曜日・全8回)

【原作】
坂口安吾「明治開化 安吾捕物帖」
【脚本】
小松江里子、伊藤靖朗
【音楽】
金子隆博
【オーケストレーション】
啼鵬
【主題歌】
ナオト・インティライミ「オモワクドオリ」
【制作統括】
内藤愼介(NHKエンタープライズ)、磯智明(NHK)
【演出】
笠浦友愛、本木一博、岡野宏信(NHKエンタープライズ)

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■原作者:坂口安吾

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(撮影:林忠彦)

日本を代表する小説家の一人。終戦直後に書かれた「堕落論」「白痴」を発表すると終戦後の新時代の旗手として一躍脚光を浴びる。

「人間は生き、人間は堕(お)ちる。
そのこと以外に、人間を救う近道はない」
(「堕落論」より ドラマの中で使用させて頂いています。)


<福士蒼汰さん コメント>
坂口安吾さんの作品は心の奥底をひもといているような、建前ではない当時の人々の本質や本音が描かれている印象があります。「堕落論」のこの一節も、ドラマ全話の冒頭で印象的に差し込まれており、人間は生きていれば必ず堕ちるもの。しかし堕ちきったとき、そこで気づくことは、いままで気づかなかった自分の姿。堕ちた先で自分自身と対峙し、しっかりと見定め、腹をくくって受け入れる。これが再生の一番の近道である。という現代にも通じるメッセージをドラマを通して感じて頂けたら幸いです。

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【スタッフ】

■時代考証 山村竜也
■所作指導 橘芳慧 若柳吉優亮 坂東冨起子  ■殺陣指導 新 実 鈴木有史
■邦楽指導 本條秀太郎 ■華道指導 鈴木宗卓 杉本康子
■江戸ことば指導 春風亭一朝  ■薩摩ことば指導 田上晃吉 ■茨城ことば指導 井川哲也
■医事指導 若尾みき ■チェス指導 小島慎也 ■奇術指導 藤山新太郎 ■美容指導 梶谷武司
■囲碁指導 桑本晋平 ■砲術指導 佐山二郎
■万華鏡提供 荒木路 ■万華鏡制作 実松弘明 ■錦絵制作 谷津有紀

■制作統括 内藤愼介 磯智明
■演出 笠浦友愛(1、2、5回) 本木一博(3、4、7、8回) 岡野宏信(6回)
■合成・ポスプロ 鈴木英雄 ■スケジュール 室谷拡 ■AP 鈴木美佐子 山本彩乃
■演出部 舟橋哲男 中間洋平 山崎樹 羽柴誠 祝 大輔 樋口仁美 相澤一樹
■制作部 戸田 格 矢口篤史 市原賢治  ■デスク補 鈴木亜矢子    
■記録 津崎昭子 ■編集 田中美砂
■美術統括 丸山純也 ■美術 稲葉寿一 小味山潤 平岡未帆
■音響統括 畑 奈穂子 ■音響デザイン 柴田なつみ 新井未央 平田悠介
■MAオペレーター 小林洋子 ■音楽録音 鈴木勇一 鈴木道和
■考証資料 大森洋平 ■編成リソース 石井哲也  ■番組広報 吉原拓幕
■技術統括 市川隆男 ■TD 水野富裕 富樫吉男
■撮影 清水昇一郎 星竜太 渡邉智由 芳野達彦 堀田明宏 ■フォーカスプラー 井上光一 ■撮影助手 石神 駿
■照明 鴨下正美 佐藤璃玖 内藤宏 富岡幸春 水村享志 桜井利栄 伊藤広大 水野功基 高橋知子 坂本容吾
山内明音 高橋芽衣 藤崎秀紀
■音声 金丸 毅 村川幸至 佐伯 悠 浜川健治 北野莉那 寺崎友美
■映像技術 岡本 卓 杉本 徹 行村日花里  ■ECS 戸谷智恵子 寺崎智人 藤原雄 土井紀佳
■高精細支援室 石川智 堤聖司 石田賢一 小野浩史
■美術プロデューサー 西本幸司 ■美術進行 安達みどり 古市百人 秋山拓海 松谷尚文 小林大介
■装置進行 山岸正巳 ■美術デスク 土本宏輔 ■製作デスク 金平裕之 中山圭司 
■大道具製作 山尾淳 三村未芹 竹平眞一 ■大道具操作 染谷宗男 楠永玲 阿部睦 林田潤 宮崎香 福田茉莉乃
■建具 河野直太郎 喜津瀬康博 ■造園 森本章夫 堀田英孝 佐藤彰 ■特殊効果 田中賢一
■小道具操作 大久保貴士 渡邊達也 酒巻清 古川朋美 大畠歩 ■小道具 東海林晃 大隅拓真
■生花 遠山徹 ■ミニチュア 小川和彦 松島広道 ■消え物 落合生嗣
■衣装 田中茂樹 荒木まどか 佐藤いずみ ■持ち道具 志田尚二 ■履物 山口憲一
■メイク 林清治 山田容子 石橋美織 ■かつら 山田康文 平井久子 香月美穂
■PR制作 水ノ江知丈 ■ポスター制作 屋 仁美 五十嵐理智世 佐藤駒夫 アライテツヤ
■撮影協力 つくばみらい市 常総市 鎌倉市 日本中央競馬会

■技術協力 NHKテクノロジーズ 
■美術協力 NHKアート 
■制作 NHKエンタープライズ