磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、警視庁など6都県警の合同捜査本部は7日、債務超過と知りながら顧客から資金を集め計約1億6500万円をだまし取ったなどとして、詐欺の疑いで、東北地方や中部地方で活動していた同社元エリアマネジャーや元店長ら男女13人を書類送検した。
約2100億円の消費者被害を生んだジャパンライフを巡る一連の捜査は終結する見通し。逮捕、書類送検は計27人に上ったが、詐取した金の大半は同社の自転車操業の資金となったため回収できず、被害者の元に戻るめどは立っていない。
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