今治市で縫製加工を手掛ける「眞鍋」が、破産申請の準備に入ったことが2日わかりました。新型コロナの影響による業績の悪化が原因とみられています。
破産申請の準備に入ったのは、今治市玉川町の縫製加工業「眞鍋」です。眞鍋は2002年に設立しTシャツやタオルといった繊維製品のプリントなどを手掛けていました。
東京商工リサーチ今治支店によりますと、「眞鍋」は2013年には約1億5000万円のピークの売り上げを計上していたものの、その後に業績が悪化。新型コロナの影響で相次ぐイベントの中止や、首都圏への営業ができなかったことなどが追い打ちをかけました。負債総額は約2億1800万円とみられています。
県内で新型コロナ関連の倒産は3件目となります。