【禁断技】日興フロッギーで還元率100%でdポイントを現金化してみた(日経ETF編)

こんにちは。okometsubuです。

 

もしかしたら私は禁断の技を編み出してしまったのかもしれない。世界各国のエージェントから狙われるかもしれないがここに公開する。これからは刺客から気を付けて生活しなくてはならないな・・・!!!※というか普通に改悪になると思うんですけど!

 

今回は続編です。以下過去記事となります。今回は本当に続編なので前回の記事を見た方がいいかもしれないし、あらすじを書くので見なくてもいいかもしれない。見直したら超長い糞文だったので見なくていいです。あらすじ書きます。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

前回のあらすじ

  • 期間限定ポイントを含むdポイントを「日興フロッギー」で投資可能!やったね!
  • 売却時0.5%手数料取られる!くやしい!
  • 回避方法を編み出したので試す!トライアンドエラー
  • その回避方法を実際に試してみた&結果発表!(今ココ)

 

流石にザックリし過ぎたのでもうちょっと書きます。

 

まず前提として、「日興フロッギー」というサービスがありまして、投資信託と同じ形で株の枚数を指定して買うサービスではなく、投資する金額を決めて、その金額分だけ株を購入できるというものです。以下「日興フロッギー」の公式サイトです。SMBC日興証券株式会社がやってるサービスっぽいです。口座もSMBC日興証券の口座を共有して運用されますので要SMBC日興証券口座です。多分。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/

 

 

で、手数料は以下の通り。公式サイトより引用させて頂きました。

 

 

日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/16647/

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100万円以下なら買付手数料無料です。売付手数料は0.5%と結構な額ですが、SMBC日興証券側に株式を受渡しさせればそちらの手数料と金利で取引が可能です。受渡しの条件が単元株化した部分までとなるのがネックとなります。

 

尚、単元化してSMBC日興証券で制度信用売りした場合の手数料は0円で、金利も1.15%/年と超安いです。1.15%/年は1年の費用なので、5日間で見たら、貸株料

 

1.15/365*5日 = 0.00945% です。

 

0.5%と0.00945%。圧倒的格差。ぜひともSMBC日興証券で売りたいですね。端数は0.5%かかりますが、所詮端数でしょっていうのが今回の目玉部分です。

 

で、目を付けたのが「1571」銘柄。株価も1500円前後で買え、かつ、単元株がなんと「1株」なんです!普通の銘柄は普通「100株」とか「1000株」なので単元化するのちょっと一苦労です。株価が少しでもずれると大きく資産額が変動します。が、これが「1株」でできるのですから、端数となる部分を極力抑えることが可能だろうという目論見です。

 

というわけで、今回はこの「1571」という日経ベアの商品を約1株だけ購入および受渡し、株式の振り替えを行う作業の流れとそれに伴うコストを実測ベースでお伝えできればと考えています。金額指定での購入なので「約1株」です

 

 

ではまず最初のストーリーを実録ベースで書きます。

 

実際に試した実話と考察をゴチャゴチャ書く

 

将来またやる時が来たときのための自分用メモ

 

  • 16:00~深夜02:00までの間で日興フロッギーにて1571を検索し、前日終値の1.08倍程度の金額を指値する。1.08倍としたのは、単元株以下(0.999...株以下)になったら改めて100円単位で購入しなくてはいけないというリスクが生じるため、少し多めに指定する必要がある。8%増加するなんでよほどないだろうというので1.08倍とした。5%とかでも良い気がする。
  • 今回は5/20(水) 16:00以降に実施。木曜日に取引できるのがベスト。理由は信用取引の受渡し日とかその辺の関係から。2営業日後の月曜日スタートとなるため。詳しくは知らなくていい。とにかく木曜日がベスト。何かしらの問題で少しずれても安心できる。
  • 但し祝日には注意。特に月曜日祝日だった場合は金曜日に取引できるようにするとかが必要。祝日が今週・翌週ない時にやったほうが安全だし気楽。
  • ~深夜02:00までに注文すると、「翌営業日の前場の寄り」で成行注文される
  • SMBC日興証券にログインし、「1571」を制度信用取引で1株指定で売り注文を行う
  • 翌日、5/21(木)の前場寄り(始値)にて売買成立。2営業日後にならないと「日興フロッギー」で購入した株を単元化できないので待つ
  • 5/23(土)になったらSMBC日興証券側で単元化が出来たのでやっておく。振替は5/26の火曜日に行われることになった。貸株料日数が1日増えてしまった。残念。
  • 同日、上記発注をしたことで「日興フロッギー」にログインすると、1株が無くなって端数だけになっていると思います。ここで全売却指定しておく。実は日興フロッギーは100円未満の注文はできないが、全売却することで100円未満でも注文できた。正直今回一番怖いポイントだった。出来て良かった!
  • 5/26(火)に単元化に成功。すぐさまSMBC日興証券で現渡をして単元株部分はクロス取引で決済

 

結構面倒そうですが、やってることは単純。フロッギーで単元株分買って、SMBCに持って行って、現渡して、余った端数株をフロッギーで全売却。これだけ。

 

というわけで、画像付きでもう少し詳しく書く。

 

 

1.フロッギーで金額を指定して購入

まずはフロッギーで1571銘柄を買う。終値の1.08倍を購入金額にして買おうとしたが、100円(ポイント)単位じゃないと買えないらしい。残念。なので1.08倍で計算して、100円単位ギリギリかどうかを見極めて適当に購入金額を決める。今回前日終値が確か1510円ぐらいだったので安全を見て1600円とした

 

 

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100pt無いと駄目と赤字で警告されたので1600指定


 

そして購入日は水曜日の16:00以降に実施。こうすることで木曜日の前場の寄りで買うことができる。木曜日に買う目的は、実際に株を入手するのが2営業日の月曜日になるからだ。実際に株を入手した後なら「単元株化」が可能になる。2営業日である点に注意。国民の祝日があるとずれる可能性があるため。以下その時のスケジュール。5月25日(月)で受渡しなので問題ない。

 

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以下は実際に購入した画像。端数が出ていることが分かる。0.05540株が今回のリスク資産となる。ただ、これは前日終値の株数なので、概算となる。未来の話ですが、実際は1.06030株になりました。

 

 

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2.同日、SMBC日興証券側で1571銘柄を信用制度売

 

これはそのまま。1571を数量1で制度信用売するだけ。簡単なのでさすがに割愛。信用取引は信用口座の申請が必要なので注意。信用取引が分からない人はやらない方が絶対良いです。理解しないでやるサービスとしては非常にリスクの高い内容です。理解してればよき友となり、リスクも限りなく少なく取引できたりします。ともあれ割愛。

 

3.SMBC日興証券側で単元株化

「日興フロッギー」で購入した株はSMBC日興証券で「キンカブ」として取り扱いされていることになる。そのため、2営業日後(※今回は土曜日で操作はできた)にSMBC日興証券にログインして以下の画面まで進める。お取引⇒単元株振替をクリック。画面一番下の「単元株切替指示」ボタンをクリック。

 

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すると、木曜日に「日興フロッギー」で買った株が表示されていると思います。これを単元株振替します。

 

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振替予定日は5/26(火)になってしまうようだ。ちょっと予定外。ここは月曜日になる想定でした。こうなると、木曜日ではなく水曜日の16:00以降に買った方がいいのだろうか?ともあれ、木曜日であればどっちに転んでも大丈夫な曜日なので木曜日取引がベターだと思います。火曜日に振替でも1日貸株料が増える可能性が増える程度なので特に問題は無い。

 

というわけで、これにて単元株枚数が「1株」でも無事現渡ができるという最強の還元方法を見つけてしまったということだ。

 

 

4.日興フロッギーで端数の全売却

上記のSMBC日興証券で単元株振替を行った所、同日(※今回は土曜日)中で「日興フロッギー」側の所有株の1株が無くなって端数のみになっていました。なのでこのタイミングで端数株を全売却します。以下、92円だけ残ったようです。現在の時価は1531円ですが、平均取得単価が1509.01の方が重要なのでそれを覚えておきます。どうせ売るときに現在の時価は変動しますから。

 

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ここラッキーで、2.22%株価が値上がりして2円儲かっているようです。実際に売る時どうなるか分かりませんが、今プラスなら当日下がっても安心ですね。ラッキーです。

 

というわけで、全売却です。全売却しないで92円指定すると売れません。何故なら100円未満は本来売り注文ができないのです。全て売却を選ぶことで100円未満でも売ることができました。ここ、焦ったポイント。100円未満でも取引できてよかった・・・。

 

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で、この92円売却時に0.5%の手数料が取られます。本来なら1株分も0.5%の手数料を取られる所を現渡をして手数料を回避したため、92円分だけで済みます。やったね!!

 

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どうやら0.46円の手数料がかかるようです。これ、0円未満の時はかかるのかな?これについては履歴見て追ってみるとします。ただ、1円ぐらい良いよねもう。

 

~~~後日~~~

 

翌営業日の月曜日になりました。実際の売値はどうなったのでしょうか!?

 

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・・・おかしい。約定単価が1500円とあります。

 

だって5/25(月)の前場の1571銘柄の始値1508円のはずであり、5/25は1500円という値になったことがありません!

 

と、色々調べたところ、0.5%が適用されてるっぽいです。以下SMBC日興証券のQAサイトです。

 

QA:キンカブの約定単価はいつの株価ですか。|注文および約定|SMBC日興証券 よくあるご質問 詳細

https://faq.smbcnikko.co.jp/smbcnikko/web/faq/detail.asp?FAQID=654&baID=13

キンカブの約定単価は以下のようになります。
買い注文:「前場または後場始値×(1+スプレッド)」(円未満切上げ)
売り注文:「前場または後場始値×(1-スプレッド)」(円未満切捨て)

 

売りは0.5%ですので、1508 * 0.995 = 1500.46で切り捨てとして計算されますので

1500円で問題なしです!

 

大変失礼しました。質問して恥をかくところでした。きちんと調べてみるものです。

 

ともあれ、1508 * 0.06030 = 90.9円であり、1500 * 0.06030 = 90.45円です。結果、91円が手元に残りました。切り上げてくれたようです。嬉しい・・・!

 

えーっと、今回の買が1509.01円だったので、1509.01 * 0.06030 = 90.99330円、つまり91円でした。そして約定金額が91円。つまり、実質0円の損失だったってことですかね!?

 

 

わぉ!すごい!今の所100%換金できています!

 

というわけで、最後に現渡をする作業が火曜日に残っていますので忘れないようにします。

 

4.SMBC日興証券側で現渡を実施

火曜日になりました。制度信用売の1株と単元化に成功した1株で現渡を行う。これにより、信用売りの貸株料のみのコストとなった。

 

まずは単元化した現物株を見て見ましょう。

 

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・・・おや?平均取得単価が1510円です。おかしいですね・・・先ほど日興フロッギー側でみたら1509.01円でしたのに・・・

 

小数点が切り上げられた可能性があります。非常に残念ですが、1円損してしまったかもしれません。

 

いえいえ、この表示は実際はどうでもいい気がしています。なぜなら、最初に日興フロッギーで購入した値が真の平均取得単価であり、ここはその取引が成された株が振替されただけなのです。であるならば、1509.01円で購入したという事実は消えないと思います。ちょっと計算してみましょう。

 

1509.01円 * 1.0603株 = 1599.9927円

 

つまり、ほぼ1509円で購入できたことになりますので、ここはあまり気にしなくていいかなぁと思いました。つまり、1509円で見立てていいと思ってます。その分、端数の0.0603株を買えたんですからね。

 

では信用売りした側はどうでしょうか。そして貸株料等のコストはどうなったかをみて見ましょう。右下の諸経費(円)が貸株料金利やらのコストの総数です。これによると、建値は1509円なので、表示上は1510円とのクロスなので1円損したように見えますが、実際は現物株側も1509円(日興フロッギー側で確定事項)となるため、実質0円損失で良いと思います。つまり、きちんとクロス取引できていたということです。

 

 

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そして諸経費はなんと、0円です!

 

なぜ0円なのかというと、今回「1,509円」で取引をしています。貸株料金利を計算してみます。木曜日に取引したので、2営業日の月曜日から計算します。そして現渡日が火曜日となるので、その2営業日後の木曜日が実際のやり取りとして行われます。つまり、「月、火、水、木」の4営業日分の貸株料が発生します。

 

次にSMBC日興証券の制度信用売りの金利は1.15%/年です。計算すると、

 

1509円 * 0.0115 / 365日 * 4営業日 = 0.19円

 

となります。そしてSMBC日興証券では小数点切り捨てになるようなので、「0円」となり、完全無料で取引を行うことができました!!!凄い!!!

 

ちなみに図の評価損益(円)は気にしなくていいです。現渡したら損益関係なく「0円」なので。そのために現渡してる所があります。

 

この金額を見て思ったのは、今回1509円での取引だったので、後3~4倍ぐらいは増やしても金利0円でできそうだなと思いました。

 

というわけで、早速現渡してみましょうか。ということで現渡ボタンを押して・・・

 

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1株が現物で存在するようになったので、1株を現渡です。火曜日の9:00前で既に単元化が成功していたようなので、早い段階で現渡ができそうです。前日だと現物株が無かったのでできませんでした。

 

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以下結果です。諸経費は0円で確定

 

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というわけで、今回私は1600ptsのdポイントを1600円に変換、つまり、今回の場合、端数が0.5%の手数料を取られたものの、

 

100%のポイント還元に成功しました。

 

凄い!!!

 

株価の値動きがマイルドだったのが功を奏した形となりますね。そこは運です。

 

端数が90円台とかなり多く残ってましたが、小数点の切り上げやら切り下げがうまく行きました。凄いですね。これは広まっちゃいけないやつや・・・

 

あれ、ぼく、また何かやっちゃいました?

 

この技自体は普通に考えたらやる人いそう。1571で取引して1株単位でできた部分については上手くできたんじゃないかなと自分をほめてやりたい。

 

私は前回の記事でも検討した「株主優待クロス」銘柄を一緒くたにしてdポイント還元もすれば手間と貸株料金利を重複して行えるためお得じゃないかと記事にしました。が、今回貸株料金利が「0円」になるなら、手間はかかりますが、この方法で全部dポイントを還元してしまっても良い気がしてきました。日経ベア系なので勝率は悪そうですが、少額かつ1株でできるので「1571」銘柄でやるのが楽っちゃ楽です。還元率は悪くなるかもですが、こればかりは運ですからね。短期ですどっちにでもなります。

 

ただ、やはり手間なので「株主優待クロス」銘柄で一気に済ませた方が良さそうです。dポイントの残り懐具合と相談して行うのがベストでしょう。ぶっちゃけ1571でちびちびやるのもマナーが悪そうです。手間も手間なので、1571技よりも在庫がでてきたら「株主優待クロス」銘柄で試すと思います。大金はちょっとまだ心の準備ができてないので少額なやつから。株価が高いと変動率高すぎて端数でも結構な金額になっちゃいそうですからね。

 

また、dポイントは100ポイント単位でしか投資ができないので、1000ポイントぐらい通常ポイントを常に持って置き、期間限定ポイントが期限が切れそうなタイミングで行う事で端数の期間限定ポイントと合せて100ポイント投資が出来る環境に整えるのはアリかなと思いました。

 

というわけで、dポイントの期間限定ポイントを取得できる案件(アンケートとか)をスルーしていたのですが、これを機に、dポイントを稼げる方法を色々模索してみようかなと思いました。dアンケートとか応募してみようかな。マクロミルより稼げたらうれしい。

 

いやー、しかしながら、この技、やばいですねぇ・・・これはヤバイ。さすがに期間限定ポイントの変換は改悪になると思います。やはりSMBC日興証券は信用金利や手数料も安いしサービスが良すぎます。今後ポイントサイトとかの変換先にdポイントがあって、キャンペーンで増量されたりしたらとんでもないことになりそうです。これはヨイショしたくなくてもしてしまいますよ。ネット証券じゃないのにこのサービスの良さはヤバイと思う。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

 

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【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その2(暴落5年前編)

こんにちは。okometsubuです。

 

今回はシリーズものの2回目となります。以下1回目の記事。以下は各暴落発生時の直近高値から毎月疑似SPXLに積み立てた場合、20年後、30年後にどうなるかを見て見ました。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

これ書いてて今更思ったのですが、SPXLやTECLって株価が上がれば上がる程、毎月購入額で買えなくなることに気づきました。例えば毎月1万円をTECLに投資したい場合、既に180ドルを超えているため1万円では買えません。つまり、投資機会の損失が発生するのです。これが海外ETFのデメリットの1つです。投資信託であれば1円も余すことなく投資が可能ですが、海外ETFではそれができません。

 

これを30年続けることになると、株価が上がれば上がる程、機会損失が大きくなります。なので、このシリーズが終わったら、次は「毎月投資」ではなく「年1回積立投資」での結果も併せて見ようかなと思いました。

 

尚、本シリーズはそのデメリットを無視して1円余すことなく毎月投資した場合の検証ですのでご留意頂ければと思います。

 

とにかく本シリーズの成績が良く無ければ話になりません。今回は、私のイメージとしては最悪ケースの想定です。本日の結果が良ければ積立投資の現実味が非常に増すと思います。

 

何故なら株というのは大体10年に1度、暴落しているようです。5年前というと、丁度暴落も終わって株価が上がって良い感じの時期になると思うので、積立投資開始時としては最悪です。何故なら右肩下がりから始めた方が、安く仕込めて最後の最後、売るときに沢山売れるためです。

 

というわけで、今回は暴落直近高値の5年前から積み立てた場合はどうなるかを見て見ましょう。

 

 

 

暴落参加メンバーは前回と同じです。

 

暴落達参加者一同(日付は暴落前高値の日)

 

前提条件

  • 暴落が発生した時から20年間と30年間、疑似SPXLに積立投資を行います。
  • 暴落が発生した時から5年前の時に積立投資をしたらどうなるか見ます
  • 月1回100ドル定額投資したものとします。
  • 30年無かったら2019/12/31 2020/05/21までの期間を見ます
  • 比較のため^GSPC(S&P500)も見比べてみます
  • ついでなので値動き2倍(疑似SSO)も参加させてみます
  • 手数料・税金は考察していません。配当再投資も未実施です。

※2020/05/26更新

30年無かったら2020/05/21に修正

 

というわけで、また長文になってしまう予感がするのでさっさと始めましょうか。

 

ベトナム戦争辺り-5年前からの30年間

1963-11-29から1993-11-28の30年間を見てみます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:27.40倍
  • SSO:14.07倍
  • S&P500:3.72倍
  • 積立額:36000ドル

 

想定通り、いや、想像以上に前回からの結果が大幅に悪くなりました。前回のSPXLはなんと異次元の約263倍になりました。それも仕方が無いかもしれません。何故なら1998年頃にITバブルが発生して異次元な状態になっていたのですから。今回はその手前で終わっていますので、非常に現実的な数値だと思います。

 

さて、それでも27倍あり、S&P500に積み立てるより圧倒的にパフォーマンスが良いですね。毎月100ドル積立で986400ドル、1ドル=100円換算すると約9800万円となります。十分素晴らしいです!

 

暴落5年前積立でも十分な結果が得られました。では続いて20年積立の場合を見て見ましょう。

 

ベトナム戦争辺り-5年前からの20年間

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:3.65倍
  • SSO:2.88倍
  • S&P500:1.70倍
  • 積立額:24000ドル

 

前回の記事と比較すると、SPXLは6.61倍でしたので、大体半分の成績になってしまいました。でも十分にいい成績じゃないでしょうか。そしてこのグラフも残念なのが、最後の「ブラックマンデー」前の数年の右肩上がりの恩恵をえられていないため、成績が悪くなっています。それでこの成績はベネ、です。暴落開始の5年前からというあまり良くない時期から積立をスタートしているのですから、十分良いです。

 

そして今回もS&P500よりもレバレッジ商品達の成績が良いですね。やっぱりレバレッジ商品と積立投資の相性抜群じゃないか!!!

 

さて、毎月100ドルで20年積み立てると87600ドル、約876万円と言う感じですね。毎月500ドルだったらその5倍の4380万円。これなら相当夢があります。積立するだけの投資額が用意できないのが残念です。

 

ただ、売り時がちょっと怖いですね。その後調子に乗るとブラックマンデーに突撃します。目標金額の設定を強めにしてしまうと、売り逃げ出来ずにブラックマンデー直撃でショックなことになります。とはいえ、30年の結果を観てもらえると分かる通り、30年運用すれば大概問題ない形になるのは過去の実績が証明してくれます。未来もそうなるかは知らんけれども!!

 

というわけで、次の暴落をみてみよう!!

 

 

第一次オイルショックベトナム-5年前からの30年間

1968-01-11~1998-01-10の30年間を見ます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:144.0倍
  • SSO:42.0倍
  • S&P500:6.17倍
  • 積立額:36100ドル

 

これですよこれ!レバレッジ商品の凄さが分かるグラフです!2倍値動きのSSOよりも圧倒的にSPXLが勝者の位置にいますね!!ボックス相場で減価することだけ世間では騒がれていますが、右肩上がりになったらその減価分を帳消しにする圧倒的複利パワーのメリットもあるんです!だから、レバレッジだから長期だと損をする、という短絡的に考えなくていいと思っています。リスクはご承知の通りですがね!!

 

話が脱線しました。つい興奮してしまいました。

 

相当良い結果になりましたが、開始当初の暴落までの5年分は残念な結果になりましたが、最後のITバブルで利益を取って大変素晴らしい成果です。前回と比較すると、前回はSPXLが約60倍でしたが、最後のITバブル崩壊を直撃しての数値でした。

 

ともあれこれが結果です。144倍ですので、約5.2億円です。やり過ぎですし、将来ここまでのITバブルまで到達するのかという疑念もあるのでやはり途中の1億円達成したら売り抜けちゃうかなと思った次第。

 

では続いて20年積立結果をみてみましょう!

 

第一次オイルショックベトナム-5年前からの20年間

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:5.65倍
  • SSO:4.41倍
  • S&P500:2.17倍
  • 積立額:24100ドル

 

最後の最後、大幅な下落でフィニッシュです。残念です。ブラックマンデー直撃した結果です。それでも20年で5.65倍はやはり素晴らしいですし、S&P500よりも成績が良い点は考慮すべきです。

 

SPXLの場合だと約1360万円となりそうです。老後2000万円問題にはちと足りませんが、毎月100ドル積立でこの結果ですので十分でしょう。そしてこのブラックマンデー前の高値をグラフで見て見ると、SPXLで高値まで2.5倍くらいはありそうです。4000万円ぐらいなら売れそうですね。

 

色々検証して思ったのは、「1億円の夢をみるか」「2000万円の老後を見るか」で売却タイミングがそれぞれ異なりそうです。積立額と過去の実績からどこまで自分が許容できるかを改めて考えながら投資するのが良さそうかなと思った次第。これは雑談ベースで今度記事にしよう。

 

話が脱線しました。では次の暴落いくよ!

 

ブラックマンデー-5年前からの30年間

1982-08-25~2012-08-24の30年間を見ます。

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:12.06倍
  • SSO:9.73倍
  • S&P500:3.08倍
  • 積立額:36100ドル

 

前回だとSPXLは16.39倍でしたのでそこそこのダウンです。ともあれITバブル崩壊およびリーマンショックを食らった後のお話なのでそれでも12.06倍あるのは僥倖と言えるでしょう。それにしてもどいつもこいつもS&P500の積立より成績が良い。

 

何だこれは・・・。私は世界の心理に触れてしまったのでしょうか。世間に公開してはいけないデータを公開している・・・?(※金融リテラシー0特有の勘違い)

 

本当に最初の方だけじゃないでしょうか。S&P500が勝てる要素がある部分。30年で、約4350万円!(雑)

 

それじゃ20年見ましょうか。

 

ブラックマンデー-5年前からの20年間

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:15.32倍
  • SSO:8.35倍
  • S&P500:2.69倍
  • 積立額:24100ドル

 

これもITバブル崩壊で下落してしまいましたが15.32倍と非常に優秀です。前回との比較だと13.57倍でしたので、前回よりも結果としては良くなりました。結局最後に売り抜けるタイミングで伸びてるかどうかというのも重要な要素というわけです。

 

そう考えると、始める時期はあんまり気にしなくてもいいのかもしれません。結局、時期が悪い時に初めても、最後の終わりの時期がずれ込むだけという捉え方ができるからです。10年に1度の暴落が今後も続くようなら、その周期がずれるだけ、という感じでしょうか。

 

話が脱線しました。

 

結果としては13.57倍の約3690万円となります。その手前のITバブル時点で売却できたとしたら約2億円付近まで伸びたようです。凄いなぁ。19年で2億です。うらやましい。

 

それじゃ次行ってみよう!

 

ITバブル崩壊-5年前から現在まで

1995-08-31~2020-05-21で見ます。30年は無いですが25年ものならあるので、25年分と20年で見て見ましょうか。単純に前回との比較はできなさそうですが、まぁいいでしょう。

 

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25年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:4.46倍
  • SSO:4.35倍
  • S&P500:2.31倍
  • 積立額:29700ドル

 

「ITバブル崩壊リーマンショック」の爪痕から更に「コロナショック」で半値程度まで下落した昨今、それでも4.46倍と大健闘ではないでしょうか。しかしながら、25年でこれは今までの過去の実績を踏まえてもちょっと悲しいデータですね。

 

これは今回の記事の内容ドンピシャで、最初のITバブルが培った5年分の超大幅な値上がり時の5年間が割と無駄になっているため、上げが鈍くなったと思います。ただ、単純に前回よりも倍率は良くなっており、前回は4.31倍です。が、そもそもの投資期間が5年分違いますので積立額も違いますし単純比較にはなりませんのでそこは気にせずに。

 

ともあれ、世界恐慌とまでは行きませんが、割と積立暗黒期だったと言えるかもしれません。

 

それじゃ20年間だけ切り取って見て見ましょうか。

 

ITバブル崩壊-5年前から20年間

1995-08-31~2015-08-30の20年間の結果です。

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:2.37倍
  • SSO:2.50倍
  • S&P500:1.72倍
  • 積立額:24100ドル

 

本当にこの期間は積立投資としては暗黒期だったようです。腐っても「100年に1度」と言われたリーマンショックです。その後に世界恐慌レベル(!?)と言われた「コロナショック」まで続いてしまい、かなり嫌な時期に突入したかもしれません。それでも最終的にはS&P500を上回っています。が、結構負けている期間もありますのでその点は注意ですね。積立期間が20年なのもあると思います。

 

逆に言えば、その嫌な時期から開始するであろう私および読者の皆様は非常に有利な状況にあると言えるかもしれません。安く仕入れられる可能性を秘めているからです。未来はどうなるかサッパリですが、今までのグラフをどの部分を見ても、基本はS&P500の積立より優れており、世界恐慌真っ最中でもS&P500とほぼ同じ額で収まりました。そしてSPXLなら最後の最後、売るときに圧倒的パワーの時に売るか、手軽に老後2000万円問題の私生活に影響が出ない所まで来たら売ってしまえばいいという楽観視が出来るのではないでしょうか。

 

それが許されているのは、結局最後は米国株だから右肩上がりするでしょ?という希望を元に積立投資を行っているからです。先進国株式に投資してても同じです。最後に右肩上がりを信じるからドルコスト平均法で、つみたてNISAで、皆それぞれ積み立てをするのです。今回の検証は暴落の5年前の伸び盛り時期からの検証ですので、それでも20~30年で見たらかなり楽観してしまうのは仕方ないことじゃないでしょうか。

 

話が脱線しました。

 

さて、今回の結果ですが20年でみたらSSOが有利になりました。下落からの復活は2倍レバレッジの方が強いですからね。S&P500の方がもっと下落からの復活は早いのですが、右肩上がりの伸びの威力がやはりレバレッジに比べて弱いのでSSOに軍配が上がりました。

 

20年で2.5倍は少し悲しい結果になりましたが、命は守れそうですね。というより、積立額より2~2.5倍なので普通に良い感じです。

 

さて、では最後にリーマンショックから5年前で〆ましょう。

 

リーマンショックから現在まで

2002-10-09~2020-05-21で見ます。約18年ですね。

 

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18年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:4.37倍
  • SSO:3.68倍
  • S&P500:2.04倍
  • 積立額:21200ドル

 

18年で4.37倍、額としては約900万円程度でしょうか。積立額から見たら十分妥当な数字でしょう。そして例にもれずS&P500よりも成績は優秀です。

 

=============

 

さて、今回の結果を一通りみました。もうこれ、レバレッジ商品は積立投資を行うことが一般的で最強なんじゃないでしょうか。というか、それ以外の選択肢無くしても良いぐらい優秀です。「なんで皆レバレッジで積み立てしないの?」ってマウント取っちゃいたくなるぐらいですよ!!?

 

って、ドルコスト平均法、私が去年、最初に始めた投資方法じゃないですかヤダー!!

 

原点回帰です。結局「たまねぎ剣士」や「すっぴん」が一番強い(?)んです。

 

本当に、本当に なんて遠い廻り道・・・

 

まぁでも最初は「eMAXIS Slim先進国株式」を積立投資するだけだったので、それをレバレッジに変えていいかなんてサッパリ分からない状態からのスタートで色々な投資方法を試した結果、ここまでたどり着いたのです。そして検証したデータを見て私自身が納得できました。そう考えるとやはり廻り道こそが一番の近道だったと言えるでしょう。

 

ただ、何度も我がブログでお伝えしていますが、途中で3倍レバレッジが早期償還されたら元も子もありません。値動き3倍が2倍に仕様変更されちゃうとかも。どちらかというと後者が現実的にあり得そう。それだけが真のリスクになり得ると思います。それについては現在の「コロナショック」が「世界恐慌」であった方が傷は浅い(後2,3年分の積立額程度で済むため)ので早く判明してほしいですね。

 

そして償還や仕様変更が無かったら、たとえ「世界恐慌」があってもやはりレバレッジへの積立投資は優秀だと思います。むしろ積立投資をする方はすべからく「レバレッジ投資」で行うべき、と声を大にして言いたいぐらい良い感じ。当然自己責任ですけどね!

 

世界恐慌」になったらS&P500に積立投資してても結局同様に値下がりして結局同じぐらいの株価になることは分かっていて、20年間積み立てればS&P500よりも勝るのですから。あれ、やっぱりレバレッジへの積立投資は隙が無いのでは・・・あるけど少ないというかなんかそんな感じ。「ITバブル崩壊リーマンショック」期は流石にマイナス面が目立つけど、20~30年運用で見たらほぼデメリットないですよこいつは・・・

 

結局米国が最後の方で右肩上がりしてくれるかどうかに全てが掛かっているといえるでしょう。それはS&P500積立でも同じです。似たようなリスクです。

 

他に細かい?点としては手数料とか配当金は考慮していません。まま、配当金を手数料に充てれば似たような形になるんじゃないかな!(※超適当)

 

とにかくレバレッジ商品というのは現金のリバランス、積立等の何かしらの対策をする必要があるということです。とにかくレバレッジ商品は初手一括投資は不都合だらけであり、非常にリスキーかつ、投機的なものになるということです。

 

というか、本当に結果が良すぎてS&P500に積立投資するのが馬鹿らしく思えてきました。償還リスクがあるのでゼンツッパはしないですが、楽天カードの1%目的の投資金額、数十パーセント分をSPXLとかのレバレッジに積立で良い気がしてきます。圧倒的入金力が欲しい・・・!!

 

といっても、私は既に「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に毎月5万円積み立ててるんですけどね!2倍レバレッジなので、3倍商品が欲しいな!と調子に乗って思っちゃってますよもう!

 

「NYダウ・トリプル・レバレッジ」NYダウの3倍レバレッジという投資信託が新設されたのですが、基本的に投資信託というものは総口数30億以下だと償還されちゃう可能性が高まるのでちょっと現時点では投資したくないです。現在親切されて間もないのもあって、数億口数しかないです。しかもNYダウの3倍レバレッジなんてマニアックな投信、そんなに売れるかなぁ・・・。

 

やっぱりそうなると直接SPXLを購入する必要がありそうです。ただ、株価が上がると毎月1万円で投資したくても、1株150ドルとかになったらもう買えません。買えなかった月の分、機会損失になるのと端数部分も機会損失が発生しますので2ヶ月に1回先行投資してやるとか手間が面倒くさそう。2ヶ月に1回を30年間やるなんてちょっと考えられない。やっぱり投資信託でできれば買いたいな。やるとしても年1回投資で投資額を12倍~13倍の間で行う形にすると思う。これも別途検証案件です。

 

ということで、暴落5年前編でした。

 

なんかもう暴落10年前の検証はもうやらなくていいかなぁと思っていますが、宣言してしまったのでまたどこかのタイミングで記事にします。

  

というわけで、今回はここまでと致します。

 

以下次回

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

 

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  • PostINDEX

    私は投資初心者なので、イマイチわかっていないのですが…。
    初期に期待リターンを想定した額だけ一括投資し、その上で、一括投資時よりも評価額が下がった時にだけ、プラスになるまで追加投資していければ、リスクは高いけどリターンが騰っていくとか考えてみたんですけど、あれ、これってただの逆張り投資か…?

  • okometsubu (id:okometsubu-blog)

    id:PostINDEX さん

    私も残念ながら相当初心者です!
    内容を見るに、多分それはただの逆張り投資だと思います。
    ただ、イメージとしてはバリュー平均法も対象かも?と思いました。

    丁度インデックス投資カテゴリにいるMBA太郎さんの投資方法ですね。
    バリュー平均法だと期待値(想定年利)より上の場合は売却し、
    その売却益で今度は期待値より下になった場合の買い増しに使うので
    売却が入る分、値がマイルドになりそうです。

    その投資方法の高値売りが無いものがぽすとさんの考え方。
    こっちは安定性を削って、一気に右肩上がりした時の爆益で
    億万長者を目指すタイプの投資方法と言った所だと思います。
    例えば途中のITバブルのかけ上げりやブラックマンデー前のバブル期に
    期待して逆張りをする形になるかなと。

    ちょっと語弊はありますが、バリュー平均法は私が行っている
    現金リバランスに似ていて、高値で売って安値で買うやつです。

    あれも本当にキッチリ高値で売れて安値で買えれば爆益ですが、
    それがなかなか難しい。現金との比率で結局レバレッジの効果が
    薄まるものだと思っています。
    但しレバレッジは安値になりやすく、高値になりやすい商品なので
    理に適っていて、S&P500を普通に積み立てるより結果は良くなるが
    莫大な利益は得られにくい、と言った感じでしょうか。(※ここイメージ)

    というわけで、ぽすとさんの方法だと
    安全そうに見えて実は夢を見るタイプの投資方法と言う感じになりそうです。

    当然、期待リターンを下回らなければ安定しますし、
    下回った時だけ買い増せばいいので安全なイメージがあります。

    が、その期待リターンより大幅に下回った場合、買い増す資金が無くなることも
    十分あるということです。

    なので、ぽすとさんの現状を考えると、
    期待リターンより大幅に下回っても良い様に少額で始めてますし、
    追加投資もナンピンで少額積むことで夢を現実にする確率と時間を
    ちょっとずつ短縮するといった投資方法になるかなと思います。
    なおナンピンした金額より更にガッツリ下がったら再起不能も視野に入れる必要があります。

    こんな感じでしょうか。なんかあやふやな回答ですいません。
    割とイメージで語ってます!

  • 黒田順之助

    御無沙汰しております。
    昨日、成りてVOO100株売却して
    そのままSPXLにブチ込んでやりました。
    900株位買えて笑いました。
    ってか今SPXL買わずに何買うの?
    TECLは4月1日に買ったし
    今からは割高で買えん。
    まぁ、暴落前からレバ買ってた人間には
    今の値は捨て値にしか見えん。
    世の中が曲がって見える
    ヤバイ病気に成りましたw

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インデックス投資結果(2020/6_1週目)

こんにちは。okomestubuです。

 

なんともう5月も終わりに差し掛かってしまいました。あっという間すぎです。こうしてあっという間に年月が過ぎて中年・老人になって日々ダラダラ過ごしたことを悔いる日がくるかもしれません。いや、悔いはあんまり残らなさそう。もっとダラダラしたいし。逆にダラダラできなかったことを後悔するまである。それでも今はダラダラ過ごせてるので、今お迎えが来ても割と悔いは少ないと思います。なんだかんだ充実した人生でした。

 

違う。そうじゃない。なんだか不穏な流れになりそうなので、とりあえず今回のインデックス投資結果をみましょうか。

 

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前回の評価額合計:2,103,211

現在の評価額合計:2,208,504

現在のトータルリターン:61,732 円

利率:2.80%

 

はー。まーた伸びてしまった。リターンががプラスに返り咲きました。一体どこまで伸びるのでしょうか。

 

さて、私が投資信託を始めるきっかけを作ってくれた「たわら男爵」さんと「河童」さんがブログ村の「インデックス投資」にいるのですが、「たわら先進国株式」に対する解釈が180度異なっており混乱しております。

 

以下たわら男爵さんが「たわら先進国」をプッシュする記事を引用させて頂きます。

 

たわら先進国株の純資産額が450億円に到達するも、私が嬉しくない理由 - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ

http://tawaraotoko.blog.fc2.com/blog-entry-1577.html

 たわら先進国株の純資産額は452億1000万円ですが、これはマザーファンドの純資産額3496億8900万円(ただし、2019.2.15時点)の12.9%です。

スリム先進国株の純資産額は716億7700万円ですが、これはマザーファンドの純資産額3372億2600万円(ただし、2018.5.14時点)の21.25%です。

ニッセイ外国株の純資産額は1489億3100万円ですが、これはマザーファンドの純資産額1497億1800万円(ただし、2018.11.20時点)の99.47%です。


ビーファンドの純資産額がマザーファンドの純資産額に占める割合が少なければ少ないほど、マザーファンドにタダ乗りできることになって有利です。
この観点からは、たわら先進国株が最も有利で、ニッセイ外国株が最も不利になります。

 

 

そしてつい先日、河童さんが逆に魅力は低いという記事を投稿されていました。以下引用させて頂きます。

 

たわら先進国株式は信託報酬引き下げ競争から脱落気味で評価は低いです - 個人事業主が節税してインデックス投資

https://secrets2mysuccess.net/2020/05/24/hard_to_keep_being_competitive/

競争に勝つためには、信託報酬を競争力のあるものにしなければなりませんが、それで人気が出ないと苦しくなります。競争相手に信託報酬を引き下げるものがいる場合、もっと苦しくなります。売れていないのに勝てるあてのない信託報酬引き下げなんてできないでしょう。

え、まだ信託報酬は下がるの?僕は下がると思っています。下がるとするなら、これまで信託報酬引き下げに積極的でなかったたわら先進国株式に未来を託すのは、賢明とは思えないのです。もう信託報酬はこれ以上下がらないと考えるなら、たわら先進国株式でもいいかも知れませんが、純資産総額の多い方が何かと有利だと思いますけどね。

 

色々引用部分を端折っていますので、気になる方は両名のブログを参考にされるのが良いと思います。

 

私は最近の暴落時に毎日積立で「たわら先進国株式」にも積立を行っています。理由は適当ですが、単純に「eMAXIS Slim先進国株式」と2つに分けた方が運用会社に何かあった時のための保険になるかなという事と、なんか「ニッセイ先進国株式」はかなり無理して信託報酬を下げているとたわら男爵さんがおっしゃっていたのを記事で見た雰囲気になってたのでとりあえずこの2つ、という理由です。

 

イヤー、まいりました。私は「たわら先進国株式」とか「eMAXIS Slim先進国株式」でもどちらでもぶっちゃけいいんです。お金が増えればなんだっていい!!!!

 

ともあれ、2つの銘柄に分けて運用会社の分散を行うという考え自体はあながち間違っていないと思うのと、「たわら先進国株式」への投資は期間限定の暴落時のみというスポット購入対象なのでそのまま「たわら」でいいかなぁと思ってしまっています。

 

・・・いや、違うか。今現在、私は毎月5万円を「iFreeレバレッジ NASDAQ100」に投資しています。以前は「eMAXIS Slim先進国株式」に5万円を投資していたのですが、それをやめてしまっていました。ならeMAXIS Slimでいいかなぁ。

 

どっちにしても短期的な売買部分なので正直どっちでもいいか。人生の終わりまで積み立てるなら「eMAXIS Slim先進国株式」を選びます。最安値を目指すという方針は積立する理由に値します。「つみたてNISA」はそのまま「eMAXIS Slim先進国株式」のまま行きます。

 

さて、最近株高過ぎるのでもう毎日積立辞めようかなと思ってます。逆に、先日投稿した「3倍レバレッジ」への30年間積立資産用として使った方が心の安心を買える気がしてきました。あぁもう投資方針が滅茶苦茶だよ!

 

ともあれ、今の私のイメージは、

 

  • 毎日積立はリスクを取ってリターンを増やす臨時追加投資方法である。
  • 対して30年間積立はリスクは限りなく低くなるがリターンも減る。但しそこにレバレッジを加えることでリスクを抑えつつ、リターンはかなり高くなる。

 

レバレッジ商品(SPXL)でも積立であれば世界恐慌を耐えられた、むしろS&P500よりも成績が良いと言う結果が私の中でかなり好印象でした。 

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

という発想を今現在持ってしまったので、とりあえず積立投資の記事を早急に私自身のためにまとめたいなぁと思った次第です。シリーズもので全3,4回ぐらいになる気がしてます。なんだかんだデータ入力してスクリプト起動するだけでもちょっとした時間がかかるので時間ができたら粛々と進めます。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その1(暴落時積立編)

 こんにちは。okometsubuです。

 

本記事はシリーズ物となります。以下続編まとめ。

 

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その2(暴落5年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その3(暴落10年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その4(毎年積立編) - 日々の生活をがんばるブログ

【3倍レバレッジ】SPXLは積立投資で輝けることを証明したい!その5(vs疑似TECL編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

もしかしたら近い未来もう少し進んでる気がする。本記事のリライトを忘れる可能性があるので知りたければタイトルで検索すればおk。

 

 

以下は派生した別作品。ドルコスト平均法とノーセルバリュー平均法の争いまとめ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その1(直近暴落編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その2(暴落5年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その3(暴落10年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その4(暴落15年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

対決!ノーセルバリュー平均法(少額投資)VSドルコスト平均法その5(暴落20年前編) - 日々の生活をがんばるブログ

 

では今回は第1回目となります。

 

===============

 

以前、世界恐慌が発生した場合の積立投資をシミュレーションしてみました。結果としてはかなり良い感じであり、2倍、3倍レバレッジであったとしても、積立投資をすることでマイルドな値動きとなることが分かりました。以下その時の結果です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

世界恐慌という大暴落が発生しても20年間運用した場合、S&P500に積立したのとそう大差がないことが分かりました。しかもその後の右肩上がりの10年でとてつもなくSPXL側が有利となっています。そして世界恐慌レベルの場合、暴落直前で購入したら50年以上投資額が戻らないのですが、この件についても積立投資していればほぼ気にせず投資額をキープしていることが前回の記事で判明しています。※早期償還さえなければの話ですが。

 

また、NASDAQ100へ2倍レバレッジ投資している「iFreeレバレッジ NASDAQ100」という商品について、「ITバブル + リーマンショック」及びその時期を逆転させた上で積立投資を行った場合も私の中では悪くない評価を得ました。以下その時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

「iFreeレバレッジ NASDAQ100」はQQQの2倍レバレッジとほぼ同じ感じになる前提で話をさせて頂きました。そのため世界恐慌時はQQQが存在しないため味わわせることができませんが、もし存在していたとしても積立であれば酷いことにはならないことが予想できます。なぜなら積立なので安く買える期間が増えるだけで、最後にはハイテクは伸びると信じているからです。

 

これらの結果から、レバレッジ商品は積立投資でこそ輝けるのではないかと思い至りました。むしろ、等倍のVOOとか先進国株式なんかよりもずっと輝ける、そんな気がしてならないのです。

 

ではなぜ今まで軽視していたかというと、正直、レバレッジ商品のSPXLやTECLは手数料がかかるので積立投資について候補に挙げてなかったんですね。後、自動で毎月投資ができるのかもちょっとよく分かってなかったので候補に挙げずにいました。

 

しかしながら、一旦手数料を無視した場合、かつ、途中で目標額(目標率)に達成したタイミングで売却する気力があるのであれば、積立投資は等倍のS&P500よりも圧倒的にパフォーマンスがいいのではないかと思い始めています。

 

というわけで、先ほどの件は「世界恐慌」発生のタイミングと、積立投資としてはベストなタイミングからの投資しかシミュレーションしていましたが、今回は「世界恐慌」以外の暴落が発生したタイミングで積立投資を開始した場合と、「世界恐慌」以外の暴落が発生する5年前10年前から積み立てた場合の3通りを見て見たいと思います。

 

残念ながら、「世界恐慌」以前のS&P500のデータがありません。^GSPCを元にしてますが、米国のYahoo Financeサイトで丁度世界恐慌が発生するタイミングからのデータとなるからです。なので、世界恐慌の5年前、10年前からのシミュレーションができないのが残念です。とはいえ、20年間停滞することが分かってるので、5年前スタートなら35年後に株価が上がる、という風に捉えればいいかなと思っています。

 

今回のシミュレーションに当たり、S&P500データは以下Yahoo Financeを参考にさせて頂きました。

 

Yahoo Finance - Stock Market Live, Quotes, Business & Finance News

https://finance.yahoo.com/

 

もし各暴落時期の結果が良いようであれば、今、3年分毎日投資している金額を月額に分割して、かつ、30年間積立投資に回し、SPXLかTECLに手動で積立投資してもいいかもしれません。結果が良かったらどのぐらい手数料が発生するかも見てみようかな。あぁ、とにかく投資資金がもっと欲しい。

 

 

 

というわけで、今回参加する選手のご紹介です。いつもお馴染みのメンバーです。

 

暴落達参加者一同(日付は暴落前高値の日)

 

では改めて確認すべきポイントをまとめます

 

前提条件

  • 暴落が発生した時から20年間と30年間、疑似SPXLに積立投資を行います。
  • 暴落発生直前の高値から積立開始するものとします。
  • 月1回100ドル定額投資したものとします。
  • 30年無かったら2019/12/31 2020/05/21までの期間を見ます
  • 暴落が発生した時から5年前の時に積立投資をしたらどうなるか見ます
  • 暴落が発生した時から10年前の時に積立投資をしたらどうなるか見ます
  • 比較のため^GSPC(S&P500)も見比べてみます
  • ついでなので値動き2倍(疑似SSO)も参加させてみます
  • 手数料・税金は考察していません。配当再投資も未実施です。(配当金ホント自動再投資して無税でやってほしい。DRIP実装が望まれます。)

※2020/05/26更新

30年無かったら2020/05/21に修正

 

疑似SSOを参加させた理由は、将来「iFreeレバレッジ S&P500」に積立投資可能になった場合の参考データが個人的に欲しかったからです。これなら投資信託だし、自動でやってくれるし、配当金も再投資してくれるので楽ちんです。総口数が30億以上あったら多分これも積立対象として生活してたと思います。

 

本当は3倍レバレッジの「NYダウ・トリプル・レバレッジ」辺りを代替にしたいのですが、まだ作られたばかりで到底口数30億なんて到底ありませんし、商品の特性上、30年も持たないと思っています。そこまで人気で無さそう。残念ですが仕方ありません。

 

疑似SPXL、SSOデータの考え方はこちら。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

さて、暴落発生から積み立てると非常に有利な展開になることが容易に想像できます。つまり、今回の検証ではかなりいい結果になるはずです。

 

ということで、暴落発生の5年前と10年前の時期から積み立てた場合もみます。暴落は10年に1度と言われているため10年前だけにすると、前回の暴落に引っかかる可能性もあるので5年前からの投資が真の絶望になる気がしています。最悪ケースを早く見たいけど今回は暴落発生時から。まさに「コロナショック」が始まったばかりで今後最悪ケースになる可能性がありますので、今、知りたい情報が今回のシミュレーション結果だったりするはずです。

 

今回、かなりの記事のボリュームになりそうな気配が既にプンプンします。なので、5年前の結果と10年前の結果は別記事にまとめます。つまり、本シリーズは3回に渡ってお送りすることになりそうです。

 

では早速、暴落時から積み立てた場合を見てみましょうか。

 

 

ベトナム戦争辺りからの30年間

1968-11-29から1998-11-28の30年間を見てみます。20年間積立は後ほど見てみましょう。

 

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:263.0倍
  • SSO:65.0倍
  • S&P500:7.61倍
  • 積立額:36000ドル

 

積立額は毎月100ドル積み立てた場合の結果です。自身の積立額を変えたいなら36000ドルを掛け算したり割り算すれば容易に積立額がでますのでそこで各々見て取れると思います。

 

さて結果ですが、後半10年がヤバイですね。滅茶苦茶伸びてます。途中下車待ったなしです。SPXLは263倍となったので、毎月100ドル積み立てた場合、9,468,000ドルとなるわけです。えーっといくらだこれ。1ドル100円とすると・・・

 

9.4億円!!

 

毎月積立というマイルドな投資方法なのに10億弱!怖い!!!

 

SSOの場合は2,340,000ドル、約2.34億円ですね!やったー!!

 

いやぁ・・・これは夢があります。まぁ無理もありません。暴落発生時からの積立なのですし、途中バブルが発生したのですから。

 

では、グラフ的にパッとしない20年間の結果を見てみましょうか。

 

ベトナム戦争辺りからの20年間

 

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:6.61倍
  • SSO:4.92倍
  • S&P500:2.29倍
  • 積立額:24000ドル

 

最後の最後、ブラックマンデーで急激に下落してますね。暴落した直後に終えた形の方が現実味があってよろしい気がします。それなのに投資額より皆高いですね!

 

この結果から見てもS&P500よりもレバレッジ集団が強いことが分かりました。6.61倍なので158,640ドル、約1580万円と言った所でしょうか。積立投資額がこの時点で約240万円でこの金額は十分売却検討して良い頃合いじゃないでしょうか。20年も積み立てていることですし、もし仮に毎月5万円にしたら5倍の7900万円ですからね。相当ヤバイですよこいつは・・・

  

それよりも、ブラックマンデーが発生しなかった場合の頂点部分が気になります。見て見るとこんな感じでした。

 

ブラックマンデー発生直前(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:20.36倍
  • SSO:9.14倍
  • S&P500:2.97倍
  • 積立額:22500ドル

 

つまり、SPXLは毎月100ドル(10000万円)だと約4600万円だったわけで、毎月5万円投資だったら約2.3億円だったわけです。頂点で売ることはできませんが、1億円になったら売却する、という目標だったらかなり現実的じゃないでしょうか。大体頂点の半分ぐらいの位置で売却しても毎月5万円投資なら1億円です。20%税金取られるので1.2億ぐらいは欲しい所ですが悩ましい。

 

ともあれ、ブラックマンデーを直撃しても問題は無さそうということになりました。

 

では次の暴落に行きましょうか。

 

 

第一次オイルショックベトナムからの30年間

1973-01-11~2003-01-10の30年間を見ます。

 

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:60.39倍
  • SSO:25.52倍
  • S&P500:4.70倍
  • 積立額:36000ドル

 

最後の最後、暴落後でこの結果です。やはり30年の積立投資は相当強いですよこいつは・・・

 

30年後に株価が上がってる必要が無いのが強い。途中で目標額決まったら売ればいい。半分残して積立は継続するとかでも十分強いでしょう。そうなったその時考えるけども。

 

この結果見てしまうと、そもそも3倍レバレッジの投資だとしても毎月積立で始めればよかったかなとプチ後悔中です。済んだことは仕方ありません。

 

さて、暴落後で60倍です。その手前の頂点を見た目だけで計算すると、SPXLなら360倍ぐらいの値がついてそうでしょうか。凄いです。暴落後の60倍でも100ドル/月 で2億なのに、360倍だったら約13億円ですよ。怖すぎる。なんだそりゃ。

 

やはりそれだけ見ても積立投資は理に適ってそう。

 

記事の量がヤバイことになりそうなので倍率出せたし次行きましょうか。次は20年後の結果です。

 

第一次オイルショックからの20年間

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:6.61倍 17.80倍
  • SSO:4.92倍 9.35倍
  • S&P500:2.29倍 2.99倍
  • 積立額:24100ドル

 

※2020/05/28 結果修正

ベトナム戦争付近の数値を記載していたので修正。グラフは修正していないため見た目と結果が一致する形になったと思います。

 

これもいい結果ですね。途中ブラックマンデーが発生しても、暴落しきったタイミングをみても全ての投資先はS&P500を上回っていますし、そもそもの積立額も余裕で上回っているのが高評価です。やっぱブラックマンデー、言うほど強い暴落に思えなくなります。世界恐慌とITバブル+リーマンショックが強すぎた。

 

これもS&P500に比べて大幅に強いですね。やはりレバレッジ投資は積立が最強なのでは・・・

 

結論は急ぐものではありません。それじゃ次行ってみよう!

 

 

ブラックマンデーからの30年間

1987-08-25~2017-08-24の30年間を見ます。

 

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30年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:16.39倍
  • SSO:10.94倍
  • S&P500:3.29倍
  • 積立額:36100ドル

 

かなり激しい動きですが、最終結果としては16.39倍となるため案外マイルドに見えます。これをマイルドと言っていいのかアレですが。途中でITバブル崩壊リーマンショックの2つの暴落を経由していますが、暴落前には必ず暴騰があるといういい例ですね。最終的にはかなりいい形で落ち着いてます。16.39倍なので約6000万円と言った所でしょうか。毎月5万投資で3億円ですね。

 

それにしてもどいつもこいつも、S&P500や積立投資額よりも圧倒的にスコアが良いです。ヤバイ。本当にレバレッジ商品について積立投資をメイン投資先にしたくなってきました。

 

では続いて20年の結果をみて見ます。

 

ブラックマンデーからの20年間

 

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20年最終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:13.57倍
  • SSO:7.12倍
  • S&P500:2.48倍
  • 積立額:24100ドル

 

いいですね!ITバブル崩壊後の復活で十分利益になってますし、ITバブル崩壊が起こってもS&P500よりも株高です。やはりレバレッジ商品は積立で真価を発揮しそうな気がします。順張り投資と比べても遜色なく運用できそうな気がしてきた。順張り投資よりも感覚的には安全性が上だと思いますし、リターンも相当よく、十二分に凄いです。

 

13.57倍なので毎月100ドルで3270万円と言った所か。老後対策としては十二分ですね。20年の早期に2000万円問題が解決できるという時間的優位性がレバレッジ商品の強みですね。

 

それじゃ次、行ってみよー!

 

ITバブル崩壊から現在まで

 

2000-08-31~2020-05-21の約20年間を見ます。30年は見れないですね。とりあえず現状のコロナショック時までみましょう!

 

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終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:4.31倍
  • SSO:3.79倍
  • S&P500:2.11倍
  • 積立額:23300ドル

 

大体20年ですね。途中リーマンショックが入りますが12年目ぐらいで大体皆、積立投資額以上に切り替わっていますね。こう見ると、やはりレバレッジ商品は強いです。S&P500とそう大差がない上、途中の大暴落があっても十二分に耐えらえるように見えます。約20年で4.3倍なので、大体1000万円と言った所でしょうか。毎月5万円積立なら5000万円ですね。

 

コロナ前の直近だと大体2倍ぐらいっぽいので毎月5万ならコロナショック前に売れば1億円程度は得られたっぽいですね。とはいえ売却タイミングは非常に難しそうです。それでも今回の暴落を受けても十二分に利益が乗っかっており、S&P500よりも上なのですから十分じゃないでしょうか。

 

それじゃ最後にリーマンショック見ましょうか。

 

リーマンショックから現在まで

2007-10-09から現在の2020-05-21まで見て見ます。大体13年ぐらいでしょうか。

 

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終結果(最終積立額の何倍か)

  • SPXL:4.46倍
  • SSO:3.32倍
  • S&P500:1.85倍
  • 積立額:14800ドル

 

13年の結果はこんな感じ。良い感じですね。4.46倍なので約660万円でしょうか。ちょっと物足りないですが、13年程度だとこの程度と言えそうです。コロナ前で考えると約1300万円ぐらいになったかな。100ドル積立でその結果なので5倍したら3300万円となるため十二分に凄いです。コロナ前なら6500万円。やはり十分凄い。

 

さて、今まで見てきましたが、大体30年積立することで最初の暴落をものともせずにとてつもない利益を得られそうということが分かりました。

 

本積立を始める前に「世界恐慌」という最悪シナリオでも耐えうることが分かっていますので、本当にレバレッジ商品の積立は無敵なんじゃないかと錯覚してしまいます。

 

でも1つだけ問題点があります。

 

この運用の最大の問題点は、「3倍レバレッジ商品」が30年間存続してくれるかどうかです。それはもう神のみぞ知ると言った所でしょうか。なーんか、途中で無くなる気がしないでもないです。最悪、2倍レバレッジに変わるかも。

 

ただ、結果を見てもらうと分かるとおり、SSOでも十二分に強いです。なので、大金持ちへの道は閉ざされるかもしれませんが、2倍への仕様変更であれば生き延びることはできそうだなと感じています。

 

今回の検証結果だけで総括すると、私は次のような考えを持ちました。

 

まとめ

  • 「一括投資」をして機会損失を少なくする手法はせめてVOOやVGT等の等倍商品で行うべきであり、3倍レバレッジでやるのは勇気の投資となる
  • 「積立投資」は償還リスクが無いものと考えるならば、レバレッジ商品で行うのは非常に理に適っている素晴らしい投資方法になりうる

 

こんなところでしょうか。私は一括投資した理由は「10年で1億円」を目標としたため相当欲張って先行一括投資してしまいましたが、見事に玉砕中です。

 

ではなぜレバレッジ商品は積立投資が良いのでしょうか。個人的な感想レベルとなりますが、

 

  • 株価は暴落で下がると戻ってくるまで非常に時間がかかる、つまり、戻ってくるまでの間相当株価が安く購入できる
  • ボックス相場が続くとガンガン株価が値下がりしてしまう。つまり、株を安く購入できる
  • 最初に右肩上がり相場だとレバレッジ商品はとてつもない化け物じみたパワーが発生するため相当株高で購入することになる
  • これらの周期は大体10年で行われるため、20年、30年をベースに考える
  • それだけの長期間待てば、必ずどこかで右肩上がり相場が発生する。その時のとてつもない化け物染みたパワーが発生すれば目標金額まで容易に到達するはず。そこで欲張らずに利確するのはどうだろうか。

 

つまり、途中である程度値が上がったら売却することを前提とすることが望ましいという結論です。この考え方自体は積立だろうが順張りだろうが逆張りだろうが、最初からその想定にした方が良いと考えて投資しています。それが私の場合でいう所の「1億円」という目標額です。投資額に対して「1億円」であれば割とリアルに、結構余裕のある数字だと思っています。世界恐慌でなければ、または、30年の投資期間があれば余裕だと思います。

 

言い過ぎでしょうか。ただ米国が右肩上がりを辞めたら終わりですね。それでも等倍商品とドッコイドッコイになるだけなはず(積立投資なので)なので最悪みんなと一緒(VOOへの積立ユーザ)ぐらいのスコアになるので命は守れそうです。

 

さて、今回沢山のグラフを見ましたが、大体最後の方は皆大幅に上昇しています。時には最後の最後でまた暴落しているものもありますが、最後の暴落後も全ての投資先において積立額以上であり、S&P500以上にレバレッジ商品は大活躍しています。最悪、20~30年後に売り抜けるタイミングを誤っても語弊はありますが問題が無いということです。

 

そして今回のコロナショックが「世界恐慌」レベルまで来ても安心です。何故なら前回の記事でお伝えしていますが、20年間の積立においてもS&P500を超えています。この最悪ケースでもS&P500より強いって言うんですから積立投資とレバレッジ商品の相性は本当に抜群なんじゃないでしょうか。以下過去記事です。世界恐慌を耐えられるのであれば、世界が揺れ動いている今こそレバレッジ商品に対して積立投資を開始すべき時なのかもしれません。

 

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

今回のケースで言えば、毎月1万円程度でも十二分に効果があります。 

 

 

ということで、今回は暴落が発生したタイミングでの投資でした。

 

今まさに「コロナショック」が始まったばかりの昨今であるため、本日行ったタイミングのシミュレーション、暴落時から積立投資を行うケースとニアイコールな位置からとなるため、次回、次々回の5年前、10年前からの検証よりも「今」、一番現実に近いのが今回のグラフ結果になるかなと思っています。

 

とはいえ、5年前、10年前から開始したパターンで最悪ケースを見た方がより現実的に向き合えると思います。私はとにかく最悪なパターンが見たいのです。その最悪なケースを見ても尚、3倍レバレッジ投資は積立に本当に最適なのかを見極めたいです。

 

今回が「世界恐慌」レベルだったら30年諦めて積立です。20年積立を行えばたとえ「世界恐慌」だったとしても、S&P500に勝てるという認識だけは持っておいて損はないでしょう。

 

今回の結果ですが、「順張り投資」と似たような値動きになった気がします。本シリーズが終わったら、後日「順張り投資」と比較してみたいと思います。比較したいことがまた出てきました。やりたいこと多すぎるので時間があったら記事にします。まずは積立投資をもう少し深堀してから。

 

ということで、今回は以上です。

 

いやー、SPXLを毎月自動で積み立てるのSBI証券で出来るのかなぁ。調べてないけどマネックス辺りはなんかできそうな気がする。ともあれ、次回と次々回の結果も良い感じになるようであれば、毎月の手数料とかも本格的に調べて始めるかもしれません。

 

今回はここまでと致します。

 

以下次回。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

 

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  • かずま

    いつも楽しく拝見させて頂いています。
    私もアーリーリタイアを目指し、SPXLへの積立を検討しているのですが、今回の記事で1つ気になることがありました。それは前提条件の「月1回100ドル定額投資」の部分です。残念ながら、SPXLはETFのため、投資信託のように毎月1万円きっかり入金、といった投資ができず、「毎月2口」といった積立方法にならざるをえないと思うのですが、その場合でもこの手法は有効なのか、口数で買うとしたらどのように積み立てるのが効果的なのか。ぜひ検証していただけるとうれしいです。入金額が一定であるほうが有効なのであれば、投資信託のダウトリプルレバレッジの方が配当金も自動で再投資できて楽なのかなと思ったりもします。ご検討よろしくお願いいたします。いつも記事楽しみにしています!!

  • okometsubu (id:okometsubu-blog)

    かずま さん

    コメントありがとうございます!
    ご指摘の通り、きっかり100ドルを投資できません!
    というか、注意書きを書くべきでした。失礼しました。
    これについては別途記事にする予定ですが、
    SPXLの株価により買えなくなることもあるので
    年1回の投資投資で逃げようかなと思っています。
    年1回であれば20~30年の20回~30回程度で済み、
    手間と手数料の回避も可能ですし、端数も月額より
    大幅に削減できるためです。

    「毎月2口」といった積立投資方法となると
    ちょっとスクリプトを組みなおさなくてはいけないため
    一旦無しとさせていただきます。
    というのも、SPXLは株価がとてつもなく伸びるため、
    株価が伸びすぎにより恐らく途中で分割処理が
    されると思います。それまでの間、「毎月2口」でも買えなくなる恐れがあることと、
    シミュレーション中は、いつ、どこで分割されるか分かりません。
    つまり、シミュレーションが金融リテラシー0の私では不可なのです。

    投資額を上げれば良いと思いますが、それだとなんだか
    よく分からなくなるので年1回投資のシミュレーションで
    お茶を濁させて頂ければと思っています。

    足りない分は翌月に投資する、という手もあるのですが
    それだと機会損失となるためあまり気が乗らないというのもあります。

    もう1つ、年1回の方にしたい理由は、
    毎日投資<毎月積立であることはよく言われていることで、
    なら年1回投資の方が過去経緯としては結果が良くなるだろうという
    イメージもあります。

    ということで、SPXLの場合でも年1回投資が有効かを確認したく、
    そちらの記事で逃げさせてください。

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【SPXL_TECL】一旦手じまいして順張り投資に全てを賭けた方が良いのか

こんにちは。okometsubuです。

 

話は全く関係ないですが、Epic Gamesにて、なんとあの「Civilization6」が無償で入手できちまうんだ!!!!!!

 

以下Yahooニュースから引用

 

時間泥棒ゲー「シヴィライゼーション VI(Civ6)」PC版が無料配信 「休みがァァ」「睡眠時間がァァァ」とうれしい悲鳴(ねとらぼ) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/c542392182a0a0fae15894ee2a1c5c495e9deacb

 

何かつい最近もGTAVが無償になってたけど凄いね。入手しておけば永年無料っぽいので気になる方はポチっとしておくのが吉。気にならない人もポチってしておくのが吉。みんなでCivilizationをやろう!!!!

 

配布期間は5月28日までらしいので急げ!!!!!!!!

 

尚、私のオススメはCivilization4。こっちは低スペックPCでも安心!!!

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

ともあれCiv6もプレイしないと評価もできないから近々ちょっとだけ触れようかな。チュートリアル触った感じだとCiv5より複雑になっている印象。覚えることが多すぎる。Civ4のサクサク感(※ゲーム内の制度が5以降より幾分か簡素だしPCの処理もサクサク)に慣れてしまうと5以降はモッサリしてて慣れるまで時間がかかりそうだ。

 

========

 

というわけで、今回の記事に移ります。まーた投資の話です。私のブログ、しょっちゅう投資の話してるな・・・あ、このブログ、投資がメインだった。メインじゃなかったら多分もう放置してる。だって長期投資メインなので素人は下手に動かない方が良いのです。そして投資の話をしてもやることそうそう変わらないのと、下手に考えると狼狽しちゃうから。でもやはり色々考えてしまう。

 

というわけで、下手に考えて狼狽の元となる記事を投下します。

 

今回もネガティブ記事になりそうですが、未来へ向けたポジティブな投資への変換(順張り投資)を行うべきかの考察にもなります。

 

私は「10年で1億」を稼ぎたいため、SPXLとTECLに集中投資を行っています。以下投資方針です。

 

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

既に1000万円近くを投資済みです。現在200万円近くマイナスですが、SPXSという狼狽した時にアホみたいに買ってしまった銘柄が150万円程引っ張っているのでSPXL,TECLだけにフォーカスすれば割と現状安定しています。

 

ここで今ちょっと危険だなと思っていることがあります。

 

 

前者は3月中旬の「底」目指した時ですね。SPXLも乖離していましたが、TECLの乖離がとても目立ちました。最終的には乖離修正が行われたのでその時期に投資をしなければ問題は無かった認識を持っています。以下その時の記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

何が怖いって、この3月の暴落、まだSPXLが高値から70%下落程度しか行っていません。それなのに乖離が発生したり、3倍レバレッジ商品の一部が2倍レバレッジ商品に使用変更が行われたりしました。以下ゆうさんの記事より引用させて頂きます。

 

【SPXL早期償還!?】米国レバレッジETF上場廃止?│SECのデリバティブ取引規制案 - ゆう×米国株投資×ライフプラン

https://yu-kabu-life.com/2020/03/03/leveraged-etf

 

この新型コロナによるパニック相場中に数多くの償還が発生してしまったことも衝撃的ですけれど、まさか償還までいかずとも倍率を下げてくるETFがあるとは予想外の展開です。

暴落しきったところに3倍→2倍にされてしまっては回復力が落ちてしまいますので、償還されなければ大丈夫とも考えられなくなりますね。

SPXLについては資産規模も一定あり何よりSP500連動になりますので、早々に同じような事態にはならないと思いますが、予断は許しませんね。

そして大変残念なことですが、まさにSECがレバレッジド・インバースETFの規制案を提案している最中に、このような前例が出てしまったことは、少なからずSECの決定に影響を及ぼすかもしれませんね。

 

 

SECの介入も気になる所です。5/1に何か動きがあることをチラホラ見ましたが、今の所特に動きは無いようです。正直、「リーマンショック」級の下落だったとしても商品存続するのか不安になってきています。Direxion社は耐えられるのかなぁ・・・。こういう時に金融リテラシー0なのが悔やまれます。

 

私の場合はPXL:現金を7:3で行っていますので、実質2.1倍レバレッジ運用中となります。もし3倍から2倍レバレッジになったとしても、大きな影響を受けずに運用は可能です。ただ、そのタイミングで現金を全てSPXLやTECLに投入するという「覚悟」は必要です。株主優待クロス用の現金が無くなるのが残念なのと、精神面で現金がなくなることになるのはやはり恐怖と言えます。

 

そもそも「世界恐慌」レベルになったら3倍レバレッジは消えてなくなります。そうなると、今の株高の内に売却して、暴落が去った後の世界、「ナイフが落ちた後」の世界から3倍レバレッジ投資を改めて実施するのでも遅くは無いんじゃないか?と思い始めています。

 

以下順張り投資についての過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

「底」から1年後に購入すれば、過去経緯だけで見れば間違いなくプラス、上昇しているのです。当然、「底」付近で買った方が圧倒的に儲かりますが先ほどのようなリスクを限りなく減らすことは可能と思っています。そしてわずかな上昇でも3倍レバレッジのパワーで一気に資産を伸ばすことが出来ると踏んでいます。

 

ただし、ここで全額方針転換することは「10年で1億」は諦めることになりそうです。「底」から1年を待つことになりますし、更に株価がある程度伸びた所からの投資開始となるためです。

 

後は、この後「世界恐慌」、「リーマンショック」級が控えているかどうかを見極めるしかありません。世界恐慌までは行かないというのが現状の世間の見解のようですが、米国VS中国が勃発したらどうなるかとか、次の話になるとどうなるか分かりません。

 

ともあれ、色々書きましたが、手じまいはせずにこのまま投資を継続し、3倍レバレッジが2倍になったらその時即座にその時の株価と照らし合わせて今後の方針を決めようかと思います。

 

というわけで、方針は以下にまとめました。

 

  • 世界恐慌までは行かない読みで現状のSPXL、TECLの仕切り直しはしない。続行。
  • 但し直近でもっと株高になったら現金リバランスをして現金を確保しておく。リバランスによる売却タイミングは適当。その資金を「底」から1年後の順張り投資タイミングの費用に充てる。最悪償還されてもその資金は守られる。
  • SPXSは「底」から1年後、2021年3月まで次の「底」が来なければ売却してSPXLにスイッチする。相当低い額になってると思われる。

 

本当は「積立投資」も十分検討に値するのですが、SPXLやTECLだと買付手数料を毎回取られるので若干躊躇してしまいます。以下毎月積立を世界恐慌時に行った時の過去シミュレーション記事。20年積立投資でも悪くない結果です。30年待てばバラ色の人生です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

とはいえ、相当結果が良かったので、もう少し他の暴落時期とかもある程度見て見ようかな。これは別記事でまとめると思います。

 

結局、このご時世になった今でも仕事を辞めたくて仕方ありません。というわけで、仕切り直しはせずにもうちょっと夢を見ることにします。最悪、SPXSがあるのでそれで命を守れたらいいなぁと。次の「底」で多少売ってしまいそうではあるので扱いが難しすぎますが・・・。SPXSの売るタイミングが難しすぎる。

 

というわけで、結局何も方針が変わりませんでした。元々運用中のリバランス時期だけちょっと早めるかもしれないなぁ、と思った所で今回はここまでと致します。

 

 

 

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  • みそら

    はじめまして。いつもブログを拝読させていただいております。また過去のデータを検証した記事等で常に勉強させていただいております。自分もTECLとSPXLを中心に据えたポートフォリオを組んでいますので、同じような方がいらっしゃると非常に心強く感じます。自分もTECLを逆張り、順張りの両方で購入しています。(「株価がどうなろうが購入するんだな」と四方八方からつっこまれそうですが^^;)現在はある程度の数量を購入しています。今後は逆張りは積極的に行いますが順張りに関してはあまりアグレッシブには購入しないようにしようと思います。というのは20%, 30%株価が上昇した際に購入してそこから二番底を目指して暴落したら困るためです。順張りで購入するのであれば1年後や2年後であったり、今の株価の2倍、3倍まで上昇してコロナショックの影響が落ち着いた、世界恐慌まではならないと思えるようになってから購入予定です。あとは暴落時にはARCCも購入して、TECLが償還されたとしてもARCCの配当金でキャシュバックできるようにと考えております。(ARCCはリーマンショックも耐えました。)世界恐慌レベルだとARCCも倒産するかもしれませんが、そしたらチマチマとS&P500を購入し始めればS&P500を底値から買い始めることになって、それなりには資産を戻すことができるかなと思っています。(安易ですかね^^;)ただ100年に一度の世界恐慌を考えすぎるほうがリスクが大きいと思うので、自分は世界恐慌は来ないと思いこんで投資します。長文失礼しました。今後も勉強させて頂きます!

  • めだか

    いろいろ検証されてきてSPXLに投資している人が
    SPXSを持っているのが強烈な違和感があります
    自分ならとっくに損切りしているかな

  • okometsubu (id:okometsubu-blog)

    みそら さん

    コメントありがとうございます!
    3倍レバレッジ投資家同士で嬉しい限りです!

    > 今後は逆張りは積極的に行いますが順張りに関してはあまりアグレッシブには購入しないようにしようと思います。というのは20%, 30%株価が上昇した際に購入してそこから二番底を目指して暴落したら困るためです
    これ、本当にそうなんですよね・・・
    一応世界恐慌から現在に至るまでの「底」から確認した所、
    「底」から11ヶ月後から投資をすればもう大丈夫、という結果に至りました。
    が、将来もそのルールが適用されるかなんて分かりませんからね。
    世界恐慌まではならない、という考えを取るかどうかで
    購入タイミングを決め打ちする方が最終的な利益は高いと思います!

    > ARCCの配当金でキャシュバックできるようにと考えております。
    ARCCの詳細が分からずアレですが、私は配当金不要論者だったりします。
    いや、正確には特に「配当金を再投資する」人が理解できないのです。
    配当金を貰うことでギリギリ生活費を担保するような生活をしているのであれば
    百歩譲ってそれじゃ仕方ないねっていう話になりますが、
    再投資するとなると、
    ・配当金を出すことで結局株価がその分下がる認識。
    ・配当金は課税される
    ・配当金で株を再購入するときに手数料を取られる
    という認識を持っているからです。
    ならば最初から配当金出さないで株価を落とさず、
    そのまま継続してほしいなぁというのが私の意見です。
    ※金融リテラシー0特有のイメージ感想。

    とはいえ、ARCCという企業そのものが将来成長性があると
    踏んでいるなら何も問題ないと思います!
    配当というより、企業の魅力に賭ければいいのかなと思った次第です。

    気分を害されたら申し訳ありません。
    素人が変なコメント返ししてしまいました。
    ともあれ、お互いこのご時世の中踏ん張りましょう!

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【調査】日興フロッギーで株主優待クロス費用を抑えよう!

こんにちは。okometsubuです。

 

SMBC日興証券のキャンペーンで私は毎月投資信託1000円を購入して500ポイントのdポイントと毎月0.3%を貰うキャンペーンに応募しました。そのキャンペーンの裏で、 "FROGGY MAGAZINE"というメールニュースサービスに登録すると30ポイントもらえるということなので、現在もメールニュースを受け取っています。まだこのキャンペーンは行われているようです。以下過去記事。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

dポイントがもらえる特典│SMBC日興証券

https://www.smbcnikko.co.jp/promo/dpoint/?bid=HPC20191031_tsumitate_cam_LP_011

■特典

  • ・対象のお客様全員に【初回引落特典】としてdポイント500pt(お一人様1回のみ)、プラス【引落特典】3pt
  • ・それ以降も、引き落とし毎に【引落特典】dポイント3pt

 

 

ここまでは前置きで、"FROGGY MAGAZINE"はポイントゲットしたのでもうメールニュースは解約してもいいのですが、何となく見て見たらまた別のキャンペーンが始まっていました!以下公式サイトから引用です。

 

 

froggy.smbcnikko.co.jp

 

キャンペーンは3つあって、どれも有益な情報っぽかったのでちょっと深堀してみたいと思い記事にしました。

 

dアカウントは必須です。また、SMBC日興証券の口座と連携する必要があるものもあります。それを許容できる人のみ応募するといいでしょう。私は証券会社とポイントの連携は日常茶飯事な状況にあり、どちらの会社も規模が大きく、ある程度信用があると思うので普通に連携しています。

 

dアカウントは非docomoユーザーでも普通に入会できて普通にポイントサイトとして使えるので私は重宝しています。私の場合ですが、妻がdocomoユーザなのでdポイントが余ったら妻に期間限定ポイントも含めてポイントを送ることもできます。そしてdocomoユーザであれば、Amazonでdポイントを使うことができるので無駄は大分無くなります。以下その時の過去記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

 

話が脱線しました。ということで、早速キャンペーン内容を深堀してみたいと思います。

 

1. 応募フォームへのお申し込みで、総額300万ptがあたる!山分けキャンペーン

 

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これは単純に毎月応募すれば500pt貰えるらしいです。第1回は見逃したので6月も忘れないようにチェックしておきたいです。続いてはこちら。

 

 

2.dポイントをもれなくプレゼント! dアカウント連携キャンペーン(ダイレクトコース限定)

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これは"SMBC日興証券"の口座開設で200pt,既に持っていたら100ptです。私は株主優待クロスでSMBC日興証券に大変お世話になっているのでとりあえず100ptだけ貰っておきます。これは嬉しいですね。普通に連携してポイント貰いました。それでは次。

 

3. 記事を読むだけで、dポイント3ptをプレゼント!

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これ、相当良いと思います。画像はスマホ画面ですがPCで普通にポイント対象サイトがログイン後に表示されました。読み込みもかなり早いです。PC立ち上げ+ブラウザ立ち上げ部分の時間を省くと、お気に入り⇒ログイン⇒記事を読むのに長く見ても20秒程度でしょうか。20秒で+3ポイント。時給540ポイントです。10秒で見たらその倍の時給1080ポイントでしょうか。十分すぎますね。試したら10秒で行けました。時給換算でみたら凄い!ヤバイ!

 

この掲載頻度が毎日じゃなくて不定期だったら相当怪しくなりますが、色々記事を見て見たところ、現時点では毎日ポイント貰えるっぽい。以下公式サイトの記事より引用。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/24944/

桐谷さん、実はフロッギーなら保有dポイントがゼロの人でも始められます。ポイントマークのついた記事を読むと、3ptもらえるんです。毎日記事を読めば1ヵ月ちょっとで100円分の株が買えます!

 

3pt * 30日 = 90ポイント。1ヶ月ちょっとで100円分の株が買えるとあるので毎日貰えそうです。これ、かなり美味しいと思います。毎日パソコン起動してブラウザをほぼ100%見てる私のような人でしたらやるべき。私はパソコン起動する日は毎日やります。アンケートサイトの4,5倍は還元率良いです。相当美味しい。

 

というか、私のブログ、SMBC日興証券がらみでヨイショし過ぎてるな。それだけサービスがいいから仕方がない。今の仕事が首になったら広告塔として入社させてもらおう!!!

 

話が脱線しました。

 

では次。これが本記事のメイン記事となります。色々考えながら書いてたらゴチャゴチャしてとてつもない長さの記事になったのでちょっと目次を付けました。

 

後でゴチャゴチャ書いてますが、何が言いたいかというと、

 

株主優待クロスを日興フロッギーを絡ませて手数料・金利無償化」ができないか?

 

という点と、

 

期間限定も投資可能なdポイントを極力コストを抑えて使うにはどうするか

 

についてをまとめた形になりました。結果そうなってしまいました。では目次。

  

 

 

 

 

1.現渡をして日興フロッギーの売却手数料を回避する

 

4.日興フロッギーで株を売買した時にかかったスプレッドの一部をdポイントで還元!

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これみてピーンときました!これ、株主優待クロスで使えば約定金額ポイントで戻ってくるの!?って。そう思いましたが、そもそもSMBC日興証券信用取引を行えば買付・売付手数料無料でした。つまり、これは全く意味が無さそうです。

 

・・・いやいや、もうちょっと深堀してみると、この"日興フロッギー"なるもの、100万円までは買付手数料が無料です!しかも現物で株を買う事です!これは凄いかも!?

 

何が凄いって、SMBC日興証券信用取引で買うと、手数料は無料ですが買方金利の2.5%/年が発生します。株主優待クロスをする場合は基本的に当日に現引するので、実際の費用は2.5%/365日 * 購入金額 となります。数十円~高くて100円近くの費用が取られる可能性があるんですね。

 

この"日興フロッギー"を使えばこの金利が無くなるんですね!

 

ただ残念なことに"日興フロッギー"は100万円以下でも解約時に0.5%の手数料がかかります。以下手数料サイトから引用。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/16647/

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先ほどのSMBC日興証券の買方金利だと2.5%/365日*1日分 = 約0.0068%の手数料で済みますのでお話にならない程金利が発生します。比べると0.5%は高く見えます。これをみても、先ほどのdポイントキャンペーンである0.2%のポイントバックを加えても実質0.3%の手数料が発生するのでお話にならないですね。しかも0.2%を得るには500円を超えなくてはいけないとか。以下公式サイトより引用。

 

| 日興フロッギー

https://froggy.smbcnikko.co.jp/24913/

お取引特典について
・当社のダイレクトコースの口座をお持ちで、当社にdアカウント連携をいただいているお客様のお取引が対象となります。
・ダイレクトコースで行った取引が対象となります。
・対象取引の約定金額が月間で500円以上あるお客様が対象となります。

 

 

ただ、dポイントの期間限定ポイントを投資が出来ることを考慮すべきかなと思います。通常、dポイントでAmazon商品を買ったりすると、本来クレジットカードで購入していたポイントが貰えません。一般的な楽天カードなら1%でしょうか。それが入らないのです。期間限定ポイントなんてまとまったポイントではないでしょうし、使うのに苦労するでしょう。であるならば、この0.3%の手数料だけかかったとしてもdポイントを利用して株主優待クロス銘柄を買うのはアリじゃないかと思いました。

 

とはいえ実質0.3%失うのも勿体ない。

これについてどうにかならないか、もう少し深堀を進めます。

 

この日興フロッギー、100万円以下なら売付時のみ0.5%手数料が発生するのです。であれば、現物の株をSMBC日興証券側で一般信用売りを行い、後から現渡すれば一切手数料がかからないんじゃないか?と次の疑問が浮かびました。SMBC日興証券側の信用取引であれば手数料無料で売れます。

 

色々調べたところ、単元株になったらSMBC日興証券側で取引できるっぽい回答が公式サイトでありました。SMBC日興証券QAサイトより引用させて頂きます。

 

QA:キンカブで株数が単元株以上になった銘柄はどうなるのですか。|その他|SMBC日興証券 よくあるご質問 詳細

キンカブで株数が単元株以上になった銘柄はどうなるのですか。

自動スイングが行われる設定(ONの状態)であれば、単元株以上の株数に達した銘柄は、権利付取引最終日から翌日朝5時の間に、自動的に単元株化され、「保護預かり口座」へと移されます。
その後の単元株の取引については、オンライントレード(日興イージートレード)をご利用ください。
自動スイングについては、日興イージートレードの「お取引>キンカブ>単元株振替」をご参照ください。 

 

キンカブ=「日興フロッギー」で買ったものと読み直せばOKです。

 

あれ、これ凄くないですか?であるならば、毎回株主優待銘柄の買付を100万円以下ならこの"日興フロッギー"で行うことで、SMBC日興証券の買付金利を無視し、かつ、dポイントを消費して株を購入することができます。売付は行わないので0.2%のポイントバックは貰えませんが0円なら十分です。

 

で、SMBC日興証券側で一般信用の売り注文を同タイミングで実施することで後日の優待権利日をまたいだ後に現引きしてフィニッシュです。

 

日興フロッギーからSMBC日興証券に単元株が移る日数は調べたところ購入日から2営業日後に手動で切り替えが可能っぽそうです。これについては後日実際に試してみて記事にまとめる予定です。多分出来る。2営業日なので安全に行くなら木曜日取引がベストと判断してます。月曜日になるので、信用売り側の貸株料の日数を安全に抑えらると思われる。ベストは木曜日、金曜日でもまぁ大丈夫でしょう。

 

では次の問題。"日興フロッギー"は単元株をピッタリ購入することができません。所謂、投資信託と同じように、購入したい金額を入力するしかできないのです。つまり、大体の場合において、単元株数+"端数"が発生してしまいます。

 

例えば、A株の株価の前日終値が1234円だったとして単元株は100株とします。通常の注文だと100株を翌日に成行購入したとして、その場合株価は変動。1300円で約定したとすると130,000円の出費となります。

 

日興フロッギーはこれができません。123,400円を買付注文すると、約94.9株しか買えなくなるので単元株に満たなくなります。この例は約94.9株が「端数」となります。

 

これを回避するために少し多めの金額を注文する必要があると言うわけです。購入時が成行注文なので額が分からないのが残念。といっても信用売りとの兼ね合いもあるので成行にせざるを得ないのでそこは諦めます。

 

他にも問題があり、多少高めに注文、例えば132,000円で差した場合、株価は130,000円だったので、"2,000円"分が端数として余ります。その分のクロス取引(現渡)が出来なくなるのです。つまり"2,000円"分がリスク資産として手元に残ることと、この"2,000円"分の売付手数料0.5%が手数料として取られてしまうというお話でした。例だと2000円分が端数なので10円が手数料で取られることになります。

 

手数料だけではありません。例として2000円分の端数を売却するとして、例えば売却時に株価が5%下落したら100円の損が発生します。つまり、手数料と合せて実質110円の損失が発生したことになります。

 

しかしながら、5%下落して110円損失したとしても、投資額132,000円が131,890円となった所で、99.91%になるだけ、実質0.09%の損で済みました。これ、相当凄いですよ。ほとんど減価無しでdポイントを実質現金化に成功してしまうのですから。

 

上記はユーザに不利なケースで想定しました。株価5%下落って結構酷いですよね。普通はそこまで落ちないことを期待できますし、端数が値上がりして逆に儲かる可能性もあるわけです。

 

そうなると、株主優待クロスでのやり取りはかなり有効じゃないかと思いました。何故なら株主優待クロスは権利確定日に近づくほど右肩上がりが期待できる所が多いはずなので期待値としては十分利益に持っていける気がします。マイナスでも数十円程度のはずです。

 

では手数料ですが、本当に安いのでしょうか。今回のケースでは"2000円"分の0.5%であった10円が確実な損益として発生しますので、その10円を比べてみます。

 

SMBC日興証券で普通に制度信用買いをした場合、2.5%/365日*1日分 の金利で済みますので計算します。

 

今回の例では130,000円で購入しましたので、

 

13,000 * 0.025 / 365 = 約8.9円

 

金利で購入ができました。つまり、端数「2000円」だった場合だと、SMBC日興証券側で買った方が1円程安く買うことができました。

 

ただ、差額"2000円"というのはあくまでサンプルであり、これ以上に逆に値が動いて"8,000円"とかの誤差になる可能性もあるわけです。ややこしいですね。もう完全に賭けですここは。「端数」がギリギリ0円になるのが望ましいですが、単元割れしたら元も子も無いので多めに投資額を増やす必要があるのも辛みですね。

 

手数料の面で見ても、端数リスク資産が手元に残り、下落して更に価値が下がるリスク、売付時の手数料分も取られるというデメリットを考えると、あえて手数料を下げる目的で日興フロッギーを株主優待クロス銘柄で行う必要は無いかな、と言った感想を持ちました。やっても微々たるものなのでどっちでもいいと言う感想です。

 

タイトル詐欺じゃないですかヤダーーーー!!

 

ただ、本当に「日興フロッギー」は使えないのか。少し話の目的を変えてみます。

 

「日興フロッギー」を使う目的をdポイントを如何に消費するか、という観点で物事を考えたらどうでしょうか。dポイントは期間限定ポイントも使えるのが凶悪な程素晴らしいサービスだと思っています。

 

私は期間限定ポイントは急いで何かしらの商品を買わせるためのゴミポイント認定している人間で、アンケートとかで無理して少額を取る必要が無いと思っているのですが、これができるなら話は変わります。

 

dポイント消費と併せて株主優待クロスを行うのであれば、多少の手数料と端数のリスク資産がちょっぴり漏れることを許容するのであればかなり有効な買い方だと思います。先ほどもあくまでサンプルですが、"99%"程度の差額でdポイントを完全に現金化することに成功しています。そして多少投資額を失敗しても"株主優待クロス"で使うことになるので信用取引貸株料が無駄にはなりません。

 

なぜなら、"株主優待クロス"は必ず一般信用売りを行うことになるため、dポイントを現金化するためにわざわざ信用売りを行う、といった行為、金利が無くなるためです。dポイントの現金化と併せて行うので効率が良くなります。

 

なので、dポイントが余っているのであれば、"株主優待クロス"銘柄で使うのはアリと感じています。

 

dポイントは100ポイントから投資が可能ということなので、通常ポイントも1000ポイントぐらい余らせておいて、都度期間限定ポイントが来たら対応するという形をとるとスムーズな気がします。

 

SMBC日興証券側での信用売りの貸株料についてもう少し深堀をしましょうか。

 

"日興フロッギー"で購入して単元株に達した分は単元株振替で振替を行いますが、営業時間外で行うと2営業日必要となるらしいです。以下SMBC日興証券公式サイトより引用します。

 

ご利用時間│ご利用にあたって│SMBC日興証券

https://www.smbcnikko.co.jp/service/online/trade/use/hour/index.html#A03

 

単元株振替受付時間

※「翌営業日振替扱い」とは、振替した数量が振替先に反映する日(振替予定日)が翌営業日であることを意味します。同様に、「翌々営業日振替扱い」とは、振替予定日が「翌々営業日」であることを意味します。なお、振替先の残高は振替予定日の5:00以降に反映されます。
※営業日の17:00から18:00までの時間帯は、単元株振替の受付を中断します。
※有価証券の振替(保護預り口座⇔金株口座)停止期間
対象となる有価証券の権利付売買最終日(X)の17:00から権利付売買最終日の3営業日後(X+3)にあたる効力発生日の5:00までの期間においては、お客様の「保護預り口座」と「金株口座」の間で行う有価証券の振替の受付を停止します。

 

これを見るに、最大2営業日ぐらいかかるっぽいです。それを待ってから「現渡」を行うことになるので、その分貸株料が発生してしまいます。例えば以下の流れになると思います。以下は株主優待クロスではなく、単純にdポイントを現金化したい場合の流れです。

 

  • 木曜日にフロッギーで購入し、SMBC日興証券で制度信用空売りを実施(※金利が安いので現金化したいだけなら制度信用売りでOKなはず)
  • 2営業日後の月曜日にフロッギーの株を単元化に振替が可能。行う。
  • 振替後に「現渡」する。つまり、空売り貸株料の日数は3営業日分となる。

 

つまり、1日分の貸株料の日数では不可能ということです。若干日数が発生するので金利が高くなります。この問題を解決するのが「株主優待クロス」です。

 

株主優待クロスであれば、1ヶ月前から空売りをするのは既に一般化されています。つまり、上記の3営業日以上は余裕で保有することになるため、dポイントの現金化とついでに採用することが可能というわけです。現金化+株主優待クロスの2つの目的を1度に達成できるというわけですね。

 

 

結論として、dポイントを現金化を行うならこの手法はアリだし、dポイントが無かったらあえて「日興フロッギー」を使ってもいいし、使わなくてもどっちでもいいかなと思っています。後者は運しだい。私はdポイントあるので、在庫が出たらやる予定。もう在庫が残ってないので8月9月ぐらいになりそう。出来たら記事にします。

 

 

では次の話題。

 

2.単元株が少ない銘柄で現渡を行いdポイントを現金化

 

dポイントを消費したいだけ、株主優待クロスをしていない人はどうでしょうか。

 

今ちょっと思ったのは、単元株が100株ではなく1株で、かつ、安く買える銘柄で行えばいいのではないかと思いました。日経225銘柄とかそのインバース銘柄なんてどうでしょう。例えば「1321」の「日経225連動型上場投資信託」と「1571」の「(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信」とか。

 

「1571」の場合は現在1株1500円程度で購入できます。端数が抑えられそうですね。

 

例えば前日終値が1500円だったとして、翌日5%値が下落して1425円となったとします。で、安全のため8%多い1620円で購入したとします。多めに見積もっても端数は195円です。一応最悪ケースを想定してます。

 

すると次のようなシナリオになります。

 

  • クレジットカード会社のポイントバックを考えるとdポイント現金化は1%未満のコストで抑えられるなら早々に現金化した方が効率が良い
  • 1425円でSMBC日興証券側で制度信用売りを実施。取引日によりますが、大体3営業日~5営業日程度の貸株料が発生すると思われます。これは"日興フロッギー"からの振り替え日数も含みます。
  • そうなると、多く見積もって1425円 * 1.15% / 365 * 5日 = 0.2円が発生する。確か1円未満は切り捨てだった気がしたので0円、かかっても1円となる。確か、優待クロスしてた時は端数切捨てっぽい挙動してたので0円な気がしますが、一旦1円で考える。
  • 日興フロッギー側で195円が残るので売却する。仮に翌日株価が5%下落した場合、185円となるため10円の損失となる
  • 最終的に多くとも11円程度の損失となり、投資額1620円からみたら約99.3%となるため、最悪ケースで見ても現金化としては相当優秀な結果となった。

 

かなりユーザに不利な条件で計算したにもかかわらず約99%の差額でdポイントを現金化することができました。これだけ見ても手間はどちらも一緒ですが、先ほどの"株主優待クロス"を行うのとほぼ同じリスクで行うことができそうです。

 

もう1つの利点は、1500円と安く試すことができるので、ちょっとした検証もできそうです。ちょっとこの記事書いた後にやってみます。多分別記事にします。2営業日後に確定なので記事も2,3営業日後ぐらいにまとめると思う。多分。

 

 

3.日興フロッギー単体でリスクを抑えてdポイントの現金化

 

今までのケースは全てSMBC日興証券に信用口座を持っている人限定のお話でした。

 

では次に、SMBC日興証券に信用口座を持っていないけれど、dポイントを極力リスクと減価を抑えて現金化したい場合を考察しました。

 

先程紹介した「1321」の「日経225連動型上場投資信託」と「1571」の「(NEXT FUNDS)日経平均インバース上場投信」を使うという案です。こいつらは逆の値動きをするので、両方持てば若干乖離はあるもののほぼ相殺されるはずです。

 

例えるとヒャド系が苦手なポップがメドローア習得でちょっとやばかった部分だけ費用が掛かる。よく分からない例だった。ともかく相殺自体は成功はすると思う。

 

これらの商品を"日興フロッギー"で半々の金額を投資して、翌日売却するだけというものです。簡単ですね。これらの商品は互いに日経平均が上がったら上がる銘柄と下がる銘柄の両方を買って、その乖離分だけ損をするというお話です。

 

今記事を書いてる時点で市場は停止してるのですが、その日の株価の乖離を見て見ますと、

 

「1321」銘柄の場合は+0.61%,

「1571」銘柄の場合は-0.52%

 

となりました。今回の場合だと差は+0.09%でした。大体0.1%程度の上下の幅は発生しそうです。日興フロッギーの売却は-0.5%ですが、先ほどのdポイントキャンペーンにより実質-0.3%で済みますので、大体-0.4%ぐらいの減価でdポイントを現金化することができそうです。99.6%ぐらいか。

 

これでも十分凄い現金化の方法ですね。ただ、先ほどの"株主優待クロス"と"1571だけ現渡"の場合も最悪ケースで99%程度となりましたが、逆に株価が伸びたら儲かる可能性もありました。手間はかかりますが100%を超えて利益になる可能性もあるんですから。

 

しかし、この相殺ケースの場合ですと、確実に約99.6%前後となります。少額の利益を得られる夢を追えません。dポイントなんてあって数万ポイントですからそこまで目くじら立てる必要は無さそうですが一応。

 

ギャンブル性は非常に少ないのと、手間が一番少ないのがこれだと思うので、これもかなり有効な手段じゃないかなと思った次第です。

 

 

4.欲しい日本株に普通につみたて投資する

最後は現金化というか、普通に投資したい人向け。

 

日本株に欲しい銘柄があったら普通に積み立てるのはアリだと思います。というか、欲しい日本株があるなら本当に利用すべきです。何故なら、dポイントをショッピングで使うわけではなく、投資として見立てた場合、完全に「円」と同等の価値が生み出されます。ショッピング消費だとクレカポイント分損しちゃいますが、投資で使えばdポイントの価値はそのまま円になります。

 

問題は、どの株を買うのかっていうお話と、dポイントだけで単元株まで普通に買えないと思うので、売却時に0.5%損することになりそうです。もしくは追加の「円」で大賞銘柄を買い上げる必要があるということですね。

 

うーん。私日本株全然分からないんですよねぇ。そしてこの日興フロッギーのもう一つの問題は、単元株未満の場合の株の所有者は「SMBC日興証券」がもつことになるため、例えば単元株未満でも入手できる株主優待や、長期保有ボーナスで得られる株主優待銘柄でも使うことができません。

 

というわけで、日本株で買いたいものがあるのであれば、ポイントを含めて購入して、最後に単元株化したら現物株に切り替えればいいんじゃないかなと思います。無理やり欲しい銘柄を作らなくてもいいと思います。本当に欲しいのが今あるなら、これを使った後で単元化するまで持っていくのが良いと思います。結局寿命になるまでに必ず売ることになるのですから、単元化しておけば売却時の手数料を考えると安く済みます。

 

 

ということで、まとめます。

 

まとめ

  • 株主優待クロス民族の方々は普通に単元株購入できそうな額を日経フロッギーで注文で良さそう。一般信用売りの貸株料部分を浮かすことができる。
  • 1571辺りの単元株枚数が少ない銘柄と制度信用売りを行う事で「端数」を極限まで抑えてリスクを減らすことができそう。株価によっては端数部分で儲けが出る可能性もある
  • 株主優待クロスやっておらず、単純にdポイント化したいだけなら1321と1571辺りの逆に値動きをする商品を両建てすることでリスクを極小に抑えることができそう。ただし、0.5%の手数料は確実にかかることと、乖離分が発生するので注意。
  • 日本株やりたいなら100円から手数料無料で買付ができるので積立投資をして単元株化して株価が良い感じになったら信用売りして手数料を大幅に削減する

 

最初の株主優待クロスは、今ちょっと在庫が無いので機会が来たら試してみたいです。

 

1571辺りの1株部分についてですが、私の想像の域を出ていないので近いうちに試す予定です。1571はインバースですが、株価が1500円程度で1株から単元化されてるのでやるには丁度良さそうです。最近株価が右肩上がりなので損しそうですが、まま、試しとしては十分でしょう。後で試してまた記事にしたいと思います。

 

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

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3倍レバレッジ投資結果(2020/5_4週目)

こんにちは。okometsubuです。

 

最近割と楽観ムードが漂い始めている気がしています。それもそのはず!株価がドンドン伸びてしょうがないのです!!こんなに伸びてしまったのだから、さぞ3倍レバレッジ達の成績はいいんだろうなぁ!?

 

というわけで早速ですが見て見ましょう!

 

 

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各国通貨単位合計:82,054.23USD
円換算額合計  :8,797,852円

 

前回損益   :-18,477.43USD
前回損益(円):-2,226,036円

今回損益   :-13,907.98USD
今回損益(円):-1,736,100円

 

 

 

うひー!ついに損益が200万円マイナスから復活しましたよ奥さん!!

 

こういうタイミングで一回リバランスを挟みたくなるのというものです。ともあれこの楽観ムードに身を乗せるのも悪くは無いです。

 

私は現金リバランスを7:3の比率で行っていますが、リバランスのタイミングを機械的に行う場合は数ヶ月~1年ぐらいの任意のタイミングで行えれば大けがはしないなぁと思って適当に運用しています。以下その時の記事です。

 

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

売りのリバランスタイミングの理想としては、今後株価が下落することが分かっているタイミングとなりますね。当たり前の話です。残念なのは、売りでリバランスを入れた後に株価が伸びた場合です。過去実績としては、基本的に右肩上がり相場が続く傾向の方が確率は高いので、売りのタイミングは少な目でもいいんじゃないかなぁと思っています。正直難しい問題です。

 

ただ、3倍レバレッジ商品はボックス相場になれば株価が減るというデメリットがありますし、一気に下落したら復活まで相当の時間を要することになります。なのでレバレッジ商品を扱うならその「下落」したタイミングで買い増しを行う、何かしらの方法でリバランスするのがベストだと思います。私は面倒なのとTMFとかBNDの仕組みを正確に理解できそうにないので現金リバランスです。

 

で、その現金で株主優待クロスをすればいいってそういうことをやっています。これならTMFとかBNDで得られると思われる額分ぐらいは余裕で稼げると思っています。以下当時まとめた記事です。

 

 

okometsubulog.hatenablog.com

 

当時は1ヶ月で1回リバランスをする場合を前提としていたので色々検討が必要そうでしたが、先ほど記載した通り、別に数ヶ月~1年ぐらいのスパンでリバランスしても大きなけがはし無さそうだと思ったため優待クロスが本当にしやすいです。突然の暴落が来ても、高値から80%、90%下落するまでに少なくとも数週間はかかるはずです。その期間があれば普通に現金の確保は可能です。3月の下落時期も途中でクロス解消して現金の確保を若干できましたしお寿司。※但し貸株料は数十円程度、ちょっとだけ取られた

  

というわけで、今回はここまでと致します。

 

 

 

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