国内クラウドの魅力とは:メガクラウドに移行した一人情シスの悩み 中小企業にも適したサービスとは

Webやメール、社内業務システムのサーバを自分たちで管理したくない。こうしたシンプルな望みを持つ中小企業にとって、大手パブリッククラウドは救世主にはならない。では、どうしたらよいのだろうか? もっと親しみやすいクラウドはないのだろうか?

» 2020年06月30日 10時00分 公開
[PR/@IT]

 中小企業の間でも大手パブリッククラウドへの関心が高まっている。だが、大いなる期待を抱いて使い始め、がっかりしたという話も聞くようになった。

 大企業なら予算も大きく、システムインテグレーター(SIer)などの専門業者がクラウドへの移行や運用を代行してくれるだろう。だが、予算の限られているサーバ数台のユーザー企業を助けてくれる業者は少ない。小規模な企業がクラウドをいくら長く使ったとしても、業者には見返りが少ないからだ。

 パブリッククラウドは、物理サーバを複数ユーザーが共用し、仮想マシンやコンテナとして使うサービスだ。仮想マシンやコンテナの利用、運用は、全てユーザー側の責任になる。料金が安そうだと飛び付くと、まずは難解な管理コンソールと格闘するところから始まる。

 公開Webサーバの移行にしても、社内向け業務システムの移行にしても、例えばクラウドにおけるパブリック/プライベートのネットワーク設定方法を理解し、構成しなければならない。そのクラウド特有のやり方に合わせなければならず、自社の要件に合わないといったケースもある。運用が始まった後も、クラウド側の計画メンテナンスには自ら対応する必要がある。単純な再起動は自動化できるが、大規模な障害に備えるには、費用も手間もかかる。

 こうして考えると、せっかくクラウドを使うことで、コストと手間を減らそうと思ったのに、面倒なことばかりが増えて、本末転倒だということになりかねない。

 ではどうしたらよいのだろうか。

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