エコやロハス、スローライフなど、様々な言葉で置き換えられるエシカルライフ。エシカル本来の意味は「倫理的な、道徳上の」であり、欧米では環境保全や社会貢献と訳されるケースが多い。本誌ではわかりやすく“自然に寄り添い、本来あったリズムへ近づく生活”と解釈し、今回の巻頭特集とします。マインドや本質を説明し、シティ編・ビーチ編の2つのケーススタディを紹介。さらに“Eco-friendly Fashion”と題したファッション特集、ヴィーガンコスメ、レストラン、ケアアイテムの選択方法を動物保護の視点で考える「Life with Caring for Animals」をピックアップ。衣・食・住そして心まで豊かになる、エシカルな生き方を提案していきます!
その他の特集は、世界最高峰の波が点在するサーファーの夢の島「メンタワイ」特集、自己効力感にフォーカスした「新・マインドフルネス」、秋冬コーデの中心となる「ニット」特集、自宅の庭やベランダ、レンタルの畑で野菜を育てる「My little farm」などを紹介。
さらに今号は年に一度のお楽しみ、カレンダーの付録付きです。フォトグラファーであり、雑誌『Desillusion Magazine』の創設者である奇才サバスチャン・ザネラとのコラボ企画。今年は月の満ち欠け(月齢カレンダー)も明記しています。美しく、アーティスティックな写真とともに、素敵な2021年をお過ごし下さい。
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<CONTENTS>
「いつも心にエシカルマインドを」どんなときでも、わたしはわたしを生きるために今ここにいて、それはどんな存在でも対等に、イルカはイルカ、サンゴはサンゴとして麗しくあるために……そうしてすべてが美しい調和を奏でるからこそ、この星は青く豊かなオアシスで在りつづける。今号のHONEYは、地球のみんなに愛ある暮らし、エシカルライフを総力特集。幸せの純度を高める日常が、エシカルな心からはじまっていく。
・海も動物も、森も植物も、社会も人も、すべてを愛するエシカルマインドを心で感じる
・末吉 里花さんが教えてくれた、エシカルライフを心地よくする12のこと
・私らしく彩るエシカルな毎日をいつまでも
「The ways to be Sustainable」エシカルな暮らしは、自分の立場においてベストなものを選択することの連続。まずは自分にとって、心地よく取り入れられるものはなにかを知ってみよう。サステイナブルなものを手に入れる楽しさが日常になるように。ビーチに寄り添って生きる人のサステイナブルライフスタイルと、シティでも環境に配慮した私らしい暮らしのシーンに分けて見ていこう。
「Eco-friendly Fashion」環境に配慮したファッションアイテムをあなたのワードローブに。“多様性のある健康的なファッション産業に”をビジョンに活動する一般社団法人ユニステップス共同代表兼スタイリストとして活躍する、竹村さんに監修していただいた、エコなコーディネート。素敵なアイテムがエシカルなら、もっと魅力的。ワンピース、デニム、アクセサリーなどアイテム別にピックアップ。
「Life with Caring for Animals」私たちはいつの時代も、衣食住を動物に助けられてきた。支え続けてくれた彼らに感謝を込めて、“動物に優しく生きる日”を作ってみない? デイリーシーンを見直してみれば、気軽に取り入れられるものがたくさん!
・成分にも配慮したヴィーガンコスメ & HOW TO
・心もお腹も満たされる食事
・動物と環境を大切に想う人のバッグの中身はなんだろ?
・ヘアメイクアーティストMICHIRUさんが教えてくれたリラックスケアアイテム
「サーフ・キャンプ・料理の探求」オーストラリア最南端に位置する離島、タスマニア。大自然の中でサーフィンを楽しんでは火を囲み、釣りや狩をしながら大家族とワイルドな幼少期を過ごした少女がいた。やがて彼女はオープンファイヤーを自由自在に操り、人々のお腹を満たすプロとなった。
・サラのロードトリップ&アドベンチャー
・ライフスタイルからLifeを創出
・おすすめキャンプレシピ
「LOVE KNIT」ニットなしでは冬のファッションは語れない。主人公になれる1枚、プレイフルな色、頼れるベーシック……。各ブランドが提案するデザインはユニークでエフォートレス。冬のひだまりの中で、肌を包む柔らかな生地。そんなスタイルが心地よいと思える日常を探して。
・デイタイムを格上げ ニットonニット
・ラフ=洗練というビーチガールの常識
・リラックスモードにシフトするカーディガン
・ニットの着回し
・ニットをもっと楽しむための小技
「ARTS & CRAFTS JAPAN」これまでなんとなく海外に目を向けがちで、他の国の素敵なカルチャーやマインドを積極的に取り入れようしていたところがあった。しかし様々な価値観が変化した今年、どこにも行けない中でふと自分の周りを見渡してみると、忘れかけていた日本の良いところが際立って見えてきた。ニッポンの伝統の素晴らしさを、もう一度見つめ直したい。着物や漆、実はエコな伝統工芸品&民芸品などをご紹介。
「サーファーガールのおうち時間」今年、突如世界を襲ったCOVID-19。普段は忙しく海外を飛び回るサーファーもホームタウンに戻り、家での生活を余儀なくされている。新しく何か始めたり、ひとりの時間をじっくり楽しんだり……。どんな風に過ごし、どうやってポジティブなマインドを保っているのか。世界各地から4人の女性にインタビュー。
「夢のサーフアイランド、メンタワイ諸島」インドネシア、スマトラ島の西沖に浮かぶ無数の島々からなるメンタワイ諸島。そこには世界中のサーファーたちが一度は行ってみたいと夢見る、サーフィデスティネーションがある。
ハードなイメージが定着しているメンタワイだが、数え切れないほどのファンウェーブが、ひっそりとブレイクしている。夢がいっぱい詰まったメンタワイの魅力と、トリップ情報などを見てみよう。
「HOME GROWN ヘイリー・オット」ティーンエイジャーとは思えないほど成熟したマインドとサーフィンスタイルを持ち、世界中から注目されはじめているヘイリー。ガールズサーファーの数がぐっと増えてカルチャーも育っている、ワイキキの今をお届け。
「新・マインドフルネス」2020年はどんな年でしたか? 予期せぬ事態にぐらついた人もいるのでは。まもなくはじまる新しい時代に向けて、ここからは自分自身と向き合い、マインドをリセットする時間。無理やりポジティブにならなくてもいいし、作り笑顔をする必要もない。ただ、あなたがあなたらしく、前を向いて進めたらいい。
・自己肯定観、高めないとダメですか?
・自分の気持ちや体調の波を感じて、今できることに取り組む
・五感、使ってますか?
・今日からできる10のこと
「My little farm」土に触れること、植物を育てることで植物や大地から元気をいただこう。何かを地に植えることは、運気が高まるとも言われいる。プラントベースの食事は身体をデトックスしてくれ、種を作り植える持続可能な行動は、地球に緑を増やし、サステイナブルな行いに繋がる。ビーチラバーの小さな農園。それは、植物とともにある癒しと恵ある時間を過ごして、地球とともに生きる実感を与えてくれる。海を、自然を、植物を、地球を愛せる自分を愛して、毎日をよりHappyに生きよう。
・お庭菜園
・ベランダ菜園
・お部屋菜園
・レンタル畑菜園
・農家
「SEBASTIEN ZANELLA」波に乗り、街を滑る女性たちが放つ、ありのままの美しさを求めてシャッターを切る。フィルムが醸すエモーショナルな質感、光と陰、色が織りなす抽象が、現実よりも真実を語る。
セバスチャン・ザネラが描く、静謐な夢の世界。美しいアートフォトの世界を堪能して。