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『ニュー平戸海上ホテル』“地元紙も報じない事件”S社長の主張

  • 社会 | 週刊実話2020年02月01日 06時00分
 本サイトの昨年11月16日付で報じた《長崎県「ニュー平戸海上ホテル」で起きた“地元紙も報じない”事件とは…》の記事で、同ホテルのS社長から反論が届いた。

(同記事は、以下)
https://wjn.jp/article/detail/7193215/

 同ホテルの問題は、従業員を巻き込んで現社長を悪者にして追い出そうとした、東京在住で日本経営者同友会のS会長(記事ではA氏と表記)の乗っ取りの画策がきっかけで始まったという。以下、その言い分を列挙する。

【記事内容】同ホテルからベッドやカーテンを廃棄して燃やしたのは、意外な人物、それはS社長だった。地元紙の社会面にも報じられなかったこの“小さな事件”は、S社長の書類送検(棄物処理法違反)によって一応の結末を見たが、実は同ホテルの従業員は、S社長のパワハラや不透明な金遣いに反旗を翻していた。

【S社長】放火と言われるのは心外ですが、放置されていた男子寮の不要な布団やカーテンを燃やしたのは事実です。それを、私の反対派が放火として警察に通報したことで、始末書で済む話が事件化してしまったのです。皆様にご迷惑をお掛けしてしまったのは事実ですから反省しています。また、パワハラと言われる行動については、従業員に日常的な業務報告の義務化や会社経営として当たり前の指示をしたまでで、この点については現在、民事で争っています。

【記事内容】従業員有志は、今年(昨年)10月17日、同ホテルの経営立て直しのために多額の資金を出資して、実質的なオーナーになった東京在住のA氏(S会長のこと=同ホテル株55%を取得、S社長は35%)に、S社長の異常な言動とパワハラの数々の事例をつづり、社長解任の要望まで記した「嘆願書」を提出した。

【S社長】S氏(S会長のこと)が従業員の一部を誘惑し、乗っ取りを図ろうとしたが、うまくいかずに嫌がらせをしているにすぎません。S氏所有の株券の廃止請求も終わり、株券は無効になりました。今後、S氏はこのホテルを利権化することはできません。
 現在、同ホテルは順調に運営されており、従業員も以前よりも明るくなり、お客様のアンケート結果もよくなっているとS社長は言う。S社長は今、地元の観光協会などの理事を務め、観光都市・平戸を盛り上げようと奔走中だ。

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