断絶の破壊神
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【キャラ一覧(無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL)】【スキル一覧】【マップ一覧】
※AMAZONから、スキルのGRADE UPによる数値の変化量が途中で変わるケースが出ています。
Illustrator:ケースワベ
名前 | 断絶の破壊神(人類がつけた呼称) |
---|---|
年齢 | 製造年不明 |
職業 | 地上再生機構所属 -人類粛清用大型機動兵器- |
体長 | 108m |
- 2017年7月20日追加
- AIR ep.VIIマップ2完走で入手。<終了済>
- 入手方法:2019/1/10~2/6開催の「「合格祈願! ファーストドリーム!」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2019/6/6~7/3開催の「「幸せを願う、白のマリアージュ」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2019/12/5~2020/1/8開催の「「ホーリーナイトダンスパーティー」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2020/7/16~8/5開催の「「幸せを願う、白のマリアージュ2」ガチャ」<終了済>
人工の神と機動兵器が戦いによって姿を消した後に現れた、地上に滅びをもたらす空中要塞。
スキル
RANK | スキル |
---|---|
1 | ボーダーエッジ・AAA |
5 | ボーダージャッジ・S |
10 | ボーダージャッジ・SS |
15 | ボーダージャッジ・SSS |
25 | 限界突破の証 |
50 | 真・限界突破の証 |
- ボーダーエッジ・AAA [TECHNICAL]
- 特にデメリットもなく、終了時ボーナスのためダメージの影響を受けないが、ゲージ5本が限度。
GRADE | 効果 |
---|---|
初期値 | ランクAAA以上達成でゲーム終了時に ボーナス +30000 |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | |
+1 | 〃 +30500 |
▼以降は現在入手不可能なキャラが必要 | |
+2 | 〃 +31000 |
理論値:90000(5本+10000/22k)[初期値] | |
理論値:90500(5本+10500/22k)[+1] | |
理論値:91000(5本+11000/22k)[+2] |
- ボーダージャッジ・S [ABSOLUTE]
- 効果としてはゲージブースト+7の理論値より上。ダメージの影響を受けないこともあり実際の使用感としては更に上と見ていいかもしれない。理論値近くで6本。
しかしS達成できるならばジャッジメントで死ぬこともそう無く、またATTACKでも終了に近づくのでリスクが高い。 - MASTER譜面解禁の際に利用すると、完走=解禁、強制終了=解禁できないとなって分かりやすいので便利。
- AMAZONで追加されたフィールドインフォの「ボーダー/S」を使うと、強制終了までのスコア猶予を確認しながらプレイできる(SS・SSSも同様)。
- 指定ランク(S~SSS)に到達できなくなった瞬間にプレイを強制終了する機能は、maimaiには「トラックスキップ」、オンゲキには「バトル中断設定」という名前で標準搭載されている。CHUNITHMではこのスキルを使用しないと同様の機能が利用できないため、ゲキマイからチュウニを始めたプレイヤーは不便に感じるかもしれない。
- AMAZONで[HARD]から変更された。
- 効果としてはゲージブースト+7の理論値より上。ダメージの影響を受けないこともあり実際の使用感としては更に上と見ていいかもしれない。理論値近くで6本。
GRADE | 効果 |
---|---|
初期値 | ランクS以上達成でゲーム終了時に ボーナス +45000 達成不能になった時、強制終了 |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | |
+1 | 〃 +45500 〃 |
▼以降は現在入手不可能なキャラが必要 | |
+2 | 〃 +46000 〃 |
理論値:105000(6本+3000/24k)[初期値] | |
理論値:105500(6本+3500/24k)[+1] | |
理論値:106000(6本+4000/24k)[+2] |
- ボーダージャッジ・SS [ABSOLUTE]
- SSを取らなければならない割には、理論値近くで7本。
あえて使うならばスコアアタック用。
- SSを取らなければならない割には、理論値近くで7本。
GRADE | 効果 |
---|---|
初期値 | ランクSS以上達成でゲーム終了時に ボーナス+68000 達成不能になった時、強制終了 |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | |
+1 | 〃 +68500 〃 |
▼以降は現在入手不可能なキャラが必要 | |
+2 | 〃 +69000 〃 |
理論値:128000(7本+2000/26k)[初期値] | |
理論値:128500(7本+2500/26k)[+1] | |
理論値:129000(7本+3000/26k)[+2] |
- ボーダージャッジ・SSS [ABSOLUTE]
- SSSを要求され、理論値近くで8本。
SSSを取っているのであれば、かなり高い精度のプレーをしている事になるため、大体の場合には7本止まりにはならない。
AIRになってから評価が上昇したスキルのひとつ。
- SSSを要求され、理論値近くで8本。
GRADE | 効果 |
---|---|
初期値 | ランクSSS以上達成でゲーム終了時に ボーナス+93000 達成不能になった時、強制終了 |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | |
+1 | 〃 +93500 〃 |
▼以降は現在入手不可能なキャラが必要 | |
+2 | 〃 +94000 〃 |
理論値:153000(8本+1000/28k)[初期値] | |
理論値:153500(8本+1500/28k)[+1] | |
理論値:154000(8本+2000/28k)[+2] |
プレイ環境 | 最大 | |
---|---|---|
開始時期 | ガチャ | |
CRYSTAL | 無し | 初期値 |
あり | +1 | |
AMAZON | 無し | 初期値 |
あり | +1 | |
STAR+ | ||
STAR以前 | イベント込 | +2 |
AIRバージョンから、各スキルのボーナス量が上昇した。また、所有者が通常マップに増えたことにより、常時入手可能になった。
スキル | 効果 |
---|---|
ボーダーエッジ・AAA | ランクAAA以上達成でゲーム終了時にボーナス+22500 |
ボーダージャッジ・S | ランクS以上達成でゲーム終了時にボーナス +32500 達成不能になった時、強制終了 |
ボーダージャッジ・SS | ランクSS以上達成でゲーム終了時にボーナス +55500 達成不能になった時、強制終了 |
ボーダージャッジ・SSS | ランクSSS以上達成でゲーム終了時にボーナス +75000 達成不能になった時、強制終了 |
ランクテーブル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
スキル | Ep.1 | Ep.2 | Ep.3 | スキル |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
Ep.4 | Ep.5 | Ep.6 | Ep.7 | スキル |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
Ep.8 | Ep.9 | Ep.10 | Ep.11 | スキル |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
- | - | - | - | - |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
- | - | - | - | スキル |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
41 | 42 | 43 | 44 | 45 |
46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
スキル |
STORY
EPISODE1 SPEC:断絶の破壊神「『それ』は突如現れた。圧倒的な質量と破壊力。醜悪な姿の『それ』を人は『断絶の破壊神』と呼んだ」
人類が種としての限界を迎え、人工の神を生み出し、己の再生と命運を全て委ねた結果、旧都市連合軍の反乱を招いた。
そのことが契機となり、神は人類を見放し、一旦すべてを滅そうと考えた。
熾烈な戦いの後、雷炎の神は魔剣の名を持った超大型大質量破壊機動兵器によって消え去ることになったのだが……『それ』は神が去った空に突如現れたのである。
空一面を覆い尽くすような圧倒的な質量を誇る機械の塊。そして機械でありながら、有機的で人に生理的な嫌悪感を与えるグロテスク極まりない醜悪なその姿。
『それ』は強大な顎を彷彿させる射出口から粛清用小型自立兵器を吐き出し、地表に残った僅かな人類を焼き払っていった。また身体からかつての神の裁きを思わせる熱線を発し、人類が築いた過ぎ去りし文明のなごりや、『それ』に歯向かおうとする旧都市群連合の機体を、一瞬によって蒸発させていった。
『それ』の正体は『地上再生機構所属 -人類粛清用大型機動兵器-』……神去りし後に、神の意志を遂行する空中要塞だった。
『それ』を人々はすべての人類の希望と未来を絶つ者……『断絶の破壊神』と呼んだ。
EPISODE2 失われしすべての声「ダインスレイヴを失った後、レジスタンスたちには『断絶の破壊神』に対抗する力は残っていなかった」そのことが契機となり、神は人類を見放し、一旦すべてを滅そうと考えた。
熾烈な戦いの後、雷炎の神は魔剣の名を持った超大型大質量破壊機動兵器によって消え去ることになったのだが……『それ』は神が去った空に突如現れたのである。
空一面を覆い尽くすような圧倒的な質量を誇る機械の塊。そして機械でありながら、有機的で人に生理的な嫌悪感を与えるグロテスク極まりない醜悪なその姿。
『それ』は強大な顎を彷彿させる射出口から粛清用小型自立兵器を吐き出し、地表に残った僅かな人類を焼き払っていった。また身体からかつての神の裁きを思わせる熱線を発し、人類が築いた過ぎ去りし文明のなごりや、『それ』に歯向かおうとする旧都市群連合の機体を、一瞬によって蒸発させていった。
『それ』の正体は『地上再生機構所属 -人類粛清用大型機動兵器-』……神去りし後に、神の意志を遂行する空中要塞だった。
『それ』を人々はすべての人類の希望と未来を絶つ者……『断絶の破壊神』と呼んだ。
旧都市連合軍のレジスタンスは崩壊の危機に陥っていた。
カリスマ的リーダーであったヘグニと、ほぼ唯一神に対抗が可能な刃、超大型大質量破壊機動兵器『RG-XIII ダインスレイヴ』を失った後、突如として現れた『断絶の破壊神』という新たな脅威に立ち向かう術は、もはや今のレジスタンスには残されていなかった。
断絶の破壊神の手により、地表は地獄そのものに変化していた。
断絶の破壊神を地獄の王とするなら、それが生み出した粛清用小型自立兵器は地獄の獄卒である。
老若男女問わず、極めて平等に人を虐げ、殺し、駆逐していく粛清用小型自立兵器は、人類に残された唯一の生存区域である地下にまで、その死の翼を広げにやって来た。
そして、その死の猛威は過去にへグニが蜂起した地下都市にも及んでいたのである。
「早く! 生き残った者は機動兵器に乗って逃げろ!」
へグニ亡き後、レジスタンスのリーダーの座を受け継いだ若き青年、ギルが叫ぶ。
以前に神格エクレールが相手であっても、一歩も退かなかったレジスタンスたちであったが、闘う術を奪われ、燃料も食料も断絶の破壊神によって焼き尽くされた今は、ただ逃げることしかできなかったのだ。
EPISODE3 燃え盛る大地「レジスタンスたちは、ギルを筆頭に量産型機動兵器に乗って逃げるも、仲間を次々と失っていった」カリスマ的リーダーであったヘグニと、ほぼ唯一神に対抗が可能な刃、超大型大質量破壊機動兵器『RG-XIII ダインスレイヴ』を失った後、突如として現れた『断絶の破壊神』という新たな脅威に立ち向かう術は、もはや今のレジスタンスには残されていなかった。
断絶の破壊神の手により、地表は地獄そのものに変化していた。
断絶の破壊神を地獄の王とするなら、それが生み出した粛清用小型自立兵器は地獄の獄卒である。
老若男女問わず、極めて平等に人を虐げ、殺し、駆逐していく粛清用小型自立兵器は、人類に残された唯一の生存区域である地下にまで、その死の翼を広げにやって来た。
そして、その死の猛威は過去にへグニが蜂起した地下都市にも及んでいたのである。
「早く! 生き残った者は機動兵器に乗って逃げろ!」
へグニ亡き後、レジスタンスのリーダーの座を受け継いだ若き青年、ギルが叫ぶ。
以前に神格エクレールが相手であっても、一歩も退かなかったレジスタンスたちであったが、闘う術を奪われ、燃料も食料も断絶の破壊神によって焼き尽くされた今は、ただ逃げることしかできなかったのだ。
ギルたちは機動兵器に乗って、粛清用小型自立兵器に襲われた地下都市を脱出しようとする。
この機動兵器は『PM-XIII』――「Production model ダインスレイヴ』と呼ばれ、かつて神格エクレールを打ち滅ぼした機体の名を冠しているが……そのスペックは遥かに劣るものであった。
かつてのダインスレイヴは、まさに『神殺し』に相応しい万能な強靭さを誇っていたが……それは何かの偶然で生み出された芸術品のような機体であり、ヘグニのように超人的なコントロール能力を有していない限りは、決して制御できるものではなかったのだ。
それから後に開発されたこの『PMシリーズ』は一般兵士でも操作できる分、機能制限が多かった。
そんな『劣化版』で断絶の破壊神の攻撃を受けきることなど到底できることではなかった。
「ぐわぁあああ!?」
粛清用小型自立兵器の一斉攻撃を受けた味方の悲痛な叫び声が、ギルたちの通信機に入る。
「ウガル―!!」
思わずギルは大破したウガルの機体に駆け寄りそうになるが、他の仲間から止められる。
「ダメだ! ギル! あいつはもう……」
「そんな……だってよ! ウガルなんだぜ!?あいつがこんなあっさり……」
「……今はこらえろ。ここで俺たち全員が死ねば、本当に人類は滅亡しちまうんだ」
「くっ……くそぉおおーー!」
今ここでリーダーである自分が隊を乱すわけにはいかない。ギルは涙を呑んで戦闘区域からの脱出を指示した。
EPISODE4 新たなる絆「何とか『断絶の破壊神』に襲われていない地下都市に逃げたギルたちは新たな希望と安らぎを得る」この機動兵器は『PM-XIII』――「Production model ダインスレイヴ』と呼ばれ、かつて神格エクレールを打ち滅ぼした機体の名を冠しているが……そのスペックは遥かに劣るものであった。
かつてのダインスレイヴは、まさに『神殺し』に相応しい万能な強靭さを誇っていたが……それは何かの偶然で生み出された芸術品のような機体であり、ヘグニのように超人的なコントロール能力を有していない限りは、決して制御できるものではなかったのだ。
それから後に開発されたこの『PMシリーズ』は一般兵士でも操作できる分、機能制限が多かった。
そんな『劣化版』で断絶の破壊神の攻撃を受けきることなど到底できることではなかった。
「ぐわぁあああ!?」
粛清用小型自立兵器の一斉攻撃を受けた味方の悲痛な叫び声が、ギルたちの通信機に入る。
「ウガル―!!」
思わずギルは大破したウガルの機体に駆け寄りそうになるが、他の仲間から止められる。
「ダメだ! ギル! あいつはもう……」
「そんな……だってよ! ウガルなんだぜ!?あいつがこんなあっさり……」
「……今はこらえろ。ここで俺たち全員が死ねば、本当に人類は滅亡しちまうんだ」
「くっ……くそぉおおーー!」
今ここでリーダーである自分が隊を乱すわけにはいかない。ギルは涙を呑んで戦闘区域からの脱出を指示した。
ギルたちレジスタンスは、断絶の破壊神や粛清用小型自立兵器の総攻撃により、貴重な仲間の命を
いくつも散らしていったが、なんとか他の地下都市まで逃げ切ることができた。
その地下都市は『Shangri-La』という名で、疲弊しきったレジスタンスたちには、まさに『楽園』と呼べるような地であった。
以前この地は食品プラントとして活躍していたらしく、食べ物だけでなく、燃料を始めとした多くの物資を生み出す能力が残されていた。そして何よりも、ここにはまだ生存者たちが大勢暮らしていたのだ。
生き残っていた人々の中には、幼い無垢な子供、か弱い老人もいた。
元から『Shangri-La』で生活していた人々は、突然現れた闖入者であるレジスタンスたちを温かく迎え入れてくれた。
ただでさえ少ない自分たちの食料や生活物資を分け与え、レジスタンスを『共に生きる仲間』として歓迎してくれたのである。
街の人々から与えられた、質素な豆のスープとパンは、今のギルたちにとって、どんな王侯貴族の食事よりも尊く価値のあるものだった。
涙を流しながらスープをすする仲間と、それを慈愛の笑みで見守る街の人々を見てギルは確信する。
(……例えどんな絶望的な状況に陥っても人と人は支え合うことができる。新たな希望を生み出すことができる。それこそが人間の『強さ』なのだ!)
EPISODE5 消えて行く光「英気を養うレジスタンス。そこに他の都市から救援要請が。反逆の狼煙を上げるためにも救助に向かう」いくつも散らしていったが、なんとか他の地下都市まで逃げ切ることができた。
その地下都市は『Shangri-La』という名で、疲弊しきったレジスタンスたちには、まさに『楽園』と呼べるような地であった。
以前この地は食品プラントとして活躍していたらしく、食べ物だけでなく、燃料を始めとした多くの物資を生み出す能力が残されていた。そして何よりも、ここにはまだ生存者たちが大勢暮らしていたのだ。
生き残っていた人々の中には、幼い無垢な子供、か弱い老人もいた。
元から『Shangri-La』で生活していた人々は、突然現れた闖入者であるレジスタンスたちを温かく迎え入れてくれた。
ただでさえ少ない自分たちの食料や生活物資を分け与え、レジスタンスを『共に生きる仲間』として歓迎してくれたのである。
街の人々から与えられた、質素な豆のスープとパンは、今のギルたちにとって、どんな王侯貴族の食事よりも尊く価値のあるものだった。
涙を流しながらスープをすする仲間と、それを慈愛の笑みで見守る街の人々を見てギルは確信する。
(……例えどんな絶望的な状況に陥っても人と人は支え合うことができる。新たな希望を生み出すことができる。それこそが人間の『強さ』なのだ!)
『Shangri-La』での生活は順調で、ギルたちはすっかり街の人々に溶け込んでいた。
今日もギルと仲間のラハムは子どもたちにせがまれて、PMシリーズのコックピットを見学させてやっていた。
子どもたちと笑いあうラハムの姿を見て、ふとギルは思う。
(……レジスタンスには人類の反逆の刃として、断絶の破壊神と闘う使命がある。だが、このままここに残って『Shangri-La』の人々を守って生きていくのも大事な使命なんじゃないか?)
そんなある日、ギルの迷いを打ち消すような無線連絡が入る。それは他の都市からのSOS信号だった。
「俺たち以外にも他に生き残りがいたのか!それもこの都市はかつて『あの』ダインスレイヴの開発を行っていた施設がある研究都市……もしや、新たな『神殺し』を生み出すチャンスが手に入るかもしれない」
「だが、すでに粛清用小型自立兵器に襲われている都市に行くのは危険だ!」
「それに……今『Shangri-La』を離れたら一般人を守る者がいなくなるぞ」
「……どうする? ギル?」
わずかに逡巡した後、ギルは決断を下した。
「……救いを求めている人類を放っておけない」
ギルは拳を固く握ると天に向かって突き立てる。
「……機械の都合だけで、殺されてたまるか!」
こうしてレジスタンスは『Shangri-La』の人々に『すぐに戻る」と告げて、人類の反逆の狼煙を上げるために旅立っていった。
EPISODE6 黒き闇の胎動「地下都市は滅んでいたが、そこでギルはある記憶媒体を入手する。新たな悲劇が迫っているとも知らずに」今日もギルと仲間のラハムは子どもたちにせがまれて、PMシリーズのコックピットを見学させてやっていた。
子どもたちと笑いあうラハムの姿を見て、ふとギルは思う。
(……レジスタンスには人類の反逆の刃として、断絶の破壊神と闘う使命がある。だが、このままここに残って『Shangri-La』の人々を守って生きていくのも大事な使命なんじゃないか?)
そんなある日、ギルの迷いを打ち消すような無線連絡が入る。それは他の都市からのSOS信号だった。
「俺たち以外にも他に生き残りがいたのか!それもこの都市はかつて『あの』ダインスレイヴの開発を行っていた施設がある研究都市……もしや、新たな『神殺し』を生み出すチャンスが手に入るかもしれない」
「だが、すでに粛清用小型自立兵器に襲われている都市に行くのは危険だ!」
「それに……今『Shangri-La』を離れたら一般人を守る者がいなくなるぞ」
「……どうする? ギル?」
わずかに逡巡した後、ギルは決断を下した。
「……救いを求めている人類を放っておけない」
ギルは拳を固く握ると天に向かって突き立てる。
「……機械の都合だけで、殺されてたまるか!」
こうしてレジスタンスは『Shangri-La』の人々に『すぐに戻る」と告げて、人類の反逆の狼煙を上げるために旅立っていった。
ギルたちレジスタンスはSOS信号を受けて、『神殺し』を開発したという研究都市に急行した。
だが時は既に遅く、その研究都市は断絶の破壊神が放った粛清用小型自立兵器によって滅ぼされた後だった。
全てが消し炭になり、埋火の赤さだけがやたら目につく死の街の上に降り立ったレジスタンスは、凄惨な光景に思わず言葉を失う。
「……クソッ! 遅かったんだ!」
「誰か! 生き残りはいないのか!?」
ありとあらゆる場所をスキャンしてみても生命反応は皆無であった。
「……なんてことだ……クッ! 断絶の破壊神め!」
レジスタンスたちは、このような悪魔の所業を繰り返す断絶の破壊神と、自分らの無力さを呪って悲痛な叫び声を上げた。
死の街と化した都市を彷徨っていると、ギルは辛うじて原型をとどめているPMシリーズを見つけた。
「……だめだ。搭乗者は死亡している」
「ん……? だがこの手に握りしめているものはなんだ? これは……記憶媒体?」
「……何かの手掛かりになるかもしれないな」
ギルはこの地で人類のために戦ったであろう仲間の意志を感じ取り、記憶媒体を回収した。
そんな中、悪夢のような報告がギルの元に入る。
「た、大変だ! 断絶の破壊神に『Shangri-La』が狙われている!!」
EPISODE7 吹き荒れる死の嵐「すでに地下都市は断絶の破壊神の攻撃を受けていた。ギルは後悔を振り払い、命をかけて人々を救い出す」だが時は既に遅く、その研究都市は断絶の破壊神が放った粛清用小型自立兵器によって滅ぼされた後だった。
全てが消し炭になり、埋火の赤さだけがやたら目につく死の街の上に降り立ったレジスタンスは、凄惨な光景に思わず言葉を失う。
「……クソッ! 遅かったんだ!」
「誰か! 生き残りはいないのか!?」
ありとあらゆる場所をスキャンしてみても生命反応は皆無であった。
「……なんてことだ……クッ! 断絶の破壊神め!」
レジスタンスたちは、このような悪魔の所業を繰り返す断絶の破壊神と、自分らの無力さを呪って悲痛な叫び声を上げた。
死の街と化した都市を彷徨っていると、ギルは辛うじて原型をとどめているPMシリーズを見つけた。
「……だめだ。搭乗者は死亡している」
「ん……? だがこの手に握りしめているものはなんだ? これは……記憶媒体?」
「……何かの手掛かりになるかもしれないな」
ギルはこの地で人類のために戦ったであろう仲間の意志を感じ取り、記憶媒体を回収した。
そんな中、悪夢のような報告がギルの元に入る。
「た、大変だ! 断絶の破壊神に『Shangri-La』が狙われている!!」
ギルたちは慌てて『Shangri-La』に引き返したが、既に断絶の破壊神による攻撃は開始されていた。
街の至るところから、住人たちの苦悶の悲鳴が聞こえてくる。
「お、俺たちが街を離れたから! こんなことに!」
「……諦めるなッ! 可能な限り多くの住人を救出して逃げるぞッ! 俺たちは……諦めるわけにはいかないんだッ!」
レジスタンスはギルの指示に従い、辛うじて残っていた輸送用機械に人々を収納し、避難を始めた。
だが、あと少しで地上へと脱出できる通路に差し掛かったところで……最後列の輸送機器が、粛清用小型自立兵器に襲われてしまった。
「ああああ―ーッ!?
クソッ! あの野郎! 許さねえッ!」
「落ち着けラハムッ!」
「これが落ち着いてられるかッ! ギルッ!あれには俺たちを慕ってくれた子どもたちが乗ってたんだぞ!?」
「ラハム……」
「クソッ! 断絶の破壊神!
人間だけを殺す機械かよォーーッ!!」
「!? 止めろッ! 戻れッ! ラハーームッ!」
ギルの叫び声も空しく、ラハムは粛清用小型自立兵器に特攻。機体ごと爆発四散することとなった。
皮肉にもラハムの命を懸けた特攻により、通路は瓦礫で塞がれて、一時の足止めとなっていた。
「……逃げるぞ!」
残された人々を守るために、ギルは心の中でラハムに別れを告げると、先の見えない道を進み続ける。
EPISODE8 暗き水の底で「人々を守るため、レジスタンスは次々に散っていく。皆が絶望する最中……それでもギルは諦めなかった」街の至るところから、住人たちの苦悶の悲鳴が聞こえてくる。
「お、俺たちが街を離れたから! こんなことに!」
「……諦めるなッ! 可能な限り多くの住人を救出して逃げるぞッ! 俺たちは……諦めるわけにはいかないんだッ!」
レジスタンスはギルの指示に従い、辛うじて残っていた輸送用機械に人々を収納し、避難を始めた。
だが、あと少しで地上へと脱出できる通路に差し掛かったところで……最後列の輸送機器が、粛清用小型自立兵器に襲われてしまった。
「ああああ―ーッ!?
クソッ! あの野郎! 許さねえッ!」
「落ち着けラハムッ!」
「これが落ち着いてられるかッ! ギルッ!あれには俺たちを慕ってくれた子どもたちが乗ってたんだぞ!?」
「ラハム……」
「クソッ! 断絶の破壊神!
人間だけを殺す機械かよォーーッ!!」
「!? 止めろッ! 戻れッ! ラハーームッ!」
ギルの叫び声も空しく、ラハムは粛清用小型自立兵器に特攻。機体ごと爆発四散することとなった。
皮肉にもラハムの命を懸けた特攻により、通路は瓦礫で塞がれて、一時の足止めとなっていた。
「……逃げるぞ!」
残された人々を守るために、ギルは心の中でラハムに別れを告げると、先の見えない道を進み続ける。
ラハムの死によって、『Shangri-La』を窮地を脱出することに成功したレジスタンスと、街の住人達。
レジスタンスは脱出する際、ラハムだけでなく、多くのPMシリーズを失っており、戦闘に耐えうる機体はギルのものを含めて、あと数体しか残されていなかった。
また頼みの綱となる実弾兵装も底をつき始めていたのである。
「なんてことだ……このままでは、とてもじゃないが、非戦闘員である街の住人たちを守りながら、他の地下都市へと逃げるなんて無理だ」
数々の戦闘を経験していたギルたちには、今の状況がどれだけ絶望的なものなのか、分かり切ったことであった。
(もう……ここまでなのか?)
流石のギルも思わず諦めそうになったそのとき……彼の身体を強く抱きしめる者がいた。
「ねえ……ギル、僕たちは死んじゃうの?」
それは避難の際、咄嗟にギルが自分のコックピットに招き入れた街の少年、マシュだった。
マシュは震えながらギルに縋りつく。
「怖いよ。ギル……僕、死にたくないよぉ」
「マシュ……」
幼い少年の涙を見て、ギルは己を奮い立たせた。
(俺は……最期まで諦めないッ!必ずこの子たちを……街の人たちを守ってみせるッ!例えこの身に代えたとしてもッ!)
EPISODE9 空を駆ける生命「ついに『断絶の破壊神』に補足されてしまう……ギルは仲間たちを逃がすため特攻を仕掛ける!」レジスタンスは脱出する際、ラハムだけでなく、多くのPMシリーズを失っており、戦闘に耐えうる機体はギルのものを含めて、あと数体しか残されていなかった。
また頼みの綱となる実弾兵装も底をつき始めていたのである。
「なんてことだ……このままでは、とてもじゃないが、非戦闘員である街の住人たちを守りながら、他の地下都市へと逃げるなんて無理だ」
数々の戦闘を経験していたギルたちには、今の状況がどれだけ絶望的なものなのか、分かり切ったことであった。
(もう……ここまでなのか?)
流石のギルも思わず諦めそうになったそのとき……彼の身体を強く抱きしめる者がいた。
「ねえ……ギル、僕たちは死んじゃうの?」
それは避難の際、咄嗟にギルが自分のコックピットに招き入れた街の少年、マシュだった。
マシュは震えながらギルに縋りつく。
「怖いよ。ギル……僕、死にたくないよぉ」
「マシュ……」
幼い少年の涙を見て、ギルは己を奮い立たせた。
(俺は……最期まで諦めないッ!必ずこの子たちを……街の人たちを守ってみせるッ!例えこの身に代えたとしてもッ!)
ミサイルの雨を掻い潜り、ギルが率いるレジスタンスは街の人々を守りつつ、戦場を駆け抜けていた。
彼らの乗るPMシリーズは既にボロボロで、主力兵装であるミサイルも底をつき、ろくな武器は残されていない。
それでも彼らは諦めなかった。
「……あと少しで、隣の地下都市の防御障壁が見えてくるはずだッ! 何とか持ちこたえろッ!」
機体が傷付こうと、耐え難い負傷をしようと、『街の人々を守る』という熱い使命をその胸に抱いたレジスタンスは、最期の時まで戦い抜いた。
1人、また1人と仲間たちが散っていく中、ようやく地下都市の防御障壁と、内部への入り口が姿を現した。
(よしッ! あそこまで街の人々を誘導できれば!)
僅かな希望の光がギルの心を照らした瞬間……それを塗り替える絶望の赤光が、彼を捕らえた。
「た、隊長!! 断絶の破壊神です!」
轟音と共に空に現れた断絶の破壊神が、濁った光を放つ目玉のようなランプをこちらに向けたかと思うと、そのまま真っ直ぐにサーチライトがギルたちを捕らえる。
ギルは覚悟を決め、コックピットからマシュを逃がすと他のレジスタンスの仲間に告げた。
「……何とかこの場は時間を稼ぐ。お前たちは街の住人たちを守って、いつか必ずこの断絶の破壊神を滅ぼす者を生み出すんだ」
「そんな……隊長は!?」
「……行け! 時間がない!」
ギルは近接戦闘用のチェーンソードを両手に、断絶の破壊神に特攻を仕掛ける。
「うおおおおーー!!」
その時……全てが白い光によって包まれた。
EPISODE10 白き清浄なる世界「目覚めたギルを待っていたのは地獄だった。仲間も人々も全てを失い、血の涙を流し絶叫した」彼らの乗るPMシリーズは既にボロボロで、主力兵装であるミサイルも底をつき、ろくな武器は残されていない。
それでも彼らは諦めなかった。
「……あと少しで、隣の地下都市の防御障壁が見えてくるはずだッ! 何とか持ちこたえろッ!」
機体が傷付こうと、耐え難い負傷をしようと、『街の人々を守る』という熱い使命をその胸に抱いたレジスタンスは、最期の時まで戦い抜いた。
1人、また1人と仲間たちが散っていく中、ようやく地下都市の防御障壁と、内部への入り口が姿を現した。
(よしッ! あそこまで街の人々を誘導できれば!)
僅かな希望の光がギルの心を照らした瞬間……それを塗り替える絶望の赤光が、彼を捕らえた。
「た、隊長!! 断絶の破壊神です!」
轟音と共に空に現れた断絶の破壊神が、濁った光を放つ目玉のようなランプをこちらに向けたかと思うと、そのまま真っ直ぐにサーチライトがギルたちを捕らえる。
ギルは覚悟を決め、コックピットからマシュを逃がすと他のレジスタンスの仲間に告げた。
「……何とかこの場は時間を稼ぐ。お前たちは街の住人たちを守って、いつか必ずこの断絶の破壊神を滅ぼす者を生み出すんだ」
「そんな……隊長は!?」
「……行け! 時間がない!」
ギルは近接戦闘用のチェーンソードを両手に、断絶の破壊神に特攻を仕掛ける。
「うおおおおーー!!」
その時……全てが白い光によって包まれた。
白き光に包まれたギルが目を覚ますと、そこには人々の笑顔が待っていた。レジスタンスや街の人々は、無事に断絶の破壊神から逃げ切り、安全で豊かな自然の残る楽園のようなこの地下都市に避難することができたのだ。
「あはは! ギル! 僕、植物なんて初めてみた!」
あれほど怯えていたマシュがはしゃぎ回っている。
(ああ……奇跡みたいだ)
いつの間にか、ギルの傍にはウガルやラハムが姿を現していた。
(そ、そんな……ウガルたちは確か……)
ここでギルはようやく気が付いた。
『奇跡』というのは人間では決して手の届かない、神の領域。叶わないものだからこそ『奇跡』なのだと……。
「ぐっ……! くっ、あっ……!」
ギルは苦痛のうめき声とともに目を覚ました。次の瞬間彼が目にしたのは紅蓮の地獄だった。
辺り一面に蹂躙されつくされた人間や、バラバラに晒された仲間たちの機体の残骸が散らばっていた。
そしてギルのすぐ目の前には、マシュの被っていた青い帽子が、血によって黒に染められて転がっている。
「う、うわぁぁぁーーッ! アアアアーーッ!!」
右腕を失ったギルは、左手でマシュの帽子を掻き抱くと絶叫しながら天を睨み付けた。
宇宙(そら)からは無数の星屑が堕ちていた。その1つ1つが断絶の破壊神によって生み出された粛清用小型自立兵器小型だ。星の数だけ人類は駆逐されていく……。
「……いいだろう。神よ。お前が滅びの運命を人類に強いるのであれば、俺は必ずその運命を絶つッ!」
ギルは血の涙を流して誓った。
EPISODE11 神話の王「時は流れ『タラッサ』博士を中心に人類は究極の兵器を生み出した。これにより新たな聖戦が始まる……」「あはは! ギル! 僕、植物なんて初めてみた!」
あれほど怯えていたマシュがはしゃぎ回っている。
(ああ……奇跡みたいだ)
いつの間にか、ギルの傍にはウガルやラハムが姿を現していた。
(そ、そんな……ウガルたちは確か……)
ここでギルはようやく気が付いた。
『奇跡』というのは人間では決して手の届かない、神の領域。叶わないものだからこそ『奇跡』なのだと……。
「ぐっ……! くっ、あっ……!」
ギルは苦痛のうめき声とともに目を覚ました。次の瞬間彼が目にしたのは紅蓮の地獄だった。
辺り一面に蹂躙されつくされた人間や、バラバラに晒された仲間たちの機体の残骸が散らばっていた。
そしてギルのすぐ目の前には、マシュの被っていた青い帽子が、血によって黒に染められて転がっている。
「う、うわぁぁぁーーッ! アアアアーーッ!!」
右腕を失ったギルは、左手でマシュの帽子を掻き抱くと絶叫しながら天を睨み付けた。
宇宙(そら)からは無数の星屑が堕ちていた。その1つ1つが断絶の破壊神によって生み出された粛清用小型自立兵器小型だ。星の数だけ人類は駆逐されていく……。
「……いいだろう。神よ。お前が滅びの運命を人類に強いるのであれば、俺は必ずその運命を絶つッ!」
ギルは血の涙を流して誓った。
時は流れ…………断絶の破壊神によって駆逐された人類は、今一度反逆の声をあげる決意をする。
人類最後の生き残りの1人である『鋼鉄の戦士』こと『タラッサ博士』を中心に、かつて断絶の破壊神によって滅ぼされた地下都市から発見された記憶媒体をベースとして最終兵器の開発に踏み出したのだ。
タラッサ博士の詳しい過去を知る者はいなかったが、彼が片腕を失い義体化していたのは、過去に断絶の破壊神との戦闘が原因ではないかという噂が囁かれていた。
そしてその鋼鉄の身体に相応しく、タラッサ博士は誰よりも冷静で冷徹な判断を下せる人間だったが……その胸には誰よりも熱い気持ちが秘められていた……。
彼の身は『神を殺す』という憎悪の炎で燃え上がっていたのだ。
「人類は死にゆく宿命……その滅びの宿命は、私の力を持ってしても変えることはできまい。だが、私はこの手で必ず人類の仇を取ってみせる……新たな神殺しの誕生だ」
タラッサ博士は着実に成長していくプログラムを前に、暗く微笑む。その手には元は青色だったらしいボロボロで黒ずんだ布のようなものが握られていた。
「この混沌とした時代から生まれる、究極にして原初の力……残虐なる神を殺す暴虐の王……名は『ティアマット』」
……今ここに人類は、神々の強いた運命(さだめ)は、別れより始まりだと知る。
そう新たな『聖戦』の始まりだと……。
人類最後の生き残りの1人である『鋼鉄の戦士』こと『タラッサ博士』を中心に、かつて断絶の破壊神によって滅ぼされた地下都市から発見された記憶媒体をベースとして最終兵器の開発に踏み出したのだ。
タラッサ博士の詳しい過去を知る者はいなかったが、彼が片腕を失い義体化していたのは、過去に断絶の破壊神との戦闘が原因ではないかという噂が囁かれていた。
そしてその鋼鉄の身体に相応しく、タラッサ博士は誰よりも冷静で冷徹な判断を下せる人間だったが……その胸には誰よりも熱い気持ちが秘められていた……。
彼の身は『神を殺す』という憎悪の炎で燃え上がっていたのだ。
「人類は死にゆく宿命……その滅びの宿命は、私の力を持ってしても変えることはできまい。だが、私はこの手で必ず人類の仇を取ってみせる……新たな神殺しの誕生だ」
タラッサ博士は着実に成長していくプログラムを前に、暗く微笑む。その手には元は青色だったらしいボロボロで黒ずんだ布のようなものが握られていた。
「この混沌とした時代から生まれる、究極にして原初の力……残虐なる神を殺す暴虐の王……名は『ティアマット』」
……今ここに人類は、神々の強いた運命(さだめ)は、別れより始まりだと知る。
そう新たな『聖戦』の始まりだと……。
チュウニズム大戦
レーベル | 難易度 | スコア | |
---|---|---|---|
スキル名/効果/備考 | |||
■メタヴ | MASTER | 0 / 450 / 900 | |
テクニカルブレイク(前回難易度ミス) | |||
次のプレイヤーは、前回と同難易度の COMBO/CHAINはMISSとなる。 |
■ 楽曲 | |
┗ 全曲一覧(1 / 2) / 追加順 / Lv順 | |
┗ WORLD’S END | |
■ キャラクター | |
┗ 無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL | |
┗ マップボーナス・限界突破 | |
■ スキル | |
┗ スキル一覧 / 期間限定スキル | |
┗ スキル評価 / 期間限定スキル | |
■ 称号・マップ | |
┗ 称号 / ネームプレート | |
┗ マップ一覧 |
コメント(36)
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断絶が人類を虐殺したことでティアマットが創られる
↓
・ティアマットとの戦いによりキスクク死亡、ティフォンに吸収されティフォンの独裁スタート
・ティアマットの亡骸がネメシスになる
さんすう教室避と同レベルの諸悪の根源かよこのコメントに返信12返信 -
WE譜面だとミス20以上出してもS取れることもあるから稀にボダジャSの方が有用になるこのコメントに返信0返信
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ギルとタラッサ博士は同一人物なのか?返信数 (2)1返信
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その汚い顔面ブチ抜いてやったぜ!このコメントに返信2返信
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ムジュラの仮面の月に見える。このコメントに返信2返信
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ダインスレイヴ〜ティアマットまでの一連のストーリーを映画化して欲しい返信数 (1)9返信
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正 岡 子 規返信数 (1)6返信
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ぼくらは目指した Shangri-Laこのコメントに返信4返信
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ゼロ◯スってかミジンコに見える返信数 (1)2返信
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体長108mってシンゴジラより少しちっちゃいくらいなんか
想像してたよりも大分ちんまりしてた返信数 (1)1返信