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成功したアクアリストたち
頑張っている飼育家の方々をご紹介するページです。
健太君水槽、その後の様子(平成19年12月9日)
昨年ご紹介した健太君水槽の、その後の様子をご紹介します。
飼育のアシスタント役と仰っている健太ママさんですが、実はアクアリウムがお好きの様です。
そのママさんの飼育は、「未発症・無投薬飼育」により生存率維持を継続され、正に「飼育の鑑」となる確実な飼育をおこなっています。
今年の3月に増設した120cm水槽も華やかになり、魚の状態は絶好調です。

昨年8月の初旬に採取した小さな豆チョウ達。全員、今に至って元気に大きく成長しています。
飼育上で常に意識及び、注意していることは、毎月決められたメンテナンスを行っていることです。
それは、月に1回1/4の水換えをおこない、ウールマットを週に1回ないし10日に1回洗浄するか交換しています。ウールマットは二重、三重に隙間なく重ねて敷いています。
あと水槽に魚を入れすぎないこと。
未発症と生存率が確保できていますのは、第一にしっかりとした水槽設備で環境を整えることと水
温を一定に保ち、そして定期的なメンテナンスを怠らないことです。メンテナンスの中でもウールマットの汚れには特に注意しています。
しかし、水槽の掃除をした後、稀に白点病の症状が現れことがありますが、しっかりとした水槽設備と環境を整えている水槽では慌てる事なく何もせず、翌日には何事もなかったように綺麗になっていますので、薬など必要ありませし投薬したことがありません。
ということで、未発症と生存率を維持する為には、この様なメンテナンスをしっかり行っているからだと感じました。
私は数年前から子供が採取したチョウの飼育にチャレンジしていましたが、いい加減な水槽設備で飼育しておりましたので幾度となく駄目にし、無駄なことばかりしていました。
しかし、この一年間、みんな元気で私の手元にいる子は本当に数年間の願いと思いでした。子供には私でもしっかり飼育が出来こたことを実感してくれたと思います。
今までのことを振り返りますと内田さんには感謝と満足いっぱいです。
やはり経験者の方の話しに耳を傾け柔軟に受け入れることが成功を早く手に入れる第一歩ですね。

埼玉県ホドさん水槽(平成19年12月1日)
今年の夏から海水魚の飼育を始められた高校生ホドさんの水槽です。
飼育を始めて僅か数か月ですが、もう既に確実な飼育をおこなっています。
来春からは大学に進学、そして夏にはチョウ採取デビューを考案し、飼育・採取共これからの活躍が期待できる新人さんです。

うちださんこんばんは!
飼育は上手くいっています。まだ一匹も落ちることなく元気に泳ぎ回り、病気もありません。
今回「成功したアクアリストたち」に加えていただけることを光栄に思います。

海水魚を始めた切欠は以前に父が同水槽で上部フィルターを使い淡水魚を飼育していました。しかし、父は多忙な仕事の為、水槽の管理が疎かになり汚い水槽のまま日を重ねる事が続きました。
その後ある時、私は友達の家で稼動していたうちださん作のオーバーフロー水槽を拝見してアクアリウムへの興味が徐々に強くなり、海水魚をやりたいという気持ちが芽生え、強力な両親のバックアップ もあり、うちださんに設備の作製を依頼しました。
 海水魚を始めるにあたり、不安なことは沢山ありました。広大な海で育った魚を小さな水槽で飼えるのか。水質は大丈夫か。また、どうすればしっかりと飼えるのか。淡水魚と比べると難しいイメージばかり浮かんできました。
 しかし、うちださんのホームページの海水魚飼育方法から基礎知識を勉強して、ちゃんとした設備で飼えば大丈夫だという事を知りました。
 今年の夏から飼育を始め、現在うちださんに頂いたサザナミヤッコ、フウライ、トゲ、アケボノ、チョウハン、ナミチョウ、その他、ホームセンターで購入したシリキルリスズメ2匹とルリスズメを飼育しています。
現在、病気もなくケンカもなく、みんな元気に泳いでいます。
順調に飼育ができている理由は、うちださんの洗練された飼育方法を教えていただいたり、HPの飼育雑記を読みふけったからだと思います。
 今後とも、うちださんの指導方法に準じた飼育をおこない、採集にも出掛け、一流のマリンアクアリストになりたいと思います。
東京都Mさん、その後の様子(平成19年11月28日)
昨年ご紹介したMさんに、その後における飼育の様子をお聞きしました。
Mさんは的確なメンテナンスの実行とこの一年間ご自身で加味したノウハウにより、未発症・無投薬飼育を継続され、正に教科書となる飼育をおこなっています。

豆ナミの磯採取で始まった我が家のアクアリウム生活も1年3か月が経過しました。
この間の飼育手法は、当HPに繰り返し紹介されている様に2週間毎にウールマットを取り替えては洗浄・殺菌消毒をし、3重に敷き込み、1か月毎に約1/4の水替え、水温は25度±1度未満に保持するなどです。
ただ、これだけでうちださんがおっしゃる様に未発症飼育が続いていて、最初の持ち帰りの豆ナミが今は8センチ近くに成長。お招きしたチョウほぼ全てが2年目を過ぎ大型化してきました。
今年は採取にあたり水槽を増設しましたがこれもまた満タン状態です。
2年目で苦労したのは今年の採取魚との混泳で、平穏だったタンクがメンバーの変更でバランスが崩れ、見ていても落ち着かない時がありましたが、これも何度かの部屋変えで収まりました。
こちらで繰り返し紹介されているように正に病気にならないので、うちだ理論の証明になります。
その為、飼育当初用意した治療薬のGFGや硫酸銅も一度も封を切ることがなく、無駄な買い物をしてしまいました。

茨城県Mさん水槽(平成18年12月23日)
茨城県にお住まいのMさんの水槽をご紹介します。
Mさんはご夫婦で仲良く採取にいかれ、今年から漁港採取も始められました。
Mさんからも貴重な経験談をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

うちださん こんにちは!茨城のMです。
皆さんが経験談を書かれているので、私も皆さんの参考に少しでも役立てればと 思い書かせていただきます。
飼育を始めたきっかけは、子供が金魚すくいの金魚を飼うことで、それから何年 か淡水魚をやっていました。
あるときショップで見たコバルトの青さとトノサマダイの黄色に惹かれ、海水魚 を飼育し始めました。
60cmで底面と外部濾過を併用していましたが、スズメダイ以外は一週間で、短い ときは翌日☆になり、なんて海水
魚の飼育は難しいのだろうと途方にくれた時期 がありました。
その後、関東にもチョウチョウが採集できることを知り、潮溜まりで採集し、持 ち帰ってもこれも1~2週間しか生かすことができず、一時はチョウチョウの飼育 はあきらめかけていました。
その後雑誌等でチョウチョウの飼育にはオーバーフローが不可欠で、さらに餌付 け水槽が必要と知り、水槽設置の検討をしていましたが、設置場所の関係で餌付 け水槽
の置き場が無く困っていました。
そうこうしているうち、内田さんのホームページに辿り着き、受注コーナーに二 段水槽の記述があり、これでチョウチョウが飼えると即内田さんにメールしたと ころ早速立派な水槽を作っていただきました。
おかげで新水槽設置後は、病気の発生は全く無く、飼育はすごく順調です。 さらに今年は内田さんから岸壁採集の方法を教えていただき、たくさんのチョウ チョウも採取でき、活動の範囲が広がりました。
今から来年の採取が楽しみで、今年達成出来なかった房総6種+ハタタテを目標 にこの趣味をずっと続けていけたらと思います。
内田さん、本当にありがとうございます。来年も又遊んでくださいね!


管理人からのコメント
今年は目標達成に至らず残念でしたが、チョウ4種の成果はお見事です。
来季は6種とハタタテが採れるといいですね。
飼育も順調にいかれて、ご協力できて良かったです。
これからも、飼育に頑張って下さい。
東京都Mさん水槽(平成18年12月14日)
今年から海水魚の飼育と採取を始められたMさんの水槽です。
Mさんは海水魚の飼育を始めたられたばかりとは思えないほど、ベテラン顔負けの確実な飼育をおこなっています。
そんなMさんから貴重な経験談をいただきました。

我が家では今年夏までに、過去3回程淡水魚用の外掛け式ろ過で海水魚の飼育を試みた事はありましたが、いずれも生存最長3週間という状況でしたので、本格的に飼育した経験はまだ5か月足らずながら初めて「海水魚を飼ってる」と実感出来ている毎日です。
そもそもきっかけは5月に子供と潮干狩りに行った際、カレイの稚魚を持ち帰ったので、直ぐにショップで相談し水槽と外部パワーフィルターを購入しましたがやはり3週程で水質の悪化と酸欠で☆にしてしまい、このとき「何とか
生かしてみたい」と思い、その後ネットで様々なサイトを検索した結果こちらにたどり着き、“採取してきた海水魚を飼育する水槽システム”の製作をお願いしました。
そんなご縁で管理人のうちださんから初めてチョウの採取・飼育について丁寧にご指導いただき、初夏の磯での豆ナミとの出会いから、漁港採取、秋口の磯採取と続けてアドバイスをいただき、餌付け、飼育と順調に過ごさせていただいてます。
まだまだ短い経験ながら、優れた濾過機能の水槽システムで適切な管理をすれば、全くの素人でも海水魚の飼育が可能であるということを驚きとともに実感させていただいております。
特にビックリしたのは濾過が立ち上がる前に一部見られた白点病の症状が1か月後からは自然に消失したことで、その後は白点病も発症せず、現在チョウ6種、サザ他が元気にしております。
私の場合の成功の秘訣は現実としてシステムのおかげであり、飼育法も言われてる通りやっているだけで、特別な点はないものですから、 苦労というほどの苦労もしてないので、メッセージの結論としては『悩み無用、システムの構築からうちださんに頼むべきです』ということです。


管理人からのコメント
ご評価をいただきすぎですが、私はハードの製作と一般的に陥りやすい基本的な部分しかご説明しておりませんヨ!
影の努力とご苦労があってこそ、確実に飼育が成功されているものと思います。
この調子ですと、すぐに定員オーバーですね。これからも頑張って下さい。
健太君水槽(平成18年12月10日)
初回掲載はご近所にお住まいの中学生、健太君の水槽をご紹介します。
飼育が上手くいかず辛かった頃の苦難をお母さんと2人で乗り越え、健全な飼育を勝ち取った努力家のアクアリストさんです。
現在の水槽は、チョウ5種・ハタタテダイ・サザナミヤッコなど今季採取の豪華メンバーを飼育しています。
健太君のお母さんから、現在に至るまでの貴重なコメントをいただきました。

今は13才になる我が子、健太が5年前から海水魚の採集に興味を持ち始め、それにより海水魚の飼育はスタートしました。
健太は三才の頃から魚採集が好きでよく近くの河、沼へ行き捕まえては飼育をしました。きっとそんなふうに安易に海水魚 の飼育を考えていたから失敗ばかりしていたのです。とにかく子供の採集したチ ョウチョウウオを上手に飼育したいという思いでいっぱいでした。
某出版されてる本に採集の方法と飼育の方法があり、淡
水魚の飼育と変わりない外掛けフィルタータイプの水槽設備が クローズアップされており凄く手軽に飼育出来るシステムと大きくうたってありました。
それこそが間違えだったのです。その設備の水槽で採集したチョウチョウウオを飼育していると直ぐに白点病になりバケツに移 して投薬をする、良くなるとまた水槽に戻しまた病気になり投薬する為に移す、 これを繰り返ししているうちに弱っている魚から消えてしまう。一体どうして…?
頼みのお店に採集した小さいくてかわいいチョウチョウウ
オを持って行き、どうしたら上手に飼育出来るか尋ねてみ ました。でも「小さいですね…、難しいなぁ」と言われただけでした。「じゃあ 、小さいからダメなの…?」頼みのお店の方に聞いてもわかりやすい説明をして 下さることもなく、だだ「難しいからなんだ」と私は思い、4年間同じことをして 次第に海水魚の飼育に携わるのが苦痛になってしまいました。
でも健太は違いました。諦めることはなかったのです。今年小学校の卒業文集に将来の夢は魚に携 わる仕事をしたい、と書いてありました。夢は夢で、もう採集は止めて欲しいと 言ってお願いしました。今年もまた同じ思いをするのは辛すぎるから。
ある日いつも行くお店の方に内田さんのホームページを紹介して頂き、早速開いて健太は 私に「この水槽設備しかない!」と言いました。健太の心は決まりました。それ から内田さんから色々とわかりやすく説明とご指導を頂き、しっかりとしたシス テム(オーバーフローろ過)を設営してその水槽内で飼育するのが海水魚にとっ てストレスを与えることの少ない環境を築くことが出来る。私も納得しました。 どうして気が付かなかったのでしょう。人だって水や空気などが汚染されている 環境ではきっと魚達と同じに体調が悪くなり薬を飲むはず。そして同じ汚染されている環境でいれば薬を飲み続け薬でやれて しまう。これで失敗していた理由がはっきりしました。
お陰様で今年はしっかりした設備を整えましたら採集した魚達はみんな美しく大きく成長しております。 投薬なんて一度もしていません。そして私も哀しい想いはしていません。
やはりこの秘訣は良き指導者に出会えたことが一番です。また指導者の内田さんを通じ てお仲間の方々が飼育のことについて掲示板に色々投稿している内容を読んいると私の不安も和ぎます。
やっと健太と私は今までとは違い飼育の道が開けました。ありがとうございます。これからの夢を健太に聞くとチョウ全種類採集して飼 育したい、余りにも夢が大きいようです。内田さんご指導よろしくお願いします。
では私はその夢の一部で健太の良き飼育アシスタントでいたいと思います。


管理人からのコメント
順調に飼育ができているようで良かったです。
飼育の初めの頃は、ショップのアドバイスや飼育書を参考にされている方が殆どですが、思うように上手く飼育できずに断念してしまった方も少なくありません。
当初、健太君が使っていた外掛け式の濾過などの飼育設備は、決して飼育できない訳ではありませんが、ベテラン飼育家であってもメンテナンスの手間が掛かり過ぎて上手く飼育する事は難しいのが実情です。
今は当時からの努力があったからこそ、飼育が成功できたと思います。この調子でこれからも頑張って下さい。
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