11月20日 オーストラリアに飛んでみた!
気球マスターに紹介してもらったBalloonistに会いにオーストラリアへ向かった。そこに待っていたのは気球のプロフェッショナル達と日本では考えられない気球飛行の環境だった!
これが世界・・・
こんにちは!グレンさんに誘われるまま
日本からゴールドコーストを経由しメルボルンに到着しましたさわぐちです!
秋葉から始まったこのプロジェクトですがまさかの海外進出・・・感傷深いですね!(^o^)! そして今回の予定は3日間の滞在ですぞ!
【1日目】
さて!相変わらず今回も言語は英語ですが、
もちろん通訳さんが一緒なのでノープロブレムです!
コチラが通訳の日雨孫さんです!
事前にグレンさんから、
オーストラリアのバルーンチームのダミアンさんと、ポールさんを紹介していただき、
今日はなんとお二人がメルボルン空港まで迎えに来てくれています!!
VIP待遇、至れり尽くせりです!(^o^)!ありがとうございます☆
さわぐちのカタコト中学英単語を日雨孫さんに華麗に訳してもらいながらおしゃべりしつつ、
車でホテルまで送ってもらいました。
この日は、ホテルでダミアンさんとポールさんへ
簡単にプロジェクトの内容を伝える会議をして、一緒にご飯を食べました。
ポールさんは、オーストラリアのバルーン大会のチャンピオンらしいです。
かっこいいです。
とりあえず雲プロの簡単な説明をし、あとは次の日のミーティングではなそうということになりました。
というわけで、海外の1日目はおやすみなさい。。。zzz
【2日目】
2日目、打ち合わせ本番です。
ちゃんと話せるか心配です。ドキドキ。
本日の議題はコチラ!
・オーストラリアで夜間に気球を飛ばせるのか
・夜間に気球を飛ばすにはどんな場所が適切か
・雲に映像を映すにはどんな構造で気球にプロジェクターを積むか
・飛行機の航路とバッティングしないようにするには?
・他にどんな準備が必要か?
等々。
というわけで集まっていただいたプロフェッショナルの人たちです。
ディレクター:ダミアン(Damian Crock)
メインパイロット:ポール(Paul Gibbs)
サブパイロット:ピーター(Peter Wright)
グランドクルー:ピーター(Peter Henderson)
エンジニア:マイケル(Michael Petrani)
プロジェクター技術:ベン(Gavin McLean)
航空安全検査官:メラ
天候学者:ドーン(Don Whitford)
ビジュアルプロダクション:マシュー(Matthew Laing)
CG映像ディレクター:ジョン(John Francis)
ヘリパイロット:ジョン(John Eacott)
打合せ結果を簡単にまとめると、
1:月が半月以上の明るさで
2:雲が空の面積の50%以下(目視)で
3:雲から一定の距離、離れること
この3つを守れば、夜に気球を飛ばすことが出来るようです!
そしてジャングルミストと雲発生器の映像を見せたところ、
プロジェクター技師のベンも「楽勝だぜ」とのこと。
ありがとう、酸京クラウドさん。
ありがとう、ダイキンさん!
さらに、天候学者ドーンさんによると
メルボルンではいい感じの雲が出る場所の候補が3つあり、
明日、ダミアンがその候補地に連れて行ってくれるとのこと!
オラ、ワックワクしてきたぞ!!
これらの事を決めるのに、実際はみんなにガチで話してもらって、
2時間以上かかりました。
夜に気球を飛ばすのって大変なんだな。。。
そんなわけで、今日は会議終了。
明日は、実際にポールが操縦する気球に乗り、
そのあと、気球を夜に飛ばす候補地を探しに行きます!
おやすみなさい!
【3日目】
はい、、、、ご覧のとおり朝4時起き、、、で眠いです。
気球は朝、風が穏やかなときに飛ぶので、
今から気球に乗りに行きます。zzz
さてさて!真っ暗な中で準備開始です。
前回の砺波の気球は4人がギリギリでしが、
今回の気球がだいぶカゴの大きさが大きいです!
ということは
でかい。
写真で伝えきれないのが悔しい・・・!!!
そしてすごい神秘的!カッコイイ!!!(^/////^)
さてさて!
いよいよ簡単に安全のためのレクチャーを受け…大空へ!
※さわぐちではないプロジェクトメンバーが。
そして、こちらを御覧ください・・・
メルボルン・サンライズ
これはやばい!映画か何かなのか・・・まさに絶景!
メルボルンの街を一望です。なんて贅沢なんでしょう・・・・!
そして
ポールさんがイケメンすぎてやばい。
気球運転さばき半端ないです。
さすがチャンピオン・・・!
さて、空中散歩も終わり、そろそろ降りるお時間なんですが そこで衝撃的な光景が・・・・
えっ
そう。まさかの街ナカの公園に着陸するのです。
これが世界クオリティ・・・!
さらにポールさんの気球の着地は「ジェントル・ランディング」とよばれ、
バルーニストの中でも、相当高等な技術で着陸するみたいです。
実際、「え?いま着陸したの?」と思わせるような
衝撃がほとんどない着陸でした。
これがチャンピオンの力なの・・・ゴクリッ
ポールさんの計らいで気球の球皮の中に入らせてもらいました。
でかい。家より余裕ででかいです。快適空間!
そんなこんなで世界空の旅は無事に終了。
次にここから、気球発車候補地へ行きます。ハードスケジュール!
車で片道…200kmです。
3箇所めぐる関係で、総移動距離は500kmくらいになるそうです。
約東京から大阪まで・・・日本では考えられませんね★
一つ目の候補地、バニラです。
拓けた土地が多くて、発着陸が容易で安全だそうです。
高度3000mまで飛行可能で、高い雲にも近づきやすいけれど、
雲の発生は3候補地内で最も少ないみたいです。
二つ目の候補地、マンズフィールドです。
丘陵が多く、地形が美しくて、高度3000mまで飛行可能みたいです。
周辺に小さい街などがあるので、宿泊とか機材調達にも適してるみたいです。
三つ目の候補地、ヤラバレーです。
丘陵が多く、地形が美して、ぶどう畑が広がっています。
近くに空港があるので、飛行区域は高度1500mまで。
3候補地内でもっとも雲が発生しやすいそうです。
ダミアンさんと話して、一番いいのはヤラバレーかなーということになりましたが、
この辺は帰国してミーティングで聞いてみようと思います!
巡っている最中、バニラでバルーニストが集まるお茶会にたまたま出くわし
参加させてもらいました(*‘ω‘ *)さすがバルーンの国!
ここぞとばかりに夜に気球を飛ばすことについて聞いてみたところ。
<◯><◯>?
実は、あまり前例のないことだったみたいですねっ(・ω<)☆
というわけで、オーストラリア視察は、こんな感じで終わりました。
やり残したことはないはず…!
帰国して日本のチームと共有して、オーストラリアで気球を飛ばすのかどうするか決めたいと思います。
オーストラリアのバルーニストの方々有難うございました・・・!! 名残惜しみながら全力で帰国!!!
さてさて。夢の様なオーストラリアの旅から日本へ無事帰国し
オーストラリアの思い出を語りつつ、オーストラリアへの実施を検討したんですが
懸念点として、
いろいろ手続きとか準備の期間を含めると
オーストラリアの雲の発生時期に
間に合わ
ない!
( ゚д゚)ポカーン
とんだトラップカードです、、、
しかしここでで1年待つよりも違う方法を検討していきたいと思います!!( `・ω・´)キリッ
そんなわけでいったんオーストラリアは心にしまい、
なんとか日本でできる場所がないかを考えて行きたいと思います!
|ω゜)
ちなみに通訳の方はひうぞんさんと言います。
ご先祖様は天気を司っていたそうなので雲プロがお似合い過ぎてこれは運命ですね!!(^o^)!