どうも!
似顔絵イラストレーターの群馬くんです。
初心者向け、似顔絵のコツ徹底解説シリーズ第二弾は、「平均の顔」徹底解説します!
平均顔を制するものは、似顔絵を制する!
前回、似ている似顔絵を描くには、「特徴を捉える」ことが大切で、
人の特徴というのは、「平均からの違い」が特徴であり、
「平均顔」を知る必要があるよ!っていう話をしました。
じゃあ平均顔ってどんな顔なのか解説していきます。
男性、女性の平均顔の違い
平均顔の資料がネットでなかなかいいのが見つからなかったので、
そしたら作ってしまえということで、僕なりに研究して作ってみました。
あくまでこれが必ず正解というものではなく、ざっくりこの基準が頭に入っていると、人の特徴を捉えるのにとても参考になると思います。
こんな感じに、平均顔を分析してみました!
この基準と、特徴を捉えたい人の顔を比べれば、どこが特徴なのか見えてきます。
この図を詳しく解説していきます。
目の位置と、頭の比率
男性は、頭の半分のところに目があるのに対して、
女性は、半分よりも少し下、なので、頭の方が大きいということがわかりました。
顎の大きさが大きく関係していると思います。
なので、目の位置は、男性なら頭の真ん中に配置し、女性ならそれより少し下になると意識しましょう。
この基準よりも上だったり、下だったりする場合には、それがその人の特徴です!
目の間は、目が一個分の距離
目と目の間隔は、目が一個分になります。
男女共通です。
目が一個分よりも、離れてたり、近かったりした場合は、それはその人の特徴です。
この基準を把握してると、大変役に立ちます。
女性の方が目の大きさは1.5倍
目の大きさも男女によって大きく違いがありました。
男性は目が細く、女性は男性の1.5倍目が大きいです(ざっくり)
眉毛の位置
眉毛の位置は、男性も女性も大体同じです。
でも図では、目を基準で距離を測っているので、男性は目が1.5個分の距離、
男性より1.5倍目が大きい女性の場合は、目が一個分の距離になります。
鼻の位置
これも男性女性だいたい同じで、
男性なら目が3個分の下に、小鼻がくる感じ、
女性なら2個分の下にくる感じです。
耳の位置
男女共に、目の高さに、耳の上の付け根が来ます。
鼻の下の高さに、耳の下の付け根が来ます。
意外と絵を描くとき意識しないで描いているので、意外に役に立つ情報(笑)
メガネをかけるとき、どこに耳が来るかな?と意識してみるとわかると思います。
口の位置
口の位置は、小鼻から下の鼻一個分と覚えましょう!
唇は上唇に対して、下唇は上唇の2倍あります。
顎の長さは男女で違う
男女の違いで明らかな差が出たのが、顎の長さでした。
・男性の方は、口が2個分の長さ
・女性は、口が1.5個分の長さ
この違いが、頭の比率の違いになっていると思います。
平均顔 まとめ!
■目の位置は頭の半分のところ、女性はちょっと下
■目と目の距離は、目が一個分
■目の大きさは、男性は細く、女性は1.5倍くらい大きい
■眉毛の位置は、男性が目1.5個分、女性は1個分の距離
■鼻の位置は、男性が目3個分、女性は2個分の距離
■耳の位置は、目の高さから、鼻の下までに付け根が来る
■口の位置は、小鼻から下の鼻一個分
■顎の長さは、男性の方が長い、男性は口2個分、女性は口1.5個分
正直、ここまで詳しく分析したのは、今回が初めてです
僕は叩き上げみたいな感じで、あまり考えて行動するタイプではないので、
とにかく練習と実践で、平均顔の感覚を身につけてきましたが、
今回、平均顔を解説するにあたって、僕自身とても勉強になりました。
この図が頭に入っていれば、この違いからその人の特徴がすぐに見つかります。
超便利!
ただ、この図が絶対正しいものだとは思わないでください。
時代が変われば平均の顔も変わってきます。
昭和初期の人と、平成生まれの人では顔は変わってくるのと一緒、
あくまで、わかりやすい基準として覚えていただけたら幸いです。
似せるコツシリーズ、次回は「パーツの配置で似せる」っていう、
一番大切な部分をやろうと思いますので楽しみにしていてください!
最後まで見ていただきありがとうございました!
それではまた!
コメントを残す