まめ学(´豆`)
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「GoToトラベル」は5割超が「既に利用」「利用したい」 「よい取り組みと思う」5割弱で否定派上回る

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 新型コロナ陽性判明者数の再増加で見直しに追い込まれ、政府の「GoToトラベルキャンペーン」も混乱気味。アイディエーション(東京)が行った同キャンペーンの利用実態とコロナウイルス感染症の影響に関する調査では、半数超の52%が、利用したいという意向を示している。 内訳は、「すでに利用したことがある(予約をしている)」が22%で、「利用したい(予約はしていない)」が30%だった。

 調査は、10月12日から13日にかけて、全国の20代~60代の男女を対象に行った。利用意向52%の一方で、「利用するつもりはない」という人も4割弱の37%いた。利用にあたっては、80%の人が新型コロナへリスクを気にしていた(「気にする」44%と「やや気にする」36%の合計)。性別でみると、「GoToトラベルキャンペーン」の利用状況別で比較すると、利用経験者のコロナウイルス感染症を「気にする・やや気にする」割合は73%、利用意向者のコロナウイルス感染症を「気にする・やや気にする」割合は83% であることから、コロナウイルス感染症を気にしながらも「GoToトラベルキャンペーン」を利用した・したいと考えている傾向が強いことが分かった。感染を気にかけつつ同キャンペーンを利用する実態が明らかになった形だ。

 「GoToトラベルキャンペーン」の是非については、「よい取り組みだと思う」46%、「よい取り組みだと思わない」29%、「特に何も思わない」25%で、肯定派が否定派を上回った。また、「よい取り組みだと思わない」と答えた人でも、同キャンペーンの利用に前向きであるという結果も出た。

 また、是非について自由意見で聞いた。肯定派から寄せられた意見は、「新型コロナウイルスの影響を大きく受けている旅行関連の業種を救済する上で必要な措置」(男性/30代/鳥取県)、「政府がキャンペーンを主催することで、自粛を強制したり、監視されているような閉塞(へいそく)感から開放される気がする」(女性/40代/福井県)、「ずっと行きたかったけれど、経済的な理由で行けなかった人も少し気楽に行けると思う」(女性/40代/京都府)などが寄せられた。

 否定派からは、「観光産業への支援にはなるかもしれないが、コロナ感染拡大をもっと懸念すべき。また、他に支援しなければならない産業もある」(男性/60代/神奈川県)、「多額の税金が使われているのに、還元されるのは旅行する人だけというのは少し不公平。もう少し割引額は低くても良いと思う。税金は大事に使って欲しい」(女性/30代/東京都)などが寄せられた

 ちなみに、「GoToトラベルキャンペーン」を利用するにあたり、「節約派」または「豪華派」のどちらの気持ちに近いかを「ホテル宿泊費用」「目的地」「交通手段のグレード」「旅行回数」の項目で聞いた。キャンペーン利用経験者は「ホテル宿泊費用」「目的地」の項目で、豪華派が多い傾向。同キャンペーンを利用して普段叶わない豪華な旅行を楽しんだ人が多いようだ。

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