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【Web版】怨獄の薔薇姫 政治の都合で殺されましたが最強のアンデッドとして蘇りました 作者:パッセリ / 霧崎 雀

第四部A 薔薇姫の呼び声編

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[4a-6] ヘッドライト テールライト

 旧シエル=テイラの崩壊より少し前のこと。

 旧シエル=テイラの南の小国群(と言ってもシエル=テイラより大きい国もあるが)が敵味方に分かれて十年近く大戦争をした。

 両陣営の背後には、鉱物・魔力資源を狙うノアキュリオとジレシュハタールがあり、実質的にはその代理戦争だったと言える。


 一時期はノアキュリオ側の陣営が優勢だったが、国土に戦火が迫る中、旧シエル=テイラのエルバート王はジレシュハタールからの度重なる要請もあり参戦を決定。

 この戦いでめざましい戦果を上げたのが、当初は一王宮騎士に過ぎなかった一騎当千の猛将ローレンス・ラインハルト。そして機動的用兵と搦め手に長けた智将バーティル・ラーゲルベックだった。


 戦争は拮抗状態となり、当事者国がともに疲弊しきってなあなあのまま終結し、結果的に旧シエル=テイラは敵兵に一歩も国土を踏ませることなく、二人の王宮騎士団長は『護国の英雄』と讃えられた。

 かの国で剣を手にする者は、誰もが一度はローレンスやバーティルに憧れたことだろう。


「ほほう……ひょっとして君は旧シエル=テイラの出身かな?」


 ウィルフレッドのヒーローはくすぐったそうに苦笑した。

 噂に違わぬ気さくな印象だ。


「俺、ウィルフレッド・ブライスって言います。

 父さんはユイン・ブライスと申しまして、エドフェルト侯爵に仕える騎士でした」

「ユイン……? そうか、だとすると君はあの時の……」


 バーティルの言葉を遮って、けたたましいクラクションが彼の背後を通り過ぎる。

 二車線あるリム橋の片側をバーティルの乗ってきた蒸気車が塞いでいるのだ。それを避けながら後続車が抗議したのだった。


「おっと済まん。ここに蒸気車停めちゃだめなんだよな。

 キャサリン、取り込み中か? でなきゃ丁度良いんで一緒に来て欲しいんだが」

「ええと……」


 誘われたキャサリンは気遣わしげにちらりとウィルフレッドの方を見た。

 ここに誘ったのはウィルフレッドだから、勝手に立ち去るわけにはいかないと思ったらしい。


 ――いやいやいや! 俺のすることの重要度なんてどう考えても『バーティル・ラーゲルベックの用件』の足下にも及ばないから!


 ウィルフレッドは即座に、血管が切れそうな勢いで首を振る。 


「そんじゃま、行くとしましょうか。

 ウィルフレッド君、よかったら橋の出口まで一緒に乗ってくかい?」

「だ……大丈夫なんですか? 俺が居て」

「この蒸気車は定員四名だ。何か問題があるかな?」


 バーティルは蒸気車のドアを開け、ウィルフレッドにも席を勧める。畏れ多いわ場違い感を覚えるわで、ウィルフレッドは縮んで消えてしまいそうだった。

 しかし、彼の厚意を無碍にするなどそれこそ畏れ多いし、こんな場所で偶然出遭った憧れの騎士と一秒でも長く一緒に居たいという思いの方が強かった。


 艶めいた木材と真鍮の色が特徴的な車内を覗き込むと、運転席には群青色の髪をしたスーツ姿のお姉様が座っている。


「あら、ソフィアさんも!」

「こんばんは、キャサリン。今夜の私はただの運転手ですよ」


 ソフィアと呼ばれた運転手は、キャサリンと笑み交わす。


「管理官さんのお友だちですか?」

「私はソフィア・ギルベルタ・ヴェラ・フォン・フーヴァー。しがない軍人です」

「しがないとはよく言ったもんだぜ、シェリー。

 旧キーリー伯爵家の監視をさせられてる諜報員だろーが」


 苦笑気味なバーティルの指摘があまりに物騒で、ウィルフレッドは慄然とした。

 しかしウィルフレッド以外の三人は平然としたものだ。


「お友だちですよ」


 キャサリンは上品に笑ってウィルフレッドに囁いた。


 * * *


 蒸気車は光の大樹を横目にリム橋を走る。

 助手席にバーティル、後部座席にキャサリンとウィルフレッドが座っていた。

 要するにキャサリンと並んで座っている状態で、ウィルフレッドは視界の端にキャサリンの横顔が映る度に息が止まりそうになった。


 ――しかし、すごい人と知り合いなんだな……


 今更ながらウィルフレッドは、キャサリンが元伯爵令嬢であるという事を思い知らされる。

 冒険者ギルドのオフィスは決してキャサリンの世界の全てではないのだ。そのことにホッとするような、拍子抜けするような妙な気分だった。


「もしもし……ああ、実は妙なところでキャサリンを拾ってね……ん、だな。そこで待っててくれると助かる。すぐ着くから……うん、よろしく」


 バーティルは蒸気車に備え付けの通話機で誰かと話していた。

 話し終えて通話機を所定の位置に戻すと、彼は蒸気のように溜息をつく。


「相変わらず連邦はとんでもねーな。魔法無しでこれだろ」

「ええ、私も最初は驚いてしまいました。

 旧シエル=テイラは連邦との関係深く、連邦の品もよく入ってくる……と、思っていたのに、実際に連邦に暮らすようになってみると何もかも違いすぎて……」

「そりゃ蒸気ジェネレーターが無きゃ蒸気製品は動かせないからな。

 連邦みたいに、地脈エネルギーを全部蒸気にする覚悟でなきゃ都市レベルの蒸気ジェネレーターなんて作ってられないし。

 他所で使われる蒸気の品は、魔石で動くよう改造された『エセ蒸気』か、家庭用の蒸気ジェネレーターと蓄蒸気カートリッジで動かせる小物ばっかりだ」


 二人はしみじみと言う。ウィルフレッドも同感だ。

 連邦で使われている技術は、それこそ魔法としか思えないものが多い。


 列強五大国の首都などは、数多の地脈の結節点たる強大な魔力溜まり(ホットスポット)の上に存在する。そういう場所を選んで都市が築かれている。

 地脈から汲み出せる魔力資源は膨大だ。そしてサクタムブルクは、ジレシュハタール連邦のほとんどの都市がそうであるように、魔力資源の大半を蒸気ジェネレーターによって蒸気化し、蒸気動力機関の燃料としていた。


 真鍮は簡単な魔法的加工を施すだけで、極めて効率的に蒸気を扱える容器タンク導管パイプにできる。

 ジレシュハタール連邦はこの真鍮を用いた蒸気制御技術が発達しており、蒸気発電機などの蒸気動力をエネルギー源とする機械が軍隊からご家庭まで使われているのだ。

 今乗っているこの蒸気車も、ジェネレーターで生成した蒸気を圧縮蒸気タンクに溜め、それを燃料として蒸気動力機を動かし、駆動力を得ているのだ。


 魔法頼りの他国とは別次元の技術力を誇るジレシュハタール連邦だが、これらの物品を国外に持ち出しにくいという弱点も抱えている。

 そのため、実は連邦の誇るゴーレム兵団は蒸気よりも魔石動力が主で、蒸気動力なのは民生用の労働ゴーレムの方が多い。

 それでも大げさな蒸気排出パイプが大抵の大型ゴーレムに付いているのは、おそらく象徴的意味合いも大きいのだろう。


「ここんとこ西アユルサは『蒸気化』を進めてる。連邦への依存度はより高まるが、グラセルム鉱山をだいたい()に取られてんのに意地張ってもしゃーねーからな。

 幸いミスリルなんかはまだ豊富に採れるから、蒸気動力が普及すれば工業で伸びるぜ。うちの王様の実家はスノーローズで有名なところだからそっちも詳しくてな、集約農業化計画がブチ上がってる」

「旧キーリー伯爵領のご様子は……」

「平和っちゃ平和だな。やりにくそうにしてるぜ、ベルガーの倅さん。

 表立って文句は言わねえけど、領民がみんな裏で事ある毎に誰かと比較してるから」

「まあ……」


 キャサリンは笑っていいのか悪いのか微妙な様子で曖昧な顔をした。


 もはや伯爵令嬢でなくなっても、キャサリンは領民のことを気に掛けているようだ。

 ウィルフレッドはと言うと、自分の住んでいた東側……ディレッタの勢力圏となった()シエル=テイラがどうなっているか、ふとした瞬間に気になることもあったが、それでも知ろうとは思わなかった。

 あの場所のことはあまり思い出したくなかった。


 ウィルフレッドに分かることは、自分は余りにちっぽけで無力な存在だったという事。

 父が処刑された時に感じた、為す術のない真っ黒な無力感……あの気持ちを思い出す度に、強くなろうと思う。

 剣腕を鍛えた程度でどれほどのものを守れるかは分からないが、それでもウィルフレッドにはこれしかできない。なれば極めるだけだ。


「そう言えばこの度は息子さんがお生まれになったそうで、おめでとうございます。

 奥方様にもよろしくお伝えください」

「んあ、知ってたか。

 ありがとう。カーヤも君に会いたがっていたよ。

 機会があれば是非とも来てほしいものだが、西アユルサ行きはまだ連邦の許可が下りないかもだな……」


 ――カーヤ? って、カーヤ・ランナー?


 頭の中で情報を処理するのに精一杯で、ウィルフレッドはお祝いを言い損ねる。

 旧シエル=テイラの王宮騎士だったカーヤ・ランナーは、数少ない女性王宮騎士であり、唯一の女性隊長で、ちょっとした有名人だった。

 まさかバーティルと結婚していたとはウィルフレッドも今まで知らなかったけれど。


「……実は伝手を頼って、『キャサリン・マルガレータ・キーリー』を紹介してほしいという人が居てね」


 バーティルが急に話を切り替え、ウィルフレッドは言いかけたお祝いの言葉をまたもや言いそびれて飲み込んだ。

 先程までの世間話めいたものとはバーティルの声のトーンが一段違う。


 蒸気車はリム橋の出口に差し掛かっており、街区セクション2-2へ入っていく。

 皿の上に入って間もなく。

 蒸気車は高級ホテルの玄関前に滑り込んでいく。ロータリーの中心には、輝かしく照らし出された黄金歯車の噴水が看板代わりに鎮座していて、ホテルの絢爛な照明の下には一人の老人が待っていた。


 ――東国風だが……これはケーニス帝国の官服か?


 好々爺という印象がある、白髪と白鬚の男だった。

 前で合わせて帯で留める服は極東地域にいくつも存在するが、サムライ修行をしていたウィルフレッドには、サムライキモノと若干異なるその老人の服装がケーニス帝国のものだと分かる。

 彼はゆったりした袖を身体の前で合わせて、キャサリンに礼をした。


「お初にお目に掛かる。わしは冬黎とうれいと申す者ですじゃ。

 ケーニス帝国にて大将軍直属研究機関・"怨獄の薔薇姫"対策室の室長を拝命しております」


 鞘に収まっていた剣が抜き放たれたかのように、キャサリンの顔つきが変わった。

思い出せメモ:ベルガー侯爵(爵位は旧シエル=テイラ時)

旧シエル=テイラの反ヒルベルト派諸侯の一人。ジスランに対抗する王太子として息子を擁立した。


西アユルサの現王はその時の王太子で、現王の王弟が旧キーリー伯爵領を治めている。


思い出せメモ:シェリー

第二部で登場。シエル=テイラに潜入して情勢を探っていた連邦の諜報員。

書籍版1巻でルネに助けられたり2巻で顔見せしたりもしている。

web版では未出の設定だった気がするが精神への干渉を感知する特異体質。


ちなみにソフィアは本名。表向きの仕事もする立場になり、ミドルネームとか家名とかが付いて偉そうな名前になった。



カーヤとバーティルの話も機会があれば書きたいけど今のとこ物語の進行優先です。

砂糖とか吐きそうな感じのなんかがあったらしい。

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