でも「ロイドの為!」とレイが思わなければ、本作も始まらなかったと。
■誰が為に
ロイドは“エリックがレイを大切に思ってる”と、知っているから。
エリックが、また「消えたい」とか言い出さないよう
レイを幸せにしようとしたのね
全身全霊で!
そのロイドでさえ、レイの気持ちを把握できてなかったのが前巻
またロイドが、レイを幸せにしたい気持ちも偽りはない
だから「いい男」と呼ぶのでしょうね
前巻ロイドは、レイにフラれましたが…。
だからエリックは言える、“どうか自由になって”と
ロイドはフラれた、けどおかげで自由になれた。
■終止符
何せ、頑固がイケメンをまとってるようなロイドですから!
エリックも、ロイドが責任感で行動してるなら
自由にしてあげたかった
でもロイド自身が、決して納得しないから
今までは言えなかった
今になって、ようやく自由にしてあげられる!
おっと! えりっくのしんぞうが とまった!!
結論から言った! 「エリックが好きだ」。
■大自爆
だから止まった! エリックのサボりがちな心臓がッ!!
いやはや! エリックくん いやはや!
だがダメなのだ!
臆病! 歳上! 男! だがエリック自身“そんな事にこだわるな”と言った
アルセニオへ、囚われることなく選択を信じろと励ました!
前巻エリック自身がそう励ました!
であればエリックは、「その理由」では拒むことが出来んのじゃな!
ハッハッハ、ブーメランしてやがるッ!!
エリックから飛び出す拒絶は、レイ、レイ、レイと比べてばかり
幼い夢「南極への旅路」もレイとだと。己に言い聞かせていた
■ニブイド!
ロイドの自己評価も、「またフラれる」覚悟はしてたらしい
でもエリックは、そもレイにコンプレックスがある
レイが生まれる前からずっと。
だからロイドも、レイが好きになると思い込んでたのね
作中、体型やら正反対な兄弟とは思ってましたが
思ったより気にしてた…!
関係がややこしい、だから想いもややこしい。
順を追わず困惑した? なら話そう、順を追って。手加減をして
)ロイド
正直俺は恋愛とかよくわかってない
特に お前との関係は やたらと複雑だろ
エリックへの気持ちが
色々ありすぎて
自分の本当の気持ちが分からないままだった
恋人にしたいのか
師弟でいたいのか
結局俺も ありもしない境界線探してただけかもしれない
エリック曰く、「手加減してコレなの…? わたし死ぬのでは…?」
■気持ち
告白へのリアクションも、性別も。ちょっぴり変わっているけれど
ただ、「相手にとって恋人、家族、一番近い人になりたい」
色々ひっくるめたのが「好き」なのは
とてもとても「普通」なこと
これもまた境界線なのね。「俺は“エリックの何”になりたい?」と
そう「境界線」を探して。
自分自身が、エリックをどう想うかを考える余裕がなかった
ロイド怒涛の「俺はこう想った」!
告白して殺す男と、告白されて死ぬヒロイン!
イヤハヤ! 素敵でしたわ!
第60話。ヒャッハー! カップル成立だァ!!
漫画史に残らんばかりのウザさと、学術的なエリック…!
■第60話「魔女の下僕と偉大な魔女」
キューティクル探偵時代も思ったけど、調子にノリ方がすげえな!
ウザい! 怒涛の祝福をするアルセニオ達ですが
エリックのノロケもとんでもねえ!
とんでもねえ!
またエリック、“せっかくだから”。性別は使い分けると公言
アルセニオにも励ましましたが
彼自身がそうなった今、生物学視点から返すのがエリックらしい
また「狩ると決めたら早いな!」とか、サウロも調子のいい事!
とまれ、こうなったらツノ狩りだと結論を急ぐも…
魔王『…どんな奴だ?』
)魔王キングブル
私のツノをもいででも 助けたい奴がいるんだろ?
どんな人間だ?
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