試し読み 魔女の下僕と魔王のツノ 11巻 感想
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アルセニオとベティ、出会いの回想
レイ、初めてのスカートと“初デート”の始まり!

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偏見が辛かった、だから彼女を偏見から守りたい
 自分が泣いたら、彼女が泣いてくれたから
 自分の辛さに、共感してくれるから
 自分はいつも笑っていたい

 アルセニオの軸足は、本当に優しい…

サウロの服も完成!!
 レイが初めてのスカートに感動、泣いた時でも
 泣いた理由を、彼女自身より先に理解した
 アルセニオの視線は温かい

 そのお人よし不幸体質に、戦士達も総ツッコミ!!

 毎度ながら思いやりがツッコミだなあ!
 

魔女の下僕と魔王のツノ 11巻 感想


・第61話「魔女の下僕と小さな主人1」
  …回想、ベティと“魔物”の出会い
・第62話「魔女の下僕と小さな主人2」
  …回想、アルセニオを襲った“不信”
・第63話「魔女の下僕と小さな主人3」
  …助けるという重さ
・第64話「魔女の下僕と小さな主人4」
  …だから彼は魔女の下僕
・第65話「魔女の下僕と騎士の同盟」
  …回想を終えて、新サウロ完成!
・第66話「魔女の下僕と遠くの国」
  …レイ、初めてのふわふわスカート
・カバー下

・本作5年前 教国のレクエルド感想

・キューティクル探偵因幡 感想

・これまでの感想

あらすじ
心を自由に、自分を信じて。レイにも転機

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 幼い頃からの憧れ、ふわふわスカート!

あらすじ
 ベティ6歳の頃、偽・“魔女ビビアン”が荒稼ぎをし
 成敗した際、助けられたアルセニオは
 望んで「魔女の下僕」となった

 過去を聞き、レイとサウロは“同盟”を組む

 二人は、アルセニオ保護同盟を結成し
 新しい服も完成する

 一行は服の礼を求めに、隣国ウォルドシープ

 際しアルセニオとレイはデートをする事に…?



第61話
幼く賢いベティ、しかし4年前は勉強嫌いだった

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 それはもう草だったという

第61話「魔女の下僕と小さな主人1」
 回想、ベティ子育てに手を焼く魔女ビビアン編
 第1話冒頭、ちょっぴり出てきただけの魔女
 今章はたっぷりだ!

 自称親友・魔女アマンダも登場

 男かと見まごうクールな容貌ですが
 腹ペコで天然で口が悪い

 わざわざ忠告にきたり、仲はホントに良いのか

 割に、“現代”で出てこないのは気になる

 単に知らないのか、病は八百長って伏線なのか?

アマンダ曰く、“偽ビビアン”が出没中
怒りの魔女、偽物退治に出動だ!

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 そこで出会ったのが…、こいつはひどい

たんけん、わるものの家
 どうもビビアン、ベティを育てるのに専念
 魔女稼業が開店休業中
 で、利用された

 さすが魔女、たちまち怒る!

 際し、ベティがいたずら心を見せるのは
 今の彼女と相通じるもの

 ただ今は、“ちゃんと家で待っている”

 物事、危険さを学んでるのね…

第62話
回想、故郷を追われ“魔女”を頼ったアルセニオ

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 しかし「魔女ビビアン」こそ偽者だった

第62話「魔女の下僕と小さな主人2」
 第9巻でサウロを救う際、“魔物”とバレましたが
 放浪時も、同じように他人を庇い
 当時は皆に見捨てられた

 今、本当に救われているんだなぁ…

 誰もが、魔物と解れば手の平を返す
 彼の人柄をもってしても

 以前レイもショックを受けてた“差別”

 つくづく根深いものなのね…

辛かったね
その一言に、アルセニオは心から救われた

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)アルセニオ
 なんだ
 これ

 これが 人間のすることか


 人をなんだと思ってる!!


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 彼の皮。この面積を剥がれたって…

イスパニア敵国へ
 作中は、火炎耐性が“自慢”のアルセニオですが
 偽魔女、この皮を自作したと吹聴し
 自身の名声を確立

 ただの水を不老の霊薬だと販売へ

 量産が効かず、使い勝手に悩む皮より
 誰もが欲しがる偽りの品か

 頭いいなクソ女!

 ビビアンへの風評被害もひどい…!

偽ビビアンは否定する
魔物を嫌いだなんて、当たりまえの事なのだ

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 人がいいアルセニオにこれは効く…!

自分だってそうだった
 この回でも、アルセニオは魔物を倒しています
 でも、魔物は「仲間」を救おうとしたし
 人を食べるのは彼らの生態

 アルセニオこそ、魔物を否定した

 彼は「魔物」を嫌った
 今、自分が嫌われてるのも同じ事

 人の好い彼に、これはぐうの音も出ない… 

ただ信じて欲しい、助けて欲しい