魔女の下僕と魔王のツノ 13巻 感想 77
魔女の下僕と魔王のツノ 13巻 感想 78
魔女の下僕と魔王のツノ 13巻 感想 79

 なおベティ、上空はクソ寒かったとの事

居場所
 本作こういうとこリアルよね!!

 とまれ、レイとサウロはもうどこにもいかない

 男に戻る手段でなく、アルセニオが好きだから
 家族、他の大切なものと離れても
 ここに居たいと思った

 また一つ問題が片付いてしまった…

 一応「男のレイも好きになれるか」が
 今度の課題ではありますが

 ここにきて、第一話のほうきを回収とは

 完全に「変わった」と比較してますわ

 終わる為の助走を感じる…!! 

魔王たちは、変化する事を「面倒だ」と感じた
それでも慣れようとしていたが

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 対しベティは「変化は楽しい」

四コマ大爆笑
 そうよなそうなんだよな…

 朝は嫌だった、長年の「嫌」に夢中になれる

 人はとても現金で、素晴らしく柔軟だって思う
 でも「変わる」のって怖い、億劫だから
 魔王も変化に慣れようとしてました

 対し子供の素直な事!

 そうでなくちゃって思うのことよ!

 アルセニオ、仮死状態の魔女ビビアンにも
 甲斐甲斐しく世話を焼いてた様子

 別にほっといていいだろうに、世話して話しかけてこのメインヒロインめが!

 ただビビアン、笑ってたのってただの演出?

 それとも成長させる為にわざと仮死に?

第78話
まもなく16歳、レイは「プレゼント」に苦い思い出が

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)レイ
 剣が嫌だった訳じゃないんです

 でも僕は 闘うのが怖かったから

 期待されている僕の姿と実際の僕が別人みたいで


 少し寂しかっただけです


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 レイは「奇麗な服」が好きだった

第78話「魔女の下僕と誕生日プレゼント」
 なのに周りは「男なら剣だ」と贈ってくれる

 プレゼントとは、理解の賜物なのね

 プレゼントが嬉しくないのは自分がおかしい
 なーんて、レイの悩みは根深い…
 原点回帰だった…

 むしろ「何を贈られるか?」が怖くなる

 喜べなかったらどうしよう?

 レイは普段からクソ真面目も
 ここにきて、“貰う側の悩み”とは彼らしい

 根底は「好きな人に、理解されていなかったらどうしよう」か

 家族でさえ理解してなかったんだものね
 
レディース兼ジェントルマン!!
レイ誕生日パーティーは、魔王城で魔王主催!

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)レイ
 抑圧の末に生まれたもの…


)魔王キングブル
 うむ 禁じられ道を失っても

 新しい道を拓くことができたもののことだ


 抑えても隠しても あふれ出る情熱を止めることなど できないのだ


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 魔王城で披露された、エリーランド伝統舞踊

抑圧の先
 魔王様がレイを諭す日が来ようとは

 悟りを開き、語る言葉がいちいちクレバー

 魔族は抑圧される側ゆえか、そんな文化に共感
 同じく、幼少期から抑圧されていたレイ
 共感しかないよね!

 願いは抑えられない

 望んでいた自分は、間違いではなかったと

 作中、LED電球より明るいレイ君ですが
 解放されてるんだなあ…

 奇麗な服を着れる「女性」になりたい、後ろめたかった幼い願い

 願いって心を映すものなんだなあ

アルセニョに「剣」を贈られたらどうしよう?
内心、怯え切っていたレイは

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闘うことより甘いものの方が好きそうだし(アルセニオ』

オチはサウロ
 だからホットチョコレート

 叶った…!! アルセニョの理解は深かった!!

 贈り物が「傷つける事もある」は、含蓄ある
 が、悩んだからこそ喜びも大きい!!
 レイ原点の悩みも回収か

 再び、鍛冶師の夢に向かい始めたアルセニオ

 転じレイの苦悩も癒す事に

 今回、もし導具作り騒動がなかったら
 レイも悩まなかったハズ

 アルセニオの夢が走り出した途端、レイの悩みまでところてんみたいに押し出した!

 やっぱり何事も、繋がっているんだねえ

 ところてんみたいに形になるのねえ
 
最後は、紳士的に着飾った魔王からの贈り物
立派な箱にわくわくするものの

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 シルクハットは、角を隠すものだったのか

主題
 贈り物は魔王のツノ

 魔王にとって、ツノがいかに大切か理解した
 レイも、贈られる重さが解るハズ
 喜び通り越して呆気…!!

 友として角を贈ってくれた魔王

 これにて本作も終着点へ…?

 今回、妙に洒脱な雰囲気を出してたので
 帽子も単なる飾りかと…

 主題をクリアした今、このまま最終回なのか?

 キューティクル探偵の時のよう

 ここから完結まで2巻くらい…?