八咫烏(やたがらす)ーメンタルヘルスの罠
  • 13Nov
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      2021年カレンダー完成しました。販売のお知らせ

      オルタナティブ協議会編集 減断薬読本をご希望の方はこちらからオルタナティブ協議会の勉強会・サードオピニオン会はどなたでも参加できます。サードオピニオン会、勉強会、講演会 開催予定(こちらをクリック)今月の関西の開催日が変更になっています。福岡、佐賀開催します。2021年オルタナティブ協議会のカレンダー完成しました。クラウドファンディングにご協力いただいた皆様ありがとうございました。自信作が完成しました。大変お目出たい図柄、デザインになっています。来年一年のお部屋のお供に如何でしょうか。販売収益金は、当事者のエンパワメント活動に活用させていただきます。✴︎✴︎✴︎カレンダーの価格と仕様✴︎✴︎✴︎✴︎価格✴︎1枚 1200円 (送料・税込) ✴︎仕様✴︎3種類共にサイズ:A2(約59.4cm × 約42cm)カレンダー1枚に12か月が掲載されているタイプです。①『孔雀の舞』リニューアル2021年カレンダー(寺原沙織さんのイラスト)②『鳳凰様〜夢を叶えたい〜』2021年カレンダー(寺原沙織さんのイラスト)③『CUBE』2021年カレンダー(ONE LINE ARTIST 曽良貞義さんのイラスト)*掲載の画像と実際の印刷物では色味が多少異なる場合がございます。また、一部デザイン変更の場合もございます。*祝日・休日については、オリンピック特措法改正案成立前の、昨年の時点で決定していた日にちになっております。✴︎✴︎✴︎ご購入方法✴︎✴︎✴︎✴︎メール✴︎全国オルタナティブ協議会へのメールに、2021年カレンダーご希望の旨を明記のうえ、以下の情報をお知らせ下さいませ。・ご希望のカレンダーの種類(番号) ①『孔雀の舞』リニューアル2021年カレンダー ②『鳳凰様〜夢を叶えたい〜』2021年カレンダー ③『CUBE』2021年カレンダー・ご希望枚数・お届け先のご住所・お受け取り人の方のお名前全国オルタナティブ協議会info@alternativejapan.org お支払いは、郵貯、銀行振り込みとなります。 返信メールにて振込先をお伝えします。✴︎オルタナショップ✴︎只今、準備中です。準備が整い次第、お知らせ致します。 全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。←ご興味のある方はこちらをクリック

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  • 06Nov
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      11月~ オルタナティブ協議会のお知らせ

      オルタナティブ協議会編集 減断薬読本をご希望の方はこちらからオルタナティブ協議会の勉強会・サードオピニオン会はどなたでも参加できます。(各地のサードオピニオン開催をお手伝い頂ける方を募集します。全国オルタナティブ協議会HPからお問い合わせ下さい)新型コロナウイルス流行の為、自粛しておりました各地のサード・オピニオン会を再開いたします。~私たちが目指す回復のかたち~〇サードオピニオン会11月 名古屋、大阪の開催日時が変更されております。ご注意下さい開催地:船橋(千葉)、練馬(東京)、二俣川(神奈川)、浦和(埼玉)、名古屋(愛知)、新大阪(大阪)、西宮(兵庫)、姫路(兵庫)、福岡(福岡)、神崎(佐賀)サードオピニオンとは・・・サードオピニオン会の理念と目標「新たな視点からの選択と対話による回復」サードオピニオン会、勉強会、講演会 開催予定(こちらをクリック)関西の開催日が変更になっています。西宮、姫路は隔月(原則第4土曜)、大阪は原則第4日曜日九州も隔月開催です。〇自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーン自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン開始します。〇クラブハウスプロジェクトオルタナティブ協議会は、当事者、元患者の快復/社会参加を強力に促すクラブハウスプロジェクトを推進しています。 全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

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  • 16Sep
    • 2021年オルタナティブカレンダー、デザイン決まりました。の画像

      2021年オルタナティブカレンダー、デザイン決まりました。

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。カレンダー作り、完成に近づきました。来年は3種類のカレンダーを提供します。クオリティの高さ、保証します。本カレンダープロジェクトは、資金集めから制作、販売まで全て、オルタナティブ協議会の患者、元患者により運営されており、快復のため、社会復帰のためのプロセスの一つとして位置付けています。制作のためのクラウドファンディングを行っています。是非、応援ください。御家庭用の他、お歳暮、お年始の贈呈用として。また、団体、法人様向けに、団体名、法人名を入れた制作も承っております。是非、ご検討ください。➀寺原沙織さんの新作 『鳳凰様~夢を叶えたい』②ONELINE ARTIST 曽良さんがこのカレンダープロジェクトのために書き上げてくれた新作③2020年の寺原沙織さんの作品、『孔雀』の2021年版完成後、10月末以降、全国のサードオピニオン会、またはオルタナショップでオンラインでご購入頂ける予定です。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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      減断薬は快復のプロセスの一部(沖縄勉強会/サードオピニオン会のお知らせ)

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。減断薬ブームと言っても良い状況となってきた。減断薬を語ることがタブーではなくなったのは大きい。さらには、減断薬を経た快復者が大勢現れたことも。10年前から比べると夢のような状況である。それでも、憂慮すべき事態も新たに発生している。まず、減断薬を謳うクリニックも増えたが、これまで増やすことしかしてこなかった医師が突然減薬が上手く出来るようになるとは思えない。そもそも、全ての統合失調症患者には薬が必要という悪質な言説を信じて、薬が必要かどうかさえ考えてこなかった医師に、減断薬の判断は不可能である。薬物治療の代わりに、大した経験も無いにも関わらず栄養やホメオパシーやアロマ、ヨガとかの代替療法を薦める医師にも不信感がある。それらにおいて、医師もまた素人である。医師と言う看板を利用して信用を得ているだけで、それぞれの分野では長年取り組んできた人達がそもそも居る。精神科医の看板を使うのであれば、生物学的精神医学(薬物治療)のオルタナティブとして、社会精神医学や心理学的アプローチを学んで、実践して頂きたい。さらに、減断薬カウンセラーを名乗る元患者にも、苦言を呈しておきたい。自身の経験は自身の経験であって、それが皆に通用するわけではないことを肝に銘じるべきである。ある人に有効であった方法は、参考情報として有用ではあるが、それがすべての患者に通用するわけではない。そのため、オルタナティブ協議会では、方法論の前に、自己決定の原則を重視している。(自己決定の原則は、様々なリカバリーモデルの中核をなす原則であるが、長年、その効果を確認していくと、リカバリーモデルは本当に良くできていると感心する)自分にあった方法を自分で選ぶというプロセスがを省くと、結果が悪い場合には、他罰的になるし、失敗が教訓とならない。私の会が関わって快復したメンバーでも、この原則は驚くほど当てはまる。これは減断薬においても当てはまる。(あまりに多量の薬を服用していて重度の中毒状態の場合は、他者による決定はやむを得ないが)それでも、情報は勿論重要である。自己決定の為には、正しい情報が不可欠である。薬が効く仕組みや代謝のメカニズムといった基本的な向精神薬の薬理は、減断薬の計画を立てる上で不可欠。さらには、それがそもそもの精神症状なのか、薬の副作用なのかの判別は欠かせない。これは本来的に精神科医が担うべき領域と思うが、絶望的なほどその能力は無い。特に、アカシジアや抗コリン作用の引き起こす症状は、その人の病状の悪化とされる事例に出会うと当人が気の毒でならない。その辻褄の合わない行動や暴力や自傷といった問題行動が、向精神薬の副作用が原因であることは少なからずある。久々に、沖縄で勉強会&サードオピニオン会やります。精神科診断と向精神薬の勉強会サードオピニオン(精神疾患)相談会・対話会 in 沖縄惜しみなく情報は提供しますので、快復への自己決定に役立てて頂きたい。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 09Aug
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      2021年オルタナティブカレンダー&クラウドファンディング

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。『精神疾患からの快復を目指す患者・元患者達が創るカレンダーを制作したい!!』https://camp-fire.jp/projects/view/310969・イラスト作成・カレンダーのデザイン・クラウドファンディングの申請から画面の作成、実施・リターンの企画、制作、実施・カレンダーの注文受け、梱包、発送・インターネットショップの作成、運営これ全てを、元患者と当事者で実施しています。治療より快復を目指す我々の取り組みです。誰かの用意したプログラムを利用するのではなく、その人の得意なこと、熱意を自ら形にする。イタリアの当事者の生活協同組合でも、同じように当事者中心の運営が行われていますが、そのポリシーは福祉事業としてではなく、一般社会の中で、ちゃんと競争力のあるビジネスを行うことだそうです。今回、我々が提供するカレンダーのクオリティは、他のプロの提供するものに比して、劣らないどころか突出したものと自負しています。自分で企画して、製作して、販売すること。なかなか出来ることではない。消費する幸せより、創造する幸せ。自分たちを苦しめてきたのは、消費する幸せを得られないことが原因では無かったか。創造する幸せを知ったならば、そんなものは吹き飛ぶ。来年一年間のお部屋の壁のお供に、是非このカレンダーを選んで頂きたい。とっても、豪華でおめでたいデザインです。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 31Jul
    • 精神医学は入り口から間違えている                             の画像

      精神医学は入り口から間違えている                             

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。野田先生と本の感想の件で電話をした。そのついでに、敢えて、いくつかの質問した。私の最初の質問は、(先生が)薬を必要と思うケースはどのような場合か?というもの。先生の答えは、壁に頭を打ち付けるなど自傷の危険がある場合暴れて、看護者に危害を及ぼす危険がある場合精神症状が激しく、脳を休めてもらいたい場合など止むを得ず使うということだ。薬はあくまで短期的な使用にとどめる。再発を予防するための投薬について訊くと、そもそも、統合失調症と言う病気自体、良くわかっていない状況で、薬が再発を予防するなんてことは、論理的に破綻している。この国の精神医療は、入り口から間違えている。と仰った。この国の精神医療は入り口から間違えているというのは、このブログで私が再三使った言葉である。この問題に取り組み始めた当初から使っていたが、同じ言葉を野田先生から聞いて少しだけホッとした。先生は、医学生の時代に、教授に向かって同じ言葉を使ったそうだ。残念なことに、50年たってもその間違いは正されていないということだ。統合失調症を始めとする精神疾患が何物であるのか科学的に判明していないのは、紛れもない事実である。そもそも、うつ病であろうが、双極性障害であろうが、ましてや発達障害などという明確な病気などないのである。便宜上、症候群にそういう名前を与えたに過ぎない。それを、病因のハッキリした身体の病気と同じように扱おうとすること自体、誤りである。「先生、息子はどういう病気なんでしょう?」「統合失調症ですね、薬を出しておきましょう。」日本中で繰り返されている、こうした臨床の会話が、いかに無意味で、その投薬が如何に危険なことであるか、今一度、考え直す必要がある。先生の言う精神医学とは、その人のその症状(反応)が、その人にとってどのような意味があるのか、それを解き明かそうとするものである。これは、100年前のヤスパースの書いた精神医学論に詳しい。古典として打ち捨てられているが、人間とはそれほど変わっていない。そうした古典をこの国の精神医学はただの歴史の一つとしてだけに扱い、その内容を学んでさえいない。先生の言う精神科医は、この国にはほぼ存在していない。精神病とは何かという問いを立てることもなく、自分で考え、学ぶことを捨て、脳の病気としてチェックシート型の診断を使い臨床に立つ精神科医とはいったい何者なのか。もし私が、そうした精神科医であったならば、恥ずかしくて生きてはいけない。反論のある人は、今一度、精神病とは何かを考えてみれば良い。自分で考える力があれば、現代の我が国の精神医学は入り口から間違えていることにすぐに気が付くはずだ。*各地のサードオピニオン会では、精神病とは何か、精神薬とは何か、そうした問いを立てた対話を行います。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 08Jul
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      精神医療と言うファンタジー

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。陰謀論の大好きな会のメンバーに、何故、そんなものを信じるのか?と聞いたら・・・だってその方が夢があるじゃないですかと答えた。あーなるほど、陰謀論はあったら良いなというファンタジーなんだと理解した。信じたいのだ。理屈じゃないのだ。多くの精神科のやってる治療は、仮説の上に構築した、いい加減な診断によって決められた、いい加減な投薬。いい加減の3乗は、もはやデタラメである。これは、陰謀論に負けず劣らないファンタジー。治ったら良いなー、程度の代物。まさに夢物語。そんなファンタジーを何故信じるのだろうか?これは、ここ10年来抱いてきたこの問題最大の疑問である。一つの答えは、これは国民全体の共同のファンタジーであるということか。精神医療と言うファンタジーは、他の陰謀論や妄想と同じく、巧みな情報操作(マスコミやネット)を通じて全体に広がり、他の人との共同ファンタジー(妄想)として強化されていったということだろう。これほどの市民権を得てしまうと、そこから脱するのは容易でない。信じない方がカルト扱いされる。だが、そのファンタジーに翻弄され、突きつけられる理不尽な現実は全て当人が担う。さらに、その不快な症状の原因となった当人を取り巻く周りの他者や社会との関係性や、孤立、貧困、成育歴などの問題は、避けようのない現実である。むろん、人生はファンタジーではなく、理不尽な現実に満ち満ちているのだ。保護という名の強制入院も、精神医療が社会から、与えられた役割もまた現実だが、隔離拘束される苦しみも、薬の副作用も、当人にとって苦しい現実なのである。こうした現実が、ファンタジーで解決するべくもない。実害のあるファンタジーは悪質な人権侵害である。そうした理不尽な現実が生み出す不快な症状に対する便利な治療法など、我々はいまだ持ち合わせていないのは紛れもない現実なのである。さらに改善を阻むのは、精神科治療もファンタジーであるが、多くの人が次に求める代替策もまた別のファンタジーなのだ。皆、有りもしない魔法の治療や魔法のように治してくれる治療者(魔法使い)を探し続ける。薬物療法のオルタナティブとして提案される、カウンセリングも、食の問題も、サプリも、アロマも、ホメオパシーも一部の人を除いて、ファンタジーの域を出ない。その証拠に、その道を究めた人は、その限界を知り、その効果が限定的なことを自覚している。ちゃんとした治療者ほど、~すれば、治るなんてことは、口が裂けても言わない。当人の意見も聞かず、ありとあらゆる代替策を試して、事態を悪化させた事例を山のように知っている。減断薬は勿論、有効だ。過剰処方、漫然処方という副作用という厳しい現実から逃れる最も有効な現実の手段である。それでも、減断薬は万能ではない。副作用という厳しい現実から逃れることは出来ても、本人を取り巻くそれ以外の様々な現実に対応できるわけではない。さらには、ごく一部の患者にとって、薬が役に立つケースも現実にある。その一部の患者にとっては、減断薬もまたファンタジーである。地域でのソーシャルワークは、その人の現実を一つずつ拾い上げ、様々な情報、選択肢を提示し、現実の改善策を選ぶお手伝いをすることだ。その選択肢には、精神医療そのものも、薬物治療も、他のオルタナティブも含まれる。あくまで、現実に役に立つなら使えば良い。~すれば、改善するなんてファンタジーの押し付けは、厳に慎むべきと思う。役にたつ現実の手段はその人毎に違う。その人の人生(現実)は、その人が決めて選ぶことが出来る。他者に翻弄される人生から抜け出すことは、最優先されるべきと思う。それが出来るようになることが、現実に立ち向かう為の現実の第一歩。自分の人生を自分で決めることが出来たなら、自分の人生に不要なものは徐々に手放せるようになり、結果として不快な症状も消えていく。時間も手間もかかり、即効性もなく、地味な取り組みだが、これが唯一の現実的なオルタナティブであると私は信じている。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 04Feb
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      2月~ オルタナティブ協議会のお知らせ

      オルタナティブ協議会編集 減断薬読本をご希望の方はこちらからオルタナティブ協議会の勉強会・サードオピニオン会はどなたでも参加できます。(各地のサードオピニオン開催をお手伝い頂ける方を募集します。全国オルタナティブ協議会HPからお問い合わせ下さい)講演会/チャリティーイベント治療より快復~精神医療 リカバリーモデルの実践主催:ワーカーズコレクティブ風車2月29日(土)13:30~16:30場所:スペース結(佐倉市王子台1-26-7 お土産処・ひまわり隣>講師:中川聡 参加費:無料 申込:不要当事者・家族・支援者も一緒に「こころの病からの快復を語ろう ~専門家より身近なあなたが子どもの不調を回復させる~主催:中山ほなみ3月21日土曜日 13:30〜16:30長野諏訪市小和田 湯小路いきいき元気館チャリティー上映会 2020 in 大阪 ー「精神病院のない社会」を考えるー主催:関西オルタナティブ協議会、全国オルタナティブ協議会3月29日 13:00~ 類ビル7F (大阪市淀川区西中島4-3-2)~私たちが目指す回復のかたち~〇サードオピニオン会開催地:船橋(千葉)、練馬(東京)、二俣川(神奈川)、浦和(埼玉)、三島(静岡)、茅野(長野)、中津川(岐阜)、名古屋(愛知)、新大阪(大阪)、西宮(兵庫)、姫路(兵庫)、福岡(福岡)、神崎(佐賀)サードオピニオンとは・・・サードオピニオン会の理念と目標「新たな視点からの選択と対話による回復」サードオピニオン会、勉強会、講演会 開催予定(こちらをクリック)関西の開催日が変更になっています。西宮、姫路は隔月(原則第4土曜)、大阪は原則第4日曜日九州も隔月開催です。〇自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーン自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン開始します。〇クラブハウスプロジェクトオルタナティブ協議会は、当事者、元患者の快復/社会参加を強力に促すクラブハウスプロジェクトを推進しています。 全国オルタナティブ協議会では、理念に賛同し、共にオルタナティブな社会づくりに参加頂ける会員を募集しております。

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  • 24Jan
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      オルかんクラブハウス始めます

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。オルかんクラブハウス(オルタナティブ関西のクラブハウス)*当事者により運営される居場所、住まい、働く場今回はシェアハウスの運営を始めます。通常のシェアルームの他に、予約制、短期滞在型(クライシスセンター機能を実現)のゲストルームを備えます。小さな一歩ですが、入院の代わりになるような居場所、住まいが沢山出来るようになると我々は信じています。特徴(予定)リカバリーモデル(生活モデルの実践)既存の医療/福祉システムに頼らない運営快復当事者による運営煩わしい審査なしの信頼関係のみの契約クライシスセンターとしての利用は、原則短期ゲストルームは、安い宿泊費シェアルームは残り1部屋(利用料は月額3万5千円程度)カレンダー出来ました。申し込みは、メール:info@alternativejapan.orgまで購入数、送付先、受取人氏名をお知らせください。オルタナネットショップhttps://alternative.base.shop/でも購入できます。このカレンダーを購入希望の方は、メールinfo@alternativejapan.orgまで、購入枚数、送付先住所、受取人名を記入の上お申し込みください。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 06Jan
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      2020年抱負

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。新年、あけましておめでとうございます。年末は、心筋梗塞で緊急入院してしまい。7年間一度も中止したこと事がないサード・オピニオン会に穴をあけることとなりました。各地の参加者、主催の皆さまに、ご迷惑をおかけしました。そして、フォローありがとうございました。実は、死にぞこなったのは、今回で3回目。前の2回は、喘息で呼吸停止、今回は心停止寸前でした。急性心筋梗塞の致死率は、40%だそうです。救急車で運ばれて、処置のあいだ、ずっと意識はしっかりしていて、何をされているか、全部理解していました。不思議と不安はなく、ずっと冷静でした。最初に死にかけた時から、生死は天に任せることにしている。こればっかりは、自分で決めることは出来ないと。結局、また、生き延びました。まだ、この世に私の役割があるとの天命と勝手に解釈して、まだ活動を続けようと思います。2020年の活動は、神奈川でのチャリティイベントから始まります。チャリティー講演会「児童虐待と精神医療」-社会復帰のための取り組み-https://www.facebook.com/events/703279830173201/思春期病棟に社会的入院をしていた一人の女性。社会的入院であるにも関わらず、患者とされ、服薬させられていた。なんと精神障害者手帳一級所持。「このまま、連れて行って欲しい」初めて我々と接触したその時、彼女は我々にその身を委ねた。即断で、その希望を受け入れた仲間のソーシャルワーカーが私は誇らしい。精神障害者一級というラベルより、自分たちの判断を信じた。ソーシャルワーカー(SW)というより、医療のスレーブワーカーと揶揄されるこの国のソーシャルワーカー。本物のソーシャルワークを初めて見た。ソーシャルワーカーらしく、きちんと法的な手続きを怠らず、同時に本人の自主的な行動を促しながら、見事に退院を成し遂げた。それ以外にも、ここでは書ききれないほどの課題をクリアした。あれから、わずか4か月。彼女は我々が提供した仮の住まいから、今度は自力で出ていく。今月から正社員としての職も得た。我々の想像を超えるスピードで、彼女は成長している。あの障害者手帳は一体何だったのか。このケースでは、医療も福祉も快復には全く役立たなかった。いや、我々も何をしたでもない。制度に頼らなくても、皆で少しづつ、無理のない範囲で、最低限の資源を提供しただけである。むしろ、本人の自立を促すにはそれが功を奏したと思う。この件で、我々は、少し自信を持った。家族でもない他人が、誰かの人生の転機に立ち会い、その快復の様を見届けることが出来るなんてそうそうあることではない。これって、とても幸せなこと。この経験を踏まえ、そのほんの少しの支えとなる住まい、拠点を整備したいと考えている。今年は、各地で、そのためのチャリティイベントを開催します。力まず、無理なく出来る範囲で、多数で一人の快復に取り組む社会モデルでの実践。ご興味のある方、是非一度、当会のイベントやサード・オピニオン会に参加ください。カレンダー出来ました。申し込みは、メール:info@alternativejapan.orgまで購入数、送付先、受取人氏名をお知らせください。オルタナネットショップhttps://alternative.base.shop/でも購入できます。このカレンダーを購入希望の方は、メールinfo@alternativejapan.orgまで、購入枚数、送付先住所、受取人名を記入の上お申し込みください。収益金は、こちらの活動に使用させて頂きます。参加申し込みは、こくちーずへお願いします。オルタナティブ協議会、初めてのチャリティ講演会を開催します。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 05Dec
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      電気ショックの動画上映会やります

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。今週の日曜日午後、二俣川(神奈川)でサードオピニオン会開催します。同会場、その午前中(10:30~12:00)に電気ショックの問題をテーマにしたDVD(CCHR制作)の上映会を開きます。こちらは無料です。向精神薬の危険について、驚くほど周知されるようになった。10年前とは比べ物にならないほどに。そして、薬に代わって、精神医療の現在の一押しは、電気ショック。電気ショックについては、向精神薬の効果以上に根拠がありません。薬のモノアミン仮説に相当するものさえありません。学会では、もっともらしく効果を謳っているが、内実はやってみたら患者がおとなしくなったレベルのこと。確かに、一部の患者にぐちゃぐちゃな状態を一時的に鎮静する効果はありますね。しかし、長期的な転帰にどう貢献しているかは不明。密室で行われる治療ゆえ、その結果が正しく報告されているとはとても思えない。先日、野田正彰先生とこの話をした際、「沢山死んでるはずだ」仰っていた。私の知ってる範囲では、電気ショック後に、半年以上、長時間同じ姿勢でいるとか、玄関先に何時間も立っているといった状態になった人記憶がごっそり抜けて、そのことに悩んでいる人がいる。カレンダー出来ました。申し込みは、メール:info@alternativejapan.orgまで購入数、送付先、受取人氏名をお知らせください。オルタナネットショップhttps://alternative.base.shop/でも購入できます。このカレンダーを購入希望の方は、メールinfo@alternativejapan.orgまで、購入枚数、送付先住所、受取人名を記入の上お申し込みください。収益金は、こちらの活動に使用させて頂きます。参加申し込みは、こくちーずへお願いします。オルタナティブ協議会、初めてのチャリティ講演会を開催します。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 22Nov
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      自己肯定感を高める

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。自分の人生を自分で決めて良いという、当たり前なことがなかなか出来ない。自己肯定感が低いためか、最初の一歩が出ない。最初の一歩さえ踏み出すことが出来たなら、後は加速度的に回っていく。我々に出来ることは、常にその一歩を踏み出すことを促すことだけ。誰かが用意したプログラムをこなすのではなく、当事者自らの手で創造していくことが出来たならば、人生は驚くほど変わって行く。誰かが用意した居場所に行くより、居場所を一緒に作る。誰かの作った会社に勤めるより、事業を一緒に始める。薬を減らすことだって同様。最も重要なのは、自ら主体的に取り組むこと。そうしてるうちに、いつの間にか、不快な症状は消えていく。オルタナティブの基本哲学、『治療より快復を目指す』というのは、そういうことだ。一緒に作ったカレンダー、A3サイズという大きさ、絢爛豪華、細部までとことん丁寧に書き込まれている。今朝、現物を手に取って見て、さらにそのち密さに驚愕した。凄いとしか言いようがない。この作者の代表作になると思う。忘れてはならないのは、カレンダーに仕上げたデザイナーの仕事。絵を最大限に引き立てる仕上がり。カレンダーなんだが、押しピンで留めることに躊躇してしまう。このカレンダーを購入希望の方は、メールinfo@alternativejapan.orgまで、購入枚数、送付先住所、受取人名を記入の上お申し込みください。収益金は、こちらの活動に使用させて頂きます。参加申し込みは、こくちーずへお願いします。オルタナティブ協議会、初めてのチャリティ講演会を開催します。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 14Nov
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      そうだったのか子供の行動・問題行動その2 -母親が追い込まれる支援ってなに?- 

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。大人気の同セミナー初の九州開催です。昨年の神奈川オルタナティブ協議会(オルかな)主催の同講演会の様子はこちら講師の茂木厚子さんが、米国カリフォルニアから帰国して感じたのは、発達障害を抱えた(とされている)子供のお母さんが鬱状態に陥っていること。この国では、お母さんのみならず、先生や保育の方々も苦しい。それに比べて、茂木さんが過ごしたカリフォルニアでは、障害児と関わるお母さんも先生たちも笑顔に溢れているそうです。(当日、販売予定のDVDにその様子が映っています)障害児との関りは、本来、楽しいことなのです。子育てに十分な予算が割り当てられ、障害児との関りは苦にならないのです。(日本は子育てに全くお金を使わない)米国カリフォルニアの障害者の地域支援は、医学モデルではなく、社会モデルです。一対多の支援ではなく、負担が分担された多対一の支援です。(これって、オープンダイアローグとおんなじ)医療は必要に応じて関わるだけ。これは一見、非効率なシステムに思えますが、関わる人々は楽しんでいて、さらに報酬も高いのです。なんですかねこれは。子供も親も、支援者も幸せにしないこの国のシステム。システムを変えるのは容易ではないですが、まずは、家庭で出来ることから提案します。茂木さんの講演会の午前中に、前座として、『発達障害にまつわる社会とお薬の話』問題解説させていただきます。福岡、佐賀の皆様の参加をお待ちしております。お薬肯定派の皆様も、お薬否定派の皆様も、どちらもお待ちしております。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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    • 2020年オルタナティブ協議会カレンダーは孔雀 -クジャクは毒に強い!?-の画像

      2020年オルタナティブ協議会カレンダーは孔雀 -クジャクは毒に強い!?-

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。クジャク -Wikipediaより神経毒に耐性を持つためにサソリ等の毒虫や毒蛇類を好んで食べることから、益鳥として尊ばれる。さらにこのことから転じ、邪気を払う象徴として「孔雀明王」の名で仏教の信仰対象にも取り入れられた。クルド人の信仰するヤズィード派の主神マラク・ターウースは、クジャクの姿をした天使である孔雀は、毒虫を食べても平気だそうです。皆様の健康を守るお守りとして、2020年一年間のお部屋のお供として如何でしょう。オルタナティブ協議会2020年カレンダー出来ました。とてもゴージャスで、ご利益のありそうな物に出来上がりました。大、大、大、満足です。サイズはA2。作画は寺原さおり画伯(関西オルタナティブ協議会)、製作は安藤伊子(千葉オルタナティブ協議会)。定価は1200円(送料込み)ご購入希望の方はinfo@alternativejapan.orgまで、購入数、送付先を記入の上お申し込みください。収益金は、こちらの活動に使用させて頂きます。参加申し込みは、こくちーずへお願いします。オルタナティブ協議会、初めてのチャリティ講演会を開催します。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 06Nov
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      児童虐待と精神医療

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。参加申し込みは、こくちーずへお願いします。オルタナティブ協議会、初めてのチャリティ講演会を開催します。ここ数か月の間に、我々はオルタナティブを実践するという新たな局面を迎えました。当事者達による起業、思春期病棟で、社会的入院を強いられていた人の受け入れ、当事者によるシェアハウス(クラブハウス)の運営、どれも、既存の医療、福祉システムの外側での実践です。また、どれも、オルタナティブの基本理念である多対一の関係性、対等な人間関係、当人の自己覚知・自己肯定感の向上を目指した本人中心主義、本人の要請に応じて提供する専門性(ソーシャルワーク、減薬計画)、を徹底している。思春期病棟から受け入れたその人は、わずか2か月足らずで、すっかり我々の仲間になった。怒りも悲しみも、社会に対する不信感、そして薬による不調もぐっと堪えて、前向きに進もうとする姿勢に我々の方が元気をもらっている。行政手続き、医療受診、バイトの面接もすべて本人主導、誰もその経験を邪魔しない。手続き上のトラブルがあっても、そのたび乗り越えてきた。現在の姿をみて、その人が精神障害者一級であることを誰が信じられるだろうか。その過程で、福祉システムを利用することも検討したが、結局それは選択しなかった。逆に精神障害者というレッテルは、ことごとくその人の邪魔をした。行政の窓口は、そのレッテルだけ見て、病院に帰れといった。その目はただの節穴か。「良くグレなかったね」と問うと、「あの環境ではグレることは出来なかった」と答えた。通信制限、外出制限、携帯電話の禁止・・・、そしてなりより、治療の強要。はっきり言う、その人は精神病などではないし、そこで暮らさねばならない理由などどこにもない。病気とされたその行動は、虐待という人生の危機における正常な反応である。まるでドラマのような経験を我々はしている。その人の決断を受け入れた自分たちが誇らしい。今回、こんなことが出来た大きな理由は、なにより、人生を楽しみたいとの本人の強い希望があったこと、我々には、小さいけれども、思慮深くて、健全な人々のコミュニティと仮住まいが出来る場所があったからである。特筆すべきなのは、今回の取り組みは、それぞれ別の仕事を持った人たちが、出来る範囲でその人に関わっただけなのである。福祉を利用することなく、やってのけることが出来ることを我々は経験している。立派な施設や専任の専門家が居なくても、大した資源(施設や資金)が無くとも、やれることを我々は実感した。今回のチャリティイベントでは、今回の経験を踏まえ、その収益を自立に向けた本人の快復を支える最低限の住居費、生活費の確保、さらには、虐待や抑圧による正常な反応を病気とされ、いまだ病院で暮らす子供たちの人生を取り戻す足がかりとなる最低限の資源(住居、生活費)の確保に使わせて頂きます。一人の快復に立ち会えること、それはとても楽しいことなのです。ここまで、関わった全員、だれも、苦などと思っていない。是非、この喜びを皆さまと分かち合いたい。収益金の使い途、その成果は、そのたびに報告いたします。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 05Nov
    • そうだったのか子供の行動・問題行動 -子供の問題行動には理由がある、そしてその実践ー の画像

      そうだったのか子供の行動・問題行動 -子供の問題行動には理由がある、そしてその実践ー 

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。大人気の同セミナー初の九州開催です神奈川オルタナティブ協議会(オルかな)主催の同講演会の様子はこちら発達障害者支援法では、発達障害児は脳の機能障害がある児童を対象とすると定義されています。しかしながら、発達障害と診断されている子供に脳の機能障害があることの客観的な診断方法も検査方法もないのが実情。発達障害(ADHD)は金儲けを目的として作られた病気であるとする意見もあるが、教室や家庭で、手に負えない子供が居るという現実はある。方や、障害者差別禁止法では、障害者に対する合理的配慮が義務付けられている。合理的配慮をするために変わらなければならないのは、本人ではなく周りの環境や人々。薬で本人をコントロールしようとする行為は、本人を変えようとする真逆の行為。投薬は、メスで体を切る外科手術と同じように、他人の体に対する侵襲行為です。本人の同意や十分な説明が必要で、なによりそれが治療行為であることが必要です。おとなしく座ってもらうための薬を服用させることは、果たして治療と呼べるのでしょうか?今回のセミナーの中心となる感覚統合の話は、問題行動の多くは、発達不足・経験不足で起きていると考えます。我々はこの考えを支持します。現代の子供には、遊びという経験が絶望的に欠けている。問題の解消には、遊びを通した感覚統合の手法が有効であると考えられます。発達障害とのレッテルを貼り、投薬する前にやるべきことがあります。茂木さんの講演会の午前中に、前座として、『発達障害にまつわる社会とお薬の話』問題解説させていただきます。福岡、佐賀の皆様の参加をお待ちしております。お薬肯定派の皆様も、お薬否定派の皆様も、どちらもお待ちしております。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 18Oct
    • 精神科治療に対するオルタナティブの画像

      精神科治療に対するオルタナティブ

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。向精神薬の害、精神科のデタラメ処方を知っていれば、快復しない多くの患者の最大の原因がそこにあることは明白。多量の薬を服用しながら、どんな代替療法やったとしても、快復など望めない。なぜなら、その悪影響度は、あらゆる代替療法の効果に比べ桁違いに大きいからである。その証拠に、薬をやめただけで快復したひとが続出している。どんな代替療法であっても、減薬先行でないと大した結果は期待できない。大量服薬しながら就労支援に通わせることや、大量服薬しながらのリカバリーの取り組みなどは、私に言わせればほとんど虐めである。先日も朝起きられなくて就労Bに行けないことを相談受けたが、聞いてみればジプレキサ15mgを服用、おまけにヒルナミンも併用しているので、起きられないのは当たり前である。多くの代替療法にも問題がある。その最大の理由は、医学モデル(私(専門家)治す人、私(患者)治してもらう人という関係性)から脱していないこと。その人を上から恣意的に変えようとする解決法に我々は同意しない。それが、漢方であろうが、食であろうが、サプリであろうが、カウンセリングであろうが、その人が、自主的に回復に取り組まない限り効果は薄いことを我々は知っている。時々、気持ちはわかるが、様々な代替療法を矢継ぎ早に当事者に押し付ける家族に出会うが、無理やり押し付けて、かえって当事者をぐちゃぐちゃにしている例には閉口する。簡単便利な魔法の治療法などありはしない。あくまで解決するのはその人自身。自分の専門家は自分。薬でも、その他の代替療法でも、役に立っているかどうか判断できるのは本人だけ。家族が、本人の言葉より医者の言葉を信じるとはどういうことか。我々の考えるオルタナティブは、社会モデル、生活モデルである。療法ではないし、特別な専門家が居るわけでもない。そこでは、自分で快復していく。これは私の考えではなく、先進国の地域精神保健の王道なのです。そもそも、リカバリーやエンパワメントなどという概念は、医学モデルを排し、生活モデルに移行していった過程で生まれたもの。病院や施設で、薬漬けの患者を集めて行うWRAPプログラム、リカバリーにいったいどんな意味があるというのか。10年も閉鎖病棟に入院している人に「あなたの希望はなんですか?」と問うなんてバカバカしいにも程がある。そもそもソーシャルワーカーの資格取得のための教科書には、福祉の仕事とはその人の自立を応援することと書いてある。生活モデルも、社会モデルも、ストレングスモデルも、全部説明されている。(ここでいう自立とは、経済的自立をさすのではなく、自分で決めて自分で責任を持つことが出来ること。)治療も支援も、その人の自己決定抜きで行われるのなら、多分にそれは人権侵害である。強制治療ならぬ強制支援も、人権侵害。特定の治療法、健康法を押し付けることもまた同様に人権侵害。専門的な知識は有用であるが、それは、その人に求められた限りにおいてのみ有用と自覚すべきである。我々の精神科薬物治療に対するオルタナティブは、別の医学的な治療法でも健康法でもない。その第一歩は、本人の人権を取り戻すこと。人権侵害状態から抜け出すこと。押し付けの治療押し付けの支援のみならず、押し付けの子育て押し付けの教育押し付けの仕事から抜け出す。自主性、自己肯定感、自己覚知を促すのはその第一プロセス。人(社会)に押し付けられてきた人生を自分自身に取り戻す試み。その人をその状態に追いやった、その悲しみや怒りだって、社会から押し付けられた価値観に根差している。自主性、自己肯定感、自己覚知が進めば、その悲しみや怒りも軽減されるのだ。そして、自分の人生は自分で決めて良いことを知ること。そう感じ、実践することが出来れば、その不快な症状の多くは消えていく。子育ても、精神疾患からの快復も、実はやることは同じである。国連人権員会の世界メンタルヘルスデーの自殺対策についての声明に同じことが書いてあるので参照されたし。*読者に情報提供頂きました。こちらの講演会では、オルタナティブの理念に沿った、我々の取り組みを紹介します。「自分らしく生きるために」~人権という視点から日本の精神医療・福祉・教育のあり方を考える我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 12Oct
    • 病気の治療より人生の快復を目指すの画像

      病気の治療より人生の快復を目指す

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。諸外国が脱施設化に向かったのは1970年、50年遅れているというのは決して大げさではない。遅れているのは、脱施設化だけではない。脱施設化の解決策がアウトリーチという考えで済まされる問題でもない。これは文化や教育、国民一人一人の価値観の問題、人権意識の問題なのだ。長い間、精神医療の批判をしてきたが、最近、空しくなってきた。この日本社会あっての日本の精神医療なのだ。この日本社会が変わらねば、この国の精神医療は変わらないと痛感している。10数年の時間をかけて家族の死から、犯人捜しをやってきた。最初は一人の精神科医、精神医療、学会、製薬会社、政治、行政、マスコミ、教育、子育て・・・犯人探しには切りがない。薬の批判、診断の批判をしたところで、根が変わらないので、次にはさらに巧妙な手口でやってくる。これは何かの陰謀に違いないと考えてしまうのも無理はない。(しかし、すべて説明可能であるのでこれは陰謀ではない)精神医療は、この国の専門家信仰に支えられている。政治家が何かというと専門家会議を開催したり、学歴や資格でしか人を評価できない企業や行政、資格大好きな国民、その人の能力よりも、そのラベルを信じているのだ。そもそも、医者という医学の専門家がメンタルヘルスの専門家となってしまっていることがおかしい。メンタルヘルスは、人間そのもの、医学という狭い範疇の中で扱われるべきものではない。医者が、人間の心や成長の専門家であるはずがない。こんな当たり前の話が分からないほど、この国の人々は思考停止に陥っていると思う。障害者差別禁止法は、合理的配慮をすることにより、他の人々と差別しないとする法律である。診断して(レッテルを貼って)、その人の人生を障害者としての人生に制限するようなこの国の医療・福祉やり方は、この法律の精神に反している。この法律はWHO加盟国に義務付けられたもので、この国が自分で築き上げたものではない。だから、魂が抜けている。最近、社会福祉士を目指す仲間が居て、社会福祉士養成のテキストを覗き見る機会があった。正直、驚いた。医学モデルより社会モデル(生活モデル)だということも、診断名は関係ないということも、福祉の目的が、その人の自立を応援することであること、私が10数年かけてたどり着いたことがそのまま書いてあるではないか。仲間のソーシャルワーカー(社会福祉士や精神保健福祉士)に訊いてみたら、その通りだと言う。だが現実はどうだ、結局、社会福祉士も精神保健福祉士も魂が抜けている。現在、精神科病院で社会的入院をしていた一人の自立の手伝いをオルタナティブ協議会で行っている。小さな抵抗として、魂の入った活動、建前ではない実践に我々は挑戦している。当事者、元当事者、当事者家族、協力医、そしてソーシャルワーカー、様々な立場の人が、対等な立場で、社会モデルの諸原則を守りながら、その効果を確認しながら、日々取り組んでいる。診断名を問わず、簡単に捌かず、丁寧に、困りごとを解決し、その人の自立を応援する。この国では、こうしたやり方が異端である様な扱いを受ける。だが、こちらの方がソーシャルワークの王道だと我々は確信している。仲間のソーシャルワーカーは、20年やってきて、初めて仕事が出来たと喜んでいる。この取り組みは、当人の快復(自立)であると同時に、周りの人々の快復、自立の取り組みなのだ。そして、なにより、この取り組みは楽しい。病気の治療より人生の快復を目指す。この当たり前のことを当たり前に話す講演会を行います。10月20日埼玉講演会https://www.facebook.com/events/399159540744111/自分らしく生きるために ~人権という視点から日本の精神医療・福祉・教育のあり方を考えるいじめや虐待にあった側に病気のレッテルを貼り、投薬が行われ、いつの間にか問題がすり替わり、下手をすると一生障害者としての生活に制限される。これは明らかな人権侵害です。病院や施設で働いているひとが人権侵害をやりたくてやっているとは言わない。そこで働く人の問題というより、それはシステムの問題です。システムが人権侵害を引き起こしているのだと私は思います。それは病院でも施設でも学校でも同根の問題があります。講師の茂木さんといつも話しているのは、障害者とされている人々の自己肯定感や自尊感情の低さは、子供のころからの心と体の経験不足に起因しているのではないかということ。その経験不足を引き起こしているのは、やはり、日本のシステムだという事です。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 17Sep
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      思春期病棟という閉鎖病棟

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。最近、思春期病棟が増えていることをご存じだろうか?現代の精神医療は、その症状の原因を問わず、症状だけから病名を付けて投薬を行う。学校で虐められて不調となっても、毎日、親の喧嘩を見せられ続け、不安で不眠になっても、そうした理不尽に耐えられなくて泣き叫んでも、「はい、元気がないので鬱ですね」「はい、妄想があるで統合失調症ですね」「はい、こだわりが強いので発達障害ですね」「お薬出しておきましょう」これが、学校やスクールカウンセラーから繋がれた精神医療の現場で普通に行われていることである。そうした子供が最後にたどり着くのが、思春期病棟である。思春期病棟から見事に快復した人の証言によれば、そこにいる子たちのほとんどは何かしら、貧困や虐待など、不穏になる明確な理由があるのだ。思春期病棟に居る子の多くは、社会的入院である。鍵で遮断され、鉄格子の窓の閉鎖病棟において、問題は、その子たち、それぞれであるにも関わらず、そこでは画一的な治療が行われる。貧困や虐待は改善されないまま、被害者であるその子たちには不快な薬物治療が強制される。強制治療の防波堤となるべき親も頼りになる大人もそこには居ない。拠り所であってほしいナースも、優しく微笑みながら、「ちゃんと飲みましょうね」と薬を差し出す。問題は、その子たち、それぞれであるにも関わらず、皆、同じような薬を飲み、同じように小太りで便秘、同じように意欲をそがれ、同じように一日中怠いといった症状を訴える。貧困が引き起こした家庭不和や虐待、その犠牲者である子どもが入院する思春期病棟の一泊当たりの診療報酬は2900点。つまり、貧困が原因でそこに来た子ども一人、一泊あたり2万9000円の診療報酬が病院に払われるという矛盾。そして空いても必ずすぐに埋まるベッド。思春期病棟にはさらに続きがある。思春期病棟は20歳まで、その後も、退院したとしても病院の経営するグループホームに入居し、デイケアに通う患者となるケースがある。そのころには、生活保護の対象となり、下手をすると永遠に病院の収入源であり続ける。(すべての思春期病棟がそうだとは言わないが)幸いにも、そこから抜け出せたとしても、そもそもの問題は何も解決していない。何処にも、行き場所はない。そして、さらなる人間不信、社会不信に陥り、生きづらさは極まる。もし、我々がそうした子に関わることが出来るならば、その子にとって信頼できるちゃんとした大人でありたいと思う。今週、大阪でこの問題を取り上げます。勝山さんからは、医学ではなく保育の方から、中山さんからは思春期病棟の経験と彼女の夢を語っていただきます。私からはその問題の解説、補足をしたいと思います。中山さんは希望そのものです。我々にとっても、薬漬けになっている全国の子どもにとっても。沢山の薬を飲み長い時間をそこで過ごしたにもかかわらず、見事に生還し、健康を取り戻し、人を恨まず、社会を恨まず、それどころか丁寧な気配りまで出来るその姿勢。今まだ、そこに居る病院の友達。これからそこに収容される未来の子ども。彼らにどうすればチャンスが提供できるのか。それが今の彼女の課題、人生の夢となった。そして、こんな社会の矛盾を放置し、彼らに責任を負わせた我々に何が出来るのか。まずは、彼女の話を聞いて頂きたい。いかにして彼女が快復していったのか。そして、これからどうしたいのか。これを黙って見過ごすことなど出来るはずもない。出来ることは沢山あります。我々がその子たちにとって信頼できるちゃんとした大人であるために。https://www.facebook.com/events/399159540744111/我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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  • 12Sep
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      ”発達障害なんて病気はない””精神病なんてない””薬が悪い”と叫んでも

      サードオピニオン会・講演会のお知らせ減断薬読本購入希望の方事実報道に本ブログ記事が連載されています。製薬会社の悪だくみは十分に知っている。精神医療のレベルの低さも十分に知っている。向精神薬の危険性も十分に知っている。だが、個別事例に向き合ってみると、薬とは関係なく、発達障害や精神病とされる症状に混迷している人に大勢出会う。現在、もはや減薬ブームと呼んでよいほど減薬は当たり前になってきた。薬を悪として、とにかく減薬・断薬すれば良いという風潮も広がった。現在の日本の精神医療の薬物療法は論外。あんなに沢山の薬を使えばもはや、その症状が病気の症状なんだか副作用なんだが分かるはずもない。この状況で減薬が進むのは良いことである。だが、それは本質的には、使い方の問題であって、薬そのものの問題ではない。そもそも、薬そのものに人格があるわけではないから、悪も善もない。道具として役に立つか立たないかだけである。社会が盲目的に薬を善としていることが問題であって、逆に薬を盲目的に悪とすることもまた同様である。このデタラメ薬物治療が蔓延るこの状況で、減薬が流行るのは必然。実際、減薬をして良くなった当事者は、私の周りだけで何百人と居る。だが、減薬すれば良くなると信じてやってみてもどうにもならない人も少なからず居る。(それも多くは長い大量服薬の後遺症であるが)十中八、九は薬は必要ない。”薬は悪”と叫ぶことで、十中八、九は良い方向に向かうが、それだけではどうにもならない事例が少なからず居るのだ。社会全体を見れば、”薬は悪”と叫ぶことは有用である。だが、一部の人にとってはそれは無責任に映るだろう。薬とは関係なしで、統合失調症と呼ばれる症状を呈す人は確実にいる。その人たちに、”病気なんてない””薬は悪”と言ったところで何も解決しない。そもそも、薬の必要でなかった人に薬は必要ないと言うことは正しいけれども、すべての薬ユーザーにそう言うことは私にできない。だから、サード・オピニオン会では、社会からの言説(薬は必要)を押し付けれてませんか?との問題提起と病気の悪化とされる薬の副作用を指摘したうえで、”薬はダメ”と言う代わりに、その人に”薬は役に立ってますか?”と問うことにしている。ここまで気が付くと、減薬を薦める前に、「誰にいつ薬が必要で、誰に薬は必要でないのか。」というテーマに取り組まざるを得なくなる。さらには、そもそも、統合失調症とは何か。そもそも、発達障害とは何か。それを病気として捉えるならば、治療に取り組む前に確認すべきことがある。それが、医学的に治療可能なものであるか?それが、薬で治療可能なものであるか?といった疑問が次々と浮かぶ。その一つの答えは、伝統的な精神病理学や昔からの保育学(発達障害にあった)にある。私は、”統合失調症が不治の病ではないこと”を野田正彰先生に教えてもらった。その時、提示されたのが統合失調症の名付け親であるブロイラーの統合失調症の転帰研究である。(サードオピニオン会の資料で提供しています。)精神医学とは、もともと医学界では異端児であった。そもそも、精神病が医学的治療可能であるのかどうかさえ分かっていないのだから当たり前である。精神科医にとっては、内科の医者のように「風邪ですね。お薬だしておきましょう」といった治療をすることは願望だったのだと思う。DSMと20世紀末のうつ病ブームで、精神科医はそうした治療を手に入れたと歓喜で受け入れたのだと思う。何人かの精神科医にブロイラーを知っているかと尋ねたが、名前ぐらいだけで、その研究を全員知らなかった日本の精神科医は伝統的な精神病理学を全くと言ってよいほど学んでいないということだ。統合失調症は何かという基本的な問いをしないまま、チェックシート型診断とそれに従った投薬という単純馬鹿な治療をやっているというのが実情である。*大熊さんのイタリアの映画をみてわかったが、イタリアでは、伝統的な精神病理学を精神科医はきちんと学んでいるブロイラーの研究によれば、統合失調症の急性症状を呈した患者のうち3分の2は快復している。さらに残りの3分の1も重症化するのはごく一部で、大部分が軽症で社会で生活可能であるとしている。この研究では、薬がどのように役に立っているかは不明である。(ちゃんと調べればあると思うが)ただ、ブロイラー父子の研究は、薬のなかった戦前から薬が登場した戦後に渡っている。治療成績は戦後の方が良い。それが薬によるものかどうかは不明だが、その可能性はある。オープン・ダイアローグでは、薬を使うケース(全体の3分の1)は急性期の一時期、少量使用する。使う理由は、多くの患者は不眠で疲れていて、脳を休めてもらう為だという。こうした事実を知れば、”発達障害なんて病気はない””精神病なんてない””薬が悪い”と単純に声高に叫ぶことは私には出来ない。同じように日本の精神医療や薬の使い方は完全にNOだが、精神医学が全く不必要とは私には言えない。もし、その人に役に立つなら、使うべきだろう。減薬には、薬の知識(薬理)、伝統的な精神病理学の理解その両方が必要と思う(特に統合失調症と言われる人たちには)。その人に薬が必要がどうかの問いを立てずに、ただ薬が悪と決めつけての減薬を薦めることは私にはできない。大阪で子どもへの投薬について話をします。子ども話は今日の記事とは若干説明が変わります。薬の影響は大人のそれとは比べ物にならないほど大きい。それでも、ただの”薬はダメ”というだけの批判だけでなく、人権やこの国の社会構造からの問題提起をしたいと思います。勝山さんからは、医学ではなく保育の方から、中山さんからは思春期病棟の経験を語っていただき、精神科診断を元にした子供への治療がどのようなものか、今まだそこにいる友達、全国にいる子供の入院患者を助け出すにはどうすべきか?を語って貰います。ほなみさんの話は凄い、聞くべきです。我々の理念に賛同し、資源を提供(無料もしくは格安で)いただける方を募集します。空き家、空事務所、畑、里山、etc(特に神奈川、東京、関西、福岡)お問い合わせは全国オルタナティブ協議会のHPからお願いします。快復を強力に後押しするための環境(コミュニティ)づくりとして、クラブハウスプロジェクトを推進しています。現在、関西、中部(名古屋、中津川)を始め全国で、具体的な活動を行っています。その為の応援グループオルタナティブを実現するための300人委員会をFB上に作成しました。プロジェクトの進捗を知りたい方、ご興味のある方は、参加理由の説明メッセージを送付の上参加リクエストをお送りください。 全国オルタナティブ協議会、精神医療被害連絡会では、『自分で決める!薬を飲む飲まないキャンペーン』を開始します。ご興味のある方は、応援グループ自分で決める薬を飲む飲まないキャンペーンに参加ください。

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