2020年12月2日 水曜
2時プロジェクト、毎週水曜日のテーマは…
名店の料理人に「旬の食材」を渡したら、どんな「おいしい料理」を作ってくれる?
きょう、12月2日に最も旬だと言えるものは、マダコです。
マダコの旬は11月から12月。
特に12月は成長の著しい時期で、餌をたくさん食べて栄養を蓄えるので、肉厚でおいしいんだそう。
今回はスーパーでも買うことのできるボイルダコを用意しました。
このボイルダコでおいしい料理を作ってもらいましょう! 向かった先は、東京の大岡山エリア。
和食の名店「日本料理 佐とう」
あの「ミシュランガイド東京」で、ビブグルマンに6年連続して選ばれている一流店です!
今回料理を教えてくれるのは店主の佐藤良輔さん。
永尾アナ:
「ちなみに、タコってどういう食材ですか?」
佐藤シェフ:
「中途半端に火を入れるとかたくなって、かみきれない食べ物になってしまので。味より食感ですね」
食感が重要だという佐藤シェフに、タコの食感を生かした、簡単でおいしい料理を教えていただきました!
今回のメニューは「タコの3種揚げ」です。
材料(4人前)
ボイルダコ…足8本
天ぷら粉…150g
水…200ml目安
青のり…45g
白ごま・黒ごま・・・各20g
梅干し・・・4個
大葉・・・20枚
まずは下準備として、天ぷら粉150gを水200mlで溶きましょう。
佐藤シェフ:
「タコの唐揚げは衣がとても剥がれやすくなっています。いつもの天ぷら粉より水の量を減らしてもうらうと」
普段の8割程度の水(天ぷら粉150gに対して水200ml程度)で溶いて衣をかためにすると、剥がれにくくなるそうです!
今回は3種類の揚げ物を作るので、作った衣を3つのボウルに取り分けます。
まずは3種揚げのうち、2種類を作りましょう!
2つのボウルにそれぞれ青のり(45g)、白ごま・黒ごま(各20g)を加え、混ぜます。
ぶつ切りにしたタコに、溶く前の天ぷら粉で打ち粉をします。
佐藤シェフ:
「表面の水分を粉に吸わせて、次これ(水に溶いて天ぷら粉)に入れた時に、周りがノリ状になるんです」
打ち粉をすることで粉がタコ表面の水分を吸い、衣との接着を高めてくれるんだそう!
次に衣を薄めにつけ、少し落とします。衣は軽く落として、薄くまとませるとより剥がれにくくなるといいます。
180℃の油で揚げましょう。1分30秒ほどで衣がパリッとなったら、油から上げるタイミング!
続いて、3種類目はタコと大葉と梅のコラボ。
大葉は軸を落とし、縦半分に切る。梅干しは小さめに果肉を削いでいきます。
具材を挟むため、開くようにタコに切り込みを入れましょう。
タコに梅干しを挟んだら…
先ほどの大葉を、天ぷら粉をノリ代わりにして縦につなぎます。両端にも同じように天ぷら粉を塗り、梅を挟んだタコを巻いていきます!
こちらも衣を薄くまとわせ、180℃の油で揚げましょう。
「タコの3種揚げ」のできあがりです!
最後に、永尾アナが実食です!そのお味は?
永尾アナ:
「ごまの揚げは、ごまをたっぷり入れているから、ごまの風味とタコの味がずっと楽しめます!青のりの揚げは、磯の香りとタコの風味がすごくよく合ってる。大葉と梅の揚げは、衣のサクッとした感じと、梅のさっぱり感がタコと合いますね!どれもおいしいです!」
皆さんもぜひ、「タコの3種揚げ」に挑戦してみてくださいね!
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