試し読み 教国のレクエルド 1巻 感想 レビュー 考察 画像 ネタバレあり もち これまでの感想はこちら。




故郷でのアルセニオを描く過去編! サウロと過ごした14歳、18歳での悲劇とは
齢14歳、軟派で騎士志望の少年が、クッソ真面目な相棒と出会って変わっていく物語
何しでかすか分からない領主の娘や、哀しい目に遭った双子
アルセニオが、サウロが罪を犯した場面を見てない等
次巻どうなるのかドキドキします
魔女ツノ7、8、9巻過去編、“魔女と魔物”が嫌われるのもよく分かりますわ
■猫! モフらずにはいられないッ!!
魔女を嫌う国柄だから、わざわざ現れるのはヤバい奴だけという理屈
排斥する事が、余計に事態をこじらせてるのね
魔女、領主や幼女キャラデザも可愛く
可愛いだけにああもう!
ていうかアルセニオ! これ完全にヒロインだよね君!?
第1話「じゃあ神に誓う お前証人な」
第2話「空気読んでよ」
第3話「愛の概念は4種類ある」
第4話「18歳の彼ら」
第5話「やめて」
第6話「最強の騎士だよ」
第7話「王様は追われている」
第8話「貴方に人は救えない」
第9話「俺は罰を受けるんだろうか」
本作の5年後「魔女の下僕と魔王のツノ 感想」
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
※公式サブタイありません。便宜名です

しかしサウロ、若い頃はますますクニハル・ミソジ・オギノや槍の人に似てるのう
■あらすじ
宗教国家イスパニアのアルセニオは、魔法の媒体“導具”の職人を目指していた
魔法使いが、騎士となる資格の一つであるこの国で
彼は騎士見習いサウロと出会う
それから4年、18歳の頃に町を死霊術師の魔女が襲った
サウロは、多大な犠牲を払いながら仕留め
騎士としての一歩を踏み出す
しかしアルセニオは、“魔物化”を促す火の精霊サラマンダーに見初められ…?



ってサウロいきなり殴られたァ?!
■第1話「じゃあ神に誓う お前証人な」
車がある世界! でも科学の発達は、“それが人を堕落させた”と宗教を活気付かせた
実際に、怪物として暴れ出す「魔女」が存在してますし!
倒せるのは、魔法を使える騎士たち
魔法を学ぶには金がいる
主人公アルセニオの父は、騎士の“導具”を作れるけど道を諦めた人
導具は魔法の媒体に必須だけど
魔法使い側が希少だから、“機能するか確かめる”だけでカネをとる…
なるほど騎士が友達でもなきゃ、検証費がかかって商売にならんのね
パパセニオは、導具職人を諦めた人だったのか




いやいやいやアルセニオ、どんだけ友達いなかったんだいフレンズ?!
■14歳の淫らな彼ら
殴られた理由が妥当だった?! テメーこいつ、さわやかに何言ってんの!?
とはいえ、“女の方が誘ってきたから”寝取ったらしい
殺伐としてるなァこの国!
いやらしい!
曰く女に誘われ、彼氏が気に入らなかったので寝取ったというサウロ
で、アルセニオが、まるで我が事みたいに怒り出したので
なら「これからはしねえよ」と。
軽佻浮薄を絵に描いたようなノリですが、まさかこの後驚きの人生になろうとは…
なるほど、神の名をみだらみだりに唱えるなってヤツですわ

なんにもなくなったけど 騎士になる夢だけは残ったからなんとかなった
■俺だって負けないから
サウロの真っ直ぐさ良いよね…、ナンパ男なサウロ君でしたが
実は、両親を魔物に殺されてしまった為に
学校を中退させられていた
しかも後見人に財産を盗られ、天涯孤独に奮闘してる少年だったと
導具職人になりたいアルセニオ
騎士になりたいサウロ
互いに夢には“コネ”が必要だったけど、こうして互いに協力できる関係になったのね
サウロは何もかも失くしても、夢はあるさと笑ってた
ああそうか、アルセニオが頑張れたのは“俺だって頑張れる”って気持ちだったのね


※この後アルセニオはめちゃくちゃ寝込んだ。
■第2話「空気読んでよ」
キッツ! キッツいわ青春! 女の子は誰でも魔法使い! 即死攻撃の使い手さ!
当時、アルセニオの恋心を知ったサウロは
二人をくっつけようとした
ところがソフィアはサウロ狙いで、こころがこなごなです!!
いやソフィア嬢には、もちろん悪気は1リットルもないのでしょう。
ただのお邪魔虫だから…
うん…
またこの頃、アルセニオは“リコ”というモフモフと仲良しに
いいなあ…、心行くまでモフりたいわこの毛玉。



人を呪わば穴兄弟、ソフィアさん大破轟沈であった。
■不一致
サウロ自身は、アルセニオの恋を応援し、取り持つつもりだったんですよね
しかしそのソフィアが、ほぼ面識のないサウロをベッドに誘ったところ
彼もすっぱり本音で接してしまう事に。
因果応報というか
サウロは“誓っちゃったから”と言いますが、友情が勝ったのかな的な
彼は、アルセニオが無下に扱われたのは知りませんが
裏切る真似はしたくなかった。
しかし見た目クッソ旨そうなのにマズいとか、ある意味才能ですね
不味いとは自覚してるそうなので、味覚自体はマトモなのね



いつもありがとうだってよ! なにこのカウンター笑顔!?
■第3話「愛の概念は4種類ある」
サウロは金がない、だから他人に親切にされたら、「哀れまれてる」と不快になる
でも違った、アルセニオの母は「町を守ってくれてありがとう」
と、純粋な好意を向けてくれたのだと
やがて、“騎士を目指す”サウロは、こんな人たちを守らなきゃと願うように
家の方針で騎士学校に入れられ、家の事情で騎士になれなくなって
ムキになって、「実力で騎士になる!」と奮闘して
ようやく地に足がついた
学校に通ってただけに、意外に博識なのねサウロ。見た目によらずッ!
そこに素朴な解釈を加えてくれるアルセニオ…、おいこいつ無敵か!



貼ってませんが、この回のゾンビ、もち先生史上一番グロい絵だと思いました
■第4話「18歳の彼ら」
アルセニオは工房で修行してましたが、一般人向けの鍛冶師だったんでしょうか
父が導具職人になってたら、売り上げでサウロの支援してそうだし
貧乏って事は、ただの鍛冶職人をやりつつ
サウロ専門でやってたのかしら
とまれ誘拐・死体漁りの正体、死霊術師が町を襲った!
作中、魔物や魔女が異常に嫌われているのは
こういう事件が起きる国柄の為か
魔物や魔女全般を排除する国柄で、ベティみたいな魔女は近寄らない
結果、凶暴な連中だけが現れ、ますます排斥に繋がる。
排除が作る負の連鎖なのね




サウロは少女達を守ろうとしたが、“ゾンビ”は彼女らの母親だった
■第5話「やめて!!」
役得! 導具もないのに踏みとどまったサウロは、窮地を英雄に救われた!!
内心、パーティー状態のサウロさんラッキータイム!
ファンなんですサインください!
頑張って良かった!
しかし危うく命を落としかけるが、代わってアルセニオが手を汚す事に
気丈に、「サウロいつもこんな事してるのかすげー!」とか言っちゃうアルセニョ
サウロも好きでやってるわけじゃないもんな…
どんな事態だろうが、剣を届けに来ると信じたサウロも真っ直ぐでした
剣はすぐに曲げちゃうくせにね! 曲げちゃうくせにね!!



ゾッとするラスト1コマ、“人の姿をしているから魔女は怖い”のね…。
■第6話「最強の騎士だよ」
必死に少女達を庇って教会へ連れて行くも、魔女はそれが狙いだったと。
人が集まっていて、しかも助けは外側にしかいない
何て格好の餌食でしょうか
敵は猫を探してるので、狙われたモフ猫・リコも合流
屋根伝いに逃げようとして落っこちるとか
ドジッ子か!
ああでも、敵は猫を狙ってるんだからとにかく逃げなきゃなのよね
こうなったのも結果論、街の人たちにサウロを誇ったアルセニオ、最高の笑顔でしたが…



ゾンビを作る為の焼きごて、火の妖精が入っていていつでも熱々の優れものだった
■第7話「王様は追われている」
レプラコーン、アイルランド伝承に出てくる財宝をもった妖精のお宝
彼らは、決して他人に財宝の在処を話さないとされるが
友達であり、財宝に興味がなかった猫の王様
ケットシーにだけ話してしまった
虹の付け根に隠された莫大な財宝! 町一つ襲うメリットのあるワケよ!
アルセニオが、必死で火の妖精が入ったコテを壊してしまったのが
後に続く事件の引き金になっちゃったのね
死体を怪物化する存在が居る、と実体験で知ったのもトラブルに繋がったと
また、アルニセオは「皆を守ろう」としましたが…

読み違えたわ
てっきり あの子と同じかと
貴方も守るために戦っていると思っていた
貴方はあの子と違って 自分のために戦うのね
騎士なんて嘘
貴方に人は救えない




この台詞、魔女は既に致命傷を受けた状態だったのね
■第8話「貴方に人は救えない」
教会を人質にした魔女は、導具(魔法の発動体)を捨てろとサウロに要求
ここで、「見逃せ」と魔女が言ったら違う展開だったのでしょうが
こうなったらサウロは引けません
捨てたらまず皆殺し。
彼は多大な犠牲を出しつつ魔女を討ち、呪いの言葉を吐かれる事に
台詞からして、アルセニオみたいに甘い男だと誤解してしまったのでしょうが
サウロはバリバリで前線に立ってた男ですものね
やがてアルセニオは、“ゾンビになる前に殺して”と頼んでしまった
人は救えない、この台詞も後の引き金となってしまうのか。




何だか人間離れした印象ですが、ケット・シーが従うなら安全なのかしら?
■第9話「俺は罰を受けるんだろうか」
結局、双子の片割れも死亡するなど死屍累々、サウロは大騎士に認められますが
言わば彼は、たくさんの死者と引き換えに勇名を得てしまった
双子以下、遺族かつ目撃者が残ってしまった上
アルセニオは気絶してました
サウロが“罪を犯した”事を、アルセニオは知らないんですね
ケット・シーから離れた為、アルセニオは無防備になってしまい
魔物化を促す精霊サラマンダーに直面
次巻、領主の娘マルティナに気に入られた事といい、どう繋がっていくのか?

多分この一件で、マルティナ様はアルセニョを気に入ったような気がしますが…?
■収録
ガンガンコミックス「教国のレクエルド 1巻」。
もち。月刊少年ガンガン連載、スクウェアエニックス出版。
2018年12月
■教国のレクエルド 1巻 感想
第1話「じゃあ神に誓う お前証人な」
第2話「空気読んでよ」
第3話「愛の概念は4種類ある」
第4話「18歳の彼ら」
第5話「やめて」
第6話「最強の騎士だよ」
第7話「王様は追われている」
第8話「貴方に人は救えない」
第9話「俺は罰を受けるんだろうか」
本作の5年後「魔女の下僕と魔王のツノ 感想」
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
※公式サブタイありません。便宜名です
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キューティクル探偵因幡 12巻
キューティクル探偵因幡 13巻
キューティクル探偵因幡 14巻
キューティクル探偵因幡 15巻
キューティクル探偵因幡 16巻
キューティクル探偵因幡 17巻
キューティクル探偵因幡 18巻“本編”最終回 ヤギにも程がある!
キューティクル探偵因幡 19巻【最終回】“三年後だろうと”
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教国のレクエルド 1巻“18歳のアルセニオ達”
教国のレクエルド 2巻“最終回”
魔女ツノ 1巻
魔女ツノ 2巻
魔女ツノ 3巻
魔女ツノ 4巻“魔女の下僕と極北の地”
魔女ツノ 5巻“魔女の下僕とお悩み相談”
魔女ツノ 6巻“魔女の下僕と媚薬と想い”
魔女ツノ 7巻“親友の炎”と眼鏡ヒロイン
魔女ツノ 8巻“もう、一回抱いてから考えようかな”
魔女ツノ 9巻“結婚するって言いました!”
魔女ツノ 10巻“二人の恋が実る時”
魔女ツノ 11巻“彼が下僕になった訳”
魔女ツノ 12巻“デートと夢と赤ちゃん欲しい”
魔女ツノ 13巻“レイが贈られる日”
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何しでかすか分からない領主の娘や、哀しい目に遭った双子
アルセニオが、サウロが罪を犯した場面を見てない等
次巻どうなるのかドキドキします
魔女ツノ7、8、9巻過去編、“魔女と魔物”が嫌われるのもよく分かりますわ
■猫! モフらずにはいられないッ!!
魔女を嫌う国柄だから、わざわざ現れるのはヤバい奴だけという理屈
排斥する事が、余計に事態をこじらせてるのね
魔女、領主や幼女キャラデザも可愛く
可愛いだけにああもう!
ていうかアルセニオ! これ完全にヒロインだよね君!?
教国のレクエルド 1巻 感想
第1話「じゃあ神に誓う お前証人な」
第2話「空気読んでよ」
第3話「愛の概念は4種類ある」
第4話「18歳の彼ら」
第5話「やめて」
第6話「最強の騎士だよ」
第7話「王様は追われている」
第8話「貴方に人は救えない」
第9話「俺は罰を受けるんだろうか」
本作の5年後「魔女の下僕と魔王のツノ 感想」
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
※公式サブタイありません。便宜名です
サウロ達が助けた幼女は、これで出番は終わりなのか。それとも…?
しかしサウロ、若い頃はますますクニハル・ミソジ・オギノや槍の人に似てるのう
■あらすじ
宗教国家イスパニアのアルセニオは、魔法の媒体“導具”の職人を目指していた
魔法使いが、騎士となる資格の一つであるこの国で
彼は騎士見習いサウロと出会う
それから4年、18歳の頃に町を死霊術師の魔女が襲った
サウロは、多大な犠牲を払いながら仕留め
騎士としての一歩を踏み出す
しかしアルセニオは、“魔物化”を促す火の精霊サラマンダーに見初められ…?
第1話。車が存在する科学と、未だ魔物が跋扈する世界の話
ってサウロいきなり殴られたァ?!
■第1話「じゃあ神に誓う お前証人な」
車がある世界! でも科学の発達は、“それが人を堕落させた”と宗教を活気付かせた
実際に、怪物として暴れ出す「魔女」が存在してますし!
倒せるのは、魔法を使える騎士たち
魔法を学ぶには金がいる
主人公アルセニオの父は、騎士の“導具”を作れるけど道を諦めた人
導具は魔法の媒体に必須だけど
魔法使い側が希少だから、“機能するか確かめる”だけでカネをとる…
なるほど騎士が友達でもなきゃ、検証費がかかって商売にならんのね
パパセニオは、導具職人を諦めた人だったのか
義を見てせざるは! 咄嗟に、男を蹴ったアルセニオだったが
いやいやいやアルセニオ、どんだけ友達いなかったんだいフレンズ?!
■14歳の淫らな彼ら
殴られた理由が妥当だった?! テメーこいつ、さわやかに何言ってんの!?
とはいえ、“女の方が誘ってきたから”寝取ったらしい
殺伐としてるなァこの国!
いやらしい!
曰く女に誘われ、彼氏が気に入らなかったので寝取ったというサウロ
で、アルセニオが、まるで我が事みたいに怒り出したので
なら「これからはしねえよ」と。
軽佻浮薄を絵に描いたようなノリですが、まさかこの後驚きの人生になろうとは…
なるほど、神の名を
サウロは“魔法は使えるが金が無い”少年だった、それが縁になった
なんにもなくなったけど 騎士になる夢だけは残ったからなんとかなった
■俺だって負けないから
サウロの真っ直ぐさ良いよね…、ナンパ男なサウロ君でしたが
実は、両親を魔物に殺されてしまった為に
学校を中退させられていた
しかも後見人に財産を盗られ、天涯孤独に奮闘してる少年だったと
導具職人になりたいアルセニオ
騎士になりたいサウロ
互いに夢には“コネ”が必要だったけど、こうして互いに協力できる関係になったのね
サウロは何もかも失くしても、夢はあるさと笑ってた
ああそうか、アルセニオが頑張れたのは“俺だって頑張れる”って気持ちだったのね
第2話。当時アルセニオは、ソフィアという少女に恋していた
※この後アルセニオはめちゃくちゃ寝込んだ。
■第2話「空気読んでよ」
キッツ! キッツいわ青春! 女の子は誰でも魔法使い! 即死攻撃の使い手さ!
当時、アルセニオの恋心を知ったサウロは
二人をくっつけようとした
ところがソフィアはサウロ狙いで、こころがこなごなです!!
いやソフィア嬢には、もちろん悪気は1リットルもないのでしょう。
ただのお邪魔虫だから…
うん…
またこの頃、アルセニオは“リコ”というモフモフと仲良しに
いいなあ…、心行くまでモフりたいわこの毛玉。
体調を崩したから一緒にいけない、アルセニオは仮病を使うのだが…
人を呪わば穴兄弟、ソフィアさん大破轟沈であった。
■不一致
サウロ自身は、アルセニオの恋を応援し、取り持つつもりだったんですよね
しかしそのソフィアが、ほぼ面識のないサウロをベッドに誘ったところ
彼もすっぱり本音で接してしまう事に。
因果応報というか
サウロは“誓っちゃったから”と言いますが、友情が勝ったのかな的な
彼は、アルセニオが無下に扱われたのは知りませんが
裏切る真似はしたくなかった。
しかし見た目クッソ旨そうなのにマズいとか、ある意味才能ですね
不味いとは自覚してるそうなので、味覚自体はマトモなのね
第3話。天涯孤独なサウロに、アルセニオの母も良くしてくれた
いつもありがとうだってよ! なにこのカウンター笑顔!?
■第3話「愛の概念は4種類ある」
サウロは金がない、だから他人に親切にされたら、「哀れまれてる」と不快になる
でも違った、アルセニオの母は「町を守ってくれてありがとう」
と、純粋な好意を向けてくれたのだと
やがて、“騎士を目指す”サウロは、こんな人たちを守らなきゃと願うように
家の方針で騎士学校に入れられ、家の事情で騎士になれなくなって
ムキになって、「実力で騎士になる!」と奮闘して
ようやく地に足がついた
学校に通ってただけに、意外に博識なのねサウロ。見た目によらずッ!
そこに素朴な解釈を加えてくれるアルセニオ…、おいこいつ無敵か!
第4話。18歳の頃、町で行方不明者が相次ぎ、不安が広がっていた
貼ってませんが、この回のゾンビ、もち先生史上一番グロい絵だと思いました
■第4話「18歳の彼ら」
アルセニオは工房で修行してましたが、一般人向けの鍛冶師だったんでしょうか
父が導具職人になってたら、売り上げでサウロの支援してそうだし
貧乏って事は、ただの鍛冶職人をやりつつ
サウロ専門でやってたのかしら
とまれ誘拐・死体漁りの正体、死霊術師が町を襲った!
作中、魔物や魔女が異常に嫌われているのは
こういう事件が起きる国柄の為か
魔物や魔女全般を排除する国柄で、ベティみたいな魔女は近寄らない
結果、凶暴な連中だけが現れ、ますます排斥に繋がる。
排除が作る負の連鎖なのね
第5話。ゾンビ騒動が、サウロに思わぬ役得を! ところが…
サウロは少女達を守ろうとしたが、“ゾンビ”は彼女らの母親だった
■第5話「やめて!!」
役得! 導具もないのに踏みとどまったサウロは、窮地を英雄に救われた!!
内心、パーティー状態のサウロさんラッキータイム!
ファンなんですサインください!
頑張って良かった!
しかし危うく命を落としかけるが、代わってアルセニオが手を汚す事に
気丈に、「サウロいつもこんな事してるのかすげー!」とか言っちゃうアルセニョ
サウロも好きでやってるわけじゃないもんな…
どんな事態だろうが、剣を届けに来ると信じたサウロも真っ直ぐでした
剣はすぐに曲げちゃうくせにね! 曲げちゃうくせにね!!
第6話。母の傍を離れようとしない子供達を、猫を使って大聖堂へ放りこむのだが…?
ゾッとするラスト1コマ、“人の姿をしているから魔女は怖い”のね…。
■第6話「最強の騎士だよ」
必死に少女達を庇って教会へ連れて行くも、魔女はそれが狙いだったと。
人が集まっていて、しかも助けは外側にしかいない
何て格好の餌食でしょうか
敵は猫を探してるので、狙われたモフ猫・リコも合流
屋根伝いに逃げようとして落っこちるとか
ドジッ子か!
ああでも、敵は猫を狙ってるんだからとにかく逃げなきゃなのよね
こうなったのも結果論、街の人たちにサウロを誇ったアルセニオ、最高の笑顔でしたが…
第7話。魔女が求めていたのは、猫の王様ケット・シーが知る財宝だった
ゾンビを作る為の焼きごて、火の妖精が入っていていつでも熱々の優れものだった
■第7話「王様は追われている」
レプラコーン、アイルランド伝承に出てくる財宝をもった妖精のお宝
彼らは、決して他人に財宝の在処を話さないとされるが
友達であり、財宝に興味がなかった猫の王様
ケットシーにだけ話してしまった
虹の付け根に隠された莫大な財宝! 町一つ襲うメリットのあるワケよ!
アルセニオが、必死で火の妖精が入ったコテを壊してしまったのが
後に続く事件の引き金になっちゃったのね
死体を怪物化する存在が居る、と実体験で知ったのもトラブルに繋がったと
また、アルニセオは「皆を守ろう」としましたが…
第8話。見つけたケット・シー! 油断した魔女は、直撃弾を食らってしまい…
読み違えたわ
てっきり あの子と同じかと
貴方も守るために戦っていると思っていた
貴方はあの子と違って 自分のために戦うのね
騎士なんて嘘
貴方に人は救えない
この台詞、魔女は既に致命傷を受けた状態だったのね
■第8話「貴方に人は救えない」
教会を人質にした魔女は、導具(魔法の発動体)を捨てろとサウロに要求
ここで、「見逃せ」と魔女が言ったら違う展開だったのでしょうが
こうなったらサウロは引けません
捨てたらまず皆殺し。
彼は多大な犠牲を出しつつ魔女を討ち、呪いの言葉を吐かれる事に
台詞からして、アルセニオみたいに甘い男だと誤解してしまったのでしょうが
サウロはバリバリで前線に立ってた男ですものね
やがてアルセニオは、“ゾンビになる前に殺して”と頼んでしまった
人は救えない、この台詞も後の引き金となってしまうのか。
第9話。魔女事件でアルセニオが出会ったのは、ちょっと変わったお嬢さま?
何だか人間離れした印象ですが、ケット・シーが従うなら安全なのかしら?
■第9話「俺は罰を受けるんだろうか」
結局、双子の片割れも死亡するなど死屍累々、サウロは大騎士に認められますが
言わば彼は、たくさんの死者と引き換えに勇名を得てしまった
双子以下、遺族かつ目撃者が残ってしまった上
アルセニオは気絶してました
サウロが“罪を犯した”事を、アルセニオは知らないんですね
ケット・シーから離れた為、アルセニオは無防備になってしまい
魔物化を促す精霊サラマンダーに直面
次巻、領主の娘マルティナに気に入られた事といい、どう繋がっていくのか?
収録
多分この一件で、マルティナ様はアルセニョを気に入ったような気がしますが…?
■収録
ガンガンコミックス「教国のレクエルド 1巻」。
もち。月刊少年ガンガン連載、スクウェアエニックス出版。
2018年12月
■教国のレクエルド 1巻 感想
第1話「じゃあ神に誓う お前証人な」
第2話「空気読んでよ」
第3話「愛の概念は4種類ある」
第4話「18歳の彼ら」
第5話「やめて」
第6話「最強の騎士だよ」
第7話「王様は追われている」
第8話「貴方に人は救えない」
第9話「俺は罰を受けるんだろうか」
本作の5年後「魔女の下僕と魔王のツノ 感想」
キューティクル探偵因幡 感想
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魔女ツノ 1巻
魔女ツノ 2巻
魔女ツノ 3巻
魔女ツノ 4巻“魔女の下僕と極北の地”
魔女ツノ 5巻“魔女の下僕とお悩み相談”
魔女ツノ 6巻“魔女の下僕と媚薬と想い”
魔女ツノ 7巻“親友の炎”と眼鏡ヒロイン
魔女ツノ 8巻“もう、一回抱いてから考えようかな”
魔女ツノ 9巻“結婚するって言いました!”
魔女ツノ 10巻“二人の恋が実る時”
魔女ツノ 11巻“彼が下僕になった訳”
魔女ツノ 12巻“デートと夢と赤ちゃん欲しい”
魔女ツノ 13巻“レイが贈られる日”
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