試し読み 教国のレクエルド 2巻 感想
もち レビュー 考察 画像 ネタバレ
目次へ。これまでの感想はこちら 前回はこちら



優しい騎士に問われた「敵の仲間か?」が怖い
良識ある人でも、いや良識あるから容赦がない
マルティナ、マリオにも嫌悪があるも
彼が一番「怖い」と思った
君は敵か?味方か?迫られるのは怖い
■サラマンダーの性質
「社会の常識」に、敵だと認定される惨さが辛い
でも、たった一人の友達に突き動かされ
奮起する様が快い!
なおマルティナ様、後日談はツイッターに
後日苦しんだ、少し変化した様子
※公式サブタイありません。便宜名です
・あらすじ
…アルセニオ・グラシア・バルデラス
・第10話「神様はちゃんと見てる」
…誰とも分かち合えない苦悩
・第11話「君は恥を知るだろう」
…猫の王様の予言
・第12話「一緒に戦える」
…父曰く「疑いながらモノを作るのは なかなかシンドイぞ」
・第13話「鉄は鉄によってとがれ」
…アルセニオ、初の導具は
・第14話「君の心は弱くない」
…サラマンダーに狙われた訳
・第15話「助けて」
…彼女が「本気」に目覚める時
・第16話「終わらせる」
…ケット・シーの決断
・第17話「なぜ黙ってた」
…火事騒動、決着
・第18話「そして彼女は恥を知る」
…魔女裁判、開廷
・第19話「尋問終了」
…回り回った因果
・第20話「もう無理」
…異端審問
・第21話「アルセニオはどこだ」
…処刑時、サウロが目撃したもの
・第22話「幸せですよ【最終回】」
…魔物となったアルセニオ
・カバー下/ツイッターより
…設定資料が掲載
・本作5年後 魔女の下僕と魔王のツノ 感想
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
・3ページ目
・4/4ページ目へ
※過去感想記事の一覧へ

これがどうもサウロのご両親らしい
■あらすじ
魔女騒動後、アルセニオは導具制作に成功
だが彼に惹かれた火精霊、サラマンダーが暴走
猫の王様、ケット・シーは力を開放し
その依り代を撃破
だが彼も、騎士オルテガに討たれる
アルセニオは領主の娘マルティナに惚れられ
彼女を振り、悪評を流される
異端審問にかけられ、マリオにも責められた
だが辛くも、生きようと脱出する【完】






さすがリコさん、ケット・シー強ェな!!
■第10話「神様はちゃんと見てる」
本当にアルセニオは強い…
サラマンダー、“教国の常識”では悪魔が見える
相談したら、嫌われるかもしれない
相談できないのが辛い
そんな中だから!!
友達の成功に、笑顔になれるのは強い
友達が上手くいったのは
曰く「努力を神様が見てたから」
サウロの成功、培った「常識」がアルセニオを奮起させた
サウロが聞いたら、二段階で泣きそうな話!

)猫のリコ(ケット・シー)
無理だよマルティナ
君には理解できない
君は本気になったことがない
何かを強く願ったことがない

)リコ
もし君が本気でアルセニオを好きになったら
彼の愛を得たいと強く願ったら
その時 君は初めて







マルティナは人を見る目がある。だからこそ
■第11話「君は恥を知るだろう」
リコはフられると察したのか
彼女は、他人の本気を嘲笑ってしまう人だから
もしも、アルセニオを好きになっても
彼が好きになるハズがない
確実に彼にフられる
その時「本気」を嗤われる痛みを知る
マルティナは、人を見る目を持っている
だが自身が釣り合わない
おべっか使い、嘘つきに囲まれたから「正直者」が好きになった
思えばこの人も悲しい人なんだ、とは思う


父の言葉の意味を痛感するアルセニオ
■第12話「一緒に戦える」
傍目、父の目から見れば才能がある
だが「悪魔が見える」事が、己の才能へ疑問に
悪魔とは、自分が正しくない証明
即ち才能がない証明
己を疑い、物を作るのはしんどい
頑張っても無駄に思えるから。
直面した問題、クリエイター共通に思えます
彼の場合は「悪魔」で、漫画家ならアンケート、はたまた閲覧数だとか
いや、万事に言える事でしょうか





そして彼、初の導具はこの世に生まれた
■向けられた先
サウロとの共同作品だったのか…
サウロが願ってくれた。お前の導具が欲しいと
そうすれば、一緒に戦える気がすると
なら作って上げたい
サウロを独りにしたくない
魔女騒動で「戦う」辛さを知った
でもおかげで、導具が彼を助けると解った
体験した事ってやっぱり大きい
またこの根底の想い、12巻とも相通じるのね

)サウロ
聖書の中にあったな
“鉄は 鉄によってとがれ”
“人は その友によって とがれる”




まず驚き、そして感動する。そうか2連発…!!
■第13話「俺を研ぐ人」
サウロを立ち直らせたのはアルセニオ
でも彼も、サウロが秘めてた夢に触発をされた
アルセニオが、夢に本気でいるのは
サウロがいてくれたから
引っ張り合い、前に進む。友達って素敵だ…
これが、マルティナのように「笑う」なら
凹んで前に進めなかった
サウロだってアルセニオだって、互いに出会えなければどちらも前に進めなかった
アルセニオ、彼を独りにしたくないよね…






諦め別人に宿った火霊、“寒さ”に苦しむ
■第14話「君の心は弱くない」
メカニズムが解れば、なんて皮肉な
火霊が欲するのは、温かく広い心が欲しいから
実際、罪人に宿ったところ
心の寒さに苦しみ暴走
神の試しじゃない、ただの「理屈」
むしろ理屈で考えれば
火霊は「心が優しい証明」なのね
でもそれが、教義に於いて「悪い事」になるのは皮肉な話
また、つくづくリコの知識は深くて貴い
ちゃんと話せていればなあ…



だが彼が唯一向かい、マルティナは「本気」に
■第15話「助けて」
マルティナは周囲、火霊はリコに助けを求める
どちらも自分勝手、迷惑さに無自覚なのが共通
ただ、火霊は「消えたくない」から
必死なのは解る!!
マル様も「尽くされて当たり前」だった
魔女ツノは、“常識を疑え”が頻出するも
彼女は常識が歪んでる
己の歪みに気付くのは難しい
だって「当たり前」を疑う人はいないから
誰も表立っては嫌わないからか

※アルセニオ、リコを助けた

)リコ=ケット・シー
『終わらせる』
『お前もろとも』
『控えろ 私は寛容な王ではない』



あなたは気に病む事ないだろうに!
■第16話「終わらせる」
良い人ほど早死にする。アルセニオが筆頭
逆に思慮深いからこそ、死を決意した王が貴い
多分、“間違いなく殺される”と
解った上でか
逃げ回った己を、終わらせる決意へ
彼は「アルセニオを救える」
出来る以上、しないという選択がなかった
まさに本編12巻とリンクした決意!誇り高い!
でも逃げても恥じゃなかったろうに…

)アルセニオ
なぜ黙ってた 何を考えてた
俺が悪魔のことを誰にも言えなかったように
リコも魔物であることを 誰にも言えなかったのか


リコが咄嗟に攻撃、アルセニオの疑いは晴れた
■第17話「なぜ黙ってた」
思えば「誰にも話せない」同士だったのか
逆に言えば「誰かに話す事」ってホントに大切
解りあえる、貴重な機会を逃がし
リコとは死別へ
この騎士もまた「良識人」
前巻、サウロがめちゃくちゃ憧れ
今巻はサウロを見込んだ
彼を養子にと思ったなら、悪い人なハズない!
だからこそ「常識」の分厚さを感じます
極論、マルティナとさえ同じなんですね
彼にとって「当たり前」だから

)マルティナ
リコが魔物だったなんて…
信じられない…
すっかり騙されたわ ひどい話ね




彼女なりの「特別」は、致命的な空振りに
■第18話「そして彼女は恥を知る」
リコが魔物と信じられない、その想いは共通
でもその事で「私を心配したでしょ?」と誤認
マルティナ、自分中心天動説へ
キッツい拒絶!!
「本気」を否定されるってこういう事!!
どうしようもなく価値観が違う
結果は火を見るより明らか


驚きのウルトラ我田引水で投獄決定…!!
■常識的に考えて
いやアルセニオは笑ったりしない!
むしろ再会時、謝るんじゃないか?まである!
でも、彼女の周りはおべっか使い
嘘つきばかり
多分「他人は笑う」としか知らないのか
周りに、もっと善意を持った人がいたら
こうはならなかったでしょう
でもそんな人間がいたら、そもそも「こう」育たなかった
マルティナが投獄の決め手だったのか!






第1話で、サウロに彼女を寝取られたマリオ!?
■第19話「尋問終了」
精霊は魅力ある人間に宿るという事
教国は「悪魔が人間を魅了する手段だ」と曲解
確かに、一理ある理屈なんですが
筋が通った誤解なのか!!
精霊が見えぬ者が、見える者を断罪する為の理屈
思うに根底が戒律、その「減点評価」だから
発想が「罰」に偏ってるのね
んでマリオ、どうも前から拷問官だったらしい
そら彼女さんだって見限るわボケー!
※彼女からサウロを誘惑した




8巻も描写。審問は「嘘を言うな」の一点張り
■第20話「もう無理」
遂に心折れるも、サウロを巻き込むまいと絶叫
一度はサウロの事も諦めた、でも持ち直した!
サウロが、“強い”なんて一面の事
苦しみを知ってるからか
拷問の末、独りで処刑決定へ
マリオは、確かにサウロの被害者だし
恨む気持ちも解る
いくら更生した、更生しようとしてると言われても信じがたいのでしょう
でも多分、そんな性格だからフラれたのよ…




この事件が、結果的に二人とも救ったのか
■第21話「アルセニオはどこだ」
処刑時、アルセニオはサラマンダーと契約
脱出には成功したが、サウロがこれを目撃した
更に、同じ「夜目」で怪物に見えた
魔物化が明白
アルセニオは死んだと確信へ
でもオルテガが見張っていた
もし救出を決行したら、彼に殺されたハズ
思えば「魔物憑きは必ず仲間がいる」伝承は、こうしたケースから生じたものか
昔の人も、友達を助けたかったはずだから



サウロに刺されてなお、火を消そうとし続けた
■第22話「幸せですよ【最終回】」
あの火傷は、致命傷だったかもしれないのか
刺されてなお、消火しようとして今のあり様に
ただ、この頃は「サウロが信じてない」
と情報に齟齬
サウロは「魔物が乗っ取った」と認識
アルセニオの魂を救うべく奮闘
友情だったと、五年後にようやく知った
どちらにとっても長かった
サウロは魔物だと思ってた、殺意も納得ですわ
母国にも「惑わされなかった」と潔白証明

)出会った頃のサウロ
『夢だけは残ったから なんとかなった』



二人とも立ち止まらなかった
■二人は同じ言葉で
それが「結果」に繋がるけど辛い結末…
無論アルセニオの両親は、復讐を諫めてました
本作で、騎士というのは「称号」
社会的な成功
でも幸せを「思い出」に求める
まず「幸せだ」と一言
でもその幸せは、思い出だと言い直した
読者はこの先のサウロを知っている、けどアルセニオのご両親は二重に辛かったでしょうね
12巻で、手紙を送ると約束して良かった…



マルティナは「自分が裏切った」事で人間不信
私は、作中それすら希薄に思えたので
成長したと感じました
ちゃんと「本気で好きだった」
若い頃は誰しも、やらかしてしまうし
過ぎてしまったことはもう変えられませんし
救われたらいいなと思える回答でした
■収録
ガンガンコミックス「教国のレクエルド 2巻【最終回】」。
もち。月刊少年ガンガン連載、スクウェアエニックス出版。
2020年6月(前巻2018年12月)
■教国のレクエルド 2巻
※公式サブタイありません。便宜名です
・あらすじ
…アルセニオ・グラシア・バルデラス
・第10話「神様はちゃんと見てる」
…誰とも分かち合えない苦悩
・第11話「君は恥を知るだろう」
…猫の王様の予言
・第12話「一緒に戦える」
…父曰く「疑いながらモノを作るのは なかなかシンドイぞ」
・第13話「鉄は鉄によってとがれ」
…アルセニオ、初の導具は
・第14話「君の心は弱くない」
…サラマンダーに狙われた訳
・第15話「助けて」
…彼女が「本気」に目覚める時
・第16話「終わらせる」
…ケット・シーの決断
・第17話「なぜ黙ってた」
…火事騒動、決着
・第18話「そして彼女は恥を知る」
…魔女裁判、開廷
・第19話「尋問終了」
…回り回った因果
・第20話「もう無理」
…異端審問
・第21話「アルセニオはどこだ」
…処刑時、サウロが目撃したもの
・第22話「幸せですよ【最終回】」
…魔物となったアルセニオ
・カバー下
…設定資料が掲載
・本作5年後 魔女の下僕と魔王のツノ 感想
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
描きおろし&カバー下おまけあり
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キューティクル探偵因幡 12巻
キューティクル探偵因幡 13巻
キューティクル探偵因幡 14巻
キューティクル探偵因幡 15巻
キューティクル探偵因幡 16巻
キューティクル探偵因幡 17巻
キューティクル探偵因幡 18巻“本編”最終回 ヤギにも程がある!
キューティクル探偵因幡 19巻【最終回】“三年後だろうと”
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教国のレクエルド 1巻“18歳のアルセニオ達”
教国のレクエルド 2巻“最終回”
魔女ツノ 1巻
魔女ツノ 2巻
魔女ツノ 3巻
魔女ツノ 4巻“魔女の下僕と極北の地”
魔女ツノ 5巻“魔女の下僕とお悩み相談”
魔女ツノ 6巻“魔女の下僕と媚薬と想い”
魔女ツノ 7巻“親友の炎”と眼鏡ヒロイン
魔女ツノ 8巻“もう、一回抱いてから考えようかな”
魔女ツノ 9巻“結婚するって言いました!”
魔女ツノ 10巻“二人の恋が実る時”
魔女ツノ 11巻“彼が下僕になった訳”
魔女ツノ 12巻“デートと夢と赤ちゃん欲しい”
魔女ツノ 13巻“レイが贈られる日”
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もち レビュー 考察 画像 ネタバレ
目次へ。これまでの感想はこちら 前回はこちら
サウロの誓い、アルセニオが“魔物”となった訳
それでも生きたいと支えたもの
それでも生きたいと支えたもの
優しい騎士に問われた「敵の仲間か?」が怖い
良識ある人でも、いや良識あるから容赦がない
マルティナ、マリオにも嫌悪があるも
彼が一番「怖い」と思った
君は敵か?味方か?迫られるのは怖い
■サラマンダーの性質
「社会の常識」に、敵だと認定される惨さが辛い
でも、たった一人の友達に突き動かされ
奮起する様が快い!
なおマルティナ様、後日談はツイッターに
後日苦しんだ、少し変化した様子
教国のレクエルド 2巻 感想
※公式サブタイありません。便宜名です
・あらすじ
…アルセニオ・グラシア・バルデラス
・第10話「神様はちゃんと見てる」
…誰とも分かち合えない苦悩
・第11話「君は恥を知るだろう」
…猫の王様の予言
・第12話「一緒に戦える」
…父曰く「疑いながらモノを作るのは なかなかシンドイぞ」
・第13話「鉄は鉄によってとがれ」
…アルセニオ、初の導具は
・第14話「君の心は弱くない」
…サラマンダーに狙われた訳
・第15話「助けて」
…彼女が「本気」に目覚める時
・第16話「終わらせる」
…ケット・シーの決断
・第17話「なぜ黙ってた」
…火事騒動、決着
・第18話「そして彼女は恥を知る」
…魔女裁判、開廷
・第19話「尋問終了」
…回り回った因果
・第20話「もう無理」
…異端審問
・第21話「アルセニオはどこだ」
…処刑時、サウロが目撃したもの
・第22話「幸せですよ【最終回】」
…魔物となったアルセニオ
・カバー下/ツイッターより
…設定資料が掲載
・本作5年後 魔女の下僕と魔王のツノ 感想
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
スマートフォン用ページ内リンク
・3ページ目
・4/4ページ目へ
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あらすじ
その後、アルセニオは流れ流れて11巻へ繋がる
その後、アルセニオは流れ流れて11巻へ繋がる
これがどうもサウロのご両親らしい
■あらすじ
魔女騒動後、アルセニオは導具制作に成功
だが彼に惹かれた火精霊、サラマンダーが暴走
猫の王様、ケット・シーは力を開放し
その依り代を撃破
だが彼も、騎士オルテガに討たれる
アルセニオは領主の娘マルティナに惚れられ
彼女を振り、悪評を流される
異端審問にかけられ、マリオにも責められた
だが辛くも、生きようと脱出する【完】
第10話
誰とも分かち合えない苦悩、一方サウロは
誰とも分かち合えない苦悩、一方サウロは
さすがリコさん、ケット・シー強ェな!!
■第10話「神様はちゃんと見てる」
本当にアルセニオは強い…
サラマンダー、“教国の常識”では悪魔が見える
相談したら、嫌われるかもしれない
相談できないのが辛い
そんな中だから!!
友達の成功に、笑顔になれるのは強い
友達が上手くいったのは
曰く「努力を神様が見てたから」
サウロの成功、培った「常識」がアルセニオを奮起させた
サウロが聞いたら、二段階で泣きそうな話!
第11話
職人になりたい、彼の夢をマルティナは嘲笑う
職人になりたい、彼の夢をマルティナは嘲笑う
)猫のリコ(ケット・シー)
無理だよマルティナ
君には理解できない
君は本気になったことがない
何かを強く願ったことがない
だから簡単に人を嘲る
)リコ
もし君が本気でアルセニオを好きになったら
彼の愛を得たいと強く願ったら
その時 君は初めて
恥を知るだろう
マルティナは人を見る目がある。だからこそ
■第11話「君は恥を知るだろう」
リコはフられると察したのか
彼女は、他人の本気を嘲笑ってしまう人だから
もしも、アルセニオを好きになっても
彼が好きになるハズがない
確実に彼にフられる
その時「本気」を嗤われる痛みを知る
マルティナは、人を見る目を持っている
だが自身が釣り合わない
おべっか使い、嘘つきに囲まれたから「正直者」が好きになった
思えばこの人も悲しい人なんだ、とは思う
第12話
疑いながらモノを作るのはシンドイ、その意味
疑いながらモノを作るのはシンドイ、その意味
父の言葉の意味を痛感するアルセニオ
■第12話「一緒に戦える」
傍目、父の目から見れば才能がある
だが「悪魔が見える」事が、己の才能へ疑問に
悪魔とは、自分が正しくない証明
即ち才能がない証明
己を疑い、物を作るのはしんどい
頑張っても無駄に思えるから。
直面した問題、クリエイター共通に思えます
彼の場合は「悪魔」で、漫画家ならアンケート、はたまた閲覧数だとか
いや、万事に言える事でしょうか
父は知っていた、集中力の高さは良い事なのだ
後は「何に集中するか」だと
後は「何に集中するか」だと
そして彼、初の導具はこの世に生まれた
■向けられた先
サウロとの共同作品だったのか…
サウロが願ってくれた。お前の導具が欲しいと
そうすれば、一緒に戦える気がすると
なら作って上げたい
サウロを独りにしたくない
魔女騒動で「戦う」辛さを知った
でもおかげで、導具が彼を助けると解った
体験した事ってやっぱり大きい
またこの根底の想い、12巻とも相通じるのね
第13話
導具が成功するか、アルセニオは不安だった
導具が成功するか、アルセニオは不安だった
)サウロ
聖書の中にあったな
“鉄は 鉄によってとがれ”
“人は その友によって とがれる”
※略
アルセニオ 俺は騎士になるぞ
お前が何年も とぎ続けた俺に
神の剣となる資格がないワケあるか!
お前が何年も とぎ続けた俺に
神の剣となる資格がないワケあるか!
まず驚き、そして感動する。そうか2連発…!!
■第13話「俺を研ぐ人」
サウロを立ち直らせたのはアルセニオ
でも彼も、サウロが秘めてた夢に触発をされた
アルセニオが、夢に本気でいるのは
サウロがいてくれたから
引っ張り合い、前に進む。友達って素敵だ…
これが、マルティナのように「笑う」なら
凹んで前に進めなかった
サウロだってアルセニオだって、互いに出会えなければどちらも前に進めなかった
アルセニオ、彼を独りにしたくないよね…
第14話
アルセニオが、サラマンダーに狙われた訳は
アルセニオが、サラマンダーに狙われた訳は
諦め別人に宿った火霊、“寒さ”に苦しむ
■第14話「君の心は弱くない」
メカニズムが解れば、なんて皮肉な
火霊が欲するのは、温かく広い心が欲しいから
実際、罪人に宿ったところ
心の寒さに苦しみ暴走
神の試しじゃない、ただの「理屈」
むしろ理屈で考えれば
火霊は「心が優しい証明」なのね
でもそれが、教義に於いて「悪い事」になるのは皮肉な話
また、つくづくリコの知識は深くて貴い
ちゃんと話せていればなあ…
第15話
大火事!愛猫リコが戻らず、マルティナ大慌て
大火事!愛猫リコが戻らず、マルティナ大慌て
だが彼が唯一向かい、マルティナは「本気」に
■第15話「助けて」
マルティナは周囲、火霊はリコに助けを求める
どちらも自分勝手、迷惑さに無自覚なのが共通
ただ、火霊は「消えたくない」から
必死なのは解る!!
マル様も「尽くされて当たり前」だった
魔女ツノは、“常識を疑え”が頻出するも
彼女は常識が歪んでる
己の歪みに気付くのは難しい
だって「当たり前」を疑う人はいないから
誰も表立っては嫌わないからか
第16話
追い詰められたリコ、アルセニオに驚いた!
追い詰められたリコ、アルセニオに驚いた!
※アルセニオ、リコを助けた
)リコ
君はそんなだから
あんなのに目を付けられたんだ
君はそんなだから
あんなのに目を付けられたんだ
逃げて逃げて 逃げ回るだけの生活
)リコ=ケット・シー
『終わらせる』
『お前もろとも』
『控えろ 私は寛容な王ではない』
※猫の王様ケット・シー
レプラコーンの財宝を唯一知っている為、狙われ続け、逃げ続けた
レプラコーンの財宝を唯一知っている為、狙われ続け、逃げ続けた
あなたは気に病む事ないだろうに!
■第16話「終わらせる」
良い人ほど早死にする。アルセニオが筆頭
逆に思慮深いからこそ、死を決意した王が貴い
多分、“間違いなく殺される”と
解った上でか
逃げ回った己を、終わらせる決意へ
彼は「アルセニオを救える」
出来る以上、しないという選択がなかった
まさに本編12巻とリンクした決意!誇り高い!
でも逃げても恥じゃなかったろうに…
第17話
リコに庇われ、九死に一生を得たアルセニオ
リコに庇われ、九死に一生を得たアルセニオ
)アルセニオ
なぜ黙ってた 何を考えてた
俺が悪魔のことを誰にも言えなかったように
リコも魔物であることを 誰にも言えなかったのか
君と 話をしてみたかった
リコが咄嗟に攻撃、アルセニオの疑いは晴れた
■第17話「なぜ黙ってた」
思えば「誰にも話せない」同士だったのか
逆に言えば「誰かに話す事」ってホントに大切
解りあえる、貴重な機会を逃がし
リコとは死別へ
この騎士もまた「良識人」
前巻、サウロがめちゃくちゃ憧れ
今巻はサウロを見込んだ
彼を養子にと思ったなら、悪い人なハズない!
だからこそ「常識」の分厚さを感じます
極論、マルティナとさえ同じなんですね
彼にとって「当たり前」だから
第18話
事後、領主の娘マルティナは「本気」になった
事後、領主の娘マルティナは「本気」になった
)マルティナ
リコが魔物だったなんて…
信じられない…
すっかり騙されたわ ひどい話ね
でももう死んだんでしょう?
私はもう大丈夫だから 気にしないで
私はもう大丈夫だから 気にしないで
彼女なりの「特別」は、致命的な空振りに
■第18話「そして彼女は恥を知る」
リコが魔物と信じられない、その想いは共通
でもその事で「私を心配したでしょ?」と誤認
マルティナ、自分中心天動説へ
キッツい拒絶!!
「本気」を否定されるってこういう事!!
どうしようもなく価値観が違う
結果は火を見るより明らか
また、マルティナは「アルセニオ」を知らない
そして「彼女の常識」なら
そして「彼女の常識」なら
驚きのウルトラ我田引水で投獄決定…!!
■常識的に考えて
いやアルセニオは笑ったりしない!
むしろ再会時、謝るんじゃないか?まである!
でも、彼女の周りはおべっか使い
嘘つきばかり
多分「他人は笑う」としか知らないのか
周りに、もっと善意を持った人がいたら
こうはならなかったでしょう
でもそんな人間がいたら、そもそも「こう」育たなかった
マルティナが投獄の決め手だったのか!
第19話
尋問終了、そこに現れた意外な男とは
尋問終了、そこに現れた意外な男とは
第1話で、サウロに彼女を寝取られたマリオ!?
■第19話「尋問終了」
精霊は魅力ある人間に宿るという事
教国は「悪魔が人間を魅了する手段だ」と曲解
確かに、一理ある理屈なんですが
筋が通った誤解なのか!!
精霊が見えぬ者が、見える者を断罪する為の理屈
思うに根底が戒律、その「減点評価」だから
発想が「罰」に偏ってるのね
んでマリオ、どうも前から拷問官だったらしい
そら彼女さんだって見限るわボケー!
※彼女からサウロを誘惑した
第20話
異端審問、アルセニオは根を上げてしまう
異端審問、アルセニオは根を上げてしまう
8巻も描写。審問は「嘘を言うな」の一点張り
■第20話「もう無理」
遂に心折れるも、サウロを巻き込むまいと絶叫
一度はサウロの事も諦めた、でも持ち直した!
サウロが、“強い”なんて一面の事
苦しみを知ってるからか
拷問の末、独りで処刑決定へ
マリオは、確かにサウロの被害者だし
恨む気持ちも解る
いくら更生した、更生しようとしてると言われても信じがたいのでしょう
でも多分、そんな性格だからフラれたのよ…
第21話
公開処刑、サウロはアルセニオ救出を計画した
公開処刑、サウロはアルセニオ救出を計画した
この事件が、結果的に二人とも救ったのか
■第21話「アルセニオはどこだ」
処刑時、アルセニオはサラマンダーと契約
脱出には成功したが、サウロがこれを目撃した
更に、同じ「夜目」で怪物に見えた
魔物化が明白
アルセニオは死んだと確信へ
でもオルテガが見張っていた
もし救出を決行したら、彼に殺されたハズ
思えば「魔物憑きは必ず仲間がいる」伝承は、こうしたケースから生じたものか
昔の人も、友達を助けたかったはずだから
第22話
咄嗟に火を放つアルセニオ、消火しようと焦る
咄嗟に火を放つアルセニオ、消火しようと焦る
サウロに刺されてなお、火を消そうとし続けた
■第22話「幸せですよ【最終回】」
あの火傷は、致命傷だったかもしれないのか
刺されてなお、消火しようとして今のあり様に
ただ、この頃は「サウロが信じてない」
と情報に齟齬
サウロは「魔物が乗っ取った」と認識
アルセニオの魂を救うべく奮闘
友情だったと、五年後にようやく知った
どちらにとっても長かった
サウロは魔物だと思ってた、殺意も納得ですわ
母国にも「惑わされなかった」と潔白証明
行くあてもない、金もない、頼れる人もいない
たった一つだけ残った道標は
たった一つだけ残った道標は
)出会った頃のサウロ
『夢だけは残ったから なんとかなった』
)アルセニオ
ああクソ!
ああクソ!
子供だったサウロがどうにかしたんだ
俺だってなんとかするしかないだろ
俺だってなんとかするしかないだろ
俺の心はサウロをとぐ鉄で
サウロがといでくれた鉄
この誇り(プライド)だけは手放さない
サウロがといでくれた鉄
この誇り(プライド)だけは手放さない
二人とも立ち止まらなかった
■二人は同じ言葉で
それが「結果」に繋がるけど辛い結末…
無論アルセニオの両親は、復讐を諫めてました
本作で、騎士というのは「称号」
社会的な成功
でも幸せを「思い出」に求める
まず「幸せだ」と一言
でもその幸せは、思い出だと言い直した
読者はこの先のサウロを知っている、けどアルセニオのご両親は二重に辛かったでしょうね
12巻で、手紙を送ると約束して良かった…
収録
カバー下は、部屋の設定画が掲載
カバー下は、部屋の設定画が掲載
マルティナは「自分が裏切った」事で人間不信
私は、作中それすら希薄に思えたので
成長したと感じました
ちゃんと「本気で好きだった」
若い頃は誰しも、やらかしてしまうし
過ぎてしまったことはもう変えられませんし
救われたらいいなと思える回答でした
■収録
ガンガンコミックス「教国のレクエルド 2巻【最終回】」。
もち。月刊少年ガンガン連載、スクウェアエニックス出版。
2020年6月(前巻2018年12月)
■教国のレクエルド 2巻
※公式サブタイありません。便宜名です
・あらすじ
…アルセニオ・グラシア・バルデラス
・第10話「神様はちゃんと見てる」
…誰とも分かち合えない苦悩
・第11話「君は恥を知るだろう」
…猫の王様の予言
・第12話「一緒に戦える」
…父曰く「疑いながらモノを作るのは なかなかシンドイぞ」
・第13話「鉄は鉄によってとがれ」
…アルセニオ、初の導具は
・第14話「君の心は弱くない」
…サラマンダーに狙われた訳
・第15話「助けて」
…彼女が「本気」に目覚める時
・第16話「終わらせる」
…ケット・シーの決断
・第17話「なぜ黙ってた」
…火事騒動、決着
・第18話「そして彼女は恥を知る」
…魔女裁判、開廷
・第19話「尋問終了」
…回り回った因果
・第20話「もう無理」
…異端審問
・第21話「アルセニオはどこだ」
…処刑時、サウロが目撃したもの
・第22話「幸せですよ【最終回】」
…魔物となったアルセニオ
・カバー下
…設定資料が掲載
・本作5年後 魔女の下僕と魔王のツノ 感想
キューティクル探偵因幡 感想
これまでの感想
描きおろし&カバー下おまけあり
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キューティクル探偵因幡 感想 アニメ版公式はこちら
キューティクル探偵因幡 12巻
キューティクル探偵因幡 13巻
キューティクル探偵因幡 14巻
キューティクル探偵因幡 15巻
キューティクル探偵因幡 16巻
キューティクル探偵因幡 17巻
キューティクル探偵因幡 18巻“本編”最終回 ヤギにも程がある!
キューティクル探偵因幡 19巻【最終回】“三年後だろうと”
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教国のレクエルド 1巻“18歳のアルセニオ達”
教国のレクエルド 2巻“最終回”
魔女の下僕と魔王のツノ 感想
魔女ツノ 1巻
魔女ツノ 2巻
魔女ツノ 3巻
魔女ツノ 4巻“魔女の下僕と極北の地”
魔女ツノ 5巻“魔女の下僕とお悩み相談”
魔女ツノ 6巻“魔女の下僕と媚薬と想い”
魔女ツノ 7巻“親友の炎”と眼鏡ヒロイン
魔女ツノ 8巻“もう、一回抱いてから考えようかな”
魔女ツノ 9巻“結婚するって言いました!”
魔女ツノ 10巻“二人の恋が実る時”
魔女ツノ 11巻“彼が下僕になった訳”
魔女ツノ 12巻“デートと夢と赤ちゃん欲しい”
魔女ツノ 13巻“レイが贈られる日”
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