聞き手・諏訪和仁
コロナ禍で、以前のようには海外と行き来できなくなった。今年は世界の航空の乗客数が前年より66%減るとの予想もある。航空機産業にも強い逆風だが、機体に使われる炭素繊維を手がける東レの日覚昭広社長は、「航空需要が2023年には爆発的に戻ってくる」と言う。その理由は――。
今はコロナ禍だから、動けないだけなんです。そうじゃなくなれば、じっとしていたいという人はいない。実際、緊急事態宣言が5月に解除されたら、出かける人が増えたでしょう。人間というのはそういうものです。コロナがだいたい抑え込めれば、旅行をするようになる。人が動かないということはあり得ないと思います。
コロナを抑え込むのに何が一番大事か。それは検査です。民間で広く手がけられるようにし、しかも費用は国が負担する。民間のノウハウを生かして、検査1回の費用はワンコイン(500円)くらいに下げ、どんどん検査すべきです。
コロナは感染しても症状がなかったり、軽かったりする人が多いので、ひょっとしたら感染したかもしれないと思った人が検査できるようになれば、今以上にクラスターを見つけられるはずです。
検査を増やし、ワクチンや治療…
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