年末の風物詩「現代用語の基礎知識選 2020ユーキャン新語・流行語大賞」が1日発表され、「3密」に決定した。トップ10は「愛の不時着」、「あつ森(あつまれ どうぶつの森)」、「アベノマスク」、「アマビエ」、「オンライン○○」、「鬼滅(きめつ)の刃」、「GoTo キャンペーン」、「リモート」、「ソロキャンプ」、「フワちゃん」となった。
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▽受賞語 アマビエ
▽受賞者 妖怪研究家湯本豪一記念日本妖怪博物館(三次もののけミュージアム)名誉館長の湯本豪一さん
▽受賞理由 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、疫病をおさめるといわれてきた江戸時代に誕生した妖怪「アマビエ」がSNSなどで注目された。その姿を描き残すことで、終息を願ったという伝説がネット上で拡散され、“#みんなのアマビエ”“#アマビエチャレンジ”などのハッシュタグとともにプロのイラストレーター、プロの漫画家等も参加した。日用品雑貨、文房具、書籍、日本酒まで3000以上の関連グッズが制作、販売され一大ブームを演出した。疫病退散の願いをこめて、アマビエが描かれた御神木や、お守りなどがいただける神社、寺院まで登場した。厚生労働省の啓発アイコンとしても使用されたが、はやりに乗っかったことへの疑問の声もぶつけられたという。