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美術
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美術(びじゅつ)とは退屈で不安に押しつぶされた残念な人々の生産物である。
概要[編集]
一口に美術と言っても色々な形態がある。徒手もしくは顔面による人間対人間の自己顕示欲を体系化したものもあれば、ピカソの立体的絵画、ミケランジェロの彫刻、さらにコンテナの上で人参片手にドラムをたたく音など、多様性にあふれている。一方で美術の恩恵を受ける者はアーティストを除いて2種類しかいない。自分よりもはるかに優れたセンスと遭遇して喜ぶ者と、 何もかもが嫌いになるぐらい心を開いた暇人である。美術評論家がこの中に含まれていないのは彼らが美術を嫌っているからであり、だからこそ彼らは評論家になったのである。
歴史[編集]
美術史[編集]
美術の歴史は歴史の教科書が始まる遥か昔から存在しているため、美術史を学ぼうとする学生たちにとっては悲報である。最古の美術としては洞窟の壁画やマヤ文明の地上絵などがある。
美術を創始したのは仕留めたマンモスを抱えて偶然ながら手が滑ったネアンデルタール人たちだと言われている。せっかくのご馳走が洞窟の壁に直撃して、その血は部屋中に散乱した。部族の長老は飛散した血が壁で人間や動物を表現していることに感動して、粗相を犯したものを死刑にしてその血で絵の続きを書こうとした。その後も各世代が血で絵の続きを書き続けていたが、人類が人権という概念に出会ってからは動物の血で代用し始めた。なお最近は絶滅危惧種を守ろうと活動するグリーンピースやシーシェパードの活躍により、人間の血が再び活用されており、WHOも献血を呼び掛けている。
音楽史[編集]
人類が原始時代からダンス、音楽、弾き語りをたしなんでいたことは疑いようのない真実である。専門家たちは残骸から、ネアンデルタール時代末期の文化にあった詩情が現代音楽の祖先だったのではないかと推測している。
このようなあり余った想像力は古代美術を研究する上で大いに貢献した。しかしこの功績は想像力を欠いた人々が美術家たちの名誉に嫉妬していたルネサンス期に否定されてしまった。こうしてリアリズム(現実主義)が生まれたのである。想像力が再び市民権を得るには表現主義の台頭を待たなければならなかった。
動機[編集]
家中に美しいものを並べて自己満足することは美術に取り組むための動機となるだろうか?美術を通して心理的欲求を満たせるだろうか?それとも美術とは時計の針が動くのを楽しく見届けるための暇つぶしなのだろうか?
このように美術への動機について様々な仮説が存在している。中には「美術とは男性が長髪で髭面になるための通過儀礼」という教授もいれば、「仕事を得るため」「美術は薬物依存の帰結」など、単純な説も存在している。
動機はともかく、美術の第一歩は霊感から来ているのは間違いなく、その霊感は作者の睡眠や呼気から由来している。通例として、明確な動機を持たない美術家たちに霊的な創作意欲などなく惰性の強制労働に従事しているだけであり、こうしてゴミが出来上がるのである。こんなことをアンサイクロペディアでやったら投稿ブロックとなるので注意しよう。
技法[編集]
ここからは先人たちが編み出した美術における技法を見ていこう。
- 遠近法
- これは作中でソーシャルディスタンスが保持されていることを強調する技法であり、自粛警察の摘発を回避する上で重要である。
- 公民権法
- これは作中でいろんな人種の人物を登場させる技法であり、市民団体からの批判をかわす上で重要である。1980年代から使われることが多くなり、スターウォーズではエピソード5以降の全作品で起用されている。
- 個人情報保護法
- 作品の品質を保持しつつ被写体のプライバシーを保護する技法である。
- 少年法
- 未成年者を描写するのに使われる技法であり、登場人物の年齢を細かくチェックされるかもしれないきわどい作品で重宝している。
- 男女登場機会均等法
- ジェンダーに配慮した作品を作るのに使われる技法であり、フェミニストからの苦情を予防する上で重要である。