2020 年もあと一ヶ月となりました。今年は、想像できない年となりました。Google Play は、デベロッパーの皆さまが必要とされているサポートを提供するために、Indie Games FestivalAndroid 11 Meetups をはじめとしたデベロッパー向けの各種イベントのオンラインへの移行、 Android Developers Japanブログの開設を始めとするオンラインでの情報発信と精度の強化を行ってきました。その一方で、デベロッパーのみなさまは、様々な困難の中、ユーザーファーストの精神を忘れず、この 1 年の変化に対応するために多くの工夫と努力を続けてこられました。前例のない一年となった 2020 年の総括として、日本の Android デベロッパーによる多くの取り組みの中からその一部をピックアップし、動画としてまとめました。どうぞ、ご覧ください。





Posted by Tamao Imura - Developer Marketing Manager, Platforms and Ecosystems


この記事は Naina Raisinghani による The AMP Blog の記事 "Create great page experiences with AMP" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


2021 年 5 月より、Google 検索でランキングにページ エクスペリエンス シグナルがロールアウトされることが、つい先ほど発表されました。このシグナルは、すべてのサイト デベロッパーが最適化すべき重要なユーザー エクスペリエンス要素に注目します。 

AMP は、ユーザー ファーストなサイトの開発を可能にするために作成されました。また、AMP は、サイト運営者が優れたページ エクスペリエンスを実現できる、コスト効果の高いシンプルなソリューションです。直近の分析によれば、AMP ドメインの 60% が Core Web Vitals 指標に合格しています。一方で、同じ基準に合格した非 AMP ドメインは 12% に過ぎません。(ここでの「合格」とは、ドメインの 75% のページが合格したことを表します)。この投稿では、AMP ページをさらに最適化できるツールやリソースに着目します。

Core Web Vitals を満たすための AMP の改善

AMP Project の貢献者は、AMP ページが非常に優れたユーザー エクスペリエンスを保証できるように作業を継続しています。AMP は、常にリリース スケジュールの最新版が提供されるので、デベロッパーはこのようなメリットを無料で利用でき、AMP のサイト運営者は追加の費用やエンジニアリングの時間を投入する必要がありません。ここでは、進行中の 2 つの作業について、最新情報をお届けします。

  • AMP のペイロードをさらに削減するため、ブラウザに最新の JS を提供することを検討しています。2020 年には、AMP バイナリのサイズを既に 32% 削減しました。このアップデートにより、Largest Contentful Paint(LCP)指標と First Input Delay(FID)指標が向上しました。
  • AMP ページでのイメージの提供方法を自動的にアップグレードする機能をロールアウトし、LCP をさらに削減する予定です。これには、AMP ページでの AVIF サポートの追加、ヒーロー イメージのプリロード、ネイティブ <img> 要素の許可などが含まれています。 

AMP ページを改善するための新ツール

AMP Project は、無料で提供されるユーザー エクスペリエンスの改善作業を続けています。しかし、優れたユーザー エクスペリエンスを提供するうえで、避けては通れない開発慣習がいくつかあります。これらは、AMP ランタイムでは実装できないものです。

AMP Page Experience Guide は、AMP ページのページ エクスペリエンスの具体的な改善につながるアドバイスを AMP デベロッパーに提供します。私たちは、このガイドの推奨事項に従えば、AMP ページのページ エクスペリエンス基準を満たすことにつながると強く確信しています。また、AMP ページをこれらの基準に合格させる具体的な手段が見つからないという珍しいケースでも、AMP デベロッパーをサポートします。

Google の AMP Project への貢献

Google は AMP への注力を続けます。また、優れたユーザー エクスペリエンスを実現するウェブページを保証するという AMP Project の目標に確信を持っています。可能な場合、Google 検索では、今後も AMP バージョンのウェブページがユーザーに提供されます。これにより、ユーザーはプライバシーを保護したプリレンダリングと AMP キャッシュによる高速化というメリットを享受できます。その場合、検索結果に対するページ エクスペリエンス シグナルは、AMP ページが利用できればそのパフォーマンスに基づいて評価されます。

まとめ

AMP Project は、強力でユーザー ファーストなオープンウェブを作るというビジョンただ一点に集中しています。ページ エクスペリエンス ランキング シグナルは毎年進化しますが、私たちは、AMP が最も簡単に優れたページ エクスペリエンスを実現できる方法であると保証することで、今後も AMP デベロッパーをサポートし続けます。 

AMP を使って優れたページ エクスペリエンスを実現する方法についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのスタートガイド リソースからご覧ください。既に AMP を使っている方は、AMP Page Experience Guide を使って AMP ページのページ エクスペリエンス指標を調べることができます。

今回の最新のお知らせに関して質問やフィードバックがある場合は、お知らせください。皆さんの健康をお祈りします。 

投稿者: Naina Raisinghani(AMP Project、プロダクト マネージャー)


Reviewed by Chiko Shimizu - Developer Relations Team


この記事は Alex Durán による The AMP Blog の記事 "Relive AMP Fest!" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


3 週間ほど前に、AMP Fest を初開催しました。そこでは、コミュニティがオンライン上に集結し、AMP の世界の最新情報やうれしい情報が共有されました。この AMP Fest では、新しい AMP Page Experience Guide のリリースや AMP For Email の新たなクライアントのサポートなど、AMP エコシステム全体に及ぶすばらしい進展の数々が発表されました。

イベントの基調講演を見直し、すべてのポイントを復習する

この記事では、AMP Fest を振り返り、皆さんが見逃してしまったかもしれないニュースをもれなくお届けします。

AMP とページ エクスペリエンス

AMP Fest で発表された最新情報の中でも、特に注目を集めたのは、優れたページ エクスペリエンスを実現するための作業でした。AMP はユーザーファーストなサイトの構築に役立ててもらうために開発されました。そのため、サイト運営者がすばらしいページ エクスペリエンスを作るうえで、費用対効果の高いシンプルなソリューションであると確信しています。それと合わせて、AMP ドメインの 60% が Core Web Vitals 指標に合格*していることもお知らせしました。一方で、同じ基準に合格した非 AMP ドメインは 12% に過ぎません。 

* ここでの「合格」とは、ドメインの 75% のページが Core Web Vitals 指標に合格したことを表します。

AMP とページ エクスペリエンスの詳細については、こちらを参照

AMP ページが 1 つ残らずこの指標に合格するという目標を達成できるように、AMP Page Experience Guide もリリースしました。これは、AMP ページのパフォーマンスの具体的な改善方法について、実際のアクションにつながる AMP 固有のフィードバックを提供してくれる新しいツールです。これにより、AMP ページがページ エクスペリエンス シグナルを満たさない場合に、アクションにつながるフィードバックを提供するか、最後の手段としてパフォーマンスの問題に対処する個人サポートを提供することを保証できるようになります。

新しい AMP Page Experience Guide による AMP ページのテストはこちらから

Web Stories

今年、AMP Stories の名称を Web Stories に変更することをお知らせしました。これは、#nocode ツールを使ってこのフォーマットを活用しているクリエイターやコンシューマーが増加している状況を受けてのことです。それ以来、サイト運営者やウェブ クリエイターによるこのフォーマットの採用が続いています。

サイト運営者やウェブ クリエイターによる Web Stories フォーマットの採用が続いている

この勢いに乗り、カスタマイズ可能なクイズ、投票機能、360 度動画の組み込み、高機能なオープンソース Story Player を使って Web Stories をサイトに直接埋め込む機能など、Web Stories フォーマットの最新アップデートについてお知らせしました。これは、Google の Web Stories チームからの Discover に Web Stories が登場するという最近の発表に続くものです。Discover は Android および iOS の Google 製アプリの一部で、毎月 8 億人以上が利用しています。

AMP for Email

現在、AMP for Email の商用利用が始まって 1 年半以上が経過しています。そして今でも、毎日のようにダイナミック メールの新しいユースケースに驚かされています。AMP Fest では、Verizon Media(Yahoo Mail)が AMP のデベロッパー プレビューをリリースしたことをお知らせしました。そして、2021 年の第 1 四半期には、Salesforce Marketing Cloud に AMP メールが導入される予定です。数百万人の新しいユーザーにダイナミック メールをお届けできるのが楽しみです。 

AMP For Email の送信者が顧客に提供しているエクスペリエンスは実に見事なもので、私たちはそれをうれしく思っています。AMP Fest では、AMP メールを使って顧客やクライアントの時間や費用を節約している送信者を紹介しました。以下のトークで、さまざまな送信者がダイナミック メールを使って実現したすばらしい成果をご覧ください。

AMP For Email で成功したメール送信者を紹介するトーク

世界の AMP 成功事例

このイベントでは、とてもたくさんのうれしいニュースが発表されるとともに、すばらしいことに、AMP を使っている世界中のデベロッパーやサイトオーナーが、AMP の実装体験や AMP を最大限に活用するヒントを共有しました。 

Uno TV のソフトウェア エンジニアリング マネージャーである Violeta Rosales 氏は、このデジタル ニュース局がどのようにウェブサイトを AMP ファーストに移行したかについて説明しました。さらに、その移行作業の間に Uno TV が実際に体験したメリットや課題についてもお話ししています。 

リクルートのシニア ソフトウェア エンジニアである Yosuke Furukawa 氏は、AMP ファーストなウェブサイトを構築する際の手順やヒントを説明しました。さらに、Next.js などのフレームワークや、オフキャッシュ AMP などの運用戦略に関するトピックにも触れています。 

Televisa Digital の CTO である Antonio González de León 氏は、Televisa が AMP ファーストに移行した際の教訓を分かち合ってくれました。新しいサイト運営者やデベロッパーがベテランのメディア事業から学ぶことができる、その他の教訓も含まれています。 

JvM TECH の取締役である Thomas Feldhaus 氏は、AMP が広告代理店のウェブサイト作成プロセスを加速させるためにどう役立ったかについて話しました。しかも、実行時の高い品質は一貫して維持しています。 

そして最後に、Automattic のグロース エンジニアリング リードである Jason Caldwell 氏が、AMP ファーストによってどのように WordPress.com のコンバージョン率を上昇させ、獲得コストを下げて、WordPress.com の主なランディング ページのパフォーマンスを向上させたかについてお話ししました

ありがとうございました

この記事では紹介しきれないほどたくさんのすばらしいトークがありました。ぜひイベントのプレイリストを確認し、見直してみてください。イベントをこれほどの成功に導いてくださった皆さんに感謝します。AMP が誕生したのはわずか 5 年あまり前です。それ以来、AMP は大きく進化し、私たちはこれまで以上に AMP の明るい未来に期待しています。

投稿者: Alex Durán(AMP プロジェクト マーケティング、 Google)


Reviewed by Chiko Shimizu - Developer Relations Team

この記事は Google Pay プロダクト マーケティング、Cole Stuart による Google Developers Blog の記事 "The digital wallet is here to stay. It’s time for your business to cash in." を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

デジタル ウォレットは急速に普及が進み、ここ数年でユーザーによる採用と企業による受け入れが大幅に拡大しています。ここ数か月の動向を見てもわかるように、COVID-19 パンデミックの期間で従来型のカードや現金からデジタル決済へと向かうトレンドは加速する一方です。FIS Global Payments Report によれば、2019 年の世界の e コマースによる消費の 40% 以上が Google Pay、Apple Pay、Alipay などのデジタル ウォレットによるものでした1。今年は、10 億人以上の消費者がデジタル ウォレット決済を行うと予測されています。 

この動きは、まだ始まったばかりだと考えられます。今後 5 年間で、デジタル ウォレットの採用は急速に増加するでしょう。Worldpay のホワイト ペーパーでは、デジタル ウォレットの採用が貴社のような企業にどのようなメリットをもたらすのかが解説されています。主なポイントを以下にまとめます。

デジタル ウォレットが提供すべきもの

Google Pay などのデジタル ウォレットは、企業の業績を向上させるだけでなく、日々の消費者に独自の価値を提供します。以下のようなメリットがあります。
  • コンバージョン率の上昇
  • シームレスなチェックアウト体験
  • カートの破棄率の低下
  • 高度なセキュリティと保護
Google Pay のご購入手続き画面

デジタル ウォレット vs 通常のカード決済

企業がデジタル ウォレットを採用すると、実際に具体的なメリットが得られます。たとえば、以下のようなものです。
  • 企業がデジタル ウォレット決済を利用すると、通常のカード決済と比べて、承認率は大幅に高く、拒否率は大幅に低くなります2
  • ほとんどのマーケットでは、デジタル ウォレットの決済総額はカードよりも低くなっていますが、2019 年の米国のデジタル ウォレット決済の価値は、通常のカード決済よりも平均 25% 高くなっています2

企業で Google Pay を導入する方法

デジタル ウォレットを採用し、お客様にシームレスな決済体験を提供する準備はできているでしょうか。導入はたった 4 段階の簡単なステップで完了します。こちらの Business Console でサインアップし、デベロッパー サイトにアクセスして詳しい情報を確認してください。こちらから、ホワイトペーパーの全編もご覧いただけます。他の企業が Google Pay を使ってどのように持続的な効果を実現したかを示す、これまでのケーススタディも掲載されています。
Business Console プロセスの図
ホワイトペーパーが気になった方は、以下の連絡先に直接ご連絡ください。

Google:

Steve Klebe

Google Pay、PSP パートナーシップ責任者

sklebe@google.com

Worldpay:

Rami Josef

Worldpay、シニア プロダクト マネージャー

rami.josef@fisglobal.com

[1] - Worldpay by FIS Global Payments Report
[2] - 出典は、2018 年第 4 四半期から 2020 年第 1 四半期のデータを使用した Worldpay の Worldwide Payments Gateway(WPG)

ご意見をお寄せください

質問がある方は、以下のコメント欄か、#AskGooglePayDev を使ってツイートしてお知らせください。

Reviewed by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

 本日は、 の v6 リリースをお知らせします。v6 の機能を使うには ...
この記事は Nadine Wang による Google Ads Developer Blog の記事 "Announcing v6 of the Google Ads API" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。
 本日は、Google Ads API の v6 リリースをお知らせします。v6 の機能を使うには、クライアント ライブラリとクライアントのコードをアップデートする必要があります。更新版のクライアント ライブラリとコードサンプルも、公開されました。互換性を伴わない変更の詳細については、移行ガイドをご覧ください。

主な機能は以下のとおりです。
  • API が変更履歴に対応します。どのインターフェースを誰が変更したかなど、ChangeEvent に対応した Google 広告 UI と同様の情報が提供されます。
  • Google 広告アカウントでユーザー アクセスを管理できるようになります。
  • 検索も含め、ポートフォリオ入札戦略としてコンバージョン値の最大化とコンバージョン数の最大化が利用できるようになります。
  • 新しい Customer.optimization_score_weight を使って、クライアント センター(MCC)アカウント全体の最適化スコアを計算できるようになります。
  • CombinedAudienceCustomAudience を含む新しいオーディエンスの種類を利用できるようになります。
さらに詳しく知りたい方へ
以下のリソースが役立ちます。
ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムからご連絡ください。


この記事は David Winer による Android Developers Blog の記事 "The future of Kotlin Android Extensions" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。

Android Kotlin Extensions Gradle プラグイン(Android KTX と混同しないでください)は、2017 年にリリースされ、Kotlin による Android 開発に次の 2 つの便利な新機能をもたらしました。

  • synthetics を使うと、findViewById の呼び出しを kotlinx.android.synthetic バインディングで置き換えることができます。

  • Parcelize を使うと、@Parcelize アノテーションによってボイラープレートを削除し、Parcelable を簡単に作成できます。

しかしその後、Android ビルド ツールチェーンと密接に統合された公式サポート ライブラリ View Binding for Android がリリースされ、Kotlin synthetics と同等の機能が提供されるようになりました。Parcelize は現在も使用が推奨されていますが、Kotlin synthetics の使用についてはたとえば以下のようにさまざまな欠点が明らかになりました。

  • グローバル ネームスペースが煩雑になる
  • null 可能性情報を公開しない
  • Kotlin コードでしか動作しない

Android Kotlin Extensions プラグインは、もともと JetBrains が開発したものです。そして私たちは、JetBrains とともに、synthetics のメンテナンスを続けることの賛否について議論してきました。その中では、可能な限り API を長期にわたってサポートできるよう努力すべきという視点もありましたが、その一方でユーザーにとって使いやすいアプリを作れるよう、デベロッパーの皆さんにベスト プラクティスを提供してコードベースを健全化することの重要性も指摘されました。

そして結論として、私たちのチームは共同で、推奨オプションである View Binding のサポートを続けることを優先し、来年 1 年をかけて synthetics のサポートを終了することを決めました。

  • Parcelize を使っている方は、今後も同じアノテーションと API を利用できます。ただし、アノテーション パッケージは kotlin-parcelize に変更されます。また、モジュールレベルの Gradle ファイルで、android-kotlin-extensions の代わりにスタンドアロンの kotlin-parcelize プラグインを使う必要があります。Parcelize のドキュメントは、Android デベロッパー ドキュメント サイトで確認できます。

  • Android Kotlin synthetics を使っている方は、View Binding に移行してください。詳しくは、移行ガイドをご覧ください。


サポートの終了期間は、2020 年 11 月 23 日(日本時間 11 月 24 日)にリリースされた Kotlin 1.4.20 から始まります。android-kotlin-extensions は少なくとも 1 年間は残されますが、2021 年 9 月またはそれ以降の Kotlin リリースでは削除されます。kotlin-parcelize プラグインのメンテナンスは長期的に続ける予定です。Parcelize で発生する問題についてのご連絡は、今後も Android Studio Issue Tracker にお寄せください。


Reviewed by Takeshi Hagikura - Developer Relations Team and Hidenori Fujii - Google Play Developer Marketing APAC

  
この記事は Adam Ohren による Google Ads Developer Blog の記事 "Target Spend Migration for Maximize Clicks Bid Strategies" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。


2021 年 1 月 18 日より、サポートが終了した target_spend 設定を使用し続けている「クリック数の最大化」入札戦略の移行が開始され、1 日のキャンペーン予算ペースが使われるようになります。これは、昨年の「クリック数の最大化」での target_spend フィールドのサポート終了に伴うものです。サポートが終了すると、ユーザーは Google 広告で、target_spend 設定を持つ「クリック数の最大化」戦略を新しく作成できなくなります。

変更事項

この変更によって発生する可能性があるパフォーマンスへの影響を最小限に抑えるため、今回の移行の一環として、target_spend 設定を使い続けている「クリック数の最大化」入札戦略の上限クリック単価が減少する可能性があります。これにより、以下の API フィールドが影響を受けます。

2021 年 1 月 18 日の移行の一環として値が減少する可能性があるフィールド:
AdWords API Google Ads API
TargetSpendBiddingScheme.bidCeiling TargetSpend.cpc_bid_ceiling_micros

対応方法

2021 年 1 月 18 日までにキャンペーンの入札戦略から目標予算の設定を削除することにより、上記の変更を回避できます。これを行うには、存在するすべての「クリック数の最大化」入札戦略で以下のフィールドの設定を解除(値を 0 に設定)します。

移行を回避するために設定を解除(0 に設定)するフィールド:
AdWords API Google Ads API
TargetSpendBiddingScheme.spendTarget TargetSpend.spend_target_micros

ご質問やさらにサポートが必要なことがありましたら、フォーラムまたは googleadsapi-support@google.com にご連絡ください。

 



Reviewed by Thanet Knack Praneenararat - Ads Developer Relations Team