新型コロナウイルスの影響を受けた事業者を支援する国の持続化給付金300万円を騙し取ったとして警察は30日那覇市の夫婦を逮捕した。
詐欺の疑いで逮捕されたのは那覇市与儀の会社役員野田潤一容疑者(54)と妻の尚美容疑者(53)。
2人は11月すでに逮捕された沖縄タイムス社の元社員の男など男女3人と共謀して個人事業主を装うなどうその申請をして国の持続化給付金計300万円を騙し取った疑いが持たれている。
2人は申請内容を指南した報酬として給付金の一部などを受け取っていたとみられる。調べに対し2人は容疑を否認。警察は2人のほかにも不正受給を手引きした人物がいるとみて捜査を進めている。