人選び、自分の人生選びのひとつのコツです。
「好かれる側」よりは「好く側」に偏らせた方が、断然有利でラクです。
その理由について、説明をわかりやすくするために、多少極端な例を用います。
(多少極端ですが)人に好かれてばっかりの人のデメリット
いろんな人から新規の連絡が来る
⇒集中が中断され、自分の人生に使う時間数が減る
自分が好きでない人からも、連絡が来る
⇒単純に自分の人生の邪魔者が増える
コミュニケーションを拒絶する機会が増える
⇒NOを言うのはメンタルを消費します。
総じて、人付き合いのコントロールが自分ではしにくくなります。
(多少極端ですが)人のことを一方的に好きになってばっかりの人のメリット
自分の意志で相手を100%選べる
⇒自分が連絡を行うのは、全員、自分が好きな人だけです。人とのコミュニケーションの時間と、相手に貢献するための工夫、試行錯誤に注ぐエネルギーは、そのまま自分の人生の実になります。
相手から拒絶されたときもラク
アクションの主導権が元々こちらにあるので、次どうするかを自分で選択しやすいです。
※立場が逆、つまり「自分が嫌いなのに相手は自分のことが好き」だと、離脱が難しい場合がある
心変わりをして、相手のことが好きでなくなったら、連絡を取らない!それだけでOK
※立場が逆、「自分が嫌いなのに相手は自分のことが好き」だと、離脱には時間がかかる
NOを言われることはあっても、NOを言う機会がゼロ
⇒ラクに生きられます。
総じて、人付き合いのコントロールがしやすくなります。
注意点
相手が自分のことを好きでない(嫌われてるか、眼中にない)状態で、自分が相手のことを好きになると、相手は多大なストレスを感じる場合があります。それを感じたらさっさと離脱してあげましょう。
ここからはちょっとオマケです。
人に好かれてばっかりな人のメリット
これが案外少ないんです。
自己承認欲求が満たされる
※ちやほやされて嬉しい、優越感、気持ちが良い
⇒これは他人の行動結果を源泉とする感情なので、自分の幸福を赤の他人にゆだねているのと同じです。ちょっと麻薬的、危険なメリットです。
おごってもらえる
これは良いメリットですね。羨ましいです(笑)
※「金銭を出すことによって相手の主導権がより強まってしまう⇔また誘われる」の悪循環を生む場合もあります
上記2点のメリットがありますが、さきほどのデメリットの対価としては全く釣り合いません。プラマイでマイナスです。
人を一方的に好きになってばっかりの人のデメリット
自分のコントロールを自分で握る人生、であるがゆえのデメリットがあります。
自己承認欲求が満たされない
※友人が少なくて、寂しい思いをする、必要とされていないように感じる
⇒ホントはそんなもの要らないんですが、それが理解できるようになるには時間がかかります。
おごる機会が増える(笑)
⇒収入のよい仕事を得ておくか、出納を工夫する、人付き合い自体を減らすなどして乗り切る必要があります。
上記2点のデメリットの克服には、人によって大変な工夫が必要です。今後、本ブログの別投稿で、助けになるような工夫のポイントをたくさん述べます。書いたらここに投稿へのリンクを張ります!
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以上です。
本投稿では「好かれてばっかり」「好いてばっかり」と、多少極端な例を述べましたが、そんな極端な人はなく、人間だれしも上記の両方の中間にいると思います。
そのバランスを、できるだけ、「好きになる側」に寄せていきませんか?実現できたら時間の効率性がガラリと変わって、しかもラクですよ。ぜひやってみてください!
という提案でした。