金銭トラブルは棚ざらしになってしまっていたが、'17年9月の圭さんと眞子さまの婚約内定を契機に、世間に知られることとなる。
そうして'18年2月、宮内庁は眞子さまと圭さんの婚約の延期を発表した。同年夏には小室さんはニューヨーク留学へ旅立った。
「小室圭さんは婚約延期後、少なくとも4回、宮邸で秋篠宮夫妻と面会している。そのうち何度かは佳代さんも同席していたそうです。
その際、秋篠宮さまから、圭さんと佳代さんは何度も『この問題は大丈夫なのですか』『国民が納得できるような説明をしてください』と、お話を受けています」(前出・宮内庁関係者)
こうした秋篠宮家との「交渉」を経て、'19年1月、小室家は弁護士を通じてマスコミに文書を発表。いわゆる「小室文書」だ。小室さんはここで、A氏から金銭的な支援を受けたことは認めながらも、それは「解決済み」だと主張したのである。
「小室さんが文書を発表すると、私の家には記者の人たちが殺到しました。連日連夜、家のチャイムを鳴らされ、私は肉体的にも精神的にも疲弊してしまいました。
それでも、一方的に『解決済み』と文書を出されたことにはまったく納得できず、小室家との交渉に臨むことにしたのです」