H2Aロケット43号機 打ち上げ成功

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 H2Aロケット43号機が鹿児島県の種子島から打ち上げられ、成功しました。安全保障に関する情報収集衛星のデータを高速で地上に中継する衛星を搭載しています。

 H2Aロケットは29日午後4時25分、種子島宇宙センターから打ち上げられました。ロケットは順調に飛行を続け、「データ中継衛星」を予定通り切り離し、打ち上げは成功しました。「データ中継衛星」は政府の安全保障などに関する情報収集衛星のデータを高速で地上に中継する役割を担います。また、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発した光通信機器も打ち上げられていて、実用化すれば通信の可能な範囲が広がり、約4倍の時間、通信できるようになるということです。