夏目漱石の「こころ」で先生が自殺するときに選んだ方法って何だったのでしょうか? 本文に明記はしてありませんが、深く追求すれば分かるそうなのです…

補足

質問で 「深く追求すれば分かるそうなのですが…」 と言ったのは、 この本について国語の先生と議論していたら、 「じゃあ先生の自殺した方法を考えてみてよ、僕は分かると思うよ。」 と言われて、考え始めてみたからです。

文学、古典・7,259閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

回答ありがとうございます、お二人の議論を参考にしてもう一度読んでみます。 ありがとうございました!!

お礼日時:2008/7/14 9:34

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夏目漱石のこころを久々に今読みました。 先生が自殺に使ったのは恐らくナイフでしょう。 注意すべき点は自殺の根本の要因となっているKという人物。 「knife」(ナイフ)の「K」 何も言わずに去っていった「K」と、ナイフと言う時に発音されない「K」 「K」は言葉に出来なかったもの。 そういう先生がKに対する自責の念が込められたものを、 漱石風に巧くエッセンスとして織り交ぜたものだと解釈しています。 【追記】 確かに矛盾を孕む回答になって仕舞いました。 併し確か、明治天皇が崩御して、乃木大将の殉死を語る先生に奥さん(お嬢さん)が 冗談として「貴方も殉死したら?」みたいな台詞を言うんでしたよね。 そして、先生も冗談として「殉死するとしたら明治の精神に殉死するんだ」という ことを言う場面です。 俺は先ず、「明治の精神に殉死」するという発言が、意味があったのか、という 問題を考えてしまいます。文脈から捉えるなら、冗談への冗談としての返事で、 語られる「明治の精神に殉死」する、という語句だからです。 併しながら、先生は本当に死んでしまいます。 それを考えると、やはり意味があったのかもしれないという風に考えてしまいますね。 殉死といえば切腹ですから。 時代が時代ですし。 矛盾箇所を挙げて頂きましたが、 実際ひっそりとやれば死に方は自由であり、 切腹でも見つからなければ奥さんに自殺とはバレないかもしれない。 その矛盾点と云う箇所も先生の思いやりと受け止めて敢えて矛盾だとも思えなくなってきました。 飽くまでそう死ぬ「つもり」だという事ですから実際は流れどおりの最期である筈だ!!と云う勝手な俺の憶測なんですけどね。笑 逆に時代背景を考えれば俺の自論も矛盾は孕んでいないように思われます。 【再追記】 そこなんですよね。笑 頓死したように思われたいという部分。 俺の意見だとどうも妄想が行き過ぎて文中の人物の矛盾や「?」が拭えずコッテリ味、 かと云って失礼は承知ですがhappiness4leavesさんの意見も綺麗サッパリで何処と無く味気無いような気もする。笑 そもそも質問者様の問いの「深く追求すれば分かるそうです…」という意味深な所から物凄い妄想劇を俺は繰り広げてしまいまして収集がつかなくなっている次第で情けないです・・・・笑 でもその深く追求した結果が俺の考察であって矛盾の解決はどなたか救世主がなんとかしてくれるでしょう!(超楽観。笑) そもそもこの答は必要か否か。 そう云ったら元も子もないですが逆に質問者様に尋ねてみたいですね。 どういった理由で深く追求すれば答が出るのかと。 【質問者様の補足について】 なるほど!! 教師と議論なさっているなんて素晴らしすぎます☆ ここでは2通りの答えが弾き出されました。 質問に対する補完は残念ながら出来ませんでしたが一つの提案として参考になさってみて下さいませ☆ きっとその教師が云わんとしている様子を窺うと答えがあるのかもしれないですね。 漱石・・・・すごい作家です。そして質問者様の意欲に天晴れ☆ 頭が下がります。