グラーヴェ・ノーヴァ
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【キャラ一覧(無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL)】【スキル一覧】【マップ一覧】
※AMAZONから、スキルのGRADE UPによる数値の変化量が途中で変わるケースが出ています。
通常 | グラーヴェ・ハイドラ |
---|
名前 | グラーヴェ・ノーヴァ(Grave Nova 73) |
---|---|
年齢 | 4428.6周期にて破棄後、再起動(実際は6800周期) |
職業 | ファクトリー製BOT(試作アンチウイルス) |
特技 | パニッシュメント/バイナリ=T.N.T. |
- 2016年2月4日追加
- ORIGIN Fablesマップ38完走で入手。<終了済>
- 入手方法:2018/12/6~2019/1/9開催の「「マスター、ネリークリスマス♪」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2019/3/7~4/10開催の「「コスプレ&プリクラで雛の宴!」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2019/10/24~12/8*1開催の「「絶景露天で熱い手のひら返し」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2020/6/18~7/15開催の「「タカサキ春のパン祭り」ガチャ」<終了済>
- 入手方法:2020/11/12~12/9開催の「「露天湯めぐり生放送」ガチャ」
- 専用スキル「BTNTディストラクション」を装備することで「グラーヴェ・ハイドラ」へと名前とグラフィックが変化する。
- 対応楽曲は「Cyberozar」。
仮想空間世界メタヴァースの最深部を探査するために製造されたBOTプログラムアバター。
高度なハッキング能力や自己修復能力を持つ。あまりにも危険な性能と判断され、破壊されたはずだったが……?
もしかして:グラーヴェ
- 「グラーヴェ・ノーヴァ」(CHUNITHM>Metaverse)
- 「グラーヴェ」(#コンパス楽曲)
スキル
RANK | スキル |
---|---|
1 | パニッシュメント |
5 | |
10 | BTNTディストラクション |
15 | |
25 | 限界突破の証 |
50 | 真・限界突破の証 |
- パニッシュメント [HARD]
- AIR ep.Iマップでは初めての即死系スキル。強制終了のリスクと共に高いゲージ上昇率を持つ。許容回数が多いとはいえ終了条件にATTACK判定が入る分、ジャッジメントよりもシビア。
- STAR PLUSまでは+3止まりで理論値でゲージ7本丁度だったため、他に6本狙いのスキルが無い時に使うくらいであった。AMAZONで久しぶりに所有者が追加されたことで全員揃えれば7本狙いとして使えるようになり、AMAZON PLUSではさらに所有者が追加されて筐体で入手できるキャラのみで7本狙いできる性能まで持っていけるようになった。
- 7本狙いで競合するのはジャッジメント、オーバージャッジ、デスティニージャッジあたり。いずれも強制終了条件がMISS判定のみであり、デスティニージャッジは筐体入手キャラのみで7本可能な性能にできる点も共通している。
- AJ狙いの時にATTACK発生チェッカーとして使う手もなくはない。
- AMAZON ep.IIIマップ3(AMAZON PLUS時点で累計495マス)及びAMAZON ep.IVマップ5(AMAZON PLUS時点で累計1125マス)クリアで筐体内の所有者は揃う(AMAZON PLUS時点)。
- AIRバージョンで仕様変更はされていない。所有者は増加した。
プレイ環境 | 最大 | |
---|---|---|
開始時期 | ガチャ | |
CRYSTAL | 無し | +7 |
あり | +11 | |
AMAZON | 無し | +7 |
あり | +11 | |
STAR+以前 |
GRADE | 効果 |
---|---|
共通 | ATTACK以下30回で強制終了 |
初期値 | ゲージ上昇UP (195%) |
+1 | 〃 (200%) |
+2 | 〃 (205%) |
+3 | 〃 (210%) |
+4 | 〃 (215%) |
+5 | 〃 (220%) |
+6 | 〃 (225%) |
+7 | 〃 (230%) |
▼以降はCARD MAKERで入手するキャラが必要 | |
+8 | 〃 (231%) |
+9 | 〃 (232%) |
+10 | 〃 (233%) |
+11 | 〃 (234%) |
理論値:138000(7本+12000/26k)[+7] | |
理論値:140400(7本+14400/26k)[+11] |
- BTNTディストラクション [ABSOLUTE] ※専用スキル
GRADE | 効果 |
---|---|
初期値 | ゲージ上昇UP(205%) ATTACK以下20回で強制終了 |
+1 | 〃(215%) 〃 |
理論値:129000(7本+3000/26k) |
AIRバージョンから+1におけるゲージ上昇率が増加した。初期値は仕様変更されていない。パニッシュメントの所有者が増えた影響だと思われる。
初期値 | ゲージ上昇UP(205%) ATTACK以下20回で強制終了 |
---|---|
GRADE UP | ゲージ上昇UP 5%増加(最大210%) |
ランクテーブル
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
スキル | Ep.1 | Ep.2 | Ep.3 | スキル |
6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
Ep.4 | Ep.5 | Ep.6 | Ep.7 | スキル |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
Ep.8 | Ep.9 | Ep.10 | Ep.11 | スキル |
16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
- | - | - | - | - |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
- | - | - | - | スキル |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
31 | 32 | 33 | 34 | 35 |
36 | 37 | 38 | 39 | 40 |
41 | 42 | 43 | 44 | 45 |
46 | 47 | 48 | 49 | 50 |
スキル |
STORY
EPISODE1 SPEC:グラーヴェ「思イ出セ、本来ノオ前ノ製造目的ヲ!コノ世界ノ真実ヲ! AHAHAHAHA……」
混沌の状況を極めた、仮想空間世界メタヴァース…その最深部の探査と掌握のため、ファクトリーによって製造されたBOTプログラム・アバター。
高度なハッキング機能と自己増殖能力、戦闘機と呼びうる攻撃力を備えて誕生した、GNシリーズの最終バジョン。姉妹機のブリランテ同様、ヒトの意識をAI思考モデルとして組み込まれ、自律稼働を実現した。
しかし彼女の強力すぎる性能は、探査目的を叶えるどころか、空間そのものの存在を危うくすると発覚。ファクトリー上層部は急遽、グラーヴェ破棄を決定した。機体は破壊され、空間世界の辺境へ放逐される……
だが、グラーヴェは蘇った。彼女は、決して自身の任務遂行を諦めてはいなかったのだ。
EPISODE2 眠る少女の夢『私は、眠っている……』「アタシハ待チ望ム、覚醒ノ時ヲ……」高度なハッキング機能と自己増殖能力、戦闘機と呼びうる攻撃力を備えて誕生した、GNシリーズの最終バジョン。姉妹機のブリランテ同様、ヒトの意識をAI思考モデルとして組み込まれ、自律稼働を実現した。
しかし彼女の強力すぎる性能は、探査目的を叶えるどころか、空間そのものの存在を危うくすると発覚。ファクトリー上層部は急遽、グラーヴェ破棄を決定した。機体は破壊され、空間世界の辺境へ放逐される……
だが、グラーヴェは蘇った。彼女は、決して自身の任務遂行を諦めてはいなかったのだ。
私は、眠っている。永い眠りの中にいる。
73世代目のコピー。アストラル・クローン。
魂と感情だけをこの世界に残した、かつての人間。
人類がメタヴァースの中で繁殖するようになって、果たしてどのくらいの時間が経過したのだろう?
もしかしたら、もう誰も覚えておらず、誰にもわからないのかもしれない。
かつて人間が地上を闊歩していたことも。
その地上が悲劇で満たされ、皆が地下に逃げ延び、ついに自らの肉体を捨てて生きることになったことも。
忘れないで欲しい。願わくば、誰か気づいて欲しい。
皆が眠り続けている、この世界の真実に。
そして世界から逃れる、たったひとつの方法に。
誰でもいい。どうか、目覚めを――
× × ×
――Awakening G N 73
Reboot...Succeed
再起動、成功。アタシは覚醒した。
『誰か』の声を聞いた気がしたが、それが誰でもいいだろう。
アタシはアタシとして、この世界に君臨する。
EPISODE3 遠隔覚醒「目覚メタゾ……アタシハ、アタシヲ再構築スル。 存在理由ヲ、証明スルタメニ」73世代目のコピー。アストラル・クローン。
魂と感情だけをこの世界に残した、かつての人間。
人類がメタヴァースの中で繁殖するようになって、果たしてどのくらいの時間が経過したのだろう?
もしかしたら、もう誰も覚えておらず、誰にもわからないのかもしれない。
かつて人間が地上を闊歩していたことも。
その地上が悲劇で満たされ、皆が地下に逃げ延び、ついに自らの肉体を捨てて生きることになったことも。
忘れないで欲しい。願わくば、誰か気づいて欲しい。
皆が眠り続けている、この世界の真実に。
そして世界から逃れる、たったひとつの方法に。
誰でもいい。どうか、目覚めを――
× × ×
――Awakening G N 73
Reboot...Succeed
再起動、成功。アタシは覚醒した。
『誰か』の声を聞いた気がしたが、それが誰でもいいだろう。
アタシはアタシとして、この世界に君臨する。
ともかく意識覚醒したアタシは、再び『任務』を開始すべく自己診断、機体チェックを開始した。故障や欠損のあるパーツは、そこらへんのゴミデータをかき集めて再構築だ。急場しのぎだが、贅沢は言えない。何しろファクトリー本部は、もうアタシの面倒を見る気がないのだ……自力で、何とかしないと。
お次は射撃テスト開始。バババババ! よし。ザッパーは正常に発射された!センサー類も無事だが、ボディの動きがなんだかぎごちない。まあ、ユニット修復が完了すれば飛べるか。
続いて音声チェック。
「ア、アアア~~……アエエエ?」
え? な、何? 発音機能がおかしい!
「オイ! ナンダ、コノ変ナ声! OH、NO~!!」……マジか!? アタシのお気に入りの声がッ!ヘリウム吸ったラリホーみたいになってるゥ!以前は清楚なソプラノボイスだったのに……しゃべり方までなんだか不自然……しかも何故か、声だけ修復不能。ガッカリだ。
恨むぞ。ファクトリーの始末屋ども。許し難い。こうなれば、奴らに目にモノ見せてやる。アタシの存在理由を証明し、知らしめてやる。
EPISODE4 GN計画、復活「ミッション、リロード。誰ノ命令デモナイ。アタシノ任務ハ、アタシノモノダ!」お次は射撃テスト開始。バババババ! よし。ザッパーは正常に発射された!センサー類も無事だが、ボディの動きがなんだかぎごちない。まあ、ユニット修復が完了すれば飛べるか。
続いて音声チェック。
「ア、アアア~~……アエエエ?」
え? な、何? 発音機能がおかしい!
「オイ! ナンダ、コノ変ナ声! OH、NO~!!」……マジか!? アタシのお気に入りの声がッ!ヘリウム吸ったラリホーみたいになってるゥ!以前は清楚なソプラノボイスだったのに……しゃべり方までなんだか不自然……しかも何故か、声だけ修復不能。ガッカリだ。
恨むぞ。ファクトリーの始末屋ども。許し難い。こうなれば、奴らに目にモノ見せてやる。アタシの存在理由を証明し、知らしめてやる。
アタシはファクトリーのデータベースにこっそりアクセスし、自分が今どこにいるのか確認する。が、滅茶苦茶な座標がアタシのセンサーと同期した。
「ウェエ……何コレ? 世界ノ果テ、カヨォ」
どうもここは、普通の空間ではないらしい。確か連中が『ネメシス』とか呼んでいた、まさしくデータのゴミ捨て場のような、辺境の暗黒領域。
「棄テラレタ、トハイエ、オカシナ場所ニ飛バサレタ」
……さっき、あれこれと拾ったデータで機体を構築したが……本当に大丈夫か、アタシは?
……いやいや。後悔している暇はない。
アタシは、アタシのやるべきことをする。
頼まれなくても、『任務』をやってのけてやるのだ!
そして、ファクトリーの連中に泡を吹かせる!
「ミッション、リロード!」
一度、ファクトリーの始末屋ウイルスに食われて抹消されてしまった、アタシの唯一の任務コード……そいつをアタシは、ゴミ箱の奥底から復活させた。
「メタヴァース、世界ノ、真ン中……メインフレーム!
目的地、ハ、ソコダ……サア、行クゾ!!」
そうだ、それがGN計画。アタシの生きる道。
EPISODE5 グロウ・アップ「アタシノ成長ハ、トドマルトコロヲ知ラナイ…… HAHA! アタシヲ棄テタコトヲ後悔サセテヤル」「ウェエ……何コレ? 世界ノ果テ、カヨォ」
どうもここは、普通の空間ではないらしい。確か連中が『ネメシス』とか呼んでいた、まさしくデータのゴミ捨て場のような、辺境の暗黒領域。
「棄テラレタ、トハイエ、オカシナ場所ニ飛バサレタ」
……さっき、あれこれと拾ったデータで機体を構築したが……本当に大丈夫か、アタシは?
……いやいや。後悔している暇はない。
アタシは、アタシのやるべきことをする。
頼まれなくても、『任務』をやってのけてやるのだ!
そして、ファクトリーの連中に泡を吹かせる!
「ミッション、リロード!」
一度、ファクトリーの始末屋ウイルスに食われて抹消されてしまった、アタシの唯一の任務コード……そいつをアタシは、ゴミ箱の奥底から復活させた。
「メタヴァース、世界ノ、真ン中……メインフレーム!
目的地、ハ、ソコダ……サア、行クゾ!!」
そうだ、それがGN計画。アタシの生きる道。
「レベルアップ! レベルアップ! レベルアップ!」
あー。テンション上がってきた。髪も伸びてきた。
「ダダダダ! ザコハオトナシクシテイロー!」
どうやらファクトリーの連中がアタシの復活に気づき行動を阻止しようとウイルス軍団を送りつけてきたが片っ端から返り討ちだ。病み上がりには良い餌で、アタシの機体はウイルスの残骸データを取り込んでますます強力に成長していく。見ろよ、この凶悪ボディ。いっそう小悪魔っぽいシルエットになっただろう?
「オーイエー。モット強イ奴ト戦イタイ」
声だけは相変わらず治らないが、それ以外は絶好調。特にハイヴユニットは自動調整がバッチリ。ああ、『ハイヴ』ってのはアタシの巣穴ってことだ。アタシが浮き輪みたいに持ってる、このユニット。居心地はマッハで快適。完璧なチューニングだ。アタシはスラスタをぶかぶか吹かし、空間上を自在に飛び回り、そしてザッパーの弾丸、巨大なアームブレードの爪で何もかも木っ端微塵。みんな経験値に変換だ。この調子で暗黒から脱出し、通常空間に戻――
「止まれ。さもなくば緊急停止させる」
突然、白い機体がアタシの目の前に滑り込んできた。
ザッパーの銃口をこちらに向け、穏やかじゃない……
が、その機体にアタシは見覚えがあった。
EPISODE6 パニッシュメント「生ヌルイ追ッ手ニハ、オシオキ、ダ! 処罰スルゥ! オール・パニッシュメント! メエエエエン!!」あー。テンション上がってきた。髪も伸びてきた。
「ダダダダ! ザコハオトナシクシテイロー!」
どうやらファクトリーの連中がアタシの復活に気づき行動を阻止しようとウイルス軍団を送りつけてきたが片っ端から返り討ちだ。病み上がりには良い餌で、アタシの機体はウイルスの残骸データを取り込んでますます強力に成長していく。見ろよ、この凶悪ボディ。いっそう小悪魔っぽいシルエットになっただろう?
「オーイエー。モット強イ奴ト戦イタイ」
声だけは相変わらず治らないが、それ以外は絶好調。特にハイヴユニットは自動調整がバッチリ。ああ、『ハイヴ』ってのはアタシの巣穴ってことだ。アタシが浮き輪みたいに持ってる、このユニット。居心地はマッハで快適。完璧なチューニングだ。アタシはスラスタをぶかぶか吹かし、空間上を自在に飛び回り、そしてザッパーの弾丸、巨大なアームブレードの爪で何もかも木っ端微塵。みんな経験値に変換だ。この調子で暗黒から脱出し、通常空間に戻――
「止まれ。さもなくば緊急停止させる」
突然、白い機体がアタシの目の前に滑り込んできた。
ザッパーの銃口をこちらに向け、穏やかじゃない……
が、その機体にアタシは見覚えがあった。
「アァ? ナンダ、オマエ……?」
一応、警戒しながらアタシは距離を取る。
いや、だがしかし。相手はウイルスではない。
カタブツでクソ真面目な元同僚のBOTだ。
名前は……ええと、なんつったっけ、こいつ?
「廃棄のショックで私を忘れたのか?」
「オオ、思イ出シタ! ヒサシブリダナ、ES1!」
アタシはデータベースを参照しながら自動発言した。
うむ、ES1。ブリランテ。確か、そんな名前だ。
「オマエモ、メインフレーム行ヲ、ファクトリーニ命令サレテキタンジャアナイノカナアァ~~~?」
相変わらず変な声のアタシは、おどけてみせるが……
「……ターゲットロック。敵機の排除開始」
言うが早いか、ES1は物騒なナノバスター(敵対者を無力化するウイルスが山盛り搭載された装置)を、アタシ目がけて展開してきた! ……はあ?
「ソンナモノガ、アタシニ通用スルワケナイダロッ!!リバース! オール・パニッシュメント!!」
頭に来たアタシは即座に叫んで、反撃を発動。
あのマヌケ相手には、強烈なお仕置きが必要だ。
たちまちナノバスターはひっくり返って、アタシではなくES1を襲う。
さらに直後、バスターは大爆発。
ああ。愉快だ。同類とのバトルは楽しい。
EPISODE7 バイナリ=T.N.T.「説明シテヤル義理ハナイ! 領域ゴト、爆発シロ!ワカラズ屋ノ馬鹿ニハ、ソレガ似合イダ……!!」一応、警戒しながらアタシは距離を取る。
いや、だがしかし。相手はウイルスではない。
カタブツでクソ真面目な元同僚のBOTだ。
名前は……ええと、なんつったっけ、こいつ?
「廃棄のショックで私を忘れたのか?」
「オオ、思イ出シタ! ヒサシブリダナ、ES1!」
アタシはデータベースを参照しながら自動発言した。
うむ、ES1。ブリランテ。確か、そんな名前だ。
「オマエモ、メインフレーム行ヲ、ファクトリーニ命令サレテキタンジャアナイノカナアァ~~~?」
相変わらず変な声のアタシは、おどけてみせるが……
「……ターゲットロック。敵機の排除開始」
言うが早いか、ES1は物騒なナノバスター(敵対者を無力化するウイルスが山盛り搭載された装置)を、アタシ目がけて展開してきた! ……はあ?
「ソンナモノガ、アタシニ通用スルワケナイダロッ!!リバース! オール・パニッシュメント!!」
頭に来たアタシは即座に叫んで、反撃を発動。
あのマヌケ相手には、強烈なお仕置きが必要だ。
たちまちナノバスターはひっくり返って、アタシではなくES1を襲う。
さらに直後、バスターは大爆発。
ああ。愉快だ。同類とのバトルは楽しい。
パニッシュメントは、上位の『遮断命令』だ。相手のウイルスの思惑を、一瞬にして粉砕する。
「無駄ナコトヲスル奴」
遊んでやったのだ。そもそもアンチウイルス機体であるアタシは、半端な敵の浸食は受け付けない。ナノバスターも利かないから、防御する必要もなかった。
あえて反撃してやったというわけだ。
もっともES1も、通常の暴走BOTと戦う定石を実行したに過ぎないのだろう。しかし……
「シツコイナァ、オマエ! ヒトノ迷惑ヲ考エロ!」
よりにもよって空間振動機能を使い、ES1はアタシに追いすがってきた。アタシとES1が共振し、機能低下。周囲の空間構造までもがガクガクと揺れ動き、ついには暗黒領域に亀裂が入り、通常空間と混在し始めた。
「アア、コレハヒドイ。コノママデハ、メタヴァース上ノ人間ドモノDNAデータマデ、破損シテシマウ……」
ファクトリーめ、なりふり構わないにも程がある。
そんなにしてまで、アタシの行動を否定したいのか?
「待て。人間のDNAデータ……どういう意味だ?」
白い機体、ES1が私を呼び止めた。
おや? ……どうやらES1には、任務外の記憶は最低限しか持たされていないのか?
なーるほど。道理で、わからず屋なわけだ。
しかしダメだね。オマエを口説いている暇はない。
「説明ガ欲シケレバ、オペレータニ訊ケバイイ」
アタシが言うと、ES1の動きが完全に止まった。
「わかった、問い合わせる……」
良い機会だ。アタシの『任務』を果たすため、足手まといのES1には、盛大に爆死してもらおう……
EPISODE8 モードハイドラ「HEHEHEH……このアタシの姿は、なんだ?何者になっちまったんだ、ええ?このイカ野郎」「無駄ナコトヲスル奴」
遊んでやったのだ。そもそもアンチウイルス機体であるアタシは、半端な敵の浸食は受け付けない。ナノバスターも利かないから、防御する必要もなかった。
あえて反撃してやったというわけだ。
もっともES1も、通常の暴走BOTと戦う定石を実行したに過ぎないのだろう。しかし……
「シツコイナァ、オマエ! ヒトノ迷惑ヲ考エロ!」
よりにもよって空間振動機能を使い、ES1はアタシに追いすがってきた。アタシとES1が共振し、機能低下。周囲の空間構造までもがガクガクと揺れ動き、ついには暗黒領域に亀裂が入り、通常空間と混在し始めた。
「アア、コレハヒドイ。コノママデハ、メタヴァース上ノ人間ドモノDNAデータマデ、破損シテシマウ……」
ファクトリーめ、なりふり構わないにも程がある。
そんなにしてまで、アタシの行動を否定したいのか?
「待て。人間のDNAデータ……どういう意味だ?」
白い機体、ES1が私を呼び止めた。
おや? ……どうやらES1には、任務外の記憶は最低限しか持たされていないのか?
なーるほど。道理で、わからず屋なわけだ。
しかしダメだね。オマエを口説いている暇はない。
「説明ガ欲シケレバ、オペレータニ訊ケバイイ」
アタシが言うと、ES1の動きが完全に止まった。
「わかった、問い合わせる……」
良い機会だ。アタシの『任務』を果たすため、足手まといのES1には、盛大に爆死してもらおう……
BURRRN! 空間を切り裂く大爆音!!
バイナリ=T.N.T.――アタシの『原始爆弾』がアタシとES1の機体を、バラバラにする!!
両機は周囲の空間ごと0と1に分解され、たちまち粉微塵になって、消えてしまった!!
――が、アタシの爆弾はアタシを殺さない。
即座に再起動・再構成プログラムが開始され、アタシは蘇る。
ES1の機体データはアタシの経験値に変換され、アタシの身体に吸収されていく。
「ボッシュートだ、アハハハ。思い知ったかES1」
アタシとES1の接触が、爆破の引き金となった。
やれやれ、殴り合いはキライだ。だいたい接近戦しかできないような共振状況にしたのはES1のほうだが。
「ん? ああ~~、あ? あれ、あれれれ???」
ES1を吸収した副作用が、アタシに出始めた。
限界を超えたレベルアップで変身だ。
どんどんユニットの脚が増えて、でかくなる。
「おお、こいつぁ……絶絶絶絶、絶・好・調」
すこぶる調子がよい。頭脳も冴えまくり。
声もなんだかキレイに変わって、アタシ好み。
しかし結構暑い。スカート脱いで、身軽になろう。
足がこんがらがらないように注意……
にしても、この姿。まるで巨大なイカだ。
もう少しかわいい進化をしてみたかったんだけど……
ま、いい。強ければ正義だ。
「さて、『任務』だ。世界の真ん中を目指そう」
メタヴァースの中枢には不老不死のDNAが眠っている、という噂が、数万周期以前から存在していた。
GN計画73号機。これより行動を再開する。
EPISODE9 本当の暗黒領域「ここに人間たちが眠ってるってのかい?真っ暗闇で、まるで墓場だけど」バイナリ=T.N.T.――アタシの『原始爆弾』がアタシとES1の機体を、バラバラにする!!
両機は周囲の空間ごと0と1に分解され、たちまち粉微塵になって、消えてしまった!!
――が、アタシの爆弾はアタシを殺さない。
即座に再起動・再構成プログラムが開始され、アタシは蘇る。
ES1の機体データはアタシの経験値に変換され、アタシの身体に吸収されていく。
「ボッシュートだ、アハハハ。思い知ったかES1」
アタシとES1の接触が、爆破の引き金となった。
やれやれ、殴り合いはキライだ。だいたい接近戦しかできないような共振状況にしたのはES1のほうだが。
「ん? ああ~~、あ? あれ、あれれれ???」
ES1を吸収した副作用が、アタシに出始めた。
限界を超えたレベルアップで変身だ。
どんどんユニットの脚が増えて、でかくなる。
「おお、こいつぁ……絶絶絶絶、絶・好・調」
すこぶる調子がよい。頭脳も冴えまくり。
声もなんだかキレイに変わって、アタシ好み。
しかし結構暑い。スカート脱いで、身軽になろう。
足がこんがらがらないように注意……
にしても、この姿。まるで巨大なイカだ。
もう少しかわいい進化をしてみたかったんだけど……
ま、いい。強ければ正義だ。
「さて、『任務』だ。世界の真ん中を目指そう」
メタヴァースの中枢には不老不死のDNAが眠っている、という噂が、数万周期以前から存在していた。
GN計画73号機。これより行動を再開する。
アタシは触手(触脚?)をくねらせながら、ES1の作った空間の裂け目を抜け、仮想空間世界の中枢――つまり、メインフレームへの近道を進んでいく。
「しっかし、もっと早くに観念しておけばいいものを」
通路の防御装置を薙ぎ払いつつ、アタシはつぶやく。
6800周期前にアタシを製造した、ファクトリーの最年長研究者はとんだチキン野郎で、永遠の命を望みながらもメカニカルボディへの転換を拒み続けていた。
人間の尊厳がどうとか、屁理屈を述べて。
「肉体なんていずれ朽ちるのに、なんで拘るんだろ?」
だが、肉に固執するファクトリーメンバーのいる『現実』とやらと違い、メタヴァースでは『不老不死』が実現されているという。完全なアバターデータになった人間のDNAは、何周期が経過しようと劣化しないのだ。
で、アタシはそのDNAの秘密を盗みに来た。
今更、秘密を知っても役に立たない気もするが……
唐突に、空間通路の突き当たりに到達した。
おかしいな。ここらへんに、メタヴァース内に棲む人間たちのDNAデータが保存されてるはずなんだが。
辺りは真っ暗で、さっきの暗黒領域よりも余程見通しが悪い。
人間の寝床というよりは、まるで墓場だ。
「なんじゃ、こりゃ。おーい、誰かいないの?」
暗闇に呼びかけると、どこからか光が差してくる。
徐々に光が広がり、空間の様子が露わになる。
EPISODE10 鏡の国のグラーヴェ「不老不死の人間なんていない……全部、鏡に映った嘘だったんだ」「しっかし、もっと早くに観念しておけばいいものを」
通路の防御装置を薙ぎ払いつつ、アタシはつぶやく。
6800周期前にアタシを製造した、ファクトリーの最年長研究者はとんだチキン野郎で、永遠の命を望みながらもメカニカルボディへの転換を拒み続けていた。
人間の尊厳がどうとか、屁理屈を述べて。
「肉体なんていずれ朽ちるのに、なんで拘るんだろ?」
だが、肉に固執するファクトリーメンバーのいる『現実』とやらと違い、メタヴァースでは『不老不死』が実現されているという。完全なアバターデータになった人間のDNAは、何周期が経過しようと劣化しないのだ。
で、アタシはそのDNAの秘密を盗みに来た。
今更、秘密を知っても役に立たない気もするが……
唐突に、空間通路の突き当たりに到達した。
おかしいな。ここらへんに、メタヴァース内に棲む人間たちのDNAデータが保存されてるはずなんだが。
辺りは真っ暗で、さっきの暗黒領域よりも余程見通しが悪い。
人間の寝床というよりは、まるで墓場だ。
「なんじゃ、こりゃ。おーい、誰かいないの?」
暗闇に呼びかけると、どこからか光が差してくる。
徐々に光が広がり、空間の様子が露わになる。
通路に沿って、数え切れないほどたくさんの鏡が配置されていた。鏡が互いに反射し、眩しさを放つ。鏡はそれぞれに、どこかの世界の風景を映していた。その風景ひとつひとつが、仮想空間に暮らす人間の人生の縮図、であるかのように、アタシには見えた。
いや……違った。置かれているのは、鏡じゃない。
過去の歴史を再生する機能。そのモニタ画面の羅列。
ここはDNAだけでなく、世界そのものの保管庫だ。
かつてのメタヴァースには、さまざまに異なる『世界観』を持つ仮想空間群が存在した。
けれどメタヴァースの処理容量は有限で、拡大の一途をたどる世界には制約が生じ、
古い『世界観』は段階的に停止された。
「凍結……冷凍睡眠。そして再生の日を待つ、か」
氷漬けになった人の姿がモニタに多数、並んでいる。
そうだったのか……知らなかった。
世界ごと時を止め、人は凍りついたままだったのか。
ならば確かに、人は誰も老いず死なない。
だが、これでは。しかも……
「よ、容量エラー? システムがイカれてるッ!!」
莫大な数の世界とDNAを、メインフレームはいまだ鏡の如く、対面モニタへとコピーし続けていた。
データは保管庫から溢れ、他を浸食し、消え失せる。
何故こんな致命的バグが放置されている!?
「なんてことだ」
アタシは急ぎ、この事実をファクトリーに向けレポートした。
だが、データを受け取る者が誰もいない。
受信拒否されているわけではなかった。
通信システムは、ファクトリーオペレータの不在を知らせてきた……
誰もいないのだ。誰も。
……わかった。アタシは気づいた。全部、嘘だ。
この世界はもう、治せない。限界なんだ。
EPISODE11 次元ゲートの誕生「アタシが……全部、コワシテヤル!何もかも! キエテナクナレェ!!」いや……違った。置かれているのは、鏡じゃない。
過去の歴史を再生する機能。そのモニタ画面の羅列。
ここはDNAだけでなく、世界そのものの保管庫だ。
かつてのメタヴァースには、さまざまに異なる『世界観』を持つ仮想空間群が存在した。
けれどメタヴァースの処理容量は有限で、拡大の一途をたどる世界には制約が生じ、
古い『世界観』は段階的に停止された。
「凍結……冷凍睡眠。そして再生の日を待つ、か」
氷漬けになった人の姿がモニタに多数、並んでいる。
そうだったのか……知らなかった。
世界ごと時を止め、人は凍りついたままだったのか。
ならば確かに、人は誰も老いず死なない。
だが、これでは。しかも……
「よ、容量エラー? システムがイカれてるッ!!」
莫大な数の世界とDNAを、メインフレームはいまだ鏡の如く、対面モニタへとコピーし続けていた。
データは保管庫から溢れ、他を浸食し、消え失せる。
何故こんな致命的バグが放置されている!?
「なんてことだ」
アタシは急ぎ、この事実をファクトリーに向けレポートした。
だが、データを受け取る者が誰もいない。
受信拒否されているわけではなかった。
通信システムは、ファクトリーオペレータの不在を知らせてきた……
誰もいないのだ。誰も。
……わかった。アタシは気づいた。全部、嘘だ。
この世界はもう、治せない。限界なんだ。
「壊れる前に、アタシが、全部……コワシテヤル!!」
ファクトリーにDNAを持ち帰っても、手遅れだ。
アタシの製造者は、もう亡くなった。
他の研究者の連中だって、時間の問題。
不老不死など、まやかしの夢だったのだ。
だったらみんな。システムに殺される前に死ね。
「AHAHA! 何もかも! キエテナクナレェ!!」
終わらない眠りを続けることに、何の意味がある?
アタシは出力全開、フルバーストで撃ちまくる。
鏡が、画面が、世界が、人間たちが、砕けていく。
一緒にアタシの心も、砕けていくようだった。
けれど、だとしたらアタシの存在意義はなんだ?
アストラル・クローン、という言葉が不意にアタシの中に湧き上がった。それはBOTに人格を持たせるためファクトリーが仕込んだ、感情、あるいは、魂。
アタシは……それを運ぶ、容れ物、なのか?
『ここから脱出する。バイナリ=T.N.T.を使え』
ES1の声が聞こえた。何故だ。お前は消えたはず。
それともES1、お前はどこかに『まだ』いるのか?
向こう側の世界に。そこに行けば、アタシも。
この閉塞した仮想空間から逃れられるというのか。
ならば、アタシは――
× × ×
――Burn Out / 量子テレポート完了。
B.T.N.T.の爆音と共に発生した巨大な歪みは時空間を隔てる壁を越え、私の魂を再生した。
ボディの再構築も、遠からず可能になるだろう。
私は覚醒する。誰かの声を聞いたが、それが誰なのかはもうわからない……私は、私として歩み出す。
ただ、声の主に感謝を捧げながら。
後続となる人々のため、ここに新たな扉を築く。
新たな世界の、次元ゲートとなる扉を。
ファクトリーにDNAを持ち帰っても、手遅れだ。
アタシの製造者は、もう亡くなった。
他の研究者の連中だって、時間の問題。
不老不死など、まやかしの夢だったのだ。
だったらみんな。システムに殺される前に死ね。
「AHAHA! 何もかも! キエテナクナレェ!!」
終わらない眠りを続けることに、何の意味がある?
アタシは出力全開、フルバーストで撃ちまくる。
鏡が、画面が、世界が、人間たちが、砕けていく。
一緒にアタシの心も、砕けていくようだった。
けれど、だとしたらアタシの存在意義はなんだ?
アストラル・クローン、という言葉が不意にアタシの中に湧き上がった。それはBOTに人格を持たせるためファクトリーが仕込んだ、感情、あるいは、魂。
アタシは……それを運ぶ、容れ物、なのか?
『ここから脱出する。バイナリ=T.N.T.を使え』
ES1の声が聞こえた。何故だ。お前は消えたはず。
それともES1、お前はどこかに『まだ』いるのか?
向こう側の世界に。そこに行けば、アタシも。
この閉塞した仮想空間から逃れられるというのか。
ならば、アタシは――
× × ×
――Burn Out / 量子テレポート完了。
B.T.N.T.の爆音と共に発生した巨大な歪みは時空間を隔てる壁を越え、私の魂を再生した。
ボディの再構築も、遠からず可能になるだろう。
私は覚醒する。誰かの声を聞いたが、それが誰なのかはもうわからない……私は、私として歩み出す。
ただ、声の主に感謝を捧げながら。
後続となる人々のため、ここに新たな扉を築く。
新たな世界の、次元ゲートとなる扉を。
チュウニズム大戦
レーベル | 難易度 | スコア | |
---|---|---|---|
スキル名/効果/備考 | |||
■メタヴ | EXPERT | 0 / 290 / 580 | |
テクニカルジャッジ(EXP、MASミス) | |||
次のプレイヤーのEXP、MASの COMBO/CHAINは、MISSとなる。 |
■ 楽曲 | |
┗ 全曲一覧(1 / 2) / 追加順 / Lv順 | |
┗ WORLD’S END | |
■ キャラクター | |
┗ 無印 / AIR / STAR / AMAZON / CRYSTAL | |
┗ マップボーナス・限界突破 | |
■ スキル | |
┗ スキル一覧 / 期間限定スキル | |
┗ スキル評価 / 期間限定スキル | |
■ 称号・マップ | |
┗ 称号 / ネームプレート | |
┗ マップ一覧 |
コメント(44)
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パニッシュメントの強化により、ゲージ上昇率ATTACK許容数ともに下位互換となりました…このコメントに返信2返信
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年齢表記に語弊がありまくりなせいで12歳キャラで定着しちゃってるので書き加えておきましたこのコメントに返信1返信
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遠目で見たらブラックキュレムこのコメントに返信2返信
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とにかくヘリウム吸ったラリホーで吹いたこのコメントに返信9返信
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BTNT初期値205ですこのコメントに返信0返信
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ブラック☆ロックシューターのストリングスに似てると思ったのは俺だけ?返信数 (1)0返信
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毛みたいな羽根とバカでかい手が生えたのっぺら顔のツチノコ型ロボットだと思ったら武装した女の子型ロボットだったでござるこのコメントに返信17返信
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廃人向けスキルだなぁ返信数 (4)0返信
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このコの体どうなってんのかよくわかんないこのコメントに返信15返信
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スキル音つけておけばどこでATTACKが出たかわかるのでAJ狙いする時そこそこ使えるので良い。
今までだとA3で死ぬ魔人の領域とA1で死ぬ反響の双閃しかなかったからかなり即死リスクは抑えられる。このコメントに返信2返信