残虐極まりない比叡山の焼き討ちを目の当たりにした摂津晴門(片岡鶴太郎)は、将軍・義昭(滝藤賢一)にもう信長(染谷将太)と手を切るべきだと進言。大和の松永(吉田鋼太郎)と筒井順慶(駿河太郎)の内戦に加わり、筒井側につくことで、信長の後ろ盾のある松永と対立しその立場を表明すべしと迫るのだった。光秀(長谷川博己)は、娘の治療で訪れた東庵(堺 正章)の診療所で、駒(門脇 麦)から、義昭は筒井に味方し信長から離れることを決めたと聞かされる。恐ろしい代理戦争の計画を回避すべく、じかに松永と筒井を引き合わせる和平工作を画策するが…。
第三十四回焼討ちの代償2020年11月29日
第三十三回比叡山に棲(す)む魔物2020年11月22日
第三十二回反撃の二百挺(ちょう)2020年11月15日
第三十一回逃げよ信長2020年11月8日
第三十回朝倉義景を討て2020年11月1日
第二十九回摂津晴門の計略2020年10月25日
第二十八回新しき幕府2020年10月18日