「ふくしまに恋して♥」とは? いろんなとこ見てくなんしょ♡スペシャル
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今回の旅は...

綾瀬はるかのふくしまに恋して

会津地方の民芸工房へ。この地に古くから伝わる郷土玩具を作る親子に出会いました。

  • 綾瀬はるかの“ふくしまに恋して”

  • 放送予定は決まり次第お知らせします
江戸時代から受け継がれる民芸品 赤べこに疫病退散の願いを込めて
これは、会津地方の伝統的な郷土玩具「赤べこ」。「べこ」とは、この地方の方言で「牛」です。

赤べこには、疫病から人々を守るという古くからの言い伝えがあります。赤べこの赤は、魔よけの色とされ、体に描かれた黒い斑点は、江戸時代に流行した天然痘を人間に代わって引き受けた痕なのだそうです。新型コロナウイルスの早期終息を願い、人気を集めています。

会津若松市役所前には、マスク姿の赤べこが登場。「なんか守ってくれそうな感じですね」(綾瀬さん)

会津でも数少ない赤べこの民芸工房を訪ねました。首を上下に振る姿がなんとも愛らしい。「うわ~。かわいい! 赤べこちゃんがいっぱい!」(綾瀬さん)400年の歴史を持つ赤べこ作り。武士や農家の副業として始まり専門の職人へと受け継がれてきました。

この工房で赤べこを作り続けている早川美奈子さんと父の豊琳(ほうりん)さん親子。「どれくらい前からやられているんですか?」(綾瀬さん)「60年ほど前からです」(豊琳さん)「父がこの工房を始めて、今は私が継いでいます」(美奈子さん)昔から、赤べこは形作りや絵付けなどの作業を職人たちが分業して作り上げています。

赤べこ作りの様子を見学させてもらいました。まず、紙を水に溶かして、専用の機械で形を作ります。50年ほど前までは、職人が一つ一つ手作業で木型に和紙を貼りつけていたため、1日数個しか作れませんでした。そこで豊琳さんは、この型作りの工程を機械化。今では、1日に400個ほど作ることができます。

「機械化に対して、まわりから反対はありましたか」(綾瀬さん)「ありました。でも、職人さんも減っていて、技術が継承できない。工夫をしなければ伝統は消えてなくなってしまう。新しいものを取り入れながら制作を続けることが、伝統を守るということなのだと思います」(豊琳さん)

形づくりは機械化しましたが、残りの工程はすべて手作業です。べこの表面にあるへこみや傷を、指で補修し、なめらかにしていきます。補修作業を担当する江川実さんに教わりながら綾瀬さんも挑戦してみました。

「おもしろい! いい感じ」(綾瀬さん)「おらよりはるかに上手いもんだ。教えることねぇわいな」(江川さん)

次は、べこに貝殻を砕いた胡粉(ごふん)とにかわを混ぜたものを塗って乾かします。工房では絵付け前のこの状態を「白べこ」と呼んでいます。表面をなめらかにして、色を塗りやすくするのです。乾かす時に使うのが、わらでできたこの道具。「このわらにさすと、一人でも作業ができて便利。これも父が作った道具なんですよ」(美奈子さん)綾瀬さん、白べこを触ってみました。「わ~。つるつるで気持ちいい」(綾瀬さん)

スプレーで全体に赤い色をつけたら、いよいよ絵付けです。美奈子さんは、鮮やかな手つきで、目や斑点、首まわりのラインなどを描いていきます。

「描くときのコツはありますか?」(綾瀬さん)「一番大事なのは色の濃さ。あと、思い切りも大切です」(美奈子さん)

綾瀬さんも絵付けに挑戦。思い切りよく、筆を入れていきます。

「既成観念を捨てて、はるかさんのアイディアで作ったほうがいいよ」(豊琳さん)「鼻がすごく大きくなった!べことブタが混ざってる(笑)」(綾瀬さん)綾瀬さんオリジナルの「はるかべこ」が完成!「うん、かわいい!疲れた時に癒やされそうです」(綾瀬さん)

美奈子さんは、高校卒業後、父親を支えるためこの工房で絵付け職人として働き始めました。「でも、当時はそんなに志が高かったわけじゃなくて、跡を継ごうとは考えていなかったんです」(美奈子さん)その意識が変わったきっかけが、東日本大震災でした。

あの日の出来事を忘れてはいけない。その思いから、美奈子さんは「青べこ」を作りました。べこの体に描いたのは、人々を傷つけるのではなく、豊かな恵みと幸せをもたらしてくれる波です。

「それでも、当初は波を描いたと言えなくて。ある時、被災された方が、この青べこを見に来てくれて『自分のまわりにある日常の波ですね』って言ってくださったんです。その言葉にとても救われて……。自分のものづくりが誰かのためになるのならという気持ちで今も続けているんです」(美奈子さん)「すごく美しいですね。たしかに幸せな感じがします」(綾瀬さん)

日々、アイディアが浮かんでくるという美奈子さん。斬新なデザインの作品を次々と世に送り出し、若者や、アート好きの人から注目されています。「福島の民芸品をみんなに知ってもらいたいという思いから、従来のものでは飽き足らず、新しいものを作り続けているんですよ」(美奈子さん)

美奈子さん、綾瀬さんの似顔絵を描いたお手製の起き上がりこぼしをプレゼント。「すごい似てる! こんなに上手に描いてもらったの初めて!」(綾瀬さん)

人々の幸せと健康を願う会津の民芸品に恋して――。またひとつ、新たなトキメキに出会いました♥

番外編 綾瀬さん 会津まつりに参加

毎年9月下旬に会津若松市で開催される会津まつり。今年は、新型コロナウイルスの影響で、メインイベントの藩公行列が中止に。代わって行われたトークショーに綾瀬さんが登場。

「また会津に来られてうれしいです。小さなことでも大きく笑って、一緒にがんばりましょう」とエールを送りました。

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