位置

  三沢市は青森県の南東部に位置しており、東は太平洋に面し、西は小川原湖に臨んでいます。東西約11km、南北約25km、面積約120平方kmの平坦地で、世界的に重要な湿地としてラムサール条約に登録された「仏沼」を始めとする豊かな自然に恵まれています。

 古くから馬産地として栄えた県南にあって、三沢市域は江戸時代には藩政牧場の「木崎牧」に含まれ、人々は馬産や漁業に携わっていましたが、太平洋戦争後に旧日本海軍飛行場が米軍三沢基地となり、三沢市は大きく変貌しました。

 現在は、全国有数の航空施設がある大空のまちとして、約4万人の人口に加え、多くの米軍人、軍属及びその家族が暮らし、異国情緒漂う国際都市として独自の発展を続けています。

 世界初の太平洋無着陸横断飛行をなし遂げたミス・ビードル号がきっかけとなった、アメリカ合衆国ワシントン州のウェナッチ市・東ウェナッチ市との姉妹都市交流や、アメリカンデーや国際サマーフェスティバル、三沢基地航空祭など、数々の三沢らしいイベントも毎年開催されています。

 それぞれが豊かな表情を持つ三沢市の自然、歴史、文化。

 空との深い関わりを物語る「青森県立三沢航空科学館」、国際交流の拠点施設「国際交流教育センター」、近代洋式牧場を開牧した斗南藩士・廣澤安任の紹介と市の特産物を販売する「道の駅みさわ斗南藩記念観光村」、さらには、鬼才・寺山修司の独自世界を紹介する「寺山修司記念館」など、 これらのスポットでは「国際文化都市」三沢を実感することができます。

  • 北緯   40度40分
  • 東経   141度22分
  • 市域面積 119.87平方km 

気候

 冬は、北国でありながら降雪量が少ないことと、北西から吹く季節風のため晴天の日が多いことが特徴です。春から夏にかけて吹く偏東風(ヤマセ)の影響で、海岸地帯は冷気と濃霧におおわれることもあります。また、梅雨明けが遅く、夏が短いのも特徴です。 

人口

(平成30年3月31日現在)

  • 住民基本台帳人口   39,804人
  • 男          19,597人
  • 女          20,207人
  • 住民基本台帳世帯数  19,096世帯