今回のフィリピンのツアーに参加した理由は、これからの自分の大学生活の中での目標が見つかればいいなぁという程度でした。しかし、私はこのツアーでたくさんのことを学び考えさせられました。4日間バセコの子供達との交流では、スラム街の中にも貧富の差があることを学びました。私にアイスを買ってくれた子もいれば、同じ服を何回も着てきて、女の私でも片腕で持ち上げれるほど軽い子もいました。しかし、どの子も本当にいい笑顔で一緒に遊んでくれました。この子たちは自分たちの生活をどう思っているのか、かわいそうだと思ってるのは私たちだけなのではないか。またフィリピンの子達はとても人懐っこく甘えん坊です。フィリピンの家庭では兄弟が多いので親に充分に甘えられなかったのが理由なのか。スラム街の子たちに対して自分の中での疑問が増え、もっとこの子たちのことを知りたい、スラム街のことを学びたいと思いました。

現地の学生の前で英語でプレゼンをする機会がありました。日本人の学生なら静かに黙って聞くでしょう。しかし、フィリピンの学生は反応がとてもわかりやすく興味がなければ話を聞かず、面白いことは声を出して笑ってくれます。私はただ英語のセリフを言ってスライドを出しただけで、もっと聞いている人の反応を見て興味をもたせるようなプレゼンの仕方をすればよかったなと反省させられました。この経験を生かして日本でプレゼンをするときに生かしたいと思います。

今回のツアーで私はもっと英語を話せるようになりたい、もっと他の世界も見てみたい、バセコの子たちのために自分ができることを見つけたいという新しい目標ができました。
本当にこのツアーに参加できてよかったです！ありがとうございました！