マダガスカルで幻のカメレオンを発見 最後に姿が確認されたのは100年前
アフリカ南東部沖に浮かぶ島国、マダガスカルの北西部でここ100年間、その姿が確認されていなかった「フェルツコウ(Voeltzkow)カメレオン」が発見された。
共同で調査を実施していたドイツとマダガスカルの研究者たちが30日に公表したもので、その内容はドイツの動物系専門誌に掲載された。
AP通信によれば、ドイツの動物学者の名前がついた「フェルツコウ・カメレオン」はマダガスカル南西部に生息する固有種の「ラボード・カメレオン」の近縁種。オスの体は緑色で、卵を抱いたメスの方は青、赤、白、黒、茶色などカラフルになることは知られていたが、その姿を見たという報告例はこれまで一度もなかった。
雨期だけの数カ間で孵化→成長→交尾をすませて寿命を終えるため「脊椎動物界のカゲロウ」とも称され、最後に目撃されたのは100年前。それが1世紀ぶりに人間の目にとまる形となった。ただし発見された場所の周辺では森林伐採が進み、生息地域の消滅が危惧されている。
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2020年10月31日のニュース
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