ボールペン

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この記事は、en:Ballpoint penから翻訳されたものです。

ボールペンとは、人々のライフスタイル変化に合わせて用途が変わっていった道具である。

発祥[編集]

歴史にボールペンが初めて登場するのは19世紀後半のことである。どこかの発明家が球体型のインク付き包皮環状切除器（Ball-Point Ink-Filled Circumcizer）を発明した。便利なだけでなくインクで彩が加わるという見栄えから人気となり王族の御用達にもなったが、息子想いの女性たちから苦情が殺到した結果、この用途で使われることがなくなり、使用法が変遷していくこととなる。そして球体型のインク付き包皮環状切除器が影を潜めていく中、本来の呼称が忘却され、ボールペンと略されるようになった。

進化[編集]

軍事利用[編集]

次にボールペンが脚光を浴びたのは1939年のベルリンである。当時のベルリンではナチスがニューヨーク・ヤンキースとのワールドシリーズに敗北し、絶望と怒りが渦巻いていた。ナチスは負けた腹いせとしてポーランド電撃戦をはじめ様々な国に対して武力攻撃を開始した。その際に接近戦を想定してボールペンの大量生産がアドルフ・ヒトラーによって命じられ、日本もこの動きを見習って竹槍を開発したわけである。今日ではこの戦争が第二次世界大戦として知られている。

平和利用[編集]

終戦後に設立された国連によって、軍事技術の平和利用が叫ばれた結果、ボールペンは最終的に武器ではなく筆記用具として使われるようになった。既存の筆記具よりも便利だということが理解されるにつれ、ボールペンの活用シーンが増え、1960年代には宇宙探索の現場で使われるようになった。しかしここでもボールペンに新たな試練が与えられた。宇宙船内の搭乗者たちは飛行船内でメモを取るときにボールペンを使用しようとした。しかし無重力であるため、インクが四方八方に飛び散りメモを取れなかった。ソ連の搭乗者たちはボールペンを使うのを諦めて代わりに鉛筆を使うことにしたが摩擦によって鉛筆で書いた内容が読めなくなることに苦戦した。一方で妥協を許さないアメリカの搭乗者たちはこれをすぐにNASAに報告し、解決策が模索されることとなった。専門家を交えた議論が実を結び、最終的にNASAは当時の金額で数十億ドル程度の費用をかけて無重力でもインクが飛び散らない新型ボールペンを開発した。

当時は東欧によってこの大盤振る舞いが「ボールペンジョーク」として嘲笑されたが、この努力がやがて大きな差を生むことになる。1990年代以降、政変に見舞われたロシアでは宇宙開発など多くの産業が停滞したが、欧米諸国では新型ボールペンのお陰で宇宙開発のみならず多くの産業が発展し、ついに2020年には民間の宇宙船が打ち上げられるようになった。

文化的利用[編集]

ボールペンは進化するに連れて文化面でも活躍するようになった。劇中の小道具として登場するだけでなく、ワードプロセッサーすら満足に使えないような制作現場でも真価を発揮している。