速報　北海道の新たな感染確認206人…鈴木知事、札幌市の「ＧｏＴｏトラベル」一時停止を進める意向表明

11月23日(月) 13時52分 更新

新型コロナウイルス

　23日、北海道の新たな新型コロナウイルス感染確認は206人に上りました。200人を超えるのは６日連続になります。３人が亡くなりました。札幌市では140人の感染が確認されました。鈴木知事は緊急会見で「検討せざるを得ない」という表現ながら、札幌市の「ＧｏＴｏトラベル」一時停止を進める意向を表明しました。

　23日の新たな感染確認は、札幌市が140人、旭川市が22人、函館市が３人、北海道発表が41人でした。３人が亡くなったています。
　
　札幌で２つの新たなクラスターも発生しました。有料老人ホームで５人、運送会社で５人の感染が確認されました。一方、これまでに156店舗、540人の感染が確認されているススキノの接待を伴う飲食店での感染がなく、札幌市の担当者は「ススキノでの感染確認がなかった日は、10月13日以来」と話しています。

　こうした中、北海道の鈴木知事は、23日の緊急会見で、現在の感染状況と医療体制から、非常に苦しい判断だが、札幌の一時停止を検討せざるを得ない。利用者、事業者共に甚大な影響が出るので、キャンセル料の無料化、補償は国の責任で万全を期して欲しいと赤羽国土交通大臣、西村経済再生担当大臣に強く申し入れたなどと話し、札幌市の「ＧｏＴｏトラベル」一時停止を進める意向を明らかにしました。

　また、開始時期については、プロセスが先として明言を避けましたが、期間については国の分科会の想定の３週間程度を基本にしていると話しました。