沖縄県は22日、新たに32人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者が二桁になるのは58日連続。累計感染者数は3999人となった。在沖米軍関係は日曜日のため報告はなかった。
感染者数の高止まりが続いている現状から20日、玉城デニー知事は臨時記者会見で「紛れもなく(流行の)第3波が来ている」という認識を示し、12月11日までを「新型コロナ対策集中期間」第1弾に設定。家庭や職場での感染予防の徹底を呼び掛けている。
菅義偉首相が21日、観光支援事業「GoToトラベル」で感染拡大地域を目的地とする旅行の新規予約を一時停止することや、飲食業界への支援策「GoToイート」の食事券の発行停止を都道府県知事に要請するとしたことについて、県は必要に応じて対策本部会議を対応を話し合うとしている。
21日時点で直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数(県まとめ)は17・64人で全国4番目。最多は北海道の31・02人、2番目は大阪府の21・25人。3番目は東京都18・84人、5番目は愛知県13・48人と続いた。