視覚障害者のアーチェリー競技参加のための光センサーシステムに関する検討 Optical Sensor System Assinting Archery for the Blind

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抄録

フランス近隣諸国では,視覚障害者の健康増進(呼吸能力の向上,神経心理の抑制能力の向上等)並びに,社会参加促進に寄与することを目的として,触覚式照準器を用いたアーチェリー競技が行なわれている.しかしながら,日本国内では視覚障害者関連施設に族いてリハビリテーションにアーチェリーを取り入れている所もあるものの,介護者が障害者本人の背後より,的の位置・方向を指示しながらショーティングを行っているのが現状である.本稿では,障害者が自ら的を狙って競技するための赤外線を用いた照準器の開発を行い,本年6月より開催される視覚障害者アーチェリー教室での使用を前にその課題ならびに対策について検討する.

収録刊行物

  • 電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集

    電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 1995年.情報・システム, 262, 1995-09-05

    一般社団法人電子情報通信学会

各種コード

  • NII論文ID(NAID)
    110003354250
  • NII書誌ID(NCID)
    AN10489017
  • 本文言語コード
    JPN
  • データ提供元
    NII-ELS 
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