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Go To Eat利用率1位は「20代女性」81.2%、「行きたいと思った当日に利用」

2020/11/21 12:00

 株式会社ぐるなびは、全国の20代から60代のぐるなび会員1,000名を対象に「Go To Eatキャンペーンの利用実態」を調査し、その結果を11月10日に発表した。調査期間は10月23日から24日。

 Go To Eatキャンペーンの利用状況を聞くと、「オンライン予約を利用した」46.7%、「プレミアム付き食事券を利用した」2.9%、「どちらも利用した」2.6%で、利用率は52.2%となった。性・年齢別で利用率が最も高かったのは「20代女性」の81.2%で、最も低かったのは「60代男性」の34.1%だった。

 Go To Eatキャンペーン利用者(n=522名)に利用頻度を聞くと、「1~2回」が66.1%で最も多く、「3~5回」25.3%、「6~10回」6.9%、「11~20回」1.1%、「21回以上」という人も0.6%いた。

 Go To Eatキャンペーンを利用した相手を複数回答で聞くと、「家族」が51.5%で最も多く、「友人・知人」26.8%、「1人で」20.1%、「恋人」12.5%、「職場の同僚」12.3%、「サークルなど趣味の仲間」と「地域の仲間」がそれぞれ1.7%となった。利用したお店は、「居酒屋・ダイニングバー」が36.0%で最も多く、「和食(寿司以外)」30.7%、「焼肉」22.0%、「洋食」19.3%、「イタリアン・フレンチ」15.9%で続いた。

 また、Go To Eatキャンペーン利用者に1回あたりの外食にかける金額の変化を聞くと、「かなり上がった」が6.5%、「やや上がった」が35.2%で、41.7%の利用者が食事金額が上がったと回答。「変わらない」は54.8%、「やや下がった」は2.9%、「かなり下がった」は0.6%だった。

 一方、株式会社イオレは、運営する連絡網サービスの利用者928名を対象に、「Go Toトラベル・Eatキャンペーン」に関するアンケートを実施し、その結果を10月20日に発表した。調査期間は10月13日から15日。ここでは主に「Go Toトラベル」についての結果を紹介する。

 Go Toトラベルキャンペーンの利用意向・状況を聞くと「利用したい」が47.5%。「利用を予定している」が13.7%、「すでに利用した」が18.5%で、利用意向者は79.7%に達した。「利用したくない」は20.3%だった。

 Go Toトラベルキャンペーンを「利用したい・利用した」理由を複数回答で聞くと、「普段より安く利用できるから」が90.7%で最も多く、「地域共通クーポンを利用して旅行先で買い物をしたいから」25.4%、「リッチなホテルに泊まりたいから」24.7%、「交通費を気にせず遠方に行けるから」14.5%が続いた。

 「利用したくない」理由を同様に聞くと、「3密が懸念されるから」が52.7%で最も多く、「情勢が安定していないから」37.8%、「金銭的に余裕がないから」33.5%、「休みが取れないから」30.3%、「キャンペーン自体に反対だから」28.7%となった。

 なお、Go Toトラベルキャンペーンを「既に利用したことがある」と回答した人にまた利用したいかを聞くと、「利用したい」84.3%、「どちらかというと利用したい」12.2%で、96.5%が再度の利用に前向きだった。「どちらともいえない」は2.9%、「あまり利用したくない」は0.6%だった。

 今後について、「Go Toトラベル」「Go To Eatキャンペーン」を何月に利用したい・利用する予定かを聞くと、10月中旬で実施したアンケートということもあり、Go To トラベル・Eatキャンペーン共に、11月・12月に利用したいという声が多かった。

 冬にかけての新型コロナウイルス感染症の流行拡大を危惧する声もあるため、Go To トラベルでは「まだ時期は決まっていない」が最も多くなっている。Go To Eatについては、旅行より気軽に行ける点もあり、「まだ時期は決まっていない」という回答は3.1%で、「外食したいと思った当日」が55.8%と最も多くなっている。

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