2020/11/17
桜井充参院議員の『コロナ闘病記』には、今後の対策への気づきが多々ありました。
現職の参議院議員であり医師でもある桜井充氏がコロナに感染してしまいました。桜井氏には、私が参院議員だった時には随分と目をかけて頂きました。
感染が罪悪視されるおかしな風潮があるなか、現職国会議員であるがゆえに氏名を公表され、ひっそりと療養したいところですが、あえてその闘病の様子をメルマガで『コロナ闘病記』として公開されたことは、医師としての使命感なのかもしれません。大いに敬意を表したいと思います。
以下、『コロナ闘病記』より気にかかった点をいくつか抜粋します。
PCR検査で陽性となり、入院を希望したもののベッドの空きがなく自宅療養に。「レントゲン検査や酸素飽和度の検査をすることもなく、何もわからないまま自宅療養せざるをえない状況は非常に不安だった。」
自宅療養となった初日の夜、「ウィルスが筋肉に入りこんだためだと思いますが、全身がひどく痛み」、「眠ろうにも全身の痛みで眠ることもできません。あまりの痛みに耐えかねて、自己判断で家にあった痛み止めを飲み、痛みが和らぎました。こうした薬の摂取は、私が医師だから判断できただけで、一般の方にはできないことです。一般の方が自宅療養と言われ、強くなる痛みに耐えなければならない心細さは大変なものと感じます。」
「ウィルスと戦っている時は、ウィルスが栄養を食っているからか、免疫細胞が頑張って働いており、栄養を欲しているためなのか、とにかくお腹が空きます。」
「もし、この時に食事を取れてなかったら、症状はさらに悪化したものと思われます。」「これが一人で療養されていて、近くに頼れる人がいない場合には大変なことになります。」
「自宅療養とは言いつつも、ただ寝ているだけで、何の治療も受けられません。私は、オルベスコという薬を使うことができ、胸の不快感が消え、酷かった咳も次第に軽くなりました」
「薬1つでこれだけ違うのですから、自宅療養の方にも薬を処方できれば、軽症の方はより早く快復できますし、重症化も防ぐことができます」
「重症化し、入院してからでなければ薬の処方も受けられないというのは、極めて不思議な話です」
「食事などのため何度もベッドを離れて家の中を動きましたが、歩行中にどうしても咳き込んでしまうため、おそらく我が家の床はコロナウィルスだらけになっています。同居者がいる場合、どんなに気をつけてみても、感染を拡げてしまう可能性があり、自宅療養は難しいと改めて感じました」
現在、桜井氏は熱も下がり快方に向かっているとのこと。一日も早いご快復を心より祈念申し上げます。
#衆議院議員選挙 #滋賀4区 #桜井充参議院議員
文/立憲民主党滋賀県第4区総支部 徳永久志
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