国内のスポーツチームの9%がこれまでに新型コロナウイルスの陽性者を出したとする民間調査の結果がまとまった。再び感染者が増える中、引き続き厳重な予防策が求められそうだ。一方、体調管理のデジタル化が進むなどコロナ禍で好影響があったというチームも5割に上った。
ラグビーなど26競技の日本代表に体調管理システム「ワンタップスポーツ」を提供するユーフォリア(東京・千代田)が11月に調査を実施。ワンタップを使う大学やプロなど国内の約130チームから回答を得た。
陽性者を出した9%のチームの中で、PCR検査の前にワンタップで体調の異常を把握できたケースは83%。内訳は体温が22%、倦怠(けんたい)感が15%、喉の異常が14%だった。無症状の人も14%いた。今年は練習時間の確保も難しくなっている。例年と比べたケガの発生状況を尋ねると「変化なし」が51%、「減った」が13%の一方、「増えた」という回答も29%に上った。
「コロナ禍で好影響があった」とするチームも47%あった。内訳は「体調管理などのオンライン化・デジタル化が進んだ」が51%、「メンバーの体調管理の意識が高まった」が48%、「メンタル面で成長した」が35%。危機でも前向きに取り組んでいるチームが多いことが分かる。
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明大は前