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DMデッキ開発部 SAGA
DMデッキ開発部 SAGA
最新構築デッキバックナンバー記事検索開発部の軌跡TOPへ戻る Vol.01 「史上初のダブル・ビクトリー!!その強力カードパワーで元気モリモリ!自由な発想で最強切り札を使いまくろう!火自然ギフト《熱血星龍 ガイギンガ》&自由なデッキ達!」 ※キャラクターアイコンをクリックすると詳細をご覧になれます。

八重子
「ですのよー!」

ハル
「あれ、八重子さんどうしたんですか?今日もかわいいですね」

八重子
「むぅ……いきなりそんなことを言われても八重子も照れるだけですのよ。それはそれとしてハル様、エーツー様はいないんですの?」

ハル
「そうですねぇ……」

コロツアーのバナー

ハル
「夏の祭典、コロツアーが始まったから、エーツーさんとトモちゃんさんは大忙しみたいであんまり開発部には来てないですね」

八重子
「そうなんですの……せっかくエーツー様に伝えたいことがあったんですのに……」

ハル
「そういや、そんなことより、八重子さん、大丈夫だったんですか?

八重子
「何の話ですの?」

八重子
「な、なんで、そのことを知っているんですの!?」

ハル
「まぁ、開発部で起こった事なら僕は大体知ってますよ、まぁ、どっちでもいいんですけど。ユウヤさんのことですし、『そっか』だけですむわけがないですよね」

八重子
「『そっか』もなにも大変だったんですのよ!」

ユウヤ
「じゃあ、超次元ゾーンの確認だねー。僕は《真理銃 エビデンス》を超次元ゾーンにおくよー」

ハル
「あれ?ユウヤさん、どうしたんですか、急に」

八重子
「待つんですの、ハル様。これは八重子の回想シーンの中のユウヤ様だから、勝手に話しかけちゃダメなんですのよ」

ハル
「あ、そうかそうですよね。まぁ、僕はどっちでもいいんですけど、じゃあ、回想の続きですね。何にしても、いきなり《真理銃 エビデンス》って、もう穏やかじゃないですよね」

八重子
「ですのよ……ユウヤ様が1ターン目に《海底鬼面城》、2ターン目に《コスモ・ポリタン》を出した3ターン目のことですの……」

マーシャル・クイーン

ユウヤ
「じゃあ、《コスモ・ポリタン》を進化させて《マーシャル・クイーン》にするねー。手札を三枚シールドゾーンに置いて、そのまま手札に戻すよー」

アクア・スペルブルー転生スイッチ

ユウヤ
「トリガーしたのは、《アクア・スペルブルー》《転生スイッチ》だねー。バトルゾーンに出た7コストの《アクア・スペルブルー》《転生スイッチ》で戻して、6コストの《龍覇 メタルアベンジャー》をバトルゾーンにだすよー。で、とりあえず先に《アクア・スペルブルー》の能力を発動させるけど……残念!山札の上は呪文じゃなくてクリーチャーの《偽りの名 iFormula X》だったから、手札にいれるねー

ハル
「あ、もうほとんどダメじゃないですか」

八重子
「ですのよ……」

ユウヤ
「じゃあ、《龍覇 メタルアベンジャー》の能力で《真理銃 エビデンス》を持ってきて装備させてドローしたらターンを終わるよ。このターンに、《マーシャル・クイーン》《アクア・スペルブルー》《転生スイッチ》の3枚のカードを使っているから、《龍素王 Q.E.D.》に龍解するねー」

ハル
「あーあ」

八重子
「で、八重子が何もできないでターンを終えたんですの」

インビンシブル・テクノロジー

ユウヤ
「じゃあ、僕のターンだねー。まずは《龍素王 Q.E.D.》でコストをゼロにして《インビンシブル・テクノロジー》を使って、山札を1枚残して全部手札にするねー

偽りの名 iFormula X

ユウヤ
「そしたら、さらに《龍素王 Q.E.D.》の能力でコストゼロで《偽りの名 iFormula X》を出すよー」

逆転王女プリン

ユウヤ
「最後にマナを支払って《逆転王女プリン》を召喚して《偽りの名 iFormula X》をタップしてターンを終了するよー。僕の手札が10枚以上だから、僕の勝ちだねー」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「ヒィィィィィィィィィィィ!」



枚数コストレアリティ文明名前収録弾
41《海底鬼面城》DMX11
42《コスモ・ポリタン》DM31
43《マーシャル・クイーン》DMX12
35《電磁麗姫ジェリー》DMX11
46《龍覇 メタルアベンジャー》DMR13
45《転生スイッチ》DMR02
47《アクア・スペルブルー》DMX16
44《クリスタル・メモリー》DMX14
17《偽りの名 iFormula X》DMR06
25ゼロ《逆転王女プリン》DMR08
13《ストリーミング・シェイパー》DMX12
313《インビンシブル・テクノロジー》DMX16
21《セイレーン・コンチェルト》DM10
超次元ゾーン
枚数コストレアリティ文明名前収録弾
14《真理銃 エビデンス》DMR13



八重子
「というわけだったんですの……」

ハル
「それは災難でしたけど……まぁ、自業自得みたいなところあるんじゃないですかね、今回は。まぁ、僕はどっちでもいいんですけど」

八重子
「八重子は悪くなんてないんですのよ!」

ハル
「そうですねそうですね。八重子さんは悪くない悪くない。ユウヤさんに《偽りの名 iFormula X》を与えた世界が悪い。まぁ、そんなユウヤさんのコンボの話はいいとして、今日はなにしに開発部に来たんですか?」

八重子
「あぁ、コンボの話ですの」

ハル
「え?ユウヤさんとのノロケ話をするために来たんですか!?」

八重子
「ち、ちがうんですのよ!大体、ノロケ話ってなんですのよ!八重子も新しいコンボを考えてデッキを作ったから、それをみんなに教えようと思って来たんですのよ!」

ハル
「あ、そうなんですね。なんのカードのコンボですか?」

八重子
「ハル様も察しが悪いんですのね。八重子がこの時期に使おうと思うカードなんてこれしかないじゃないですの!」

『龍の祭典!ドラゴン魂フェス!!』のパッケージ画像

八重子
「最新セット『龍の祭典ドラゴン魂フェス』の光のビクトリー……」

獅子頂龍 ライオネル

八重子
《獅子頂龍 ライオネル》ですの!」

ハル
「あぁ、なんてったって光文明のビクトリーですもんね。八重子さんが嫌いなわけないですよね」

「俺」の頂 ライオネル

八重子
「ですのよ!八重子の大好きなゼニスでもある《「俺」の頂 ライオネル》がついに光文明のエンジェル・コマンド・ドラゴンになって復活したんですの!これは八重子にとってはビッグニュースですのよ!」

ハル
「あぁ、しかも、光のカードが全部シールド・トリガーになりますもんね。八重子さん的にはたまらないですよね」

八重子
「ですのですの。しかも、バトルゾーンを離れる時に、シールドを手札に戻せば離れない能力を持ってるんですのよ。これで、さらに光の強力呪文をトリガーしまくれるんですの。まぁ、元々ブロッカーを持ってるわけじゃないから《ヘブンズ・ゲート》で出せないのは残念ですの。でも、それを覆すコンボを……

ハル
「あ、それ、もっと早く出す方法、僕、考えましたよ」

八重子
「え?そうですの!?」

ハル
「そうですよ」

DASHTVバナー

動画の公開は終了いたしました。

ハル
「『デュエル・マスターズDASH TVSAGA』の《獅子頂龍 ライオネル》の回でアツトさんが使ってたデッキ、あれ、僕が作ったんですよ」

八重子
「あ、そうだったんですの?」

白骨の守護者ホネンビー魔龍バベルギヌス

ハル
「そうですそうです。《白骨の守護者ホネンビー》とかで墓地のカードを増やして、《魔龍バベルギヌス》の能力で墓地から出すっていう動きをするデッキですね。たしか、デッキリストはこんな感じでしたよ」



枚数コストレアリティ文明名前収録弾
28《聖霊龍王 バラディオス》DMX16
49《獅子頂龍 ライオネル》DMX17
47《天運の精霊龍 ヴァールハイト》DMX16
13《光牙忍ハヤブサマル》DMX12
47《魔龍バベルギヌス》DMX14
44《白骨の守護者ホネンビー》DMR08
35/DMX14
42/DMX06
26《DNA・スパーク》DMX16
33《緊急再誕》DMX12
15《インフェルノ・サイン》DMD10
43《ボーンおどり・チャージャー》DMD19
28/DMD12
23《聖歌の翼 アンドロム》DMR13



画像b

八重子
「なるほどですの。たしかに墓地を増やしてから、《魔龍バベルギヌス》を使えば普通に9マナを支払うよりも素早く《獅子頂龍 ライオネル》をバトルゾーンに出せるんですのね」

ボーンおどり・チャージャーインフェルノ・サイン

ハル
「そうですね。ものすごい都合のいい動きをするなら、《ボーンおどり・チャージャー》《魔龍バベルギヌス》《獅子頂龍 ライオネル》が墓地に落ちれば、次のターンに《インフェルノ・サイン》《魔龍バベルギヌス》を出して、その能力で《獅子頂龍 ライオネル》を出せちゃったりしますね

八重子
「なるほどですの。《獅子頂龍 ライオネル》はとにかくバトルゾーンに出ちゃえば、自分はバトルゾーンから離れないし、相手の攻撃もトリガーにする能力でどんどん防いじゃうから、とにかく早く出そうとするってのは大事ですのよね」

ハル
「そうですそうです。とりあえず、バトルゾーンに出ちゃった《獅子頂龍 ライオネル》をなんとかする方法は少ないですからね。なんであれ、とにかく出しちゃうのが大事かなーと思って、とりあえず墓地を利用するのが早いかなって」

八重子
「なるほどですの。ハル様らしいしっかりしたデッキですのね」

ハル
「まぁ、最近、ゴッド以外のデッキも作ってますからね。ゴッド使わないなら、できれば強いデッキ使いたいですよ、僕は。まぁ、最終的にはどっちでもいいんですけどね」

八重子
「とはいえ、ハル様もまだまだですのね。八重子の思いついたすごいコンボが入っていないんですの!」

ハル
「あ、そうなんですか?せっかくだから教えて下さいよ、そのコンボ」

八重子
「どうしようかな、ですの。これはエーツー様に教えるための秘蔵のコンボなんですのよ」

ハル
「そう言わずに教えて下さいよ、かわいい八重子さん」

八重子
「か、かわいいなんてそう気軽に言われても八重子はダマされないんですのよ!」

アン
「ふははははは、それで終わりっすか、開発部の破壊神、八重子!っす!」

ハル
「アンちゃんさん!それやめて下さいって言ったじゃないですか、僕!これはどっちでも良くはないんですよ!」

アン
「え、あ、ごめんっす……でも、これ、元々アンちゃんがオリジナルで……」

ハル
「そんなの関係無いですよ!っていうか、むしろ、だからアンちゃんさんがそのシュウさんのモノマネやるの僕いやなんです!やめて下さいよ!」

アン
「あ、よくわからないけど、すまんっす」

ハル
「よくわからない、って、それが謝る態度ですか!!!!」

アン
「……すまんっす」

ハル
「わかってくれればいいんですよ」

八重子
「やっぱり、ハル様はシュウ様のことになると冷静さを失いますのね……」

アン
「まぁ、いつものことだから慣れっこっす。そういや、冷静さを失うといえば、八重子ちゃん、この間は大丈夫だったんすか?」

八重子
「何の話ですの?」

アン
「『そっか』の話っすよ」

八重子
「大丈夫もなにもないんですのよ!大変だったんですのよ!」

ユウヤ
「じゃあ、超次元ゾーンの確認だねー。僕は《真理銃 エビデンス》を超次元ゾーンにおくよー」

アン
「あれ、ユウヤくん、突然どうしたんすか?」

八重子
「だから、これは八重子の回想のユウヤ様だから話しかけちゃだめなんですの!」

アン
「あ、そうすかそうすか。まぁ、じゃあ、回想だったら中略してもいいっすよね」

【中略】




ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「ヒィィィィィィィィィィィ!」

八重子
「というわけだったんですの」

アン
「それは大変だったっすね」

ハル
「すごいですね、アンちゃんさん。中略してもわかるんですね」

アン
「まぁ、エスパーっすからね」

ハル
「その設定、たまに復活しますよね」

アン
「まぁ、それはそれとして、《獅子頂龍 ライオネル》のコンボの話してなかったっすか?」

ハル
「そうですね。ちょうど、八重子さんが考えたっていうすごいコンボの話を聞くところだったんですよ」

八重子
「まだ、話すなんて言ってないんですのよ!」

アン
「あ、じゃあ、アンちゃんのコンボの話をしてもいいっすか?」

ハル
「いいですよ」

八重子
「なんでハル様が勝手に決めるんですの!?八重子のコンボの話ですのよ!」

ハル
「あれ?でも僕に教えてくれないんですよね?」

八重子
「ま、まぁ、そうですのよ……」

ハル
「じゃあ、いいじゃないですか。アンちゃんさんはどんなコンボを考えたんですか?」

アン
「アンちゃんが考えたコンボはすごいっすよ!まさにコンボって感じのカードを使うっす!それがこれっす!」

ヒラメキ・プログラム

八重子
「だから、それはユウヤ様の専売特許ですのよ!」

アン
「だから、そんなことは無いっすよ。前回だってトモちゃんも使ってたじゃないっすか。アンちゃんだってこんなにおもしろおかしいカードは使わないわけには行かないっすよ!」

八重子
「まぁ、そうですのね……」

ハル
《ヒラメキ・プログラム》《獅子頂龍 ライオネル》をだすなら、8マナのクリーチャーをヒラメくってことですよね?何を使うんですか!?」

アン
「以前の開発部でも実は使われてるコンボなんすけど……」

優位の守護者サメンビーアクア・ライブラリアン拘束の影メリコミ・タマタマ

アン
「マナゾーンにいるクリーチャーの分コストが軽くなる8マナのクリーチャーを《ヒラメキ・プログラム》するんっすよ!」

八重子
「懐かしいコンボですのね」

アン
「そすね。ちなみにこの頃は、八重子ちゃんとユウヤくんも『わぁい、コンボー』『ですのー』って言ってるっす。これも懐かしいですね」

ハル
「今からは考えられないですね」

八重子
「そ、そんな話はいいんですのよ!そんなことより、アン様のデッキの8マナのクリーチャーはそれだけですの?」

アン
「そんなことはないっすよ。エピソード2から時代が進んで、八重子ちゃんとユウヤくんの関係が変わったように、デュエマにもお手軽にバトルゾーンに用意できる8マナのクリーチャーが増えたんすよ。それが……」

霊騎左神ロラパルーザ真滅右神ラウドパーク

ハル
「ゴッド・ノヴァOMGじゃないですか!」

アン
「そすそす。ゴッドはリンクしてる時は両方のコストが合計されたクリーチャーとして扱われるっすからね。4コストのゴッド・ノヴァOMGがリンクしてればコストは8ってわけっすよ」

八重子
「しかも、《霊騎左神ロラパルーザ》《真滅右神ラウドパーク》も序盤を凌ぐのが得意なゴッド・ノヴァOMGですものね」

ハル
「そうですね。僕の《「黒幕」》デッキもこの2体の序盤を耐える力のお陰で勝てるみたいなところありますからね」

アン
「さらに、エピソード2、エピソード3だけじゃなく、ドラゴン・サーガでも、お手軽なコスト8のクリーチャーが登場してるっす!しかも『龍の祭典ドラゴン魂フェス』っすよ!」

音階の精霊龍 コルティオール

アン
「それが新たなるトリガードラゴン、《音階の精霊龍 コルティオール》っす!」

八重子
「八重子もお気に入りのトリガーですの!」

アン
「というわけで、アンちゃんが作り上げたのがこのデッキっす」



枚数コストレアリティ文明名前収録弾
48《優位の守護者サメンビー》DMR05
28《アクア・ライブラリアン》DMX14
28《拘束の影メリコミ・タマタマ》DMR05
44《霊騎左神ロラパルーザ》DMD14
44《真滅右神ラウドパーク》DMD14
43《ヒラメキ・プログラム》DMD13
16《蒼狼の始祖アマテラス》DMD13
13《光牙忍ハヤブサマル》DMX12
15《超次元ドラヴィタ・ホール》DM37
26《DNA・スパーク》DMX16
34/DMR02
39《獅子頂龍 ライオネル》DMX17
28/DMD12
33《フェイト・カーペンター》DMX14
38《音階の精霊龍 コルティオール》DMX17
110《聖霊王アルファディオス》DMC66
超次元ゾーン
枚数コストレアリティ文明名前収録弾
25//DMR04
15《サンダー・ティーガー》DMR02
13《アルプスの使徒メリーアン》DMX04
15自然《時空の花カイマン》DMX02
17《時空の不滅ギャラクシー》DMC68
17《時空の雷龍チャクラ》DMX08
17/BAGOOONDMX07



画像c

ハル
「なるほど……僕の墓地利用もパーツを集めやすかったり色々と便利な所はありますけど、スピードだけで言えば、こっちの方が早そうですね」

八重子
「ですのね……とはいえ、スピードだけを求めるのが《獅子頂龍 ライオネル》を使う方法じゃないんですのよ」

アン
「ん?どういうことっすか?」

八重子
《獅子頂龍 ライオネル》の凄さはその防御力ですの。たしかに素早く出せば、バトルゾーンを制圧できるんですの。でも、むしろ、出した後の防御力を活かすデッキもあると思うんですのよ

アン
「なるほど、一理あるっすね。じゃあ、八重子ちゃんはどんなコンボを考えたんすか?」

八重子
「それは、内緒ですのよ。これはエーツー様に教えるために考えたコンボですの」

アン
「そんないじわる言わないで欲しいっすよ。教えて欲しいっすよ」

八重子
「そうですのねぇ……」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「あれ?八重子、もう回想してないのにユウヤ様が出てきたんですの……どういうことですの?」

ハル
「いや、それ普通に本物なんだと思いますよ」

アン
「そすね。本物のユウヤくんすよ」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「ヒィィィィィィィィィィ!」

ユウヤ
「いや、まだ、僕なんにも言ってないよー」

アン
「まぁ、たしかにそうっすね。どうしたんすか、ユウちゃん」

ユウヤ
「僕ね、八重子おねぇさんが《獅子頂龍 ライオネル》のデッキ作りたいって言ってたから、コンボ考えてきたんだー」

八重子
「え?そ、そうですの?」

ハル
「嬉しそうですね、八重子さん」

八重子
「そんなことないですのよ!」

アン
「で、ユウちゃんはどんなコンボ考えてきたんすか?といっても《ヒラメキ・プログラム》のコンボならアンちゃんが考えちゃったっすよ」

ユウヤ
「うーん、僕も《ヒラメキ・プログラム》なんだけど、アンちゃんおねぇさんとはちょっと違うよー」

龍素記号Sr スペルサイクリカ

ユウヤ
《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と組み合わせるんだー」

アン
「お、グッとユウちゃん感でてきたっすね」

ハル
「いいですね、ユウヤさん。僕も《龍素記号Sr スペルサイクリカ》好きですよ」

ユウヤ
「だよね、ハルー。《龍素記号Sr スペルサイクリカ》は普通に使っても強いし、僕の好きなコンボデッキも作れる強いカードだけど、《ヒラメキ・プログラム》と組み合わせても強いんだよねー」

蒼狼の始祖アマテラス

アン
「あぁ、言われてみるとそうっすね。6コストの《蒼狼の始祖アマテラス》《ヒラメキ・プログラム》すれば、7マナで出てきつつ墓地の《ヒラメキ・プログラム》を自分に使って、8マナになれるんすもんね」

ハル
「しかも、手札に《ヒラメキ・プログラム》が戻ってきてるから、それをさらに出てきた8マナのクリーチャーに使えば、《獅子頂龍 ライオネル》につながるですね」

八重子
「ユウヤ様、八重子のためにそんなコンボを考えてくれたんですのね……」

ユウヤ
「そうだよー。というわけで、作り上げたのがこのデッキだよー」



枚数コストレアリティ文明名前収録弾
110《聖霊王アルファディオス》DMC66
39《獅子頂龍 ライオネル》DMX17
37《龍素記号Sr スペルサイクリカ》DMR13
16《蒼狼の始祖アマテラス》DMD13
15自然《次元流の豪力》DMX06
42自然《霞み妖精ジャスミン》DMX16
15《超次元ドラヴィタ・ホール》DM37
43《ヒラメキ・プログラム》DMD13
34自然《ライフプラン・チャージャー》DMR06
13自然《セブンス・タワー》DMD13
36/DMX14
44/DMR02
13/DMX12
36《サイバー・N・ワールド》DMR01
28《真実の名 バウライオン》DMX16
13自然《母なる星域》DMX17
42自然《フェアリー・ライフ》DMR13
超次元ゾーン
枚数コストレアリティ文明名前収録弾
25//DMR04
16//DMR04
16自然《タイタンの大地ジオ・ザ・マン》DMR01
15自然《時空の花カイマン》DMX02
16自然《魂の大番長「四つ牙」》DMX06
13《アルプスの使徒メリーアン》DMX04



画像d
真実の名 バウライオン

ユウヤ
「今回は、墓地に落ちたトリガー呪文やマナ加速呪文を回収したりして少し長期戦になっても戦えるように8マナのクリーチャーは《真実の名 バウライオン》にしてるけど、ここは結構好みでなんでもいいかなー」

聖霊王アルファディオス

アン
「とはいえ、《獅子頂龍 ライオネル》をさらに《ヒラメキ・プログラム》して《聖霊王アルファディオス》を出すコンボも入ってるっすから、エンジェル・コマンドの方がよさそうっすね」

ハル
「なるほどなるほど。まぁ、《聖霊王アルファディオス》で大体のトリガーを封じてるとは言え、最後はクリーチャーで殴ってるデッキですし、八重子さんの好みに合わせたデッキをユウヤさん作ってくれたみたいですね」

八重子
「みたいですのね」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

ハル
「嬉しいですか、八重子さん」

八重子
「ふふふ、ユウヤ様、敗れたりですのよ!」

ユウヤ
「そうなの?」

アン
「あー、そんなこと言っちゃうんすかぁ……」

ハル
「すでに怖いですね……八重子さん、なにがユウヤさん敗れたりなんですか?」

八重子
「さっき、八重子が言ったように、《獅子頂龍 ライオネル》は素早くだすだけがコンボじゃないんですの。鉄壁の守りのためのコンボがあるんですのよ。そのコンボをみんなデッキに組み込んでないんですの」

アン
「だから、早くそのコンボを教えて欲しいんすよね……」

ユウヤ
「教えてー」

八重子
「ユウヤ様には特別に教えてあげるんですの。実は、《獅子頂龍 ライオネル》の光のカードをトリガーにする能力とすごいコンボをするカードがあるんですの。それが……」

天命の精霊ワガハイ・キャット

八重子
「それが《天命の精霊ワガハイ・キャット》ですの!」

アン
「え?どういうことっすか?」

ユウヤ
「あ、ホントだ、すごいー」

八重子
「さすがユウヤ様、すぐ気がついたんですのね。《天命の精霊ワガハイ・キャット》はバトルゾーンに出た時に、お互いのコマンドを1体ずつシールドに送る能力を持ってるんですの」

アン
「それは知ってるっすけど……あ、そういうことっすか!」

ハル
「あ、僕もわかりました。そうか、《天命の精霊ワガハイ・キャット》もコマンドですもんね」

八重子
「ですの。《獅子頂龍 ライオネル》の能力でトリガーになった《天命の精霊ワガハイ・キャット》がバトルゾーンにでて、自分の能力でシールドに戻るから……」

ユウヤ
「相手がブレイクしてもしても、シールドが減らないんだよねー」

八重子
「そういうことですの」

ハル
「しかも、相手のコマンドはシールドに送り込みますし、コンボの大元である《獅子頂龍 ライオネル》をなんとかしようとしても、結局バトルゾーンを離れるためにはシールドがブレイクされちゃいますから……」

アン
「いつまでたっても《獅子頂龍 ライオネル》もバトルゾーンを離れないってわけっすね」

八重子
「ですのよ。アン様やハル様やユウヤ様の作ったデッキにこのコンボを入れてもいいですけど、マナを増やしながら戦うデッキにちょっと組み込むだけでも強力なコンボですのよ。というわけで、作り上げたのがこのデッキですの」



枚数コストレアリティ文明名前収録弾
42自然《フェアリー・ライフ》DMR13
42自然《霞み妖精ジャスミン》DMX16
34《解体人形ジェニー》DMX14
39《獅子頂龍 ライオネル》DMX17
37/DM39
26《天命の精霊ワガハイ・キャット》DMD08
18自然《獰猛なる大地》DMX09
24自然《ライフプラン・チャージャー》DMR06
44/DMR02
13自然《セブンス・タワー》DMD13
13自然《再誕の社》DMD13
13《光牙忍ハヤブサマル》DMX12
25/DMD12
15自然《次元流の豪力》DMX06
36《DNA・スパーク》DMX16
15《雷鳴の守護者ミスト・リエス》DMD16
15/DMX14
15《超次元ドラヴィタ・ホール》DM37
25《光器パーフェクト・マドンナ》DMX14
超次元ゾーン
枚数コストレアリティ文明名前収録弾
110《時空の支配者ディアボロス Z》DM39
17《時空の不滅ギャラクシー》DMC68
120《超時空ストームG・XX》DM39
17//DMR04
16//DMR04
25//DMR04
17《時空の凶兵ブラック・ガンヴィート》DMD19



画像e

アン
「なるほどっす……アンちゃんもこのコンボはちょっと思いついてなかったっすね」

ハル
「そうですね……さすがに防御向けのコンボを考えさせたら、八重子さんのほうがすごい、ってことなのかもしれないですね」

八重子
「ですのよ!ブロッカーとシールド・トリガーとエンジェル・コマンドのことなら、八重子におまかせですのよ!」

ユウヤ
「八重子おねぇさん、すごいねー」

八重子
「ですのよ。クリーチャーでアタックしないで勝つコンボなら、ユウヤ様の方がすごいかもしれないですの。でも、トリガーやブロッカーを使ったコンボだったら、八重子の方がまだまだおねえさんですのよ」

ユウヤ
「そっか」

八重子
「そうですのよ。もっと八重子をおねえさんだと思って欲しいんですのよ!」

アン
「あ、そっかでちゃったっすね」

ハル
「でちゃいましたね……あーあ」

八重子
「え?え?八重子、なんかまずいことしたんですの?」

アン
「いや、うーんと……」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「ヒィィィィィィィィィ!」

アン
「あーあ、始まっちゃったっすね……」

ユウヤ
「そういえば、僕、もう一個、八重子おねえさんにデッキ作ってきたの忘れてたー」

八重子
「え、あ、いや、いいんですのよ、ムリしないで」

ヘブンズ・ゲート

ユウヤ
「でも、《ヘブンズ・ゲート》のデッキだよー。《獅子頂龍 ライオネル》はブロッカー持ってなくて《ヘブンズ・ゲート》使えなかったから寂しかったでしょー?」

八重子
「え、た、たしかにそうですのよ」

ハル
「あ、もしかしたら普通のデッキかもしれませんね」

アン
「油断大敵っすよ」

知識の精霊ロードリエス極限右神 オメガ

ユウヤ
「まず、《ヘブンズ・ゲート》《知識の精霊ロードリエス》《極限右神 オメガ》をバトルゾーンにだすよー」

ハル
「ゴッドですよ、アンちゃんさん、ゴッド!」

アン
「この時点では何がおこるかまったくわからんっすね」

八重子
《極限右神 オメガ》は普通の《ヘブンズ・ゲート》デッキにはあまり入ってないですのね……」

神の裏技ゴッド・ウォール

ユウヤ
「で、次のターンにゴッドがいるから《神の裏技ゴッド・ウォール》をG0で使うよー」

巡霊者ウェビウス護神のインガ イヌハッカ魔光騎聖ブラッディ・シャドウ

ユウヤ
「そうすると、3種類のG0ブロッカーのG0条件をそれぞれ満たすから、G0で召喚しつつ、《知識の精霊ロードリエス》でドローして、どんどんブロッカーを並べるんだー」

八重子
「ここまでだと、八重子や主任の好きだった《ハイドロ・ハリケーン》デッキみたいな感じですのね」

ハル
「そうですね。やっぱり結構普通のブロッカーデッキなのかもしれないですよ。ゴッドも入ってますし」

アン
「そすかねぇ……こっからユウちゃんが《ダイヤモンド・ソード》を使うよーとか言うとは思えないんすけどね……」

緊急再誕守護聖天タテブエ・ヤッホー

ユウヤ
「ブロッカーが全部で9体ならんだら、バトルゾーンを離れなくしてる《極限右神 オメガ》《緊急再誕》を使うよー。バトルゾーンに出すのは《守護聖天タテブエ・ヤッホー》だねー。バトルゾーンの9体のクリーチャー、全部を進化元に超無限進化するよー」

ハル
「あ、だめだ、やっぱおかしい」

アン
「これ、多分、アレっすよ」

ユウヤ
「そして、もう一回、《緊急再誕》を使うよー。バトルゾーンに出すのは、これだよー」

聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ

ユウヤ
《守護聖天タテブエ・ヤッホー》を進化元にすれば、《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》の下に10体揃うから、メテオバーンで勝ちだよー」

ユウヤ
「わぁい、コンボー!」

八重子
「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!」



枚数コストレアリティ文明名前収録弾
26《聖霊龍王 ジーク・キャヴァリエ》DMR13
25《守護聖天タテブエ・ヤッホー》DMR08
25ゼロ《神の裏技ゴッド・ウォール》DMR10
45/DMX14
42/DMX10
42《巡霊者ウェビウス》DMD16
43/ DMR11
46《極限右神 オメガ》DMR12
46《ヘブンズ・ゲート》DMX16
15《雷鳴の守護者ミスト・リエス》DMD16
33《緊急再誕》DMX12
33《コアクアンのおつかい》DMD08
34《セブ・コアクマン》DMX12



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アン
「……というわけで、まだまだ強力なカード満載の『龍解ガイギンガ』と『龍の祭典ドラゴン魂フェス』!みんなも色々なデッキを作ってみて欲しいっすよ!」

ハル
「まぁ、でも、ブロッカーと《ヘブンズ・ゲート》のデッキだったわけですし、八重子さん的にも結構ハッピーエンドだったんじゃないですか?」

アン
「ハルくんはゴッドが入ってればなんでもいいだけっすよね?」

ハル
「ばれました?あはは」

ケンジ
「たまには本編でますけど、たまにでいいですね、やっぱ豆知識の方が落ち着きます。みなさん、僕は元気です」

ケンジ
「さて、9月末発売予定のカードゲーマーVol.18ですが、なんと『デュエル・マスターズ』の特集とプロモカードがついてきます!」

ケンジ
「しかも、出張デッキ開発部として、またまたデッキ診断をしちゃうらしいですよ!」

ケンジ
「診断するデッキはカードゲーマーの公式ブログで応募してますので、ぜひぜひ応募してみてくださいね!」



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