ユウ
「カツ！」

トモ
「久々にユウさんが来たと思ったら、また新しい体操ですか……」

ユウ
「まったく、エーツーくんの熱意には頭がさがるよ。久々に遊びに来たら、最終形態が完成していたんだもん。思わず、カツシリーズ完成していたの！？って声に出しちゃったよ」

トモ
「《絶頂神話 カツムゲン》のデッキを作りに来たんですよね！？」

ユウ
「そうだね。『スーパーデッキMAX カツキングと伝説の秘宝』に『禁断の変形デッキ アウトレイジの書』を入れたデッキを使ったんだよね」

トモ
「じゃあ、もう、改めて《絶頂神話 カツムゲン》のデッキを作る必要はないですね！」

トモ
「え？本当ですか！？本当だったら、惚れちゃいます！」

トモ
「もちろんです！」

トモ
「え？」

ユウ
「いくぞ、エーツーくん！」

トモ
「え？」

トモ
「え？え？え？」

トモ
「だから、わたしは体操しないっていつもいってるじゃないですか！」

トモ
「……それはそうですけど……」

トモ
「ム……ムゲン！！」

トモ
「なんでですか！体操までさせたんだから、早く教えて下さいよ！」

トモ
「トモちゃんチェックですね！」

トモ
「もちろんです！基本的に今までのドロン・ゴーは、カードの名前を元にしてドロン・ゴーしていましたけど、クライマックス・ドロン・ゴーは……」

トモ
「コスト7以上の火文明のエグザイル・クリーチャーが破壊されればドロン・ゴーできるんですよね！」

ユウ
「だから、これまでに登場したカツキングシリーズ、全てからドロンゴーできるんだよね！」

トモ
「ちなみに、コスト7以上の火のエグザイルなので、『暴剣』のエグザイル両方からもドロン・ゴーできますよ！」

トモ
「そうですね！だから、バトルゾーンのクリーチャーが破壊されたら、手札の共通の名前を持つエグザイルをバトルゾーンに出せましたね！」

トモ
「どっちかっていうと、普通のドロン・ゴーよりも《灼熱連鎖 テスタ・ロッサ》の持っている灼熱ドロン・ゴーに似ている能力ですよね！」

ユウ
「実は、クライマックス・ドロン・ゴーの条件を満たしているドロン・ゴーを持ったクリーチャーが破壊されると、通常のドロン・ゴーとクライマックス・ドロン・ゴーの両方の能力が発動するんだ！」

トモ
「あ！なるほど！じゃあ、2体同時にドロン・ゴーできるんですね！」

トモ
「相手のクリーチャーを破壊したら、2体出てくるとかとんだビックリですね！」

ユウ
「2体どころじゃないぜ！」

ユウ
「『オメガ∞マックス』の《神撃の カツドン DASH》はもちろん……」

ユウ
「超全集E3の付録、《最終章 カツエンド》にもクライマックス・ドロン・ゴーがついてるんだぜ！」

トモ
「ってことは、最大4体ですね！これにはトモちゃんのオメガもクライマックスです！」

トモ
「そうやって減った手札を《新世界 シューマッハ》で補充するんですね！」

ユウ
「ちなみに、《秘拳カツドン破》を使って、7コストのエグザイル・クリーチャーを出せば、いきなり大量のカツシリーズを展開できるぜ！」

ユウ
「《絶頂神話 カツムゲン》だけじゃなく、《最終章 カツエンド》まで使えば、クライマックス・ドロン・ゴーデッキもどんどん夢が広がるね！」

ユウ
「いいね！いくぜ！」

トモ
「……だから、やりませんってば！」

ユウ
「えー」

トモ
「……しょうが無いですね、一回だけですよ！」

トモ
「エンド！」

ユウ
「闇文明の貴公子！」

トモ
「シュウさん！」

リリィ
「そして、ゼロ文明の姫、リリィなのじゃ！」

ユウ
「あ、アツトも来たんだ？」

ハル
「ホントですか、シュウさん」

ハル
「カツ！」

ハル
「ほんとだほんとだ。シュウさん、面白いですね。きゃっきゃ」

ユウ
「いいぜ、いくぞ！」

ユウ
「カツ！」

リリィ
「エンド！」

トモ
「ほんとになんなんでしょうねぇ……」

リリィ
「なのじゃ。ゼニスの持つエターナルΩレベルの強力なドロン・ゴーなのじゃ！」

ユウ
「え？どこどこ？」

ユウ
「だから、このクリーチャーがバトルゾーンを離れた時、名前に《乱舞》とあるエグザイル・クリーチャーを1体、自分の手札からバトルゾーンに出してもよいでしょ……え？離れた時！？」

トモ
「だから、これまでドロン・ゴー対策として優秀だった手札に戻す効果やマナゾーンに送り込む効果では対策できないんです！惚れちゃいます！」

ハル
「《凶槍乱舞 デスメタル・パンク》の場合は、パワーを無限にマイナスしますからね。リンクしたゴッドだってこの一撃で全壊しちゃうんですよね」

リリィ
「このデッキは、ドロン・ゴーさせるためのカードが多く入っているデッキなのじゃ。で、序盤に《豚乱舞 ブータン・ジャクソン》を引かないと、それらのカードが役に立たなくなっちゃうのじゃ」

ユウ
「なるほど！『オメガ∞マックス』で登場した他のドロン・ゴーも強力だね」

ユウ
「のぞむところだ！」

リリィ
「ずるいのじゃ、兄様！わらわもエーツーとやりたかったのじゃ！」

リリィ
「そんな理由で、わらわの兄様をおもちゃにしないでほしいのじゃ！」

ハル
「カツ！」

ハル
「きゃっきゃ」

八重子
「八重子もいるんですのよー」

ユウ
「なんか、今日は全員集合って感じだね」

ユウ・アツト
「肝心なカード！？」

ユウ
「おお、それは今回登場した新しいドロン・ゴーの最後のひとつ、三人組ドロン・ゴーじゃないか！」

八重子
「そこは大丈夫ですのよ！」

八重子
「《友情集結 R・M・G》は、これまでの2体からドロン・ゴーできるエグザイルを超えて、なんと、3体のクリーチャーをドロン・ゴー元に持ってるんですのよ！」

八重子
「なんと、『友情』を持つエグザイルを好きな数バトルゾーンに出せちゃうんですの！」

ユウ
「クライマックス・ドロン・ゴーと同じだね！」

ユウ
「ここまで信用出来ないセリフもない……」

八重子
「八重子が、ユウヤ様にシールド・トリガーを使えるコンボを考えてもらったときのやつなんですのよ！」

ユウ
「なるほど、『オメガ∞マックス』で登場した新たなるドロン・ゴーにはまだまだ色々な可能性が秘められているね！」

トモ
「わたしだけはシュウさんの味方ですよ！」