トモ
「トモちゃんチェックです!」
ケンジ
「あ、トモちゃんお姉さんこんにちは!」
リリィ
「むむ、またケンジちぃ兄さまなのじゃ……むぅ、またエーツーはいないのか、なのじゃ」
ケンジ
「あ、リリィも来たんだ……ってことは、あれですね!」
ケンジ
「いよいよ発売間近の『ホワイト・ゼニス・
パック』の話ですね!」
トモ
「そのとおりです!」
リリィ
「おお、ちぃ兄さまが積極的なのじゃ」
ケンジ
「そりゃ、僕だって少しでも目立つためにがんばってるんだからね!」
リリィ
「目立つといえば……」
リリィ
「やはり、『ホワイト・ゼニス・パック』の
この枠はものすごく目立つのじゃな!」
トモ
「そうですね!やはりカードは目立ってなんぼ!目立ってる姿に惚れちゃいます!」
ケンジ
「僕もこれくらい目立てるようになりたいな……」
トモ
「というわけで、デッキを作りましょう!
はやくはやく!」
ケンジ
「あ、展開が早い……」
トモ
「もともと、段取りがいいキャラでお馴染みの
トモちゃんですからね!」
リリィ
「トモが一刻も早くデッキを作りたいというから、今日も早速来たというわけなのじゃ」
ケンジ
「なるほど……」
トモ
「さぁ、何でデッキをつくりますか!」
トモ
「《真実の名 修羅丸》のデッキは
前回もう作っちゃいましたから……」
トモ
「他のゼニス踏み倒し手段を使った
デッキをつくりますか?」
トモ
「それとも、他のゼロ文明クリーチャーを
使ったデッキにしますか!?」
ケンジ
「あ、僕デーモン・コマ……」
リリィ
「ゼロ文明のアンノウンが
こんなに増えるとは予想外だったのじゃ!」
トモ
「使いやすいクリーチャーも
多いですからね!」
トモ
「あと、新たなゼロ文明用マナ加速、
《フェアリー・クリスタル》を使った
デッキでもいいですし!」
トモ
「マナゾーンに、自分の文明と
ゼロ文明しかないときにパワーアップする
クリーチャーたちも見た目以上に
強力ですよ!」
リリィ
「他のゼロ文明を利用できる
ゼロ文明のアンノウンを使うデッキも
よいものじゃな!」
トモ
「ゼロ文明を利用するなら、マナゾーンの
ゼロ文明を利用するカードもいいですね!」
リリィ
「謎の新種族、オラクルとアウトレイジも
捨てがたいのじゃ!」
トモ
「さぁ、どれでデッキを作ります!?
さぁ!さぁ!」
リリィ
「さぁ、ちぃ兄さま決めるのじゃ!」
ケンジ
「そんなに急に言われても
こまっちゃいますよ!」
八重子
「ですのー!」
ケンジ
「あ、八重子お姉さん、助けて!」
八重子
「あら、どうしたんですの、ケンジ様?」
ケンジ
「実は、かくかくしかじか、こういうわけで」
八重子
「八重子には『かくかく』とか『しかじか』とか
ちょっとよく意味がわからないんですの……
でも、八重子も今日は目的があってきたんですのよ!」
八重子
「それがこれ、
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》
ですの!」
リリィ
「あーー!
それはわらわが言いたかったのじゃー!」
八重子
「早い者勝ちですのよ、ゼニスも、エーツー様も!」
リリィ
「むぅ……わらわは『ゼロ文明の姫』じゃから、
ゼニスの話はわらわがしたかったのじゃ……」
八重子
「あら、リリィ様が『ゼロ文明の姫』なら、
八重子は『ブロッカーのレディ』ですのよ!」
トモ
「『ブロッカーのレディ』って
ちょっとダサいですね!」
八重子
「ト、トモ様!そんなことないんですのよ!」
リリィ
「……八重子は『開発部の破壊神』の癖に……」
八重子
「な、なんですって、ですの!」
ケンジ
「自分の妹と、先輩のお姉さんが同じレベルでケンカしてるのを見るのは
複雑な心境だなぁ……とにかく、じゃあ、今回は
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》を使ってデッキを組みましょうよ。
……あ、こいつガーディアンのゼニスなんですね」
八重子
「ですのですの!そうですの!
八重子の大好きなガーディアンですのよ!」
ケンジ
「あれ?八重子お姉さんって、
エンジェル・コマンドが好きなんじゃなかったでしたっけ?」
八重子
「もちろん、エンジェル・コマンドは大好きですの。でも、エンジェル・コマンドが
好きなのは、ブロッカーだからですのよ、ケンジ様?『エピソード2』で登場した
闇のエンジェル・コマンドや光のデーモン・コマンドはブロッカーが少なくて、
ちょっと物足らなかったんですの」
ケンジ
「あー。僕は大型のクリーチャーが好きだから、
闇のエンジェル・コマンドも光のデーモン・コマンドも好きでしたけどね……」
八重子
「あくまでもブロッカー好きには、ですの。だから、今回、ブロッカー中の
ブロッカーであるガーディアンについにゼニスが登場して
八重子のテンションがマックス、略して八重子マックスですのよ!」
ケンジ
「なるほど……で、《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》は
どういう能力を持ったクリーチャーなんですか?」
リリィ
「ちぃ兄さま、それはわらわが説明するのじゃ!
簡単に言うと、「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》は、
自分のクリーチャーすべての代わりにバトルしてくれるのじゃ」
ケンジ
「自分のクリーチャーの代わりに
バトル!?」
八重子
「ですのよ。ブロッカーが多いけど、サイズが小さい、
っていうガーディアンデッキの弱点を見事に補ってくれる
スーパーなゼニスですの!17000のサイズでバトルすれば、
なまじのクリーチャーじゃ太刀打ちできないんですの!」
リリィ
「しかも、召喚したときの能力で、相手に強制アタックさせることができるのじゃ。
相手がクリーチャーを並べていても、こちらにもブロッカーが並んでいれば、
相手はどんどんブロックされて《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》と
バトルすることになるのじゃ!」
ケンジ
「それじゃ、相手はほとんど全滅だね!
「破滅」の名前にふさわしいゼニスだね!」
トモ
「しかも、相手に選ばれませんから、
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》を
どかしてなんとかアタック、
ってこともできないんですよ!」
ケンジ
「すごいゼニスですね……でも、コストもすごいな……
ゼニス界でも最高レベルの12マナか……
これを召喚するのが難しいですよね」
リリィ
「そこがこいつを使ってデッキを作るときのポイントなのじゃ」
トモ
「というわけで、デッキを作りましょう!
さぁ!さぁ!」
ケンジ
「といっても、どうすれば……」
ユウヤ
「わぁい、コンボー!」
リリィ
「おぉ、ユウヤ久しぶりなのじゃ。どうしたのじゃ?」
ユウヤ
「ガーディアンデッキでこそ使える、
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》を
踏み倒すためのコンボを考えてきたよ!」
ユウヤ
「ガーディアンの進化である
《守護聖天タース・ケルケルヨ》を
召喚して……」
ユウヤ
「《守護聖天タース・ケルケルヨ》の下に
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》を置けば、
メテオバーンで《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》を
出せるよ!」
リリィ
「おお!すごいコンボなのじゃ!さすがはユウヤなのじゃ!
わらわはユウヤが大好きなのじゃ!」
ケンジ
「……ユウヤにしては地味なコンボだなぁ……
あと、僕はやっぱり、デーモン・コマンドとかも使いたいなぁ……」
八重子
「あら、ケンジ様。そういったら、
八重子だってエンジェル・コマンドが使いたいんですのよ」
リリィ
「二人ともわがままばかりなのじゃ……
しかし、ユウヤ、そのコンボにはひとつだけ欠点があるのじゃ。その方法でだしても、
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》の召喚した時の能力は発動しないのじゃ。
それじゃ、相手が攻撃してきれくれないから、「破滅」にならないのじゃ」
ユウヤ
「大丈夫!考えてあるよ!」
ユウヤ
「《悪魔聖霊バルホルス》を
出せばいいんだよー!」
リリィ
「おお!なるほど、さすがユウヤなのじゃ!
好き好き大好き、超愛してるのじゃ!」
ケンジ
「これなら、デーモン・コマンドもいますね!」
八重子
「エンジェル・コマンドもいるんですの!」
トモ
「というわけで、みんな満足したところで作り上げたのがこのデッキです!」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
2 | 8 | 光/闇 | 悪魔聖霊バルホルス | DMC68 | |
3 | 3 | – | 光 | 束縛の守護者ユッパール | DMD06 |
1 | 5 | 光 | 雷鳴の守護者ミスト・リエス | DMD06 | |
4 | 2 | 自然 | フェアリー・ライフ | DMD07 | |
3 | 6 | 光 | 守護聖天タース・ケルケルヨ | DMR05 | |
2 | 4 | 光 | 空域の守護者ブインビー | DMR05 | |
2 | 5 | 光 | 迎撃の守護者エビンビー | DMR06 | |
3 | 2 | 光 | 蔵禄の守護者カメンビー | DMR06 | |
4 | 4 | 自然 | ライフプラン・チャージャー | DMR06 | |
2 | 3 | 自然 | ディメンジョン・ゲート | DMX02 | |
1 | 3 | 光 | 光牙忍ハヤブサマル | DMX08 | |
4 | 2 | 自然 | 時空の庭園 | DMX09 | |
3 | 6 | 闇 | 地獄門デス・ゲート | DMX10 | |
3 | 3 | 光 | 神託の守護者ミント・シュバール | DMX11 | |
3 | 12 | ゼロ | 「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー | DMX13 |
トモ
「このデッキは、重いカードが多いので、まずはマナをどんどん増やしちゃいます!」
ケンジ
「手札がどんどん無くなっていくから、《神託の守護者ミント・シュバール》で
呪文を回収したり、《雷鳴の守護者ミスト・リエス》を使って
手札を増やしておきたいですね」
八重子
「あとは、軽いブロッカーをどんどん並べて、相手の攻撃を鈍らせるんですのね!」
リリィ
「そして、準備が整ったら、
《守護聖天タース・ケルケルヨ》と
《時空の庭園》のコンボで
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》が
降臨じゃな!」
トモ
「そして、《悪魔聖霊バルホルス》を出せば、
相手は攻撃しなければいけないから、
破滅にまっしぐらですね!惚れちゃいます!」
ユウヤ
「《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》はバトルそのものを
置き換えちゃってるから、《悪魔聖霊バルホルス》のバトルの後にアンタップする
能力は使えないのは覚えておいてねー!あと、
《「破滅」の頂 ユートピア・エヴァー》のバトル置き換えは強制だから、
小さいクリーチャーがアタックしてきても、
《悪魔聖霊バルホルス》はアンタップできないよー」
八重子
「ついにガーディアンのゼニスまで
登場したんですの!」
リリィ
「ますます、色々なゼニスデッキが
作れるようになったのじゃ!」
トモ
「皆さんも、
『ホワイト・ゼニス・パック』で
新たなゼロ文明デッキを作ってみましょう!」
ケンジ
「あ、締めのセリフいえなかった……」
トモ
「このデッキを使った対戦の様子は、デュエル・マスターズ DASH TVで
みれちゃいますから、絶対チェックしてください!」
動画の公開は終了いたしました。
ケンジ
「DASH TVもいよいよ盛り上がってきたけど、ゼニス仮面の正体ってだれなんですかね?」
トモ
「さぁ、それはわかりませんね!」
ユウヤ
「わぁい!」
ケンジ
「……ユウヤは意外と目立っててうらやましいよな」