アン
「ふはははははははは!」
八重子
「あら、どうしたんですの、アン様。
初っぱなから飛ばしてると、体力が持ちませんことよ」
アン
「ふっふっふっ!ふははははは、最近、デュエルヒーローのふたりや、
エーツーくん、シュウくんにおされ気味でおとなしかったっすからね!
今回のこのセットは、もう、アンちゃん主導で、アンちゃんのペースで、
アンちゃんの仕切りで紹介していくっすよ!」
八重子
「今回のセット?ですの?」
アン
「そすそす、これっす」
アン
「ついに一般発売間近の
『デッキビルダーDX』っす!!」
八重子
「そ、そうでしたの!八重子もしってたんですのよ、『デッキビルダーDX』!」
アン
「ほうほう、それじゃあ、八重子ちゃんの知っている情報を、
ちょっくらこのアンちゃんに教えてもらえたりはしないっすかねー」
八重子
「あ、えーと、ですのよ、えーと、『デッキビルダーDX』を使えば、
誰でも簡単にデッキを作れるすごいセット、ですの!」
アン
「ほうほう、それで、それはどうやったらすごいデッキができるんすか?」
八重子
「そ、それは……今回はアン様ペースの、アン様仕切りですの!
だから、アン様に説明させてあげるんですのよ」
アン
「ほほう、そうきたっすか。
まぁ、そもそもアンちゃんがものすごく説明したかったってところもあるっすから、
そっから解説するっすよ。
『デッキビルダーDX』は誰でも簡単にデッキを作れるようになるセットっす。
といっても、カードを機械にいれて、スイッチポンで完成、
っていうのともちょっと違うっすよ」
八重子
「え?違うんですの?」
アン
「八重子ちゃんはそう思ってると思ったっす。
『デッキビルダーDX』で簡単にデッキが作れるようになるその秘密、
それは……」
トモ
「デュエマの5大基本戦略です!
今週のトモちゃんチェックです!」
アン
「あ、あぁぁ、アンちゃんがいいたかったっすのに……」
アン
「しくしくしくしく、っす」
八重子
「せ、戦略の中身はアン様に聞きたい、ですのー」
トモ
「八重子さん、空気読んでますね!」
八重子
「どなたのせいだと思ってるんですの?」
トモ
「アンちゃんさんが立ち直らないみたいだから、私が説明しちゃいますよ!
デュエマの基本5大戦略、それは、デッキの基礎となる戦略です!」
八重子
「デッキの基礎、ですの?」
トモ
「たとえば、八重子さんの好きな《ヘブンズ・ゲート》を使った
デッキを作る時に、どんな事を気をつけてますか!?」
八重子
「そうですのねー……」
八重子
「当然、《ヘブンズ・ゲート》デッキだから、ブロッカーはいれますの」
八重子
「あとは、《ヘブンズ・ゲート》や大型のブロッカーが手札に来ないと
デッキが動かないから、カードを引けるカードをいれたり、
使い回すためのカードをいれますの」
八重子
「最後に、決め技まで生き残るためのシールド・トリガーをいれたり、
1ターンでも早く《ヘブンズ・ゲート》を使うために、
コストを軽くするカードをいれたりしてデッキが大体完成ですのよ」
アン
「ほほう、八重子ちゃんも結構しっかりデッキを作ってるんすねー」
八重子
「どういう意味ですの!?」
八重子
「あとは使ってみて、細かいカードを入れ替えてみたりはするんですの。
でも基本的にはこうやってデッキを作ってるんですのよ」
トモ
「基本的には!?」
八重子
「ですの。
基本的には、ですの……基本?」
トモ
「そうです!その八重子さんがデッキのベースを作るために用意したカード、
それが基本戦略なんです!
そして、ここが今週一番のチェックポイント!デッキビルダーDXには……」
アン
「その基本戦略のためのカードが
ほとんど揃ってるんす!」
アン
「ふへへへ、言ってやったっす、言ってやったっす」
トモ
「それは私のセリフです!」
アン
「ふははははは、アンちゃん完全復活っす。復活の早さがアンちゃんの魅力っす」
八重子
「基本戦略のためのカードがほとんど揃ってる、ってどういう意味ですの?」
アン
「そのままの意味っす。
たとえば、今、八重子ちゃんが例に挙げた《ヘブンズ・ゲート》も
《神銃の精霊ナカツマキ》も《エナジー・ライト》も
《魔光王機デ・バウラ伯》も、そしてそして、
《氷牙フランツI世》や《アクア・サーファー》までもが入っている、
それが『デッキビルダーDX』っす!」
トモ
「もちろん、『ハンター・エディション』と
『エイリアン・エディション』があるので、
片方で全部揃うとは限らないですけどね!」
八重子
「なんとなくわかったんですの。つまり、
八重子がデッキを作る時に使いたいカードが揃っちゃうセットってことですのね」
アン
「そすそす。そういうことっす」
八重子
「でも、八重子、ちょっとわからない事があるんですの」
アン
「なんすか?」
八重子
「『パーフェクト・エンジェル』とか、この間発売された
スタートダッシュデッキみたいな、構築済みデッキとなにか違うんですの?
八重子、《ヘブンズ・ゲート》デッキを作るなら、
『パーフェクト・エンジェル』がまた発売してくれた方がうれしいんですのよ?」
トモ
「違うんです!」
アン
「そす。まぁ、たしかに《ヘブンズ・ゲート》だけでデッキを作るなら、
最初からデッキができてる構築済みデッキの方が
そのまま遊べていいかもしれんすけど、
『デッキビルダーDX』には無限の可能性があるんすよ」
八重子
「無限の可能性?」
アン
「そすそす。八重子ちゃん、こないだ、《ヘブンズ・ゲート》以外の
デッキも作れるようになっていきたいっていってたじゃないすか」
八重子
「ですのね」
八重子
「このときのユウ様のデッキは
八重子も協力したんですのよ!」
八重子
「《レッツ・デュエル兄弟》と《爆竜パーフェクトストーム・XX》、
そして超次元呪文のコンボは八重子が見つけたんですのよ!」
アン
「ふむふむ。で、それはどうやってデッキになったんすか?」
八重子
「え?それは、ユウ様とトモ様が……」
トモ
「そう!そこで私たちが八重子さんの考えたコンボを
基本戦略でサポートしたんです!」
トモ
「《エマージェンシー・タイフーン》で手札をサポートしたり、
《王機聖者ミル・アーマ》で呪文のコストを下げたり」
トモ
「防御を固めるために《アクア・サーファー》や
《ピース・ルピア》をいれたりしてデッキにしたんです!」
八重子
「あれ、ですの?さっきの八重子が《ヘブンズ・ゲート》デッキを
作ろうとした時とよく似てるんですの……」
アン
「そういうことっす。
デュエマのデッキを作るためには、
ある程度似た考え方があるんす。
それが『デッキビルダーDX』に
入ってる基本戦略なんす」
八重子
「それがあれば、
八重子でもデッキが作れるんですの?」
トモ
「作れちゃいます!」
アン
「そすそす。アンちゃんは面白ければなんでもいいっすから、
面白いコンボが大好きっす。
でも、せっかく面白いコンボが思いついても、
デッキに出来なかったら、残念っす。
なにより、デッキを作る楽しさを多くの人に知ってほしいというのが
アンちゃんの本心っす!」
八重子
「八重子も作れるようになりたいですの!」
トモ
「じゃあ、基本5戦略を解説しちゃいますね!」
トモ
「まずは、手札補充戦略です!」
アン
「デュエマは手札を使って色々するゲームっすからね。
手札を補充するのは大事っすよ」
トモ
「そもそも、普通は1ターンに1枚しかカードを引けないですから、
毎ターン、マナチャージと召喚みたいに、2枚ずつカードを使っていたら、
すぐにカードがなくなっちゃいますからね!」
八重子
「水文明の手札を引くカードで手札を増やすのはわかるんですの。
でも、《ディメンジョン・ゲート》は、手札の枚数増えてないんですのよ?」
アン
「そすねー。カードをドローするのは、手札の枚数を減らさないっていうのも
大きな理由っすけど、切り札を手に入れやすくするっていうのもあるんすよ」
八重子
「切り札を手に入れやすくする、ですの?」
トモ
「そうです!切り札を手に入れて、勝負を決めちゃえば、
手札はゼロでも関係ないんです!」
八重子
「でも、切り札を手札にいれても、マナがないと使えないんですのよ?」
アン
「それがふたつ目の戦略っす!」
アン
「マナ加速&コスト軽減戦略っす」
トモ
「どんだけ手札があってもマナが無ければ使えません!
手札補充と合わせて重要な戦略です!」
八重子
「マナ加速&コスト軽減を使わない場合とかあるんですの?」
アン
「そすねー、たとえばスタートダッシュデッキみたいに、
序盤からコストの軽いクリーチャーでバンバン攻めるデッキとかだと、
必要無いこともあるっすけどねー」
トモ
「でも、最近は超次元呪文をいれたりするから、
速攻デッキでもある程度はマナ加速やコスト軽減が必要ですね!」
八重子
「なるほどですのー。ちなみに、マナ加速とコスト軽減ってどう違うんですの?」
アン
「そんなに違いはないっすけどねー。
強いて言えば、1ターンに何回も呪文を使ったり召喚する場合は、
コスト軽減の方が便利っすね。
逆に、一気にコストの大きいカードで決着をつける場合は、
マナ加速を連打する事の方が多いっす。
まぁ、でも、あんま難しく考えないで、
使いたい文明とあってるカードを使えばいいんじゃないすかね」
トモ
「手札補充やマナ加速は、自分の狙っている戦略を
うまく完成させるための戦略ですから、基本中の基本です!」
トモ
「逆に、相手の戦略を邪魔するのが、
クリーチャー破壊&手札破壊戦略です!」
八重子
「あー、わかるんですの!
確かに、せっかく出したクリーチャーを破壊されたり、
手札にきた切り札を捨てさせられると、
なかなかデッキがうまく動かなくて困るんですのよ!」
アン
「相手のやりたい事を邪魔すれば、それだけ、
自分のための時間が増えるっすからねー。
自分のスピードを速くするだけじゃなくて、相手を遅くさせるのも重要な戦略っすねー」
トモ
「とはいえ、デッキにいれすぎると、
今度は自分の戦略のために使うカードが足らなくなっちゃいます!
だから、妨害を目的としたデッキ以外では、
他の戦略を充実させた残りのスペースにいれるのがちょうどいいですよ!」
アン
「そこでS・トリガー戦略っすよ」
八重子
「八重子の大好きな戦略ですのね!」
アン
「S・トリガーでクリーチャー破壊を補えば、
その3の戦略もフォローできてばっちりっすね」
八重子
「光文明以外の文明には、クリーチャーを破壊できるS・トリガーがありますものね」
トモ
「速攻デッキと戦う時や、相手に先手を取られて追い詰められた時に、
必要になるのがS・トリガーです!
デッキにはできれば8枚くらい入れたいですね!」
トモ
「最後の戦略は、ブロッカー戦略です!」
八重子
「これも八重子の大好きな戦略ですの!」
トモ
「速攻デッキ相手だと、戦略の準備をしているうちに負けちゃう事もあります!
だから、相手の攻撃を鈍らせるためにはブロッカー戦略が必要になるんです!」
アン
「ちなみに、相手のクリーチャーをタップしてしまったり、
シールドを増やすのもブロッカー戦略っすね」
八重子
「これで戦略は全部ですのね。
じゃあ、いよいよデッキを
作ってみるんですの!」
エーツー
「DX(デーラックス)!」
アン
「お、エーツーくんじゃないすか」
エーツー
「やっとでてこれた……」
ユウ
「オレもいるぜ!
勇気と友情の炎の勇者!
デュエルヒーロー、ユウ!」
アン
「おお、ユウ兄さんも一緒っすか、仲いいっすね」
エーツー
「アンちゃん、デッキビルダーDXは確かに基本戦略が手に入るのが魅力だけど、
他にも魅力があるのを忘れてないかい?」
アン
「なんすか?」
ユウ
「それは、切り札のサポートだ!」
八重子
「切り札のサポート、ですの?」
ユウ
「そう!『デッキビルダーDX』は基本戦略さえあれば、
どんな切り札でもデッキにできるすごいセット!
だけど、『デッキビルダーDX』のもうひとつのすごい所は、
その切り札のサポートもしてくれる、ってことだ!」
八重子
「だから切り札のサポートってどういう意味ですの?」
エーツー
「切り札として使いたいカードがあった場合、
基本戦略だけじゃなくて、切り札になるカードを強化するのも大事だよね?
それをやってくれるのが、デッキビルダー……」
ユウ エーツー
「DX(デーラックス)!」
八重子
「ど、どうやってそんなことができるんですの?」
ユウ
「それを知ってもらうには、次世代WHFのDASH TVステージで、
オレが使ってたデッキを見てもらうのが一番早いね」
エーツー
「というわけで、使っていたのがこのデッキだ」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
2 | 6マナ | 火 | 熱血ボス!バルス・カイザー |
|
|
4 | 5マナ | 火 | ニドギリ・ドラゴン | ||
4 | 7マナ | 火 | 激流アパッチ・リザード | ||
4 | 5マナ | 自然 | 緑神龍カミナリズム | ||
4 | 5マナ | 自然 | 駿足の政 | ||
1 | 6マナ | – | 火/自然 | 機神勇者スーパー・ダッシュ・バスター |
|
2 | 4マナ | – | 火 | スーパー・サイチェン・ピッピー | |
4 | 3マナ | – | 火 | スーパー・ゴーオン・ピッピー | |
4 | 5マナ | 火 | 超次元シューティング・ホール | ||
4 | 2マナ | 自然 | フェアリー・ライフ | ||
2 | 2マナ | 自然 | 鼓動する石版 | ||
2 | 6マナ | 自然 | ナチュラル・トラップ | ||
3 | 6マナ | – | 火 | ガイアール・ゼロ | PROMO |
超次元ゾーン | |||||
1 | 8マナ | 火 | ガイアール・カイザー |
|
|
2 | 5マナ | 火 | ブーストグレンオー | ||
1 | 3マナ | 火 | ドラゴニック・ピッピー | ||
2 | 7マナ | – | 火 | 時空の侍ボルメテウス・若武者・ドラゴン |
|
2 | 2マナ | 火 | 時空の喧嘩屋キル |
エーツー
「このデッキの切り札になっているのが、
この《熱血ボス!バルス・カイザー》だ!」
八重子
「あ、これ、見た事あるんですの!《竜星バルガライザー》にそっくりですの!」
ユウ
「良く気が付いたね、八重子ちゃん。
そう、こいつはドラゴンのコストを踏み倒せる
《竜星バルガライザー》のハンター版なんだ」
エーツー
「《竜星バルガライザー》を使ったデッキは、この回のデッキ開発部を見てくれ!
《熱血ボス!バルス・カイザー》は、出せるハンターこそアタックした
ハンターよりコストが小さいハンターに限定されちゃうけど、
その分バトルゾーンにいる自分のハンター全部に
同じ能力を与えることができるんだ!」
アン
「なるほど、そういう話すか」
エーツー
「お、気が付いたかい、アンちゃん」
ユウ
「そう!切り札をサポートする方法、
それは……」
ユウ エーツー
「種族!」
八重子
「種族、ですの?」
ユウ
「そう!デュエル・マスターズには、様々な種族がある!
そして、その種族をうまくいかせれば、切り札のパワーは何倍にもなるんだ!」
エーツー
「そして、『デッキビルダーDX』の『ハンター・エディション』には、
ハンターをサポートするカードも入っているんだ!」
エーツー
「とくに、《スーパー・ゴーオン・ピッピー》はハンターとドラゴン、
両方の種族を持っていれば、スピード・アタッカーを与えてくれるんだ!」
ユウ
「だから、《熱血ボス!バルス・カイザー》も、
召喚したターンにすぐにアタックして能力を使う事ができるんだ!」
八重子
「だから、他のハンターも、ドラゴンとハンターの
両方を持ってるのが多いんですのね?」
トモ
「《熱血ボス!バルス・カイザー》の能力でバトルゾーンにでて、
すぐアタック出来ますしね!」
アン
「特に、《ニドギリ・ドラゴン》は、
2回アタックして、
《熱血ボス!バルス・カイザー》の
能力も2回発動させられるっすね」
エーツー
「このデッキで使われてる基本戦略は、
何はなくとも《熱血ボス!バルス・カイザー》を
すばやくバトルゾーンに出すためのマナ加速戦略だ!」
ユウ
「あと、S・トリガーの追加になりつつ、手札補充にもなってくれる
《駿足の政》も基本戦略を補強するために追加してあるぞ!」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
4 | 6マナ | 水 | アクア・サーファー |
|
|
4 | 6マナ | 闇 | デーモン・ハンド | ||
2 | 5マナ | 水 | オンセン・無敵タイム |
|
|
2 | 7マナ | 水 | ルナ・ヘドウィック | ||
3 | 6マナ | 水 | 超次元ガロウズ・ホール | ||
4 | 5マナ | 水 | 電流戦攻セブ・アルゴル | ||
4 | 6マナ | 闇 | 悪魔神ザビ・イプシロン | ||
4 | 5マナ | 水 | 超次元エナジー・ホール |
|
|
1 | 3マナ | 水 | クゥリャン | ||
4 | 3マナ | 水 | エナジー・ライト | ||
4 | 3マナ | 水 | 氷牙フランツI世 | ||
4 | 4マナ | 闇 | 解体人形ジェニー | ||
超次元ゾーン | |||||
2 | 6マナ | 水 | ガロウズ・セブ・カイザー |
|
|
1 | 4マナ | 闇 | 竜骨なる者ザビ・リゲル | ||
1 | 5マナ | 火 | ハイドラ・ギルザウルス | ||
1 | 5マナ | 水 | 時空の剣士アクア・カトラス |
|
|
1 | 5マナ | 闇 | 時空の銃姫エイプリル | ||
2 | 2マナ | 光 | 時空の英雄アンタッチャブル |
エーツー
「ちなみに、次世代WHFでアツトさんが使っていたのはこのデッキだ。
このデッキがどんな基本戦略を使って作っているかは、
復習のために、キミが考えてみよう!」
ユウ
「5つの基本戦略が
キミの切り札を強力にサポートする!」
エーツー
「フタを開ければ、デッキ構築に
必要なものが全て揃っている宝箱!」
ユウ エーツー
「キミも、『デッキビルダーDX』で
キミだけのデッキを作りあげろ!」
アン
「まったく、結局最後の締めは二人に持って行かれたっす……」
トモ
「とんだしょんぼりですね!」
シュウ
「それで終わりか!
デッキ開発部リーダー、エーツー!」
アツト
「そして、デュエル・ヒーロー、ユウ!」
アン
「あ、もういないっすよ」
シュウ アツト
「えーーー」
八重子
「どうしたんですの?」
アツト
「次世代WHFで使ったデッキだけでは、
『デッキビルダーDX』の魅力の全ては伝えきれないんだぜ!」
シュウ
「だから、こうして我々二人が、
さらなる魅力を届けるためにやってきたというわけなのです」
トモ
「それはうれしいです!
でも、今週はもうずいぶん長くなってるので、手短にいいですか!?」
アツト
「そんな扱いされるのが、このオレ、
アッと驚くロマンチスト、アツトかい?」
アン
「お、アツト兄さん、それはアレッすね、あつかいと、アツトかいでダジャレっすね」
アツト
「ふふふ、よくわかったね」
アン
「ふはははははは」
八重子
「早くしないと時間が無くなるですのよ?別の魅力ってなんですの?」
アツト
「うん、それはね、
『デッキビルダーDX』は、
新しくデッキを作るためだけしか
使えないわけじゃないってことなんだ」
八重子
「え?どういうことですの?」
シュウ
「たとえば、八重子殿は、今までずっと、《ヘブンズ・ゲート》を使った
『パーフェクト・エンジェル』タイプのデッキを使い続けてきてますよね」
八重子
「ですのよ。八重子が初めて使ったデッキですの。
だから、八重子は他のデッキを作っても、このデッキも使い続けてるんですのよ」
アツト
「そんなときにも『デッキビルダーDX』は
力を発揮するんだ!」
八重子
「どういう意味ですの?」
トモ
「私もちょっとわからないです!」
アン
「お、なるほど、っす」
シュウ
「さすがアン殿、もうわかりましたか」
アツト
「もう、ちょっとしたエスパーだね」
アン
「そすよ、エスパーっすよ。
つまり、使い続けているデッキに新しいカードを入れる時にも、
『デッキビルダーDX』は活躍してくれるってことっすね」
八重子
「八重子、ちんぷんかんぷんですのよ?」
シュウ
「そうですなぁ……たとえば、
八重子殿は、『エピソード1 ファーストコンタクト』みたいに
新しいセットが出たら、どういうカードを探しますかな?」
八重子
「もちろん、八重子のデッキに
入りそうなカードですの!」
シュウ
「ですぞですぞ。わたくしもそうですぞ。
で、そんなときに新しいカードと今までのデッキの間を取り持ってくれるのも、
『デッキビルダーDX』なんですぞ」
アツト
「たとえば、オレが使い続けている
この『スタートダッシュデッキ水&闇編』だけど、
『ファーストコンタクト』ですごい相性のいいコンボを発見したんだ!」
アツト
「それが、これだ!」
アン
「なるほど、っす。
自分から墓地に行ける《特攻人形ジェニー》と、墓地のクリーチャーを
呼び戻せる《魔水晶スタートダッシュ・リバイバー》の組み合わせっすね」
アツト
「せっかくだから、《特攻人形ジェニー》を入れて、
相手の手札を破壊して動けなくする『アイスエイジ2』を作ろうとしたんだけど……」
トモ
「手札破壊がそのままじゃ足らなかったんですね!」
アツト
「その通り!
というわけで、『デッキビルダーDX』エイリアン・エディションから
基本戦略の手札破壊カードを追加して、
手札破壊中心のスタートダッシュデッキに作り替えたってわけ」
シュウ
「パワーアップした《魔水晶スーパー・ディス・リバイバー》もいれられますからな」
アツト
「さらに!『デッキビルダーDX』が切り札サポートしてくれるのは、
種族デッキだけじゃないんだ!
今はやりの超次元戦略、『覚醒編』のカードを持っていなくても、
基本的な超次元呪文とサイキック・クリーチャーが手に入ってしまうんだ!」
シュウ
「これで、『スタートダッシュデッキ』でもサイキック・クリーチャーが使えますな。
というわけで、作り上げたのがこのデッキですぞ」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
1 | 5マナ | – | 水/闇 | 魔水晶スタートダッシュ・リバイバー |
|
4 | 6マナ | 水 | アクア・サーファー | ||
4 | 6マナ | 闇 | デーモン・ハンド | ||
2 | 5マナ | 水 | オンセン・無敵タイム |
|
|
3 | 5マナ | 水 | 電流戦攻セブ・アルゴル | ||
3 | 6マナ | 水 | 超次元ガロウズ・ホール | ||
4 | 2マナ | 闇 | 特攻人形ジェニー | ||
1 | 7マナ | – | 水/闇 | 魔水晶スーパー・ディス・リバイバー |
|
4 | 3マナ | 水 | 氷牙フランツI世 | ||
4 | 5マナ | 水 | 超次元エナジー・ホール | ||
3 | 3マナ | 水 | クゥリャン | ||
2 | 3マナ | 闇 | ヤミノカムスター | ||
2 | 4マナ | 闇 | 解体人形ジェニー | ||
3 | 2マナ | 闇 | ゴースト・タッチ | ||
超次元ゾーン | |||||
1 | 6マナ | 水 | ガロウズ・セブ・カイザー |
|
|
1 | 5マナ | 水 | 時空の剣士アクア・カトラス |
|
|
1 | 5マナ | 闇 | 時空の銃姫エイプリル | ||
2 | 3マナ | 自然 | 時空の探検家ジョン | ||
2 | 2マナ | 光 | 時空の英雄アンタッチャブル |
トモ
「色んな使い方ができるのも『デッキビルダーDX』の魅力ですね!」
アン
「そすねー。実際に、普段アンちゃんたちが
開発部でデッキを作ってるのとほとんど同じ方法が試せるわけっすからねー」
シュウ
「新しいデッキを作りたい人も、今まで使ってるデッキを強化したい人も、
どちらも『DASH』では強力にしていきますぞ!」
アツト
「ちなみに、今回紹介したオレのデッキの動きと、ユウのデッキの動きは、
『DASH』の送るデュエマの情報番組、『デュエルマスターズDASH TV』で、
実際のカードを使って戦ってるところがみれるぞ!」
八重子
「『DASH』も色々やってるんですのね」
アツト
「最近ではアニメの公式サイトで、オレとユウ、ふたりのデュエルヒーローが、
アニメの中で登場した切り札のかっこいい使い方を解説しているから、
そっちも是非、確認してくれよ!」
アツト
「デュエマを盛り上げるための団体
『DASH』!」
シュウ
「デュエルツアーや、インターネット、
DASH TVなどで
デュエマを盛り上げる情報を
続々お届けしてますぞ!」
アツト
「みんなも『DASH』の名の下に、
デュエマをマックスまで楽しんじゃえ!」
アン
「っす!ふぅ、なんとか、締めのセリフに参加した気分だけでも味わったっす。
最後のセリフだけは譲らないっすよ」
トモ
「とんだしょんぼりですね!」