沖縄県は19日、県内で新たに54人が新型コロナに感染したと発表した。新規感染者が50人を超えたのは約3か月ぶりで、累計感染者数は3887人となった。また、新たに1人が新型コロナウイルスに感染して死亡したと発表した。新型コロナ関連の死者は計68人となった。
在沖米軍関係では2人が新たに感染した。累計は442人。
県は18日、那覇市内のカラオケができる接待を伴う飲食店で、客と従業員の計15人が感染するクラスター(感染者集団)を確認したと発表。窓やドアを閉めた換気の悪い状態で、客や従業員がマスクをせずにカラオケをしていたという。県内では28例目のクラスターとなった。
18日時点の直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数(県まとめ)は15・92人で、全国3番目。最多は北海道の28.44人、2番目は大阪府の18・63人、4番目は東京都の15・51人だった。
病床占有率(18日正午現在)は60・7%、感染経路不明の症例の割合(同)は53・2%だった。