ケンジ
「こんにちはー」
ユウヤ
「こんにちはー!」
アン
「お、ケンちゃんとユウちゃんじゃないすか、どうしたんすか?」
ケンジ
「ア、アンちゃんさん!」
ユウヤ
「『サイキック・スプラッシュ』の
お話をききにきたのー!」
アン
「そすね。
ついに 『サイキック・スプラッシュ』の
発売っすね」
ケンジ
「あれ?エーツーさんは?」
アン
「エーツーくんはちょっと用事があって出かけてるっすよ」
ユウヤ
「『覚醒編』の最後だけど、どういうセットなのー?」
アン
「おお、よくぞ聞いてくれたっすね、ユウちゃん。
これまでの『覚醒編』の集大成といっていいすごいセットっすよ」
アン
「なんせ『DM-37 覚醒編 拡張パック第2弾(ダーク・エンペラー)』で
一度は倒された《殲滅の覚醒者ディアボロス Z》が、光文明を騙した
闇文明の力によって《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》となって
復活してしまったっすからね」
ユウヤ
「大変!」
ケンジ
「覚醒しやすい上に、覚醒後は相手のクリーチャーを
各文明ごとに破壊するってすごい強力なサイキック・クリーチャーですね」
アン
「そすね。カードも強力っすけど、デュエマ・ワールドも大変な事になってるっすよ」
ユウヤ
「どうするの?倒せるの?」
アン
「どすかね?でも、希望はあるっすよ」
アン
「《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》に対抗するために、
これまでに登場した各文明の主人公クリーチャーたちが、
サイキック・クリーチャーとして覚醒したんすから」
ケンジ
「火文明からはあのクリーチャーが覚醒しましたね」
ユウヤ
「《爆竜 GENJI・XX》だね!」
アン
「その通りっす!しかも、《爆竜 GENJI・XX》は
《時空の剣士GENJI・XX》となって覚醒しただけじゃないすよ」
アン
「なんと、《ストームXX》と融合し、
《超覚醒ラスト・ストームXX》になったっす!
そして、《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》と直接対決っす!」
ユウヤ
「すごいね!」
ケンジ
「20コスト分のサイキック・クリーチャーから進化サイキックとして登場!
メテオバーンで覚醒して、アタック時に超次元ゾーンから好きなだけ
10コスト以下のサイキック・クリーチャーをバトルゾーンにだせるんですね!
これは《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》にも負けない
強力なクリーチャーですね!」
アン
「そすね。でも、まぁ《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》も
だてに最凶っていわれてないっすからね。そう簡単には倒せないんじゃないすかね」
ユウヤ
「えー、どうするの?」
アン
「そすねぇ!」
エーツー
「そんなときはこれだ!」
エーツー
「《キズナ・ブラスター》の
力を借りるんだ!」
ケンジ
「エーツーさん!」
ユウヤ
「《キズナ・ブラスター》?」
エーツー
「『サイキック・スプラッシュ』発売と同時に行われる
ビクトリー・デュエルキャンペーンで、デュエル・マスターズのパックや
デッキなどを1000円以上買えば、手にはいる《キズナ・ブラスター》!
このカードこそ、《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》に
対抗するための最後の手段になるんだ!」
ケンジ
「えっと……デッキの中から《XX》と名前にあるクリーチャーを
バトルゾーンにだすか、超次元ゾーンからコスト7以下の
《XX》と名前にあるクリーチャーをバトルゾーンに出すことができるんですか」
エーツー
「その通り!だから、《爆竜 GENJI・XX》で一気に攻めることもできるし、
相手が《最凶の覚醒者デビル・ディアボロス Z》を出していても
バトルゾーンを離れない《爆竜パーフェクトストーム・XX》で対抗することも可能!
そのときに一番必要な《XX》が君に力を貸してくれるんだ!」
アン
「もちろん《時空の剣士GENJI・XX》を
バトルゾーンに呼び出す事もできるっすね」
ケンジ
「なるほど、相手次第で一番頼りになる《XX》が助けにきてくれるんですね」
アン
「そすね。《XX》はすごく頼りになるし、
いざっていうときに助けてくれるっすからね」
ユウヤ
「でもキズナってなにとなにの絆なの?」
アン
「決まってるじゃないすか、
デュエマを愛する者同士の絆っすよ!」
エーツー
「それももちろんそうだけど、
《XX》たちと深い友情で結ばれているクリーチャーを忘れたのかい?」
八重子
「《アイニー》たち
ファイアー・バードですのね!」
ユウヤ
「八重子おねぇさん!」
八重子
「ですのですの、八重子おねぇさんですのよ」
ケンジ
「確かに《XX》たちと《アイニー》たちは強い絆で結ばれてますけど、
《キズナ・ブラスター》とはあんまり関係無いような……」
八重子
「あら、ケンジ様、なにをいってるんですの?
確かに《キズナ・ブラスター》はデュエリストと《XX》のキズナによって
助けを呼ぶ呪文ですの。
でも、《爆竜 GENJI・XX》の必殺技呪文を忘れたんですの?」
八重子
「《GENJI・ブラスター》ですの!」
ケンジ
「えっと……デッキの中から合計コストが7以下になるように、
2枚まで《アイニー》と名前にあるファイアー・バードを
タップ状態でバトルゾーンに呼び出せるんですね」
八重子
「ですのよ。《キズナ・ブラスター》で《XX》を呼び出し、
《GENJI・ブラスター》で《アイニー》たちを呼び出すんですの。
そして呼び出された《XX》と《アイニー》の友情パワーで勝利するんですの!」
ユウヤ
「すごいね!かっこいいね!」
ケンジ
「そう聞くと、僕もすごい《キズナ・ブラスター》と
《GENJI・ブラスター》を使いたくなってきちゃいました」
エーツー
「そういうと思ったよ!というわけで、作りあげたのがこのデッキだ」
枚数 | コスト | レアリティ | 文明 | 名前 | 収録弾 |
2 | 7マナ | – | 火 | キズナ・ブラスター |
|
1 | 6マナ | – | 火 | 爆竜ストームXX<天地爆裂> | PROMO |
1 | 6マナ | – | 火 | 爆竜パーフェクトストーム・XX | |
3 | 6マナ | 火 | GENJI・ブラスター |
|
|
2 | 3マナ | 火 | ライラ・アイニー | ||
1 | 6マナ | 火 | 爆竜 GENJI・XX |
|
|
4 | 4マナ | 自然 | エコ・アイニー | ||
2 | 4マナ | 火 | 爆翔イーグル・アイニー |
|
|
2 | 3マナ | 火 | 超次元キル・ホール | ||
2 | 3マナ | 自然 | 超次元パワード・ホール | ||
4 | 5マナ | 火 | 超次元ボルシャック・ホール |
|
|
4 | 5マナ | 自然 | 超次元フェアリー・ホール | ||
4 | 3マナ | 火 | レッピ・アイニー |
|
|
4 | 2マナ | 自然 | フェアリー・ライフ |
|
|
4 | 6マナ | 自然 | ナチュラル・トラップ | ||
超次元ゾーン | |||||
1 | 7マナ | 火 | 時空の剣士 GENJI・XX |
|
|
1 | 7マナ | 自然 | 時空の役者カンクロウ | ||
2 | 3マナ | 自然 | 時空の探検家ジョン |
|
|
3 | 2マナ | 光 | 時空の英雄アンタッチャブル | ||
1 | 2マナ | 火 | 時空の喧嘩屋キル |
エーツー
「このデッキには、ふたつの戦い方があるぞ!」
アン
「まずはあれっすね。
3コストの超次元呪文で《時空の探検家ジョン》をバトルゾーンに呼び出して、
5コスト超次元呪文で《時空の英雄アンタッチャブル》を呼び出す
サイキック・キズナ・覚醒コンボっすね」
エーツー
「そうだね。
《時空の英雄アンタッチャブル》を2枚呼び出したことで
《時空の探検家ジョン》は覚醒、そして《時空の探検家ジョン》が
覚醒したことで《時空の英雄アンタッチャブル》も覚醒するコンボだね」
ユウヤ
「わぁい、コンボー!」
ケンジ
「もうひとつが、二種類の《ブラスター》を使った戦い方ですね」
エーツー
「そうだね。まずは《GENJI・ブラスター》によって、
《アイニー》を呼び出して戦いの準備をしよう」
エーツー
「《GENJI・ブラスター》の能力を最大限に活かすために、
3コストの《アイニー》と」
エーツー
「4コストの《アイニー》をうまく組み合わせて呼び出そう」
ユウヤ
「《レッピ・アイニー》で手に入る超次元呪文でも
《時空の剣士GENJI・XX》は呼び出せるね!」
ケンジ
「《エコ・アイニー》がマナを増やしたり、
《爆翔イーグル・アイニー》がスピード・アタッカーを与えることで、
《XX》を呼び出したりアタックしやすくなりますね」
アン
「そすね。とくに《爆翔イーグル・アイニー》がいれば、
《時空の剣士GENJI・XX》はすぐに攻撃して、
出したターンに覚醒できるっすからね」
エーツー
「今回のデッキには入れてないけど、《GENJI・ブラスター》を使うなら
《ショーブ・アイニー》も試してみていいかもしれないね」
アン
「あぁ、あとあれっすね。《GENJI・ブラスター》で出てくる
《アイニー》たちはタップ状態なのも忘れちゃいけないっすね」
八重子
「ですの。
5マナの《超次元ボルシャック・ホール》で《時空の剣士GENJI・XX》を
出した次のターンに《GENJI・ブラスター》を使っても、
《時空の剣士GENJI・XX》でアタックすれば
《剣豪の覚醒者クリムゾンGENJI・XX》に覚醒できますの!」
ユウヤ
「すごいね!」
ケンジ
「そして、それでも相手を倒せなかったら、
その場にあわせた《XX》が《キズナ・ブラスター》から登場するんですね」
アン
「そすそす。『覚醒編』で積み上げられてきた《XX》と
《アイニー》の友情のキズナが、このデッキで完成するんす」
エーツー
「覚醒編最終章でついに完成した
《XX》と《アイニー》の友情物語!」
エーツー
「友情の力が、1枚1枚の
カードの力をさらに強化する!」
エーツー
「君も、最凶の敵に、
キズナの力で立ち向かえ!」